雲取山・七ツ石山・鷹巣山
- GPS
- 10:32
- 距離
- 30.2km
- 登り
- 1,964m
- 下り
- 2,163m
コースタイム
- 山行
- 8:09
- 休憩
- 2:19
- 合計
- 10:28
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
04:47 立川駅 JR青梅線 05:18 青梅駅着 05:19 青梅駅発 JR青梅線 06:00 奥多摩駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
コース上に危険箇所はありません。 指導標が十分整備された登山道です。 ◆鴨沢BS→ブナ坂 鴨沢BSには綺麗なトイレ有 奥多摩駅方面行きのバス停には屋根つきの待合所 バス停横の階段を上って鴨沢集落の中の舗装路を通過して登山道をしばらく進み、舗装路に出たところが駐車場のある小袖乗越 舗装路を300mほど登ると左手に登山道の入口 緩急の登りを進んでいくと右側に水場が現れ、左斜面を少し登った所にもあり その先が堂所で、左手の斜面が開けて、逆に右手が山側に変わる しばらくゆるやかな坂が続き、すぐに急登になる 七ツ石小屋、七ツ石山を巻いてブナ坂に向かえる ブナ坂は十字路になっていて、右が七ツ石山方面、正面が唐松谷林道方面、そして左が雲取山方面に分岐 ◆ブナ坂→雲取山山頂 ブナ坂からの登山道は防火帯で明るく開放的 途中、振りかえると七ツ石山 ヘリポートを過ぎるとテン場、そして右手に奥多摩小屋 カラマツ樹林を通り、富田新道との分岐を左手に進んで小雲取山に向かう つづら折りの急登を登り切ると右手から富田新道と合流 左方向に進路を取ると飛龍山からの稜線が徐々に伸びてきて、さらに進み続けると雲取避難小屋が現れる 最後のつづら折りを登ると雲取山避難小屋、避難小屋の50m先が雲取山山頂 東京都最高峰で一等三角点があり、秩父多摩国立公園と書かれた山頂を示す標識、東京都、埼玉県がそれぞれ設置した標識あり 避難小屋の横にはトイレあり |
写真
感想
◆秋の奥多摩へ
三連休最終日、天気は晴れ。
秋を迎えた真・奥多摩三山(雲取山・七ツ石山・鷹巣山)へ。
鴨沢西行きの始バスは、奥多摩駅で9人が乗り込み、途中、奥多摩湖で1人乗せ曲がりくねった道をぐんぐん進んでいきます。
奥多摩湖のドラム缶橋(麦山浮橋)が通行できないので、4人が深山橋で降車しました。
(三頭山へ行くのかな)
秋の気配が徐々に強くなりバスは鴨沢に到着しました。
7時前、ピンクのタバスキーに見送られて鴨沢BSから出発です。
◆澄んだ空、爽やかな風
登山道は時折陽が射しこみますが、ほとんどが樹林帯の中。
見上げると木々の間から青空が見えます。
堂所で沢水の音が聞こえると谷から涼しい風が吹きあがってきます。
ブナ坂から防火帯に出ると、ゆるい坂道をのんびり気持ちよく歩くことができました。
抜けるような青空が広がり、程よい風が体を通り抜けていきます。
飛龍山の稜線の向こう側には南アルプス。
稜線のとがった先がところどころ白く輝いているので、雪が降ったことがわかります。
富士山も広範囲に雪化粧をしていました。
秋の奥多摩より季節が進んでいる高い山ヤマ。
短い秋が終わり冬の始まりを迎えているヤマもイイですが、奥多摩の穏やかな秋もイイものです。
そんな奥多摩にももうすぐ冷たい風が吹き、雪がちらつく季節がすぐそこまで来ているのかな、と思いながら山頂を目指しました。
◆ゆっくりと流れる時間
雲取山山頂には2時間ほどいました。
正確には避難小屋横のいつもの石に座ってぼぉーっとして過ごしたのです。
靴も靴下も脱いで裸足になって、いつまでも石に腰掛けているおぢさんは私くらいです。
軽く食事をしたほかは何をするでもなく、登ってくる登山者に「あと少し」「がんばれ」と心の中でつぶやき、下山を始めた後姿を見送る。
時折カメラを取り出してはパチリ、パラリと地図を広げて見たり、ザックからガサゴソとおやつを出してムシャムシャ・・・
気が付くと12時を回っています。
日没時刻までには駅に着いていたいので仕方がないので身支度を整え始めました。
ゆっくりと贅沢な時間を過ごして下山を始めました。
◆石尾根
下山先は奥多摩駅と最初から決めていました。
約5時間かけて石尾根を下ります。
小雲取山までは超ゆっくりと。
奥多摩小屋からブナ坂までの間もスピードダウンします。
この2か所は登りもゆっくり歩きます。
開放的で傾斜がゆるいので自然とそうなりますが、石尾根を歩く作法と思ってます。
石尾根の登山道には落ち葉が降り積もっていて、耳障りのイイ乾いた音が心地よく聞こえます。
一定のリズムで「カサっカサっ・・・」
ときどき回転しながら落ち葉が下りてきます。
「ガサガサガサッ・・・」
!!!
シカが慌てて谷を下って行くのが見えました。
◆暦
東京(東京都)
2015年10月12日(月)
日の出 5:44
日南中時 11:28
日の入り 17:11
月の出 4:48
月南中時 10:52
月の入り 16:50
正午月齢 28.8
LArcさん、こんばんは!
ホームマウンテンですね!
見慣れているように見えても
季節折々に表情を変えた姿を見せてくれるのは素敵です!
山頂からの石尾根はいつ見ても伸びやかで爽快ですが
落葉松の景色でしょうか、本当に素晴らしいですね!!
17枚目のマルバダケブキを見て
「今年ももうそんな季節かぁ 」と思いました!
今年も「いつもの構図」で撮りに行きたいところなのですが…
予定を突っ込みすぎてしまって…
これは会社ズル休みしちゃうしかないですかね? (社会人失格 )
帰りもじっくりと奥多摩駅まで。
鷹ノ巣あたりの紅葉はいかがでしたか?
あと1〜2週間先くらいでしょうか?
自分は天益で引っかかってしまいそうですが
無事完歩ですね!!
雲取山からの石尾根満喫お疲れ様でした!!
いつもコメントいただきありがとうございます。
「帰省」山行です
このコースも何回か歩いているのでお馴染みです。
石尾根歩きは下りでしたが、涼しくなったので今度は登りで・・・ご一緒にいかがでしょう?
マルバダケブキは最盛期のころを逃してしまったので、ちょっと残念です。
花穂の柔らかい感触を指先で楽しみながら大輪の花を想像して歩きました。
鷹ノ巣の紅葉は今秋・来週当たりイイ感じかなと思います。
社会人失格にならないよう、お休みの承認をとってから行きましょう!
LArcさん、こんばんは。
順番がアレなのですが…そこはご勘弁を。
ふと山を歩きたいと思ったときに歩ける場所があるって幸せですよね。
私にとってのそれがどこなのかはわかりませんが、LArcさんはやっぱり真・奥多摩三山
雲取〜七ツ石間の石尾根は、本当にいつでも歩きたいという気持ちになります。
この時期が一番歩いて気持ちよさそうなのですが、日も短くなってきますし、車でのアクセスが多い私は、鷹ノ巣山をカットせざるを…
ああ、でも、山頂に2時間も滞在しなければ…
暗くなる前に林道まで出られればと腹を括れば…
結論。
会社サボってでも歩きたくなるコースですね
ここにも会社をサボって山に行こうとしている人が・・・
平日だったら「みんな働いているんだなぁ・・・」と優越感にも似た感覚が気持ちよさを増してくれそうですね。
良い子は、職場の理解を得てから山に行きましょう。
さて、いつものコースですが、秋が一番いいですね。
もう少しあと、晩秋くらいがイイです。
確かに日が短くなりますが、黄昏時に落ち葉を踏む音は最も秋を感じるシーンです。
まだまだこれから楽しめるので是非。
コメントありがとうございました。
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