三石山(佐野峠からピストン)〜バリバリの登山道〜
- GPS
- 05:14
- 距離
- 13.8km
- 登り
- 920m
- 下り
- 913m
コースタイム
- 山行
- 4:46
- 休憩
- 0:27
- 合計
- 5:13
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
行き 自宅4:30発→林道彷徨って→佐野峠無料駐車場8:15着(204.6辧 帰り 佐野峠無料駐車場13:52発→なんぶの湯14:29着(17.1辧 なんぶの湯15:10発→エルク16:04着(52.6辧 エルク16:20発→自宅19:28着(107.6辧 総走行距離:381.9 ※行きは佐野峠へ入力したMAPコードでは辿り着けず、40分以上の遅延 ※帰りは中央高速道路の事故渋滞で1時間以上の遅延 |
コース状況/ 危険箇所等 |
▼足元は林道以外はほぼバリエーション 佐野峠からの登山道取り付きが薄の藪の階段から始まります。いきなり足元が緩い急斜面の登りが始まります。トレーニングでなければ黄色のゲートを潜って林道を歩いて大島峠手前の取り付きまで林道を歩くことが賢明です。 そこからもマーキング(ピンテと木への赤のペンキ)はそこそこあるものの、足元は殆ど踏まれていない道で、ユルユルかつ踏跡は殆どありません。またマーキングが途切れる箇所もあり、バリエーションルートと言っても過言ではないでしょうから初心者はルートロスする可能性大です。 ▼急登のアップダウンの繰り返し 登山道取り付きからの急登や三石山への最後の急登など結構急なアップダウンを繰返します。大島峠へ乗り越えるピークも結構急坂です。 足元が緩いのでマーキングがあるところはマーキングの近くを歩きましたが、それでも足元はバリエーションクラスのユルユルの道でした。 ▼アプリ活用必須 今年ルートロスして遭難救助された方のレコがヤマレコで一つあがっていますが、確かにルートロスしそうな不明瞭な道が続きます。尾根の分岐も判断が難しく、ヤマレコアプリなどを利用して方位線を確認しながら進まないとルートロスするリスク大です。標高や知名度もそれ程の山でないけれども、意外と難しい低山でした。 |
その他周辺情報 | ▼なんぶの湯 https://www.nanbunoyu.com/ 泉質はアッサリで一寸消毒液の匂いがしますが、まあ標準的な温泉でしょう。 WEBサイトに記載されているようなアルカリ温泉といった印象は受けませんでした。 お風呂は露天も含めて広々としていて、洗い場も広く気持ちよいです。 @980 一寸お高いです。PayPayが出来ます。 ▼ELK(エルク) https://www.elkinc.co.jp/ 山梨県甲府市にあるアウトドアショップです。今日は登山後に壊れたザック4つと同じく壊れた登山靴等の修理にこのショップを尋ねました。 ザックは何れもネットの破れです。一つ一つ各メーカーに送って修理するのも面倒なので修理品を一挙に持ち込みました。オルトボックスのザックの修理をネットで検索してこの店を知りました。40年以上前から有る老舗のお店のようです。 山梨百名山のバンダナが売っているのを見つけ思わず一枚購入しました。 |
写真
装備
MYアイテム |
24c
重量:-kg
|
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個人装備 |
長袖シャツ
ハードシェル
ズボン
靴下
レイングローブ
ポリゴン防寒着
日よけ帽子
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
ポカリスエット500㎖
水プラティパス1000㎖
サーモス(お湯500㎖)コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
携帯
時計
ストック
カメラ
GPX(ガーミンeTrex30xJ)
ココヘリ&虫除けネット
アミノバイタル
手拭い
コンパクト三脚
|
備考 | プラティパスが水漏れしてザックの中がびしょ濡れ、プラティパスを買い換えないといけない。 |
感想
メルカリで購入したトレランシューズの履き心地を確かめに、山梨百名山をめざす人しか行かないだろうと思われる「三石山」に行ってきました。
〇三石山(みついしやま)標高 1173m
山梨百名山 甲州百山
https://www.yamareco.com/modules/yamainfo/ptinfo.php?ptid=6655
▼佐野峠
事前に調べて入力したMAPコード 483 808 266*16で向ったのですが、全く違う場所に送り届けられてしまいました。(上佐野のキャンプ場周辺)
この時点では、今日は登山口に立てないので予定していた山行を中止しようかと覚悟しました。
途中、以前電車で思親山へ登ったときに歩いて通過した寺に見覚えがあったので、そこまで戻ってナビとは違う上りの林道を進んだ処、やはり見覚えのある右思親山と書かれている分岐に着き、そこを登って佐野峠に着く事が出来ました。
最後の分岐からの道はすれ違いのできない狭い林道で、ガードレールもなく危険な道です。工事関係のトラックが先を走っていて途中で止りたかった模様でしたが、私の車を抜かせることが出来る場所も無く、峠まで登ってくれて私の車を通してくれたくらい狭いです。
佐野峠の駐車場は10台以上駐車でき景色も快適ですが、そこへ辿り着くまでが危険で大変でした。今日の登山の核心部の一つが佐野峠までの車の運転でした。
因みに路面は全部舗装されていますが、落石が多く降りて石をどけながら進む箇所もありました。
▼足元は殆どバリエーション
佐野峠から三石山へは急登を何回か乗り越えて行きます。
取り付きの石階段が薄の藪で蔽われていたことに象徴されますが、マーキングがなければバリエーションルートです。足元は殆ど踏まれていなくどこがルートなのか判然としないユルユル、よくいえばフカフカの道が殆どでした。
マーキングは有りますが、ピンテと木へのペンキでして、それが途切れる箇所もあって初心者にはルートファインディングが難しいでしょう。
総合的に判断すると、バリルートですね。
林道歩きが可能なところは林道を利用した方が良いと思いました。
▼展望
駐車場や林道からの天子山塊の向こうに見えている富士山が絶景でした。途中十枚山や七面山や身延山の向こうに南アルプスが見えます。悪沢岳や赤石岳あたりです。手前には同じく山梨百名山の笊ヶ岳も見えていました。
展望が良いのは林道やルートの途中からで、山頂標識や山頂からは全く展望がありません。山梨百名山のピークハントをする人にしか価値のない山頂でした。
なお、山頂は山梨百名山の標柱から数十メートル先、倒木を乗り越えた処にあり、ピンテ三本が巻かれているのが目印です。山頂標柱で山頂に到達したと勘違いしやすいピークです。
▼玄人好みの山
ルーファイも難しくきついアップダウン、それもバリバリっぽいルートで山頂からの展望も無いので、やはり山梨百名山をめざす人しか来ない山なのかなと感じました。
私は大島峠から右に巻くルートが発見できませんでした。
途中造作中の林道に削られて寸断した登山道、再度登山道に入る方法が最初は判らず困惑したように、林道造作中の途上にあることもルートファインディングを難しくしている要因でしょう。
作業員以外には誰にも出会わない静かな山行でした。
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