五井山 登山八ヶ口 その5 五井・八幡宮登山口 改1.7版
- GPS
- 02:25
- 距離
- 5.2km
- 登り
- 430m
- 下り
- 420m
コースタイム
- 山行
- 2:20
- 休憩
- 0:05
- 合計
- 2:25
天候 | 晴れときどき曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
2016/10/04 現在通行止め この、五井・八幡宮登山口からの登山道は国道23号線バイパス工事が始まり通行止めとなりました。 完了には数年かかると思われます。完成後も道が確保されるかどうか不明ですが、従来はこういったケース、付け替え道が作られることが多いです。 なお、通行止めはメインの登山道であり、秋葉神社を経由して五井山へ登りたい場合は、ほかに妙善院登山口方面へ迂回して「秋葉/妙善院道」を通る方法があります。軌跡チャートの右側に膨れた部分のルートです。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ■登山口は蒲郡市五井町・八幡宮。 基本的には車でのアクセスです。 蒲郡市五井町の八幡宮へは国道248号線の「市民病院北東」信号からまっすぐ北へ上がります。右に行く広い道を通り過ごしてさらに上がると、道は狭くなり正面に長泉寺が見えます。道はそこから右カーブし、すぐに左側に八幡宮の正面が見えます。八幡宮の前が駐車スペース1です。車が4〜5台は止められます。さらに、左へ入ると児童遊園地の北側が芝生になっており、公民館の駐車場兼用、ここへも車が10台位は止められます。ときどき止めてある車を見るので大丈夫でしょう。この周辺は民家がちらほらあり、すでに車が止めてあることがあります。が、普段はあまり止めてありません。 八幡宮を正面に見て進み、右に逸れて境内の東側を上がってミカン園の間を走ると、右と左への岐路があります。登山道はここで左の道を取ります。右側の道の岐路のちょっと上の右側に大木があってその下が広くなっており、これが駐車スペース2です。3〜4台は止められます。ここへ止めた方が歩く距離が減ります。 ■公共交通機関で蒲郡市民病院へ。そこから登山口まで12〜13分。 JR蒲郡駅南口 - [バス] - 蒲郡市民病院 - [徒歩] - 登山口 五井山の登山八ヶ口の中で、公共交通機関でのアクセスが最も好都合な登山口がここです。 バスはほぼ一時間に2本運行しています。土日祝日は多少本数が減ります。時刻表は以下のページ。 http://www.meitetsu-bus.co.jp/rosen/gamagori 公共交通機関利用で五井山から他の山へ歩く場合、またはそれらから五井山まで来て公共交通利用で帰る場合、この登山口を利用すると便利です。 蒲郡市民病院には「市民病院北東」信号へ出ることのできる歩行者専用の北東出入り口があります。職員駐車場へ上る階段と駐輪場との間を入って行くとここへ出ることができます。写真でお確かめ下さい。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
------------ 五井山 登山八ヶ口 ----------------------- 五井山は蒲郡市と豊川市(長沢町、御津町金野)の境にまたがり、標高454.2m、頂上から三河湾を見下ろす眺望絶佳の山です。またがる地区それぞれの麓から登る8箇所の登山口があります。 \凝墜重仍蓋 ▲レンジロード登山口 清田・旧県道登山口 だ凝帖石山神社登山口 ジ洌罅θ幡宮登山口 μ善院登山口 Ч餾籠重仍蓋 長沢谷登山口 五井山に登ろうとする方の一助として、8箇所すべての詳細な登山情報をヤマレコの山行記録として記事にしています。 また、その山行記録へのリンクと、五井山に関する他の情報が掲載されたページがポータルとして開設してありますのでご覧下さい。 http://www2.gol.com/users/tad/goisan/goisan.htm --------------------------------------------------------- 五井山 登山八ヶ口 その5 五井・八幡宮登山口 改1.1版 2015/10/29 後半の登山道、入口と出口に道案内出来更新。 改1.2版 2015/12/20 バリエーションルートの一部状況変化更新。 改1.3版 2016/03/28 西尾根の分岐点状況変化更新。 改1.4版 2016/07/01 西尾根の分岐点状況再度変化更新。 改1.5版 2016/10/04 国道23号バイパス工事による通行止め。 改1.6版 2018/08/09 五井の大杉ルートの通行困難通知。 改1.7版 2019/04/27 五井の大杉、分岐点よりの道筋復旧。 【往路】 登山口 - [舗装道] - 妙善院方面岐路 - [山道] - 五井の大杉ルート岐路 - 秋葉/妙善院道岐路 - 秋葉神社 - 三河湾スカイライン - [登山道] - 西尾根・石山神社登山道合流点 - [尾根道] - 西尾根出入り口 - [林道] - 頂上 【復路】 頂上 --- 秋葉/妙善院道岐路 - [山道] - 秋葉/妙善院道入口 - [舗装道(回り道)] - 登山口 秋葉/妙善院道入口を出て右に行けば従来すんなり下って登山口へ戻れたのだが、国道23号バイパス工事でその部分の切削工事が始まっていて通れず、左にぐるっと回り道をして登山口に戻りました。関係者によると、従来の道は消滅。先に行けば付け替え道路ができるだろうが、どういう風になるかは分からず、かなり先になろう。回り道は新規に出来た道だが、本設なので残る、とのこと。 車の渋滞が顕著、バイパスが早く完成して欲しいと願う一人です。協力しなければなりません。 ■古くは秋葉神社参拝の道。石山神社登山道と西尾根で合流。 秋葉神社はスカイラインのすぐ下。今は車で来て上に止めて下りるようになっていて、鳥居もこちら。いまどき参拝のためヨッコラ山道を登る人はいないでしょう。我々登山者だけはこのヨッコラがいわば手段であり、目的かも。 湿った環境から乾いた風通しの良い尾根道。清田・石山神社登山道と西尾根上で合流します。スカイラインから西尾根までが直登であり、急傾斜で危険度を内包します。特に最初の所、道が真下に見える感じ。ただ、慎重に行きさえすれば大丈夫です。急な所には随所に丸太の段が設置されていて、足場が確保できます。整備は大変だったでしょう。かかわった方々に感謝です。 全体に道跡は濃い方です。不明瞭な箇所は少なく、印を確認しながら進めば問題はありません。 ■登山口からスカイラインへ。 登山口を出て八幡宮の東側を北へ歩きます。暫らくすると道は二股。この場所に駐車スペース2があります。道案内もあり、左側の道を行きます。 道はミカン園が終了する辺りで舗装が終わり、石がごろごろした枯葉や朽木が積もった道となります。すると、本来の道が溝になって雑木が茂って通れなくなっています。左に巻き道があってそっちへ行きます。国道23号線バイパスはこの辺りを通るようになりそうで、木々に盛んに印があります。登山用のルートを保存してくれるといいのですが。 巻き道はずっと続きます。ルートは赤テープや紐で印がしてあるので迷うことはありません。巻き道が終わってから少しの間は水を被った場所もあるじめじめしたガレ道となり、沢の右岸を通るようになります。あと、道は急に右に曲がって沢を離れ山腹に取り付きます。すぐに、五井の大杉を通るバリエーションルートへの分かれ道があります。ここを右に本道を行き、引き続き山腹を緩やかに巻いて進みます。そのうちに「秋葉/妙善院道岐路」が来ます。なおも登ると急にトイレが目の前に現れます。秋葉神社に着きました。前半のトイレ、いやトイルは終了です。 秋葉神社境内からは蒲郡市内が展望できます。 そこからは石段で、鳥居をくぐって登るとスカイライン上へたどり着きます。 ■スカイラインへ出た後、やや左へ逸れて後半の登山道入口。 コースはスカイライン上で少しずれて続きます。30mほど左へ行った所です。今ここに道案内ができています。出口を出て左を眺めて下さい。白い道標が目に入り、ここだと分かります。 ■急登を西尾根へ。 道案内には「上級者ルート」と書いてあります。下記の通り、急坂ですので注意が必要です。 ただ、整備をして案内を作ってくれているボランティアの人たちは責任上こう書いているのでしょう。高山と比べればコースは長くはないし、滑ったらすぐ落ちてアウトなんて場所はほぼないと思います。注意して歩き、大きく滑らないよう心掛ければ大丈夫です。 雨の後足元が滑りやすくなっていると危険度が増します。雪だったらなおも。回避するとしたら、 《本登山道・スカイライン交差地点 - [スカイライン沿い歩行] - 石山神社登山道・スカイライン交差地点 - [西尾根] - 西尾根上合流点》 というコースを取るのがよろしいのではないかと存じます。ここを通るよりは急坂が少ない、の程度です。 スカイライン上から西尾根上へ出るまで、急な登りが続きます。上述のように急所には段が設置されていますし、赤いテープなどで印がしてあります。傾斜がきついので、足を踏み外して斜面を転げ落ちないよう、急いだり慌てたりしないこと。息を切らせながら一歩一歩進みます。上の方が明るくなって来て、尾根へ着いたぞ、と思うとそれは甘い。山の肩。もう暫らくのトイルです。 ■西尾根を歩いて山頂へ 西尾根上へ到着して石山神社から来た登山道と合流します。この場所には【五井山⇔石山神社】の白い道標があるほか、赤いペンキや黄色いテープなどの印がふんだんにあります。下山時にはこれらの目印を目処に左に曲がって下さい。 あとは乾いた快適な尾根道。登って僅かに下りがあったり、一部箇所には岩が露出して足場を確かめながら歩いたり、そうしているうちに西尾根出入口に着きます。林道を右に行けば鉄塔跡地の柵の脇を通り山頂に着きます。 ■帰路 この山行では帰路は秋葉/妙善院道を通っています。秋葉神社を過ぎて暫らく下ると分岐点に来ます。案内板があるのですぐ分かります。 この道も道跡ははっきりしていて岩の露出もなく問題はありません。が、一つ、傾斜した土道で枯葉が積もっている場所は乾いていても要注意。ほどなき場所にはかって落ち葉スキー場があったそうでして、ここもそうだったんじゃないかの箇所もあります。まあ、滑って転ぶのも練習です。最後ミカン園の横を通り、舗装道へ出ます。 そこからが工事が始まっていて予定外、左へ行ってぐるっと回り道をして登山口へ帰ったのは冒頭で触れている通りです。回り道の突端は現妙善院登山口ルートとニヤミス。その旧ルートたるや現在空中にあり、その下をクロスして通る格好になります。 【バリエーションルート】 五井の大杉ルートです。 五井の大杉ルート岐路 - 五井の大杉 - 林道出入口 - 三河大天満宮参道下 - [参道階段] - 三河大天満宮奥之院 - (清田・石山神社登山道と合流) ---------------------------------------------------------- 【2023/07/23更新】 この五井の大杉ルートは、現在コースの荒れがひどくなっています。バイパス工事による通行止めで、利用する人が稀になっている影響もありましょう。踏み跡も不明瞭化し、本日コースを知っている私でさえ途中迷ってしまいました。利用困難、ということをお伝えします。 【2019/4/27更新】 2018年秋の複数の台風により、五井の大杉分岐点より大杉まで、谷場を通る道が土石崩落と倒木により道筋不明通行困難となっていました。 その後有志による復旧が行われ、道筋が再設定され現在通行できるようになっています。 ----------------------------------------------------------- ルート図で、写真撮影箇所を結んだのが道筋です。 このルートは山腹を右に行く本登山道とは逆に、左へ巻いて三河大天満宮奥之院で清田・石山神社登山道に合流するものです。頂上へ行くにはかなり遠回りとなってしまいますが、西尾根をスカイラインの元からたどりたい向きとか、奥之院の階段を登るのが面白いので参考までに。参道を上がらず林道をさらに進めば「上の林道交わり」から石山道と合流して西尾根に出ますが、法外な遠回りとなります。 相当か細い、消えかかったような道です。紐が渡してあったり、木に印がしてある所がふんだんにあり、それを頼りにして下さい。それでも間違えそうになりますのでご注意を。分岐点を過ぎてから荒れた沢を一時登りますが、段の整備がしてあって助かります。沢を離れて左へ登れば五井の大杉です。 五井の大杉を過ぎてなおも進み、「大山桜」と名札が掛かった大木を過ぎるとすぐそこが林道の末端で、合流します。 林道を行き、三河大天満宮参道下は立派な石柱があるのですぐ分かります。ここから階段を上がります。石山登山口を実行したとき帰路でこの階段を下がろうとしたものの、雑草で通れず撤回しました。この稿の写真撮影のため改めて赴いたら、悪い箇所はもっぱら最上部と分かりましたので、私が鎌を使って取り除き、他もざっと整備し通ることができるようにしました。相当急な階段ですので、張り渡してある太いロープにつかまって登り降りして下さい。まあ、いくら急でも人工の階段。踊り場はあるし、万一踏み外しても大事に至ることは少なかろうと見ています。ただ、湿っているときは特にご用心を。 階段を登り切って奥之院の正面まで行って下さい。左横の道を行けばすぐに石山神社登山道と合流できます。 清田・石山神社登山口および五井・八幡宮登山口については国道23号線バイパス工事の影響で登山口周辺の状況が変わることが予想されます。妙善院登山口ではすでに変わってしまっています。変更があれば今後も自分自身が許す限りフォローはしたいと存じます。 ⇒⇒この登山口につき、工事が開始されたことが分かりましたので記事を更新しました。 |
その他周辺情報 | トイレは八幡宮の境内左手に公衆便所があります。秋葉神社の下にも仮設トイレがあり、何とか使えそうな感じです。これより上はありません。 なお、五井山の頂上付近にいて、ご婦人方でどうしてもという事態があれば、国坂峠登山口へ少し下った所にある仲仙寺奥之院へ行って下さい。整備されていてトイレがあり、蛇口もあり、ありがたいです。お参りするのも忘れずに。 蒲郡市民病院には8階に大きいレストランがあります。それと、1階のホール奥には評判の美味しい焼きたてパン屋さんがあります。 |
写真
感想
初版 2015/9/30
登山口をご紹介する意図がある山行記録ですので、読んで参考にされる人のためいろいろな情報を盛り込みたい。撮影は一眼レフと三脚。通りすがりにパシャッと撮って次へ、というわけには行きません。
今回は初日に撮影、次の日に軌跡チャート取りと、2日で完了する予定でした。
ところがまた、いつものうっかりが出ました。秋葉神社で撮影中に撮影ができない状態に。またレンズが故障かとヒヤッとしましたが、電池が切れたためと分かって一安心。と同時に何で確認しなかったのかの後悔。結局その日は帰り、次の日に後半分ほどの撮影をし、3日目に登山口から通して歩いてチャート取りをし、この山行記録となりました。よろしく。
改1.1版 2015/10/29
後半の登山道、スカイラインから西尾根までの入口と出口に道案内が設置されたことによりコース記述を改訂。写真3枚を更新。1枚を追加。
また、頂上手前の展望台より遠方の山を展望した写真4枚を追加しました。
改1.2版 2015/12/20
バリエーションルートでの一部状況変化による小更新。バスの時刻ページ案内。
改1.3版 2016/03/28
西尾根上の石山神社道との分岐点の状況変化による更新。
改1.4版 2016/07/01
同じく、西尾根の分岐点の状況が再度の変化による更新。
改1.5版 2016/10/04 国道23号バイパス工事が開始され、登山道を600mほど上がった地点で通行止め。その通知。
改1.6版 2018/08/09 五井の大杉ルートの通行困難通知。
改1.7版 2019/04/27 五井の大杉ルート復帰のお知らせ。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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今も二十三号線バイパス工事で八幡宮登山口は無理でしょうか?
https://www.cbr.mlit.go.jp/meishi/works/meiho/gamagori/
バイパス工事がまだ完了していないので、メインのルートはまだ通れません。ただし、記事にも書いてありますが、この山行記録で帰路に通った道「秋葉妙善院道」を通れば行けます。
たとえ工事部分を乗り越えて行っても、その先がしばらく人が通っていないため草木がはびこり道筋が分からなくなっています。また、その先6月の豪雨で崩落した個所もあります。
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