荒沢岳、中ノ岳、越後駒ヶ岳周回 〜兎岳でテント泊〜

2024年10月17日(木) ~ 2024年10月18日(金)

• GPS: 19:10
• 距離: 31.1km
• 登り: 3,024m
• 下り: 3,024m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:57
• 休憩: 1:18
• 合計: 9:15

距離 12.7km 登り 1,992m 下り 834m

6:34 荒沢岳登山口
7:14 前山
7:36 ピーク１２０６
7:58 ピーク１２６２
8:03 前��下
8:35 9:02 鎖場
9:04 前��
10:30 10:44 荒沢岳
11:25 11:36 灰吹山
12:57 13:00 灰ノ又山
13:26 源蔵山
13:39 14:02 陽の水
14:17 巻倉山
15:49 兎岳

2日目

• 山行: 8:22
• 休憩: 1:23
• 合計: 9:45

距離 18.4km 登り 1,032m 下り 2,190m

3:10 兎岳
3:32 小兎岳
4:59 5:00 池ノ段分岐
5:16 5:24 中ノ岳
5:28 6:10 中ノ岳避難小屋
6:34 四合目
7:05 檜廊下
8:03 天狗平
8:14 8:15 諏訪原
8:47 中ノ岳、グシガハナ分岐
9:02 9:23 越後駒ヶ岳
9:33 9:36 駒の小屋
9:49 前駒
10:06 百草の池
10:32 小倉山
11:07 11:08 道行山
12:34 石抱橋
12:47 12:53 荒沢岳登山口
12:55 ゴール地点

天候

17日　雲のち晴れ
18日　晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

銀山平にある荒沢岳登山口駐車場　　10台くらい
トイレあり(超綺麗でビックリレベル)
https://maps.app.goo.gl/KpmzwsoQsLLodbRg9?g_st=com.google.maps.preview.copy

関越道側からアクセスするなら、奥只見シルバーラインがお勧め
https://maps.app.goo.gl/Sp3UKZosmpbtCmqy6?g_st=com.google.maps.preview.copy

コース状況／危険箇所等

・荒沢岳は中腹くらいから梯子、鎖あり。ヤリホあたりと同じくらい。
・荒沢岳から先の縦走路は少し荒れている部分もあるがおおむね明瞭、草刈りもされてる。
・越後駒ケ岳からの下山道は整備されまくり、さすが100名山と思うレベル

■水場　　陽の水　往復15分程度
灰ノ又山と兎岳の中間くらいにある、登山道に看板あり。枯れ沢まで下りたあとそのまま沢を下るとある。
湧き水でドバドバ出ている、枯れることはなさそう。キンキンに冷えている、今まで飲んだ中で1番美味いと思ったほど

・駒の小屋の下にある水場は未確認、小屋の外に3分と表示あり

荒沢岳鎖外し時期:2024年は11月1日予定
よって登山出来るのは10月31日まで
https://www.iine-uonuma.jp/202409-21991/

写真

10/17 6:35

銀山平にある荒沢岳登山口駐車場からスタート！
トレイが超綺麗でした

10/17 6:45

クリタケ
晩秋のキノコ

10/17 7:11

序盤は普通の登山道

10/17 7:14

少し紅葉したヤマウルシ

10/17 7:16

前山

10/17 7:49

前グラへの登り、確かに険しい山だと思った

10/17 7:59

♪つんつんつきおの梅月せんべい♪
‥ではなくツキヨタケ（笑）

10/17 8:18

噂通り梯子あり

10/17 8:40

鎖あり
ちなみにこの鎖は11月1日に撤去される予定です
その後は基本登山禁止だそう

10/17 9:23

中腹あたりから紅葉ピーク

10/17 10:18

山頂が見えた

10/17 10:23

山頂は近いけどよそ見してると痛い目にあう

10/17 10:32

荒沢岳山頂
山容も良いし登りごたえもある、そして天望が一気に開けるシチュエーションも最高♪

10/17 10:40

中ノ岳と越後駒ケ岳
天望最高！

10/17 10:40

明日登る中ノ岳

10/17 10:40

同じく越後駒ケ岳

10/17 10:45

記念撮影
先日人生初の丸刈りにしました！
ちなみに何も悪いことはしてませんので（汗

10/17 10:47

兎岳への縦走路

10/17 11:21

振り返って荒沢岳

10/17 12:37

一番きれいに見えた斜面

10/17 12:47

何度も振り返る
荒沢岳は二百名山ではもったいないと思う

10/17 13:01

灰ノ又山

10/17 13:02

正面の平な山が平ヶ岳でその左奥は燧ケ岳

10/17 13:02

燧ケ岳

10/17 13:23

気持ちの良い縦走路

10/17 13:25

池塘

10/17 13:26

振り返って灰ノ又山

10/17 13:30

この縦走路はおススメ！

10/17 13:42

陽の水へ寄り道

10/17 13:46

本当に5分くらいでした、キンキンに冷えて激ウマ！

10/17 13:53

翌日飲んでも美味しさが分かるレベルでした
過去��1かも？

10/17 14:04

水場から登山道に戻るとテント適正地が沢山

10/17 14:16

平ヶ岳はテーブルマウンテン

10/17 14:16

平ヶ岳の右奥
至仏山とか赤倉岳が見えているのだろうか？

10/17 14:20

巻倉山

10/17 14:55

あれが兎岳かと思ったがニセピークだった

10/17 15:41

ブロッケン
奥は荒沢岳

10/17 15:46

今度こそ兎岳へ

10/17 15:51

兎岳登頂

10/17 15:51

褒められちゃった！（笑）

10/17 16:04

雲海が素晴らしかった
正面　中ノ岳、右　越後駒ケ岳、左　八海山

10/17 16:04

越後駒ケ岳

10/17 16:04

八海山

10/17 16:04

西側は見事な雲海

10/17 16:05

南側に浮かんでいた山
全く分からない

10/17 16:20

マナー違反かもしれませんが山頂で幕営
もちろん貸切

10/17 16:23

今日上った荒沢岳
右側に薄っすらとブロッケン

10/17 16:23

中ノ岳側は滝雲が流れていた

10/17 16:36

兎さんもこんな景色見られて幸せそうだ（笑）
福井の赤兎山もこんなのあったら良いと思う

10/17 16:37

なんか自分じゃないみたい

10/17 16:57

アーベンも期待しましたがダメでした
欲しがりすぎたかな

10/17 17:12

歩荷ビールで祝杯
風にさらした程度で結構冷えます

10/17 17:37

おやすみなさい

10/18 3:13

強風で目が覚め3時過ぎ出発
寝れないなら歩いた方がマシ

10/18 5:25

真っ暗で中ノ岳登頂（汗

10/18 6:13

避難小屋で朝食してリスタート

10/18 6:17

正面にドーンと越後駒ケ岳
登山道も見える

10/18 6:17

少し遅れてご来光
左は荒沢岳

10/18 6:32

朝日を浴びる東斜面

10/18 6:37

登り斜面なんだけど嬉しくてたまらない

10/18 6:56

左手には八海山

10/18 6:59

そして歩く登山道はこんな感じ
贅沢ですね

10/18 7:05

右手は荒沢岳

10/18 7:08

3回くらい登る感じ
鞍部から山頂まで標高差300m程度には見えない

10/18 7:48

調べた結果ミヤマナラだと思う

10/18 7:50

真ん中奥はたぶん浅草岳
手前は毛猛山かも？

10/18 7:50

一番奥のギザギザの山が気になる
→調べました、大川猿倉山

10/18 7:51

正面奥のギザギザが会津駒ケ岳、その右に大幽朝日岳
そのさらに右が丸山岳

10/18 8:45

越後駒ヶ岳登頂へ。
と思っていたがニセピークだった

10/18 8:50

次回は八海山から中ノ岳、越後駒ケ岳で周回したい！

10/18 9:13

久しぶりに撮っていただきました！
ありがとうございました。

10/18 9:19

荒沢岳はそんなにカッコよくない
兎岳からの方が良かった

10/18 9:21

中ノ岳
小屋も確認できる

10/18 9:30

下山道も綺麗

10/18 9:36

駒の小屋
ビール売ってるってことは有人みたい

10/18 9:52

越後駒ケ岳までは2組ほどしか会わなかったけど
下山道では50人くらいとスライド、さすが100名山！！

10/18 9:56

眼下に百草ノ池
近くに行くことは出来ない、看板があった

10/18 10:04

青空で映える紅葉

10/18 10:20

トンネル

10/18 10:24

最後に登った山々を見納め
最初に登った荒沢岳

10/18 10:40

最後に登った越後駒ケ岳

10/18 11:10

真っ暗で登った中ノ岳

10/18 12:49

銀山平の駐車場に戻ってお疲れ様

10/18 13:41

〜おまけ〜
奥只見シルバーラインは殆どがトンネル、立山黒部アルペンルートのトンネルバス区間とそっくりでした。

おしまい

撮影機器：

DSC-RX100M3 SONY

iPhone SE (2nd generation) Apple

感想

きや

最初の計画は1泊2日で中央アルプスだったが予報が悪くなり前日に取り止め。予定していたコースが藪漕ぎなので晴れじゃないと突っ込むモチベが無かった。しかしパッキンも完了していたのでテント装備そのままで行けそうな所を探した。こうゆう時は行ったことのある山が無難だけどそれも面白くない。
そこで浮かんだのが今回の行先となった裏越後三山周回(荒沢岳、中ノ岳、越後駒ヶ岳)。三山とも全く足を踏み入れたこと無い山だけど以前から知っていて調べた事はある。新潟県の予報も良く紅葉真っ盛りのよう。結果から言うとこの変更は大正解だった、さすが俺！(笑

前日の仕事終わりが遅かったものあり登山口の銀山平を6時半頃出発。泊まりなので気持ち的に余裕もあった。
最初に登る荒沢岳は岩場・鎖・ハシゴが連続する山で、その鎖が外されると登山出来ない。そうは知りつつ「大袈裟なんじゃね？」と心の何処かで思っていたが、決してそんなことは無い険しい山だった。紅葉は1500m前後がピークな感じで1番よい時期に来たと思う。途中ソロの男性とスライド、ここまでは真っ白だったけど上は雲が抜けていると聞いて期待が高まる。
山頂は聞いた通り雲の上で明日登る中ノ岳と越後駒ヶ岳が見え眺望が良い。兎岳への縦走区間はなだらかな稜線歩き。飯豊に似た感じの草原歩きも多く、それでいて平ヶ岳や燧ヶ岳なども見える。まさに天国のような区間だった。
途中にある「陽の水場」へ寄り道。枯れ沢を降りた先にあるが湧水、キンキンに冷えていてムチャクチャ美味い！。今まで飲んだ中でNo.1かも？。
水場近くに幕営地は沢山あったけど明日がキツくなるので後ろ髪引かれながら先へ。この日は荒沢岳を過ぎたくらいからバテバテで既に2時間ほどロスしていた。当初宿泊予定地は周回区間を離れた丹後山の避難小屋であったが、16時前に兎岳に到着すると雲海の上に明日登る中ノ岳と越後駒ヶ岳がぽこぽこ浮かんでいて眺望最高！。スペースもあったのであっさりここで幕営、お金では買えない本当に素晴らしい景色だった。

2日目は明るくなってからスタート予定も、山頂に幕営したのが響いて強風で目が覚め3時半出発。日の出前に中ノ岳に到着して避難小屋で朝食タイム。中にはお一人おられ少しおしゃべりしてお別れ。コースを聞いたら十字峡からの周回コースで今日は兎岳、丹後山へ行くそうだ。
御来光は残念だったけど、その後晴れ正面に越後駒ヶ岳がドーンと見える。そして左手に八海山、右手に荒沢岳。昨日の荒沢〜兎岳はたおやかな稜線だったけど、こちらは細尾根区間が多く眺望が抜群に良い。
大満足で最後のピークである越後駒ヶ岳登頂。天気良いのもあり平日でも沢山の人がおられ皆さん良い顔をされていた。
銀山平への下山道は整備されまくり、さすが100名山。200名山と300名山ならさほど違いは感じないが100名山の整備され具合は頭一つ抜けている。
最後の方で小倉山と道行山への登り返しがあり「マジか〜」と思ったけど、道行山から今回登った荒沢岳、中ノ岳、越後駒ヶ岳が全てみえ見納めするのには最高の場所だった。
13時頃銀山平に戻って周回完了。数年前にこの周回コースを知った時は日帰りで考えていたが自分にはもう無理。・・と言うか泊まりじゃ無いと勿体ないと思うほど良いコースだった。次回は八海山、中ノ岳、越後駒ヶ岳で周回したい。それと残雪期に平ヶ岳と兎岳の赤線を絶対繋ぎたい。

あと山とは直接関係ないが、アクセスで通った奥只見シルバーラインはビックリした。立山黒部アルペンルートのトンネルバス区間とそっくりだと思い、帰って調べたらやはりダム建設(奥只見ダム)の建設資材を運ぶために造られた道みたい。
通行料タダだし観光目的で通るのも全然アリだと思う。

コメント

まこ

あっー！
えちこま行きたいとこベスト3ですがめっちゃいいかんじの◯を描いてますね😆
すごい気持ちよさそうな稜線で俄然行きたい度あがりました🥹
突然思い立っていくと結構な確率で最高なお天気と眺望手に入れたりするんですよね🤭
あたらしい髪型様式のきやさんもすがすがしくて良きです😆
シルバーラインは同じ事思いました、長くて立派ですよね〜

きや

まこさんおはようございます。
確かに越後駒ヶ岳は良き山でしたが、私のオススメは荒沢岳！。梯子、鎖など登りごたえ充分あり山頂の展望も良いですよ。
この周回はダブル3(30k、3,000m越え)ですがhattoご夫妻なら日帰り行けるかも？、保証は出来ませんが笑。
確かに直前変更は当たる確率高いかもしれませんね、予報もかなり確定してますし。

越後駒まだ登ってないのにシルバーラインは通ったことある？、チョイと覗かせて貰ったら平ヶ岳のアクセスで通ったのですね。
私も最初夜中に通ったのですが「なんじゃここは！」って感じでした(^｡^)

hakusan319

きやさんこんにちは
私も歩いてみたかったコース、天気にも恵まれて持っていますね
荒沢岳はピストンしただけで私の体力では幕営装備で三山周回は無理と断念しました(T_T)
あの鎖を付け外ししているとは知りませんでした。
表越後三山は難易度が下がりますから、きやさん楽勝です
PS
丸刈りお似合いです、私の年代は中学生男子全員丸刈りでした(T_T)

きや

想像以上に良いコースでした！、私も数年前にこのコース知った当時は日帰りするつもりでしたが、もうそんな馬力はありません。
残雪期も良さそうなので2泊3日で周回したいくらいです(^｡^)
鎖の撤去は山と高原地図にも記載されているので分かってはいましたが、実際歩いてみると撤去するのも大変だろうと思いました。
ちなみに鎖撤去の理由は「豪雪と鎖の重みで岩場が崩壊してしまうのでこれを防ぐため」
だそうです。なんかピンと来ませんよね。

そうなんですか？、八海山から中ノ岳区間がかなり危険なのかと思っていました。
hakusanさん世代だとそうなのですね。私は幼少期から丸刈りは一度もやった事なかったのですがもうぶっちゃけ髪自体が薄くなって来たのでやってみました。