三股から常念・蝶周遊
- GPS
- --:--
- 距離
- 15.2km
- 登り
- 2,022m
- 下り
- 2,022m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 久々のほりでー湯 入浴後休憩室があり仮眠できた。 |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
感想
コロナ前から海外に住む妻の友人に『息子を富士山に連れて行って』と言われていた。その友人が5年ぶりに帰国、この時も富士山と言っていたけれど、自分的には富士山はつまらないし、有料だし、混んでるしと、どうしても避けたかった。梅雨期間であまり天気も良くない。しかもなぜだか今年の富士山は死者が多い。無料で登れる御殿場口を想定していたけれど、こちらも6合目で通行止め。(まぁ、あの柵をどう考えるかは…)
そうしたらその友人から『本人どこでもいい』と聞いたので、折角日本に帰ってきたならこの景色を見せてあげたいと思っていたのが蝶からの槍・穂高だ。うちの長男21歳、友人息子18歳、私53歳の3人で出かけてきた。思い通りの山に行くことが可能になったもののうちの息子も5年ぶりくらいの山、友人の息子は初山、完走できるんだろうか?
登山口を朝2時過ぎに出発、前常念の登りを快調に登ってゆく2人。長男は水球、友人息子はクロスカントリー、心配したのは杞憂で自分一人が取り残されて歩くことに…若いっていいなぁ。石室で大休憩、前常念から見る常念本峰は大きいけれど、ガスが降りてくる気配はなく、とりあえず雨は回避できそうだ。まだ雲は低く穂高稜線は見えていない。
常念Pでもあの稜線を見ることはできず、このままで彼をアメリカに帰す訳にはいかないと思っていた。蝶槍の登りの樹林を抜けるころ、彼らが先を歩いていて『おー』という絶叫が聞こえた。念が通じ、槍のみが顔を出してくれていた。これはちょっと感動的だった。
蝶槍で長めの休憩、ここで会ったお姉さんに松本周辺のラーメン屋をいくつか教えていただき、穂高はあきらめて温泉に向けて下った。ゴジラの手前でとうとう雨が降ってくる。さすがにここまで持ってくれてありがとうという感じ。夜通し運転から登山したので仮眠が少しでもできそうだったほりでー湯で入浴、おおぼしでラーメンを食べて帰宅した。しかし彼らはタフだなぁ。
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