難儀して カルスト台地と 黄の羊(藤原岳〜竜ヶ岳縦走)
- GPS
- 10:01
- 距離
- 21.3km
- 登り
- 1,801m
- 下り
- 1,808m
コースタイム
- 山行
- 9:13
- 休憩
- 0:48
- 合計
- 10:01
天候 | 晴れ後曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
横浜 23:15 → 桑名駅 5:10 (\2800 JAMJAMLINER) 近鉄桑名5:32 → 近鉄富田5:43(\300 近鉄) 近鉄富田 5:56 → 6:42西藤原(\560 三岐線) ・帰り 上戸井 17:09 → 大安駅 17:33(無料 いなべ市福祉バス) 大安 17:38 → 近鉄富田 18:09(\470 三岐線) 富田 18:36 → 名古屋 19:16(\480 JR) |
コース状況/ 危険箇所等 |
・トイレ 西藤原駅、藤原山荘、宇賀渓駐車場 ---- ・西藤原駅〜藤原山荘 中程度の傾斜で九十九折りの樹林帯。 ⚪︎合目の案内があるので到着時刻が測りやすい。 ・藤原山荘〜天狗岩 少し登り、少し下り、最後に少し登って到着。 広大な台地に石灰岩が点在するカルスト地形。 途中樹林帯もあるが吹きっさらし。 ・藤原山荘〜藤原岳 少し下って急登。景色が良い。 ・藤原岳〜竜ヶ岳 8割ほど樹林帯。 多志田山までの下りは道が不明瞭で滑りやすく難路。 そこからも所々不明瞭な道がある。 竜ヶ岳の稜線に出てからは景色が良い。 ・竜ヶ岳〜宇賀渓駐車場 稜線、広葉樹林、針葉樹林、林道とつづく。 稜線は長めで眺めも良い。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
飲料
地図(地形図)
携帯
時計
タオル
|
---|---|
共同装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
飲料
地図(地形図)
携帯
時計
タオル
|
感想
今年初めに御在所に行って以来鈴鹿の山が気になり始め、ヒルの心配がないこの時期に行こうと思って今回決行しました。
平日なら横浜から松本方面に行くより安い金額で行けちゃうのだからありがたい。
休日はバカ高くなるんですけどね。
桑名からは近鉄と三岐本線を乗り継いで西藤原へ。
三岐本線はSuicaが使えないので注意です。
改札の駅員さんから直接買うという方式で、めっちゃ厚紙の切符が貰えました。
車内から見る鈴鹿山脈や朝焼けが綺麗。
山でも晴れてくれると良いなぁ。
西藤原駅から登山口は目と鼻の先です。
電車から直で登山ができるって嬉しいですね。
御在所もできたけど遠かった。
駅からは絶壁のように見えて大変そうだなと思いましたが、九十九折りで登っていくのでそれ程の急斜面ではなかったです。
一定の傾斜でずっと登るので標高差の割には疲れなかったです。
八合目付近からだんだん景色が開けていき、藤原山荘に着くともう森林限界のように高い木々がほとんどない状態でした。
関東の山ではなかなかこういうところないですよね。
天狗岩に向かう稜線はカルスト地形で、スカーッと開けていて歩いていて気持ちが良かったです。
そんな感じで天狗岩、藤原岳はルンルン気分で登頂。
ただ気分が良かったのはここまででそれから先の竜ヶ岳への縦走路はとにかくきつかったです。
まず多志田山(たしたやま)への激下り。
道らしい道はなくて落ち葉を滑り降りるように降る。めちゃくちゃ足にくるし道に迷う。
破線ルートだから仕方ないとはいえここまでとは聞いてない。
これには参りました。
そこから孫太夫山(まごたゆうやま)へも難路で、かろうじて道が分かる程度。
よっぽど歩かれてないんだろうなぁ。
孫太夫尾根が掘削工事で通行止めなのも影響があるのかもしれない。
治田峠まで来てようやく竜ヶ岳への標識が出てきて道も分かりやすくなったと思ったらめちゃくちゃ急登だし。
縦走路と呼ぶにはあまりにもアップダウンが激しいし、樹林帯多いし、整備がされていないので自分のような初心者が来るべきところではなかったです。
紅葉が綺麗だったのだけが救いでした。
やっとの思いで銚子岳に到着し昼飯を取ることにしました。
ベンチなどはないですが景色は割と良いし、登りが一息した所なのでちょうど良かったです。
それにしても人がいない。
休日はどうなのだろう。
天気も終始どんよりしてるし、薄暗くてこちらの気分までどんよりしてしまう。
パンパンになったふくらはぎにムチを入れて再び歩き出します。
ザレ場の下りがあったので少し怖かったです。
静ヶ岳への分岐がありましたが脚が限界の為パスしました。
道中全登頂してきただけに悔しい。
少し踏み跡の少ない道もありましたがなんとか竜ヶ岳の登山道と合流しました。
あまりにも景色が変わりすぎてビックリ。
やっぱり竜ヶ岳が人気あるのは一目見て分かりますね。
説得力が違う。
赤い羊こそ見られませんでしたが、黄色いカヤトのようなものがポツポツとあって稜線を彩ってました。
こんな綺麗な稜線を歩けるなんてなんとも贅沢な気分です。
同じ急登なのに先ほどとは疲れ方がまるで違う。
山頂は街も山も遮るものなく見渡せました。
昼過ぎなのに空が夕焼けのように染まっていて、雲の隙間から光のシャワーが差し込んでいてなんだか神秘的な光景でした。
どちらから降りようか迷いましたが、初回だし定番の遠足尾根で下山しました。
ここは結構長い間稜線続きで景色がいい。
中盤は紅葉もまだ残っていて、終盤は厳かな針葉樹林帯。
危ない箇所もなく、疲れた足には優しめの登山道でした。
でもこんなに脚を酷使した登山もあまりないくらいに今回は疲れました。
竜ヶ岳はまた登山道を変えて来てみたいと思いました。
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