初冬の北アルプス 蝶ヶ岳〜常念岳
- GPS
- 10:29
- 距離
- 16.8km
- 登り
- 2,073m
- 下り
- 2,073m
コースタイム
- 山行
- 9:44
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 10:29
天候 | 雪時々晴れ、のちガス、のち小雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
根雪になっておらず浮き石多いです |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
装備
個人装備 |
アイゼン(使わず)
チェーンスパイク(使わず)
けどどちらかは必須。
|
---|
感想
久々に雪が見たく、北アルプスに行ってきた。三股登山口は11月下旬には通行止めになるがその前に行けた。 直前まで八ヶ岳と迷っていた。南八ツのゴールデン周回ルート(硫黄〜横〜赤〜阿弥陀)を当初考えたが、雪なさそう〜。蝶ヶ岳はまだいってないので常念岳と繋げて似たような周回コースを取ってみた。が、ルート計画した時点で前者は18km、累積標高1700m。それに対し、20km、累積標高2000mを超える。前泊に向けての高速を走ってる途中、諏訪南(八ツに向け)で降りそうにもなったが、ここはこらえて未踏の蝶ヶ岳と常念への尾根を選び北アへ走る。
三股Pには22:30くらいについたが、降雪している。冬型弱まっている途中で明日はよくなるだろう。珍しくアルコールごく少量に抑え就寝。
4:45にアラーム。5時には出ようと思っていた。なにしろ長いルートだ。しかも雪の状況が予測出来ない。先週のレコではほとんど雪がなかった。が、直前に降っているのは分かっていたので、場合によっては時間を食ってしまう。ヘッデンにはなりたくないので、自分的にはかなり早い時間にでた。ホームの丹沢ではナメた時間に行動してますが、雪山ではちゃんとしますよw 5:18行動開始しまっくらで積雪の中すすんでいく。先行していたのは常念岳方面向かうヘッドランプと自分と同じ蝶ヶ岳方面へのヘッドランプ。先行の方途中休憩中に先行し、ノートレースを進む。まぁ夏道どおしでラッセルもないけど、降雪直後に自分のトレースを付けるのは気持ちよいですね。
7時くらいになると青空ものぞくようになり、朝日に染まる山並みがキレイだ。常念岳も姿を現しテンションあがる。さらに進むとまったく予想してなかった霧氷が!かなりキレイで感動〜。30分くらいかけてじっくり写真撮りたかったが、今日は行程が長いのでスピード重視。サクっと撮影終了。
ほどなくして稜線に出る。すぐに蝶ヶ岳ヒュッテ、そして穂高連峰がドーンと眼前に出てくる! いや〜〜これを見たかったんですよ。南北に延びる尾根の東側は雪の着きがよい。かなりいい感じで撮影タイム。蝶ヶ岳山頂も初めて踏み100高山ゲット!(コンプなど狙ってないが一応チャレンジ中w)
ヒュッテは多分休業とは思っていたが、やってたら温かいものでも食べたかった。小屋のかげはほぼ無風なので、ここで食事タイム。日も出てきた最高ですね。
さて、のんびりは出来ず常念岳を目指す。南八ツゴールデンルートを似たような周回ルートの形状だが、こちらは岩場があまり無く割と進みやすい。が、高低差はこちらの方が厳しい。特に最後の登りは、ルート計画して段階で分かっていたが、かなり堪える高低差だ(コンタ400ある)。今日はここでかなり体力消耗した。(しかも常念岳が2760mくらいと勘違いしてて、100m余計に登らされた気がしてショックだった。 2760mは硫黄岳でしたw)
途中霧氷もまた味わえ、また「もしかしたら」会えるかな〜と淡い期待をもっていたライチョウにも遭遇。つがいと思われる2羽。相変わらず警戒心ないすね。あまり近寄りすぎず遠目から撮影。いいっすよね雷鳥、癒された!
そしてようやく常念岳到着! これで今日はもう登りはほぼなしだ!とホッとした。少々寒いので写真を撮ってさっさと降りる。下山尾根はものすご〜〜〜〜く長く感じた。。おそらくもう来ることはないだろうw
10時間超えのハードな山行になったが、かなり印象に残ってよい感じでした。やっぱり雪のついた北アルプスはいいですね〜 完全燃焼!
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する