西吾妻山 北望台周回 【41座目/100名山】
- GPS
- 02:05
- 距離
- 6.1km
- 登り
- 398m
- 下り
- 382m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
湯元駅からロープウェイとリフト3基を乗り継いで、北望台まで往復モンベルメンバー割で4,100円と中々高額。ロープウェイは20分に1本で、毎時00,20,40分の発車。混雑時はピストン発車される。 ロープウェイは6分程度でサクっと上がるが、リフトが中々曲者。体感30秒に1回くらい止まってしまう。恐らく、客の乗降の際に少し止めるからその影響なのかと思う。リフトはいくつか乗ったことがあるが、こんな仕様のリフトは初めて。そのため、リフト3基を乗り継ぐのに40分も掛かった。下調べをしてなかったのも悪いが、これは想定外だった。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
文明の利器、ロープウェイとリフトを使えば歩行距離・CTは短く3時間弱。 北望台から樹林帯に入り、かもしか展望台までは岩が多い登山道でそこそこの登り勾配。サクっとと思って舐めてたら、それなりの山歩きだった。 かもしか展望台で視界が開けてそれ以降平坦と下り道になる。木道が整備されているので非常に歩きやすい。木道を下っていくと、高層湿原が広がって草紅葉の時期でありとても気持ちが良い。 鞍部まで下ると平坦な木道が続く。再度樹林帯に入ると、ちょっとした岩場になる。このコースで一番急登で、樹林帯だからか岩も濡れているので滑りやすい。だが、大した距離ではないので頑張って登ろう。 梵天岩まで登るとまた平坦になるが、ゴーロになるので歩きにくい。途中の道はちょっと覚えていないが、梵天岩からすぐ天狗岩でまた一面のゴーロが広がる。 そこから西吾妻山頂まで樹林帯に戻り、緩やかな勾配を登っていく。泥濘が広がっていたので、気を付けて登ろう。西吾妻山頂はまさかの展望無し。そこから西吾妻小屋まで樹林帯を下ると木道に出る。そこから歩きやすい道を進むと西吾妻小屋。寄り道をする時間が無かったので、どんな設備があるのか分からない。 西吾妻小屋からすぐ天狗岩に戻れる。石で出来た祠がある。後は来た道を戻るが、岩場を下ってかもしか展望台まで登り返しになる。 |
その他周辺情報 | 前日泊まった、福島県二本松市。市営あだたら高原野営場にテントを張りっぱなしにして連泊した。キャンプ場併設の温泉ではなく、岳温泉mt.innにて登山後の汗を流した。700円。サウナ・水風呂・露天風呂は無く、内湯だけだが硫黄の匂いがして湯の花たっぷりの素晴らしい温泉。温度の違う浴槽が2つある。のんびり出来るイスもある。 |
写真
感想
100名山41座目。2024年19座目。
去年2023年の福島100名山群のリベンジとして西吾妻山に登頂した。
日の出と共に磐梯山へ登頂し、檜原湖で昼食を取って西吾妻スカイバレーの超ワインディングロードを楽しくバイクで走り、天元台高原ロープウェイ湯元駅に12:00過ぎ着。
CTは3時間弱、下り最終リフト15:40ロープウェイ17:00。ロープウェイ乗車は12:20。私の足なら普通に歩いても0.8程度には巻けると思うので、何とかなるだろうと思って、ロープウェイの受付をする。
すると窓口のおじさんから、「西吾妻に行くのは厳しいでしょう、下りの最終リフトまでには帰ってきてね」と言われた。普通の人ならそうだろうけど、いくら磐梯山に登った後とは言え、巻ける自信はあったから「そうですか」程度にしか思わなかった。
ロープウェイは順調に6分で到着。急ぎ足でリフトに乗るが、アクセス欄にも書いているけど、このリフト。マジで体感30秒に1回は止まる。全く進まない。下手すれば歩く方が早いくらいでしか進まないので、結構焦ってきた。3基のリフトを乗継ぎ終点北望台まで40分も掛かってしまい、13:10に着いた。
しかも、北望台係員のおじさんから「15:00くらいには戻ってきて」とか更に仰天。確かに、リフトだけで40分掛かるからそうなってしまうのか?でも恐らく乗ってしまえば、途中で止めるようなことはしないだろう。リフトが3基あるので、15:20くらいまでが限界なのかな?っと勝手に思うが、それでも2:10しか時間が無い。
しかし、ここまで来たからには何としても西吾妻山のピークハントはしたい。全開で歩いて写真撮影も最低限にすればギリギリだと信じて出発する。
序盤から全開で歩く。すれ違う人からも「今から登るの〜凄い!」と声を掛けられたのが励みになった。ゼーゼー言いながら汗が吹き出し、かもしか展望台まで全開で登った。結果、かもしか展望台までは下りより登りの方が早いというミラクルなことが起きたw まぁ登りはスリップの懸念が低いからねぇ。あまりすれ違い時に挨拶をする余裕が無かったので、このような行程を組んでしまったのは反省点かな。
登り→平坦/下り、という登山道だったので登りで息が上がっても、平坦と下り部分で息を整えることが出来るから、そういう意味ではスピードハイクするには最適な登山道だったと思う。木道も朝一じゃなくて濡れてなければ歩きやすい。濡れた岩もそこまで多くなかったから、ペースもキープ出来たと思う。
結局山行時間は2時間を切って、休憩を入れる余裕も出来た。何とか写真撮影も楽しみながら最終リフトに間に合った。磐梯山を歩いた後に、これだけまだ歩けるのだから、私の体力も向上していることを実感する。
リフトは何とか間に合ったものの、次に待っているのはロープウェイ待ちだった。ピストン輸送をしてくれてはいたが、それでも三連休中日のため中々の登山客が居たからロープウェイに乗るのに1時間くらい待った。それこそ歩いて下った方が早かっただろう。何とか真っ暗になる前に駐車場には戻ることが出来たが、西吾妻スカイバレーのワインディングロードも暗くなってしまったので、バイクだから走るのが少し怖かった。秋は暮れるのが本当に早いねぇ。
西吾妻山を登った感想としては、まさかの山頂展望無しw 100名山で山頂の展望が無いのは殆ど無いのでガッカリしたw それでも、その道中から見える米沢市街・多分一切経山や吾妻連峰の山並み。更に木道と高層湿原と池塘が、草紅葉が見頃なのもあってとても景色が良く素晴らしい山だと感じた。
何となく苗場山に似ていると思った。苗場山も山頂の展望は無くて、高層湿原と池塘が売りだと思ったので、似ている部分が多いと感じた。苗場山に比べると広大感・スケールは劣るように感じたが、苗場山よりサクっと文明の利器を使えるのでお手軽に楽しむには良い山だと思う。
また梵天岩や天狗岩辺りは、蓼科山頂のようなゴーロ地帯だった。個人的にゴーロを歩くのは苦手なので、経験を重ねていきたいと思う。
中々行ける地域ではないので再訪するかどうかは分からないが、もし再訪するなら文明の利器を使わずに登ってみたいかな。もしくは吾妻連峰の縦走とかしてみたいと思う。
※とりあえず山行記録アップロード優先で、写真のコメントは後で少しずつ入れようと思います→2024/10/24入力完了。
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