記録ID: 7535886
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ハイキング
関東
低山だけどスリリング!金山(新田神社)と大小山!!
2024年11月28日(木) [日帰り]
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体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 04:33
- 距離
- 16.8km
- 登り
- 575m
- 下り
- 575m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 4:49
- 休憩
- 0:26
- 合計
- 5:15
距離 16.8km
登り 575m
下り 575m
13:05
天候 | 快晴。風は基本的には無風でしたが、昼前は西寄りの弱風が吹きました。気温はこの時期としては高く、太田駅に現着時点で12℃、日中は15℃以上になりました。 なお、当日の日の出(前橋)は0634、日没(同)は1629でした。 |
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過去天気図(気象庁) | 2024年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
移動:東武伊勢崎線 太田駅 1014発 足利市駅 1025着 <徒歩移動> JR両毛線 足利駅 1044発 あしかがフラワーパーク駅 1050着 復路:JR両毛線 富田駅 1352発 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【金山(新田神社)】 ◆太田駅〜本町交差点〜大光院 この区間は市街地歩きとなります。駅前ロータリーから県道2号線(日光例幣使街道)沿いに街中を本町交差点まで700mほど西進します。本町交差点で右折して県道321号線(金山城址線)にシフトして1劼曚彬名紊垢襪搬膰院となりますが、県道は一部歩道がないところもある一方、車の交通量が非常に多いです。 なお、大光院入口から北に50m程のところに太田市営無料駐車場(約70台/無料)があり、大光院には公衆トイレの設置があります。 ◆大光院〜西山〜金山城跡駐車場 トレイルヘッドは大光院の裏手からとなります。この区間はよく歩かれており、過去整備もされていたようですが、最近補修がされていないようで、雨裂や木段の流出などで歩きづらい部分があります(特に西山手前で支尾根の稜線に乗るまで)。また、道標は要所には整備されていますが、里山の常として繋がる先が分からない分岐・合流するトレースが結構ありました。 稜線に乗った後はしばらく平坦ですが、いったんすこし高度を落として東屋のある分岐から短い急登を上がると、彦七山から伸びてきた主稜線に乗るのであとは道なりに進むと、金山城跡駐車場(約20台/無料)に到着します。なお、駐車場には展望台と公衆トイレが設置されており、展望台からは関東平野と丹沢から奥多摩・奥武蔵方面の展望が良好です。 ◆金山城跡駐車場〜物見台跡展望台〜金山(新田神社) この区間はよく整備されており、道標や説明看板も豊富で非常に歩きやすいです。また、金山城の遺構もよく整備・保全されて残っています。物見台跡展望台はトレイルからすこし引っ込んだところにありますが、北西方向(赤城山など)の展望が良好です。 更に進むと大手虎口跡となり、石垣でできた大規模な遺構を通って新田神社へ向かいます。石段を登ると金山頂上となります。なお、駐車場手前からは大手虎口跡までさらに車道(一般車通行不可)が続いていますが、終点のすぐ脇に屋根付の休憩所と公衆トイレが設置されています。 ◆金山城跡駐車場〜金龍寺〜大光院 金山城跡駐車場から金龍寺に下りるトレイルは危険はありませんが、すこし分岐が分かり難いところもあります。金龍寺に下りると、車道脇に公衆トイレと駐車場(数ヵ所に分散し、すこし離れたところもありますが全部で100台くらいう/無料)が設置されています。金龍寺から大光院には500mほどの車道(県道321号線)歩きとなりますが、この区間の県道は歩道が設置されていないので車に注意が必要です。 【大小山(妙義山)】 ◆あしかがフラワーパーク駅〜大小山登山口 あしかがフラワーパーク駅の改札は線路南側にしかないので、駅前ロータリー(公衆トイレの設置あり)を通り抜け、住宅地脇から踏み切りを渡って線路北側を走る県道67号線(桐生岩舟線)へ出ます。 県道を西方向に500mほど進むと、県道がすこし山なりに高くなった場所の信号があるので、これを越えて100mほどのところに右手に細い路地が伸びているのでこちらにシフトします(入口脇にタバコ店/閉店済?があります)。 この路地を100mほど進むと大小山登山口となります。特に道標等はありませんが、入口に小さなピンクテープがついています。 ◆大小山登山口〜浅間山(三足富士)〜阿夫利神社分岐 この区間に道標はなく、ピンクテープが時折思い出したように出てくるだけですが、トレースは明瞭でロストの心配は少ないと思います。 右手(東側)にゴルフ場を望むようになると急登となり、高度を上げていきます。同時に稜線東側が切れ落ちているポイントも増えてきますが、浅間山手前あたりから木々の隙間から所々で展望がひらけ始めます。浅間山頂上には手製の山名標(三足富士)がありました。 軽く高度を落としてから登り返すとNHKの施設(中継所?)があり、ここからは細かいアップダウンが多くなるとともに、稜線がヤセ気味になって、時折岩場も混じってきます。ただし危険なところはありません。更にアップダウンを繰り返しながら、道なりに進んでいくと、阿夫利神社分岐(道標あり)に到着します。 ◆阿夫利神社分岐〜大沼田分岐〜大小山 阿夫利神社分岐からも細かいアップダウンを繰り返しながら高度を上げていきます。危険なところはありませんが、時々に急登やヤセ尾根があります。なお、大沼田分岐は大沼田方面に往かない場合は巻き道を利用可能です。 巻き道を抜けると短い距離ですが岩場があり、それを越えて一登りすると大小山となります。山頂はひらけていて展望もあり、休憩に最適です。なお、山頂のすぐ近くに阿夫利神社に直接下るトレイルの分岐があります。 ◆大小山〜妙義山〜西場富士分岐 この区間が本ルートの核心部となります。大小山から急斜面ですこし高度を落としてから、妙義山への登路に取り付きます。 山頂直下の高度差30〜40mは急斜面の岩場になっています。ステップとホールドは比較的豊富なので、しっかり三点支持すれば問題はないですが、クサリやロープ等は設置されていないため、転滑落に十分な注意が必要で、特に下りに取るときは慎重な行動が必要です。 妙義山山頂はそれほど広くはないですが、平坦になっており展望が良好です。下山する方向が2方向あるので歩き出しの方向には注意が必要です(道標あり)。 阿夫利神社へ下るには山頂から30mほど東方向へヤセ尾根を進んだところから、急斜面につけられたトレイルで10mほど高度を落とします。下りた先でトレイルが2方向に分かれ、一つはかなりの急斜面をロープにつかまって左方向へ下る、もう一つは右方向に回り込みながら下るもので、全く逆方向にいくのに道標やルート表示などがないため、ルート選択をすこし悩みました(今回は右側ルートを選択)。 結論としては最終的には合流するようですが、どちらを下ってもかなりの急斜面をロープにつかまって高度を20〜30mほど落とす必要があるので、ここも転滑落に十分な注意が必要です。 ここを下りきると傾斜は緩み、しばらく進むと西場富士分岐(道標あり)に到着します。 ◆西場富士分岐〜阿夫利神社 この区間は大分傾斜が緩くなりますが、一部急傾斜の場所(ロープやクサリが設置された場所あり)も出てきます。また、ルート下部に複数のトレースが錯綜する場所(おそらく洗掘されたトレイルを避けて通っている内にできたもの)もあったので、注意が必要です。基本的には樹林帯になるので展望はなく、ひたすら下りとなり、最後は阿夫利神社の駐車場前に飛び出します。 ◆阿夫利神社〜富田駅 この区間は車道歩きとなりますが、富田駅までの道標等はないので、地図と現在位置の確認が必要です。また、両毛線は日中は1時間に1本程度しかないので、列車の時間にも注意が必要です。 なお、富田駅駅前には公衆トイレはありますが商店等はなく(自販機あり)、最寄りのコンビニ(セブンイレブン)は、駅前の県道67号線を東方向に700mほど往ったところとなるようです。 |
その他周辺情報 | ◆金山城跡(太田市HP) https://www.city.ota.gunma.jp/page/4140.html ◆日本100名城・金山城(城びと様HP) https://shirobito.jp/article/721 ◆万徳 ※本町交差点から250mほど北上したところにある和菓子店。団子や大福、汁粉などの和菓子の他、おこわ、いなり寿司、かんぴょう巻き、赤飯などを販売しています(イートインスペースもあります)。朝8時からやっています。朝食代わりにお寿司と団子をイートインで頂きましたが、出来たてで非常に美味しかったです(買い物客も引っ切りなしでした)。 https://www.dan-b.com/mantoku/ <食べログ> https://tabelog.com/gunma/A1002/A100203/10009230/dtlphotolst/smp2/ ◆あしかがフラワーパーク https://www.ashikaga.co.jp/ ◆青竹手打ち麺 藤谷(佐野ラーメン) ※佐野駅近くにあって昼食時間帯以外でも営業している佐野ラーメンのお店。塩レモンラーメンなど新しいことにもチャレンジ。 <食べログ> https://tabelog.com/tochigi/A0902/A090202/9022591/ |
写真
写っているのは日ノ池という溜池
いわゆる水の手(水供給源の井戸や溜池)ですが、山城跡でこんな高いところにしっかりした水の手が残っているのにビックリ
土木技術と戦略的な視座の高さに驚きました
では下山します
いわゆる水の手(水供給源の井戸や溜池)ですが、山城跡でこんな高いところにしっかりした水の手が残っているのにビックリ
土木技術と戦略的な視座の高さに驚きました
では下山します
装備
個人装備 |
Tシャツ(半袖)(1)
Tシャツ(長袖)(1)
ソフトシェル(1)
サポートタイツ(1)
シューズ(1)
ザック(1)
キャップ(1)
サコッシュ(1)
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
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感想
この日は晴天が見込め、かつ比較的暖かい予報だったので、寒くなる前に北関東にある金山と大小山へ。
金山は日本100名城である金山城跡があり、新田義貞を祭神として祀る新田神社があり、関東平野の展望台としても有名な上、大分仕上がってきた山リスト「東京半日ゆる登山」にリストアップされている一座。大小山は比較的最近知ったのですが、山と渓谷(2024年12月号)で紹介されていた一座で、低山ながら好展望で、しかもなかなかハードな岩場があってスリル満点な山とのことで、セットで往ってみることに。
実際往ってみると、金山は山城跡でこれだけ遺構がきれいに残っているのはかなり珍しい上、関東一円が望める好展望地で、大小山も手軽に好展望とスリルを満喫できる山だったので、低山ながら非常に楽しい山行となりました。
最近めっきり寒さに弱体化してしまったalchemyですが、そろそろ本格的に寒くなるので、体力を維持しながら、冬越しの山行計画を立てていきたいと思います。
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