小金沢蓮嶺の縦走(牛奥ノ雁ヶ腹摺山、白谷ノ丸、大倉高丸、ハマイバ丸、滝子山)
- GPS
- 12:19
- 距離
- 23.0km
- 登り
- 1,255m
- 下り
- 2,074m
コースタイム
- 山行
- 4:58
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 6:08
- 山行
- 5:01
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 6:06
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
しかし、よくよく考えると、景徳院まえのバス停からバスに乗れるので、駅まで歩く必要なし。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
良好。途中、落ち葉で道がわかりにくい箇所が複数あり。ハマイバ丸から大谷ヶ丸までの下りで、滑る箇所あり。2回も滑ったので、注意が必要。 |
写真
感想
父の遺した山行記録によると、この山域には何回か来ていた。滝子山と大倉高丸。石丸峠から牛奥ノ雁ヶ腹摺山の区間には来ていないようだ。
1962年6月 26歳 滝子山 クラブ
1962年10月 26歳 大蔵高丸 クラブ
2002年5月 65歳 大蔵高丸 クラブ
2003年5月 66歳 滝子山 個人
2009年10月 72歳 大蔵高丸 個人
秀麗富嶽十二景をコンプリートするため、今回は石丸峠から滝子山までの縦走にチャレンジしてみる。宿泊は、湯ノ沢峠の避難小屋を使わせていただいた。
甲斐大和駅から始発バスで、小屋平まで移動。そこから石丸峠まで登る。途中から富士山が見え、前日の雨のおかげか、とても澄んでいて美しい。
笹の草原の石丸峠から、笹がさらに広がる狼平へ。気持ちいい草原の散歩道。そのまま小金沢山まで一気に登る。山頂からは、富士の絶景。さすが秀麗富嶽の2番山頂!
次に30分で2つ目の牛奥ノ雁ヶ腹摺山へ。山頂からの富士山を楽しみ、少し下がって立ち枯れのエリアへ。見たことがない不思議な光景に感動!
富士山を見ながら黒岳を目指し歩く。富士山の上に雲がかかってきた。しかし、富士山を隠すまで低くない。今日はずっと富士が見えそうだ。ついてる!
視界のない黒岳の山頂を越えて、白谷ノ丸へ。眼前に広がる広大な絶景!ここは秀麗富嶽十二景には選ばれてないが、ここの景色が最高かもしれない。9月にきた時は雲の中だったので、ついに念願が叶った!
白谷小丸まで歩き、荷をおろしてゆっくり休憩。後は、湯ノ沢峠小屋までテクテクと歩き、水場で水を汲んで宿泊準備。
ここの小屋は避難小屋だが、電気も通っていて、とても助かった!隙間風が吹くので、足が寒かったが、持って行ったカイロのおかげか思った以上にゆっくり寝れた。
翌朝、風が強い予報だったが、そこまで強くなく、片付けをして外に出る。大蔵高丸で日の出を見るために、少し明るくなってから出発。寒い。そして、道は霜で凍っていた。
ザクザクと霜を踏んで歩いて進むと、大蔵高丸の山頂へ!美しい日の出と赤く染まる富士。風も強くなく、最高のスタートだった。
秀麗富嶽十二景のハマイバ丸からの富士も堪能し、最後の目的地である滝子山へ。
そして、ここまでが長かった。いくつものピークを超えて、笹子駅へ向かう分岐まで来た時には、すでに疲れていた。慣れない大荷物を背負っての縦走は体に堪える。
最後の力を振り絞って、滝子山へ!山頂では富士が近く感じられて、2日間ずっと富士を見ながら歩いてきた感動が湧き上がる。
景徳院方面へ下るため、そこから沢沿いルートを途中まで下り、分岐まで進む。ここから、あまり歩く人が多くないのか、落ち葉でルートが不明瞭な箇所も多い。注意深く下り、景徳院へ。下のほうは紅葉も綺麗で、最後のご褒美のような下り道だった。
避難小屋泊の縦走だったが、来た甲斐があった。富士をずっと眺めながら、気持ちよく歩けた2日間だった。
今度は、晴れた日に湯ノ沢峠を起点にして、白谷ノ丸と大蔵高丸を楽しむハイキングがいいかも。大荷物はやっぱり辛い。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人