次郎笈→丸石 〜次郎笈南面の錦絵が見たくて〜
- GPS
- 06:22
- 距離
- 11.9km
- 登り
- 998m
- 下り
- 996m
コースタイム
- 山行
- 5:05
- 休憩
- 1:17
- 合計
- 6:22
天候 | 晴れのちくもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
今日は小島峠から阿波のマッターホルンに登る予定だった。
しかし、次郎笈の南面が見事に紅葉しているとお聞きした。
これはもうマッターホルンどころではないのだ!
いとも簡単に手のひら返しで行き先変更した。
ただ懸念されるのが相当な混雑である。
静かな山を楽しみたい自分には、そんな賑やかな所は行きたくない。
でも行きたいので、早めにスタートすることにした。
ついでに前日、東祖谷某所にて車中泊デビューを果たした。
まともな車中泊装備を持ち合わせていないので、さすがに標高1350mの見ノ越では凍死するだろう。
そんなに標高が高くなくて、風の当たらない場所で静かな場所。
探したらピッタリの場所があった。
最寄駅やコンビニは徒歩100万歩ぐらい離れているが、そんなこと気にしなくていい。
行きに小島峠のお地蔵さまにお参りして、空を眺めた。
満天の星空とはこのことをゆうのか!
こんな星空40年ぶりぐらいじゃないか!
宿泊地も同じく満天の星空だった。
ワインをガブ飲みして、これですぐに寝られるだろう。
そう思っていたが世の中そんなに甘くなかったのである。
風は無風。
とりあえずUNIQLOのウルトラライトダウンジャケット羽織れば大丈夫だろう。
そう思ってシートを倒すもなかなかベストポジションが見つからず、
ああでもないこうでもないと寝返りをうちまくる。
そうこうしていると暑くなってジャケットを脱いだ。
エンジン停止後、2時間ほどで寒さが堪えはじめる。
ジャケットをまた羽織ってみるも、今度は足が寒くて眠れない。
ようやく妥協できるポジションを見つけたのに......
ズボンの上からトレントシェルパンツを履いた。
メリノウールの靴下も履いた。
これならば完璧だろう。
しかし現実はそんな簡単じゃなかった。
太ももあたりが寒くて寝られない。
雪山で氷点下10°Cは経験しているのになぜなんだ???
もう既に3時を回っている。
エンジンをつけるべきかガマンするべきかボクの中の天使と悪魔がけしかけてくる。
30分葛藤するも、もう寝る時間がないじゃないか!
一体なんのための車中泊なんだ???
ちょうど丑三つ時になってたまらずエンジンをつけた。
結局、1時間の熟睡もできないままの登山に。
しかし、小島峠のお地蔵さまはボクを見捨てなかった。
山頂こそ強風で寒かったけど、とてもいい天気で紅葉の錦絵巻きをプレゼントしてくれた。
剣山ヒュッテは0°Cだったそうです。
早立ちしたので行きはスイスイ、帰りもストレスたまらず大満足の山行となった。
この山域ではもうそろそろ霧氷が見られそうだな。
さーて来週のサザエさんはー
どこにしょうかなあ。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する