槍ヶ岳から奥穂高岳へ 屏風の耳の大絶景♪
- GPS
- 80:00
- 距離
- 43.6km
- 登り
- 3,351m
- 下り
- 3,336m
コースタイム
- 山行
- 8:30
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 8:30
- 山行
- 3:57
- 休憩
- 1:29
- 合計
- 5:26
- 山行
- 6:18
- 休憩
- 1:39
- 合計
- 7:57
天候 | 26日 曇りのち快晴 27日 ガス一時晴れ間、のちガス 28日 晴れ 29日 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
松本から上高地 アルピコ交通 往復\4550円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは、上高地バスターミナル横。 上高地〜槍沢大曲がり 特に危険箇所などはないと思います。 槍沢大曲がり〜水俣乗越 傾斜は急ですが、注意して歩けば大丈夫です。 所々で紅葉が楽しめます。 水俣乗越〜槍ヶ岳 梯子、岩場が出てくるので慎重に慎重に。 槍ヶ岳穂先へは、各所整備されていますが、手足の動きには細心の注意を。 槍ヶ岳〜南岳小屋 起伏はある程度あって、梯子もありますが、そんなに危険なところはなくて歩きやすい道だと思います。 今回は、生憎ガスがかかり、西側の視界が開けませんでしたが、 晴れていれば360度、大絶景なんでしょうね。 南岳小屋〜大キレット〜北穂高岳 言わずと知れた大キレット、最初はジグザグ高度を下げ、梯子二本で一気に下ります。 岩場の細尾根など、緊張する箇所が続きます。 コルから長谷川ピークへかけても同様。 長谷川ピークから北穂側への下りは、確かに要注意です。 飛騨泣きが何処だかわからなかったのですが、 長谷川ピークの先からは終始泣き通しでした。 ガレた所もあり、落としそうな石はどけながら歩いたつもりですが 一個落としてしまいました。 幸いに人に当たることはなかったのですが、十分な注意が必要です。 北穂高岳〜奥穂高岳 北穂高岳から涸沢岳の間は、大キレットに勝るとも劣らない位に危険箇所が続きます。 鎖やアンカーなど、整備はされていますが、大キレットより手脚フル稼働のよっこいしょが多かったように思います。 途中の梯子も頼りなくは無いのですが、何だか怖かったですね。 涸沢岳から穂高岳山荘までは整備された安全な道。 奥穂高岳までも、注意して歩けば問題はないかと思います。 梯子や鎖のところでは慎重に。 穂高岳山荘〜涸沢〜屏風の耳〜徳澤園〜上高地 ザイテングラードの下りは慎重に。 涸沢までは紅葉を楽しみます。 涸沢から屏風のコルまでは、崖をトラバースする細い道が続きます。 雨や落ち葉などにより足場がよろしくないと、一気に難易度が上がると思います。 屏風のコルから屏風の耳へは、傾斜は急ですが、慎重に行けば問題ないかと。 晴れた日には大絶景が待っています。 屏風のコルから新村橋へかけては、一気の下り。 岩、石がごろごろした道で私は好きなんですが、太ももの疲労に注意です。 新村橋からは、安全な遊歩道となります。 |
その他周辺情報 | 上高地温泉 上高地バスターミナルより、徒歩20分田代橋たもと 入浴料 大人\800円 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
常備薬
携帯
時計
タオル
カメラ
|
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感想
去年、師匠から来年は大キレットを行くと聞かされ、
私には絶対無理やから、行きませんよと言っていたのが、
いつの頃からか、行ってみたいと思うようになり、
でも、一人では絶対に行かへんし、同行させてもらう今回を逃すことはできん!
ということで、師匠の予定。9月末の日月に合わせて、
1週遅れのシルバーウィークをゲットしました。
師匠の休みを日月火と勘違いして、土日月火の4連休となりました。
先ずは、去年満室で入れて貰えなかったヒュッテ大槍に、予約を取り、
計画の半分は、完成です♪
当日は、雨も覚悟していたんですが、朝方時雨れた程度で、昼前には快晴の好天でした。
予定より早く歩けたので、大曲がりから水俣乗越へ、東鎌を歩きます。
1年ぶりの東鎌は、今日も晴天で、槍を仰ぎながらの至福の時を得ます。
そして、今回のメインイベント?ヒュッテ大槍の夕食ですが、素晴らしかったです??
お目当てのワインは、お隣のお強くない方からも戴いて、堪能させていただきました♪
一夜明け、生憎のガス。
行程は、南岳小屋までで余裕ありすぎなので、ゆっくり小屋で過ごさせていただきましたが、
お掃除の邪魔になりながらも、居させていただきありがたかったです。
8時に出発。
槍ヶ岳の山頂では、同行程の方と2人じめ!
秋の行楽シーズンにこんなに広々とした山頂と、ちょうどガスが抜けて展望も出て、
満喫して下山。
南岳小屋までは、稜線歩き。アップダウンはそんなにないのかと思ってましたが、
ちょこっとありますね。
しかも、ガスが出てるので、雷鳥に逢えるかと期待したんですが、岩ばっかりで
ハイマツが無い!雷鳥住まれへんやん。そしたら、見れへんよね。
明けて、日の出の頃はガスに覆われていたのが、
朝飯食っていざ!と言うのとタイミングを合わせるように晴れ渡り、
大キレットが我々を迎い入れてくれているようです。
九十九折の岩道を進むと、梯子が現れます。
先年架け替えられたしっかりした梯子に誘われ、大キレットの底部に降り立ちます。
その先の痩せ尾根の岩場が一番怖かったかもです。
どうも、手が付けるところは比較的大丈夫みたいなのですが、
手が付けない切り立った尾根とか、吊り橋とか、平衡感覚の衰えもあるんでしょうが、
全くの苦手ということがわかりました。
長谷川ピークの切り立った岩肌、泣きながら歩いた飛騨泣き。
いい経験ができました。
翌日仕事の師匠は、北穂高岳から下山。
強行日程なのにありがとうございました。
予報ほど風は強くなく、体力的にも大丈夫そうだったので、
そのまま奥穂高岳へ向かいます。
北穂高岳から涸沢岳までは、大キレットほど整備が進んでない分
難易度が高いような話を聞いていましたが、
どちらも変わらずに、危ないところです。
岩を掴んでよっこらしょするところは多いかなとは思いましたが、
鎖やアンカーは適所にあります。
言うなら、途中の梯子に何となく安心感が持てませんでしたが。
涸沢岳、奥穂高岳も絶好の展望!
前穂側と、焼岳や乗鞍、御嶽方向のみガスの中でした。
翌火曜日も風が強い予報で、吊尾根へは行かないことにし、
涸沢からパノラマコースでの下山にしたんですが、これが大正解でした??
涸沢の紅葉は、まだ色づき前のナナカマドもあり、去年より紅葉の進みは遅いようで、
まだまだ楽しめそうです。
そして、パノラマコースですが、涸沢ヒュッテの下に分岐点があります。
しばらく進むと、崖沿いの細い道が続きます。
各所にロープは張られていますが、一応破線ルートなので、安易に考えては良くないでしょう。
道中から、槍の穂先がお出迎えしてくれます。
北穂高岳、奥穂高岳からとは逆方向から見る涸沢は新鮮です。
屏風のコルまで行ったなら、是非とも屏風の耳へ行ってください。
蝶ヶ岳から見る槍穂連峰も美しいですが、
もっと近く、ずっと素晴らしい大絶景が瞼に飛び込んできます!
今回のメインは、ヒュッテ大槍のワインやと思ってましたが、
最後の最後、屏風の耳からの大絶景が今回のメインだったようです。
このルートを勧めてくれた師匠には、感謝の言葉もありません。
fujimonさん おはようございます
いや〜やりましたね
やはり絶景続き!!
また行きたくなりました
紅葉も見頃でこの時期の縦走も気温もちょうどいい感じでベストかもですね
お天気にも恵まれて最高の4日間でしたね
お疲れさまでした
次はどこの予定でしょうか?
takaneponさん こんにちわ。
ヤリましたよ
こんなに天気ばっかりでいいんでしょうか?
ほんまに絶景だらけでした
紅葉シーズンのはずなのに、ヒュッテ大槍は宿泊10名、翌日の槍ヶ岳も人が少なめでした。
涸沢に集まる分、人が少ないんでしょうか??
天狗原のナナカマドは、綺麗に紅葉してるようですよ
いかがですか?
私は、北ア次は来年でしょうかね、
土日の天気が良さそうなので、一泊で八ヶ岳にお邪魔しようと思ったりしてます
人は多いんでしょうが
涸沢の紅葉、やはりすごいですね。
後半二日、天気のいいときに
いい場所を歩けましたね。
うらやましいです。
今回は、テントでなく、小屋泊ですか?
食事が、美味しそうです。
komakiさん おはようございます。 コメントありがとうございます。
シルバーウィーク中から天気を心配していましたが、
おかげさまで、良い天気に恵まれました
パノラマコースは、初めて歩いたんですが、
槍穂高連峰全体を大迫力で見ることができて、
お気に入りの場所になりました
テント装備で歩く力量がないので、今回は小屋に泊まらせてもらいました。
美味しい食事が出てくるのは、嬉しいです
小屋に泊まる余裕はないんですが、たまには泊まってみたくなりますね。
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