弓折岳・双六岳・三俣蓮華岳・黒部五郎岳
- GPS
- 104:00
- 距離
- 43.7km
- 登り
- 3,318m
- 下り
- 3,319m
コースタイム
- 山行
- 5:30
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 6:20
- 山行
- 8:00
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 9:00
- 山行
- 9:10
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 10:20
- 山行
- 6:00
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 6:20
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:新穂高温泉発11:56分のバスに乗車して高山バスセンターに13:32分に到着。14:00分発名古屋行き高速バスに乗り換え、名古屋駅に8分遅れの16:38分に帰り着く。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
北アルプスの名だたるコースであるから道も良いし、案内も要所にあって迷うようなことはない。但し、高地山岳コースであるから多少の岩場はあるし、雨や霧に巻かれると危険である。天候には十分注意したい。 |
その他周辺情報 | ・新穂高温泉のバス終点は新穂高ロープウエイ駅になったようで、以前の終点であった登山案内所前の「新穂高温泉」は通過バス停になっている。以前のようにバスが出発待機しているわけではないので、発着時間に注意する必要がある。 ・バス停から左俣谷へ10分ほどの所にあるホテル「ニューホタカ」は頑張って営業しているようだ。ここに泊まれば駐車場もあるし、最初は安全な林道歩きなので暗いうちから行動しやすい。 ・左俣谷入り口から5分ほどの所にある有料駐車場の駐車料金は「6時間まで500円、6時間毎500円」とされていた。 ・濃飛バスの高速バスは予約制で、電話は0577-32-1688である。但し、受付時間は9:00〜18:00とのことである。 |
写真
感想
久しぶりに北アルプス深部の山に足を踏み入れた。天気予報をチェックしながら機会を伺っていたが、今年最後のチャンスと見て、九月末の4日間を選んで新穂高温泉から入山した。
初日の日曜日は鏡平山荘まで、翌日は弓折岳から双六岳、三俣蓮華岳を経て黒部五郎小屋まで、三日目は黒部五郎岳を往復して三俣蓮華岳へ登り返し、巻き道へ降りて双六小屋まで歩いた。四日目は双六小屋から登山口の新穂高温泉を歩いて名古屋に戻る山旅である。
初日は槍・穂高方面に雲がかかって全山を見通す眺望の機会は少なかったが、一瞬ではあったが鏡池に映る槍ヶ岳を見ることが出来た。二日目から後は快晴の天候に恵まれ、近くの笠ヶ岳、鷲羽岳、水晶岳はもとより、表銀座、裏銀座の山々から乗鞍、御岳、立山、剱山、白山連峰までを存分に眺める素晴らしい山日和であった。
最終日は少々風が強くて気温も下がり、小さな池とうは結氷し、霜の降りる寒さであったが、その分雲が吹き払われて最高の眺望が得られた。10月に入れば高山ではいよいよ雪が降り始めると思われる。山小屋も閉鎖されるところが多い。
今回は四日間にわたる長旅で撮った写真が多い。このルートは北アルプスの有名な登山道で道案内的な資料は多いので、道案内的な写真は少なくして、山々の写真を主体に紹介したいと思う。
この山旅での感想であるが、賑やかなおばさん隊も多いが、1人登山と思われる若い女性が多いのには驚いた。グラビア写真から抜け出してきたようなカラフルな山衣装に身を包み、ほのかな残り香をおいて颯爽と登ってゆく女性や、黒づくめのタイツ姿で大きなザックを背負う細身の女性、テント場で使うスリッパをザックにぶら下げ、飛ぶように歩く茶色衣装に野球帽を被った三つ編みの女の子など、世の女性は強くなっているようだ。男性もおちおちしていられないが、良い傾向ではある。
もう一つ、山小屋の食事や弁当は美味しいし、小屋全体が綺麗になっている。双六山荘などは水洗便所である。それに、足腰が疲れた身には体重を預けられる様式トイレが多いことが嬉しい。
NHKの撮影班が来春放映するという撮影をしていたようだ。鷲羽岳や三俣蓮華、双六岳や笠ヶ岳を対象とした山の記録を撮っていたのかも知れない。出演者は「しゃくゆみこ?」とやら言う女優さんらしい。素晴らしい天気だったから、専門家の撮る山景色が楽しみである。
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