天城の瞳 八丁池からカワゴ平(火口跡手前まで)
- GPS
- 05:38
- 距離
- 14.2km
- 登り
- 546m
- 下り
- 556m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
八丁池口から八丁池、さらに戸塚峠への天城縦走コースは落ち葉などで道がわかりにくく道迷いが多発。今日も道間違いをする人が少なくなかった。縦走コースは基本的に斜面を横断する水平トレイルで、本来の道は悪くないがわかりにくい箇所も多々ある。木の幹にある赤ペンキのマーカーはハイキング用でなくおそらく林業用?戸塚峠付近から赤ペンキマーカーをたどって道のない深い谷に向かって下るグループがあったが、コースを外れていると注意した。この道は尾根に沿って水平方向に進むので、稜線や谷に向かっての急な上り下りの箇所はないことを念頭に入れてコースを探す必要がある。落ち葉で道が見えず、つながりがわかりにくい箇所は慎重に周囲を見て道を探す必要がある。 |
写真
感想
久々のハイキング、修善寺から八丁池口行きバスに乗り八丁池口に向かう。朝、最高の天気で東海道線のどこかで、雪を纏った富士山を見て感激、今年初めて雪の富士山を見た。バスを降りて早速道迷い‼?青スズ台方面の道に入ってしまい、その道も不鮮明で間違いに気付き、引き返して正規のルートに戻る。他に間違えた高齢のご夫婦など数組あり、八丁池近くで間違えたという青スズ台を越えてきたハイカーに出会う。高齢のご夫婦の女性の方は山道がしんどそうだった。林道から八丁池への近道に入るが途中道が不鮮明で迷いそうになった。何とか再び林道に出て間も無く八丁池手前のトイレに出て、その左手に展望台があるので向かうと展望台から富士山や南アルプスが見えた。大島方面は陽射しが強烈でよく見えない。清水港辺りは山の間から見える。
すぐに八丁池に向かい、行き止まりの石段に座って昼飯弁当のお稲荷さんを食べ、休憩もそこそこに臼田峠方面に向かう。カワゴ平までは4キロ近くあり、道も落ち葉が積もって不鮮明で迷いやすい。何度か迷いそうになり、戻って軌道修正し、臼田峠、戸塚峠付近までやって来て戸塚峠付近で再び迷う。お陰でストックをどこかに置き忘れてしまった。ここから、カワゴ平の数百万年前の火口跡に向かい、迷いながら東カワゴ平三分岐地点までたどり着いたが、これ以上進むと帰りのバスに間に合わなくなりそうなのでここで諦めて引き返す。戸塚峠の先で別のグループと合流し、そのグループリーダーの方が木に付けられた赤いペンキを追って急な斜面を谷に向かって下っていくので、アプリで確認し、赤ペンキは、ハイキングコースの目印でなく、八丁池には、水平道のような道を見つけないといけない旨を伝えた。谷や稜線に向かうような道ではないのだ。幸いすぐに道は見つかって八丁池に向かう。途中グループからはぐれたお年寄りにあい、道を確認しながらもうすぐ八丁池だと伝える。池について少し甘いパンをかじり、水分補給をしてすぐに出発、ストックはついに見つからなかった。八丁池のすぐ先でさきのはぐれた二人を探す女性たちと出会い、すぐ後ろに来ていると告げたので安心したようだった。それでもバスまでギリギリなので、急ぎ足で下る。最後の近道の分岐で林道からハイキングコースに左折するので、後ろのグループに左折するよう確認して、途中不鮮明な箇所もあったが何とか時間前にバス停まで下ったらさきのグループの、もう一つのグループが、既に待っていた。後ろの組が間に合ったので皆喜んでいた。私はベンチに座ろうとしたら右足が痙攣、運動不足は歴然、無事帰ってこられてよかった。間も無くバスがやって来てハイキンググループの人々と共に修善寺に向かった。
参考:カワゴ平・カワゴ火山(伊豆半島ジオパークHPより)
カワゴ平
カワゴ平 CC BY
苔むした溶岩が分布する火口の周辺には、ブナの原生林が広がります。
5月から6月には固有種のアマギシャクナゲの薄桃色の花が見られ、秋には紅葉が美しく彩ります。
「カワゴ平(皮子平)」と呼ばれる平坦地は、約3200年前に起きた、伊豆東部火山群の中でも最大規模の噴火の火口です。
この噴火による火山灰は遠く、琵琶湖の近くでも見つかっており、一連の噴火の中で火砕流も噴出しました。
さらに噴火の最後には軽石質の溶岩が流れ出し、隙間の多いこの溶岩が大量の地下水を涵養(かんよう)しています。
カワゴ平は、爆発的な噴火によってできた巨大な火口を持つ凹地で、7億6000万トンものマグマを噴出しました。
この火山噴火は粘り気の強い流紋岩質マグマの噴出や火砕流の発生など、伊豆東部火山群においてそれまでに無かった特徴を持った噴火でした。
この噴火で噴出した軽石質の溶岩は、軽さや耐熱性から天城抗火石と呼ばれ古くから建材などに利用されてきました。
また、火砕流堆積物の中には火砕流に巻き込まれた巨木が丸ごと含まれていることもあり、天城神代杉・神代ヒノキと呼ばれ重宝されました。神代杉は、標本として伊豆市上白岩にある伊豆市資料館や、同市湯ヶ島の昭和の森会館で見学することができます。
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