岩殿山 稚児落とし 周回

2024年11月22日(金) [日帰り]

• GPS: 04:22
• 距離: 8.7km
• 登り: 614m
• 下り: 615m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:19
• 休憩: 1:00
• 合計: 4:19

10:49 スタート地点
10:52 10:53 岩殿山強瀬登山口
11:04 11:04 岩殿登山口
11:13 11:13 岩殿山畑倉登山口
11:18 11:29 鬼の岩屋
11:53 12:25 岩殿山
12:26 12:27 用水池
12:33 12:34 三の丸跡
12:46 12:46 築坂
13:05 13:14 兜岩
13:37 13:39 天神山
14:06 14:12 稚児落し
14:45 14:45 花咲山方面分岐
15:12 ゴール地点

天候

晴れ　気温11〜16度　風2m

アクセス

利用交通機関：

自家用車

岩殿山公園駐車場　11台　市営　無料　

コース状況／危険箇所等

岩場の鎖場、急斜面のロープ場、稚児落としを慎重に歩けばだいたい大丈夫なルートです。紅葉で落ち葉が沢山積もって登山道をわかりにくくしている箇所があるので、ヤマレコの踏み跡をチェックしました。稜線より下の斜面の土は粘土質で水はけが悪そうで、ずる滑りに神経を使いました。

○駐車場〜畑倉登山口
車道を歩きます。山に囲まれた大月の町を見おろしながら歩くので、距離の割に長く感じません。

○畑倉登山口〜岩殿山
斜面を登ります。よく整備されていますが、粘土質の湿った土がすべりそうで神経を使いました。季節がら落ち葉が登山道にたくさん積もっていました。目が慣れれば登山道の踏み跡とそうでない場所の区別はほぼつきました。

○岩殿山〜稚児落とし
ところどころに鎖場やロープ場があるので全集中。岩場は表面がざらざらしているので滑りにくいと思います。

○稚児落とし
噂どおりの絶景スポット。巨大な絶壁は圧巻でした。個人的には稚児落としを歩いているときより(絶壁を覗き込むようなことはしてませんので)、稚児落としの手前や通りすぎてから見る絶壁の方が怖さを感じました。風もなくてよかった。

○稚児落とし〜下山口
急な斜面で長いロープや鎖場がありました。畑倉登山口から岩殿山のルートよりこちらの方が難所だと感じました。登山道が落ち葉に隠れているので良く確かめながら歩きました。それでも危険を感じるところはありませんでした。

●視聴ユーチューブ
【登山】岩殿山はスリル満点でした【鎖場】稚児落とし(5年前、岩殿山登山口から登ってます)
極上兄さん

【徹底解説】岩殿山〜富士の絶景と悲劇の絶壁〜【無料駐車場から岩殿山〜稚児落とし周回コース
ひとり登山チャンネル

写真

11/22 10:56

大月は空気が澄んでいて山に囲まれた静かな町でした。こんなところで暮らしたい。

11/22 11:07

山は静かに紅葉していました。それにしても空気がおいしい。

11/22 11:13

駐車場からだいぶ歩いて畑倉登山口につきました。わかりやすい看板で安心です。

11/22 11:16

登山口から数分..鬼の岩屋。岩屋(ほら穴)に入るなという看板。かつて岩殿山の鬼がすみかにしていた、という大月桃太郎伝説があるんだそうです。

11/22 11:17

鬼の岩屋の絶壁の上の方に黄色い真ん丸を見つけました。スズメバチの巣ではないか？今年退治したスズメバチの巣よりかなり大きい。

11/22 11:19

モミジの赤が色鮮やか

11/22 11:34

色鮮やか、黄色と緑のモミジ

11/22 11:46

このくらいの落ち葉なら登山道がわかります。これは序の口。

11/22 11:52

湿ったずる滑りの斜面なので、鎖は安心できます。

11/22 12:23

山頂到達。千葉では見れないでっかい富士山を見るのがもうひとつの目的でしたが、ちょっとだけ山頂が見えました。

11/22 11:54

スカイツリーと同じ634m。スカイツリーは地面からの高さ、岩殿山は海面からの高さ、同じ基準じゃないよなと2つめのおにぎりを食べていました。その時｢ただ今の標高は632mです｣とヤマレコがまわりを気にせず大声でアナウンス。標高が違う、2m足りない。ベンチのうしろを見たら２mくらいの盛り上がり、烽火台(のろし台)がありました。納得です。

11/22 12:14

のろし台　本当の634mの場所

11/22 12:13

11/22 12:21

雲が流れるのを待って、富士山の山頂がどうにか形になりました。これが限界。

11/22 12:27

11/22 12:27

馬場跡。草かってくれてるんだろうな。ありがとうございます。

11/22 12:29

要約すると戦国時代ここは要衝でした。今は中央高速があり、特急かいじが走る。確かに交通の要衝に間違いない。

11/22 12:29

山の名前はわかりませんが、いい眺望。

11/22 12:33

ここに城門があったようです。

11/22 12:35

薄い茶系が多い。鮮やかな黄色は目にとまります。あと登山靴くらいのでっかい葉が登山道にたくさん落ちてました。なんの木だったのでしょう？

11/22 12:36

今夜泊まる東横インが見えます。それにしても千葉から首都高で東京抜けるのがあんなに苦労するとは。普段渋滞と無縁の生活なので、山梨の山にくるのは大変です。日帰り登山でも本当の日帰りは無理とホテルを見ながら思う。

11/22 12:36

嬉しい鎖場

11/22 12:38

山の上には落ち葉がたくさん積もってました。

11/22 12:50

岩場の鎖場。大つぶの丸い礫がたくさん混ざった礫岩の地層です。

11/22 12:51

振り返ると紅葉の岩殿山。

11/22 12:54

稚児落とし(クサリ場)と(林間コース)の分岐。
もちろんクサリ場です。

11/22 12:57

ほぼ90度。緊張感を味わいました。右足は細い鉄のハシゴに左足は岩場の窪みに、これが普通と思ったけど、他の人はどう登るのでしょうか？

11/22 13:03

天気に恵まれてよかった。11月なのに暑い。Tシャツで十分。

11/22 13:03

11/22 13:04

うわさの崩落現場。進入禁止。トラバースの鎖場をのぞきました。さすがにここは通れません。林間コースに行きます。5年前にここに来た極上兄さんも泣く泣く林間コースに行きました。

11/22 13:07

林間コースという優しい名前ですが、ルートは優しくありませんでした。急斜面でロープはありますが、湿っていてよく滑るので慎重に慎重に下りました。

11/22 13:08

下りてから見上げたところ。長いトラロープが張られてます。小さく見える相方の無事を祈ります。その時です。相方のストックが落ちてきました。

11/22 13:11

11/22 13:26

紅葉の岩殿山と山並み

11/22 13:32

岩の表面にはまるっこい石が無数に見えます。

11/22 13:37

天神山　大月の町からも見えてました。

11/22 13:38

幾何学模様の美しさ。下から鉄塔を見上げるのは普通できないことです。

11/22 13:40

11/22 13:46

11/22 13:56

ついに稚児落としが姿を現しました。気持ちが高ぶります。こんな巨大な絶壁だとは思ってませんでした。

11/22 13:57

手前の不気味な木も怖さを増します。

11/22 14:03

稚児落としの稜線もざらざらした礫岩の地層でした。

11/22 14:04

一人座っているのが見えます。気持ちがわかります。

11/22 14:04

ざらざら礫岩の地層。丸っこい石を含むのが特徴的。稜線は2m以上、意外に幅があり、ざらざらなので歩いていて安心でした。

11/22 14:05

稚児落とし　全景。この巨大な絶壁、皆を惹き付けるわけです。

11/22 14:10

稚児落としの標識。下にありました。

11/22 14:19

11/22 14:19

稚児落としからの下山ルートは思った以上に急斜面のずる滑り注意地帯でした。

11/22 14:33

ずる滑りあり、鎖場あり。最後まであなどれません。

11/22 14:36

同じ標識。右も左も大月駅。5年前、極上兄さんは迷った上、右を選択、遠回りでした。だから左です。

11/22 14:38

11/22 14:40

民家のわきに出ました。

11/22 14:41

11/22 14:50

中央高速の下をくぐって大月の町へ向かいます。

11/22 16:46

東横インにチェックインしたあと、大月駅近くの中華屋さんへ夕飯にいきました。こんな夕焼けめったにない。しかも富士山が頭を出していました。昼も出して欲しかった。

11/23 9:05

翌日、富士山を見に車で紅葉台レストハウスまで足をのばしました。レストハウスの山道の紅葉が見頃です。

11/23 8:44

紅葉台レストハウスの屋上(300円)からの眺望。手前の緑が青木ケ原の樹海、遠くに南アルプス。左手、白く高いのが北岳。

11/23 8:45

右側が十二ケ岳。いつか歩きたい。

11/23 8:45

紅葉台レストハウスから雄大な富士山を望む。

11/23 10:07

中央高速の前にガソリンスタンドに寄りました。富士山の絶景です。一泊二日、いい山旅でした。

撮影機器：

SCG13 samsung