両神山 日向大谷口 往復コース【47座目/100名山】
- GPS
- 06:14
- 距離
- 12.2km
- 登り
- 1,651m
- 下り
- 1,656m
コースタイム
- 山行
- 4:51
- 休憩
- 1:24
- 合計
- 6:15
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
登山口へのアクセス路となる県道は、途中までは2車線確保されているが離合困難な幅員となるので注意が必要。でも腐っても県道で途中に集落もあるしバスも通ってるくらいなので、離合出来る場所は多いと思う。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
日向大谷口ルートは、山頂までひたすら樹林帯でほぼ展望が開ける場所は無い。全体を通して道幅が狭い場所が多い。 ■日向大谷登山口〜会所 駐車場から登山口までは車道歩き。第3からだと100mくらい登ることになるので、駐車場争奪戦に敗北した場合は、覚悟して歩きましょう。途中にトイレがあるけど、男性小は道路から丸見えの垂れ流し感満載。見ていないが、個室も同様な感じがする。 登山口の標識から、両神山荘へ舗装路の階段。結構急なので下りはヒザが辛かったw 両神山荘駐車場横にもトイレがあるので、こちらの方がキレイそう。 両神山荘横が登山道となり、本格的な登山道が始まる。道幅は狭く、片側は切り立っているので滑落注意。しばらく歩くと、鳥居があるので信仰感がある。一礼して通りましょう。 登山口と会所はほぼ標高が変わらないが、ちょっとしたアップダウンが何度も続く。勾配は急ではないし、標高差も大したことないが下山時は登りがちと辛い。会所の標識の所に、休憩出来るテーブル・イスが1set有り。 ■会所〜清滝小屋 ここから山頂までほぼ登りっぱなし。所々勾配が急となる。階段は整備されていないので、急勾配箇所は小股で乗り切りましょう。特にこの時期は落ち葉が積もっているので非常に滑りやすい。下りは要注意。根っこ階段なら所々にある。 会所から沢が現れ、何度か渡渉することになる。難易度は高くないが、落ち葉で登山道が不明瞭になっている。ピンテはちゃんとあるので、周囲を見渡しルートを見失わないようにしましょう。鎖場も2箇所くらい?あったが、斜度も緩く鎖を使う必要性は感じられなかった。 清滝小屋手前に、弘法之井戸と立派な石柱が建った水場がある。水量も豊富なので、軽量化重視の方はここの水を頼りにすると良いと思う。この時期であれだけ出ていれば枯れないのではと思う。 弘法之井戸からしばらく歩くと清滝小屋が見えてくる。避難小屋で通常利用は禁止らしいが、それとは思えないくらい立派な建物。小屋近くにテーブル・イスやベンチがたくさん置かれている。トイレもあるが、2024/11/23現在で凍結防止で冬季閉鎖となっていた。冬季用トイレもあった。私は利用していないが、周囲の登山客の話では大がエライことになっていたらしいので、利用の際は覚悟を決める必要があるかもしれない。 ■清滝小屋〜両神山頂 相変わらずの急登が続く。しばらく登ると斜度が厳しそうな鎖場が現れる。鎖場前のスペースが広かったので、私は一応ここでストックを収めた。が、慣れている人ならストックがあってもクリア出来るレベルかと思う。私は下りで1回だけ使う程度だった。掴みやすい岩や根っこがあるので鎖に頼らなくても登れる所が多いと思った。 3〜4箇所の鎖場を越えると後は普通の登山道。登っていくと両神神社の立派な鳥居が現れる。ここにもテーブル・イスが2setあった。ここまで登れば両神山頂は近い。 白井差分岐の近くにも、テーブル・イスがあったけど、争奪戦が激しそうなのであてにしない方が良いと思う。山頂直下はちょっとした岩稜帯になっているが、危険な感じはしなかった。 山頂には小鹿野町が付けたカラフルな山頂標識と、日本100名山の木製の標柱。三角点がある。山頂でようやく展望が開け、遠くには八ヶ岳・南アルプス・武甲山・浅間山や奥秩父の山並み・どれかは分からないが雲取山・頭だけ富士山・多分男体山と、秩父市街と遠くには関東平野が一望出来る。 山頂は狭いので週末は渋滞が起きていた。大休止出来るスペースは無いので、ちょっと降りた所に平坦で日当たりの良い箇所があったが、この日は風が強くて風を避けられる場所は樹で日当たりが悪かった。寒く無ければ問題無いが、日陰で大休止をしたらかなり体が冷えてしまった。 |
その他周辺情報 | 山梨県側から来た場合、道の駅「大滝温泉」併設のファミマが最後のまともなコンビニになる。24時間ではなく6:00開店なので、買い出しは注意が必要。石和健康ランドに泊まったので、温泉は行かなかった。 |
写真
感想
100名山47座目。2024年25座目。
今週は両神山に登ることにした。もう季節柄、高山は雪に覆われる時期になってしまう。来週は土日共用事があるので、遠くの山には行けない。雪山には現状手を出すつもりが無いので、恐らく今年最後の100名山ハントとなるでしょう。1年で25座。本格的に山を始めて2年なので、まぁまぁのペースかな。基本晴れた時しか狙ってないので、そこまでガチガチには攻めてないと思う。
丹沢くらいなら行けると思うが、もう紅葉シーズンも12月に入ると終わってしまうだろうし、あまり急いでも仕方ないので来年に回そうかと思う。ツツジのシーズンに行ってみようかな?その時期だとヒルが怖いけどw
そんなこんなで登ってきた両神山。個人的な感想としては、イマイチ感を感じざるを得なかった。私が重視するポイントとしては展望命なので、山頂までひたすら樹林帯の山はランクがどうしても下がってしまう。まぁ標高1,700m程度で南側の山だから仕方ないんだろうね。
それに加えて、私の勝手なイメージでは両神山は鎖場多数のとても厳しい山。という印象があった。ところがどっこい、鎖場は確かにあるけど鎖なんか使わなくてもクリア出来るレベルのものしかない。難度も高くないし、そこまで登っててアスレチック感も感じられなかった。
これだったら、先々週登った300名山の経ヶ岳、その前の入笠山の方がよっぽど素晴らしいと思ってしまった。荒島岳も地味って言われているが、私のランク的には荒島岳の方が上になってしまうかな。山頂も狭いし意外と樹があって360°の展望は無いし。
まぁ文句ばっかり言っても仕方ないので、良かったところと言えば、山頂からの景色は良い。奥秩父の山並みや浅間山・武甲山・南アルプスや八ヶ岳に富士山・関東平野を見渡すのは良い。標高差もあって登り甲斐はあるし、神社もあり信仰の山という面でも選ばれたのかな。
こんなことを書いてしまったが、多分、八丁尾根ルートで行けばまた印象が変わりそうな気がする。そちらは鎖場多数で上級者向けコースになっているよう。是非ともそちらから登ってみたかったが、生憎八丁トンネル?が通行止めになっているので訪れることが出来ない。数少ないながらもレコがあるので、行く手段自体はあるのかもしれないが、自転車とかかなぁ。
しかし、別GPSアプリと一緒に起動しておけば、標高差が実質に近くなる実績があったから、今回もそうしているけど、今回は中々標高差がズレてる気がする。1,600mオーバーも絶対標高差無いと思う・・・ 計画が1,310mで第3駐車場スタートだから100m程度登りが生じるはずだから、200mくらいズレてるのかな。序盤が道幅が狭くて切り立ってたから、そこら辺で誤差が出てる? まぁ分からないからどうにもならんけどw
今回は、恵那山ほどではなかったけどヒザ痛が発症してしまった。登りを結構頑張ったからだと思うんだけど、標高差が怪しいのでどこら辺にスレッシュがあるのか見極めたいから、あまりズレて欲しくないなw まぁ全然歩けるレベルで苦痛を感じるほどではなかったけど、最後両神山荘から登山口へ下るのは結構辛かったww
今年も残すところあと1ヶ月。冬に入ってしまうので、標高1,000m以下の山をトレーニングがてら登ることになるかな?登り納めをどこにするか考えなきゃなw
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