「下紅葉 上霜柱 七面山 修行走の横歩くわれ」

2024年11月30日(土) ~ 2024年12月01日(日)

• GPS: 12:10
• 距離: 19.6km
• 登り: 2,024m
• 下り: 2,028m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:31
• 休憩: 1:22
• 合計: 4:53

距離 6.8km 登り 1,384m 下り 156m

9:21 スタート地点
9:28 9:38 七面山表参道登山口
9:41 9:42 神力坊（2丁）
10:21 10:39 肝心坊（13丁）
11:16 11:24 中適坊（23丁）
12:23 13:08 晴雲坊（36丁）
14:14 敬慎院

2日目

• 山行: 5:05
• 休憩: 1:33
• 合計: 6:38

距離 12.7km 登り 640m 下り 1,872m

7:27 敬慎院
8:31 8:35 七面山（三角点設置点）
8:44 8:45 七面山
8:49 8:58 七面山（三角点設置点）
9:43 9:44 敬慎院
9:55 七面山二ノ池
10:04 10:21 奥の院
11:02 11:03 七面山二ノ池
11:40 11:58 晴雲坊（36丁）
12:25 12:31 中適坊（23丁）
12:52 13:11 肝心坊（13丁）
13:41 13:54 神力坊（2丁）
13:57 14:01 七面山表参道登山口
14:05 ゴール地点

天候

快晴のち快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

旧旅館街の駐車場の隣りあたりに駐車しました。朝9時で登山口前は満車。

コース状況／危険箇所等

ほぼ階段で標高差の割に歩きやすいです。標識もたくさんあり励みになります。ベンチもいたるところにあり、寄進によって設置されているようです。感謝。

ただ七面山の山頂から最高点までの道がわかりにくかったです。希望峰方面との分岐のところに案内板があるとなお良しだと思います。

その他周辺情報

なんぶの湯　町民以外980円
マンガコーナー充実。まったりし過ぎて帰宅が遅くなりそう笑。

写真

11/30 9:09

旅館街近くの駐車場🅿️

11/30 9:20

いってきます！

11/30 9:26

11/30 9:27

麓は紅葉🍁真っ盛り。気分も高揚。山にも行こうよう！

11/30 9:27

イタヤカエデは黄葉するそうです。メープルシロップの原料。

11/30 9:28

滝に向かいます

11/30 9:29

羽衣白糸の滝。お万の方はここで1週間かけて身を清められて七面山に登ったそうです。

11/30 9:29

お万の方！松井玲奈さんが演じてました！

11/30 9:30

滝に魅了されるn氏

11/30 9:35

これが七面山だ！

11/30 9:36

荷物搬送料値上げのお知らせ。

11/30 9:36

登山口。間もなく修行走ランナーが来るとのこと。急ぎます。

11/30 9:36

n氏が凛々しく歩みを進めます

11/30 9:38

紅葉🍁とありがたきお言葉。

11/30 9:42

二丁目

11/30 9:42

神力坊

11/30 9:42

神力坊の縁起文です

11/30 9:43

参道沿いには立派な木が立ち並んでます。

11/30 9:48

お見事！

11/30 9:50

真っ直ぐ！

11/30 9:50

顔が蛇足ですな。

11/30 9:52

本当に丁寧に整備されているのですが、常に登りです

11/30 9:56

読んでいるとなかなか足が進みません。

11/30 10:18

次第に一句詠みたくなったりします。

11/30 10:25

修行走とはナイスネーミング！

11/30 10:31

十三丁目は肝心坊です

11/30 10:58

紅葉見事な身延山。もうすぐあの山からランナーがやって来ます。

11/30 11:02

もう来た！はやっ！この人が先頭です。

11/30 11:03

2番手。3番手に見えるのはm氏笑。

11/30 11:09

富士山も見てますよ〜。

11/30 11:16

二十三丁目は中適坊です

11/30 11:22

坂はまだまだ続きます

11/30 11:37

高くなるにつれ、木々の葉も少なくなり、富士山がはっきり見えてきます。

11/30 11:54

こちらは白峰三山。とんがっているのは北岳。

11/30 11:55

遠くの街は甲府市。

11/30 11:59

初霜柱！

11/30 12:01

三十丁目

11/30 12:20

まだまだ元気！

11/30 12:28

三十六丁目が見えてきました

11/30 12:51

昼食。山全体がお寺なので、下山するまで肉魚卵乳製品は御法度です。悩んだあげく、大豆ミートを調理してみました。豆腐と油揚げの中間の食感。なかなかいけます！

11/30 13:05

三十六丁目は晴雲坊です

11/30 13:22

ふじこさんドーン！

11/30 13:31

標高が上がると霜柱も長くなります。

11/30 14:01

こういうベンチがとてもうれしいです

11/30 14:02

和光門！

11/30 14:02

カメラを向けると凛々しくなるm氏

11/30 14:03

ウイニングロードが見えました。本日のゴールはもう少し。前を行くのが修行走最終ランナーと係員。

11/30 14:04

四十六丁目、和光門です。

11/30 14:05

上から見るとかなりの坂。

11/30 14:07

n氏が登ります

11/30 14:11

連打を禁じられていますのでまずはn氏が鐘をつきます

11/30 14:12

鐘楼の横から入っていきいます。

11/30 14:12

お手水でできたツララ！

11/30 14:15

瑠璃稲荷

11/30 14:16

池大神

11/30 14:16

日朝堂

11/30 14:17

一の池

11/30 14:18

ふじこさんドーン💥　随身門からの額縁ショット。

11/30 14:20

随身門

11/30 14:21

疲れも吹っ飛びますね。

11/30 14:22

富士に見とれます

11/30 14:22

富士山よりでかい顔。

11/30 14:25

随身門横の塔

11/30 14:25

随身門。右側にライブカメラがあって、寺のモニターで丸見えだと後で知りました。アホなことしなくて良かったぁ。

11/30 14:51

本日のお宿敬�捻，砲董�参籠体験つきで一泊二食6,500円なり。大薬罐の前で。ちなみに修行僧ではありません。

11/30 14:52

龍神という達筆

11/30 14:55

本堂裏手の一の池。この池の龍神様が七面山大明神だそうです。

11/30 14:56

池はしっかり凍っています

11/30 15:02

髄審問を眺めます

11/30 15:02

敬慎院

11/30 17:00

ご夕食。精進料理です。ご飯とお味噌汁はおかわり可能です。慎んでいただきます。

11/30 17:01

お、お、お神酒

11/30 17:29

ハイ。

11/30 20:07

有名な長布団。一枚で5人寝ました。僕は隅だったのでm氏が寝返りをする度に布団から剥がされてました。

12/1 5:50

朝のお勤め前の富士山。荘厳です。

12/1 5:50

マジックアワー間もなく始まります。

12/1 6:08

額縁から切り取った富士山

12/1 6:09

空の青と赤のグラデュエーションが素晴らしい👍

12/1 6:29

どこから太陽は昇るのかな？探している写真。

12/1 6:32

本日の太陽は愛鷹山方面からのご登場です。

12/1 6:33

右手には駿河湾。

12/1 6:34

ご来光

12/1 6:34

あっという間に大きくなります。

12/1 6:35

お寺の者ではございません！

12/1 6:35

右手の円盤は何？　もしかしてあなたが神様ですか？

12/1 6:36

神々しい。

12/1 6:37

先ほどとは違う眺めの額縁の富士山

12/1 6:49

朝食です。そろそろお肉が恋しくなってきました。

12/1 7:27

お世話になった敬�捻　Ｋ榮欧蝋�事中でした。

12/1 7:30

何度見ても素敵な景色です

12/1 7:33

山頂を目指します

12/1 7:38

少しなめていたかもしれません

12/1 7:39

今朝は七面山山頂を目指します。と言っても残り標高差は150mほど。
ますます長くなる霜柱。

12/1 7:40

ひげなが君です。

12/1 7:47

冬の華ですねー。

12/1 7:51

七面ブルー🩵

12/1 8:00

ナナイタガレ。石が崩落する音が聞こえます。

12/1 8:15

写真よりも実物のが高度感あり。

12/1 8:31

山頂とうちゃこ！

12/1 8:31

二百名山ゲットです！

12/1 8:32

愛知県から来たご夫婦に撮っていただきました。

12/1 8:43

七面山最高点（1989m）四国の最高峰より高いです。

12/1 8:58

山頂の眺めはこんな感じ

12/1 9:06

富士はどこから見ても美しく見えました

12/1 9:34

山頂を降りる所から見える一の池

12/1 9:37

敬�捻ゞ瓩�にて。鹿と富士山。鹿だけにシカトされました。

12/1 9:39

随身門から再びふじこさん！

12/1 9:44

一の池は昼間でも凍ったまま。

12/1 9:49

緩やかな道を奥の院に向かいます

12/1 9:50

サルオガセがすごい。

12/1 9:54

二の池。水は無く石碑のみ。

12/1 10:01

奥の院入口に到着です。

12/1 10:01

奥の院の影向石（ようごうせき）。こういうのを見るとお寺を建てたくなる気持ちわかりますね。

12/1 10:09

影向石越しの富士山。

12/1 10:22

奥の院。ここでも宿泊可能だそうです。

12/1 10:30

御神木に向かって下ります。

12/1 10:41

御神木。

12/1 10:41

御神木のオオイチイ。別名アララギ。

12/1 10:42

芯は枯れているのに樹勢は衰えず！

12/1 11:01

ここから下りていきました。

12/1 11:12

再び敬慎院前に到着。いよいよ下山です。

12/1 11:14

名残惜しんで鐘を撞きました。

12/1 11:15

本当は随身門で四十九丁目でした

12/1 11:42

晴雲坊・36丁目

12/1 11:44

登山のお供。羊羹です。お寺にはピッタリ。

12/1 12:33

結構足に来ています。

12/1 13:08

肝心坊・13丁目

12/1 13:15

膝から上が棒のように痛いです。

12/1 13:33

それでも頑張って下ります。

12/1 13:52

神力坊・2丁目

12/1 13:55

あとすこし！

12/1 14:05

ゴール！紅葉がきれいです

12/1 15:09

仕上げはなんぶの湯へ。久しぶりにいただいたお肉美味しゅうございました。食べ物のありがたみも実感できた山行でした。

12/1 15:26

12/1 15:26

チキン南蛮定食をいただきました

撮影機器：

SC-52A samsung

iPhone 13 mini Apple

装備

個人装備

長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ（起毛） 防寒着（ダウンジャケット） 雨具 風よけ帽子（毛糸・耳等の風よけ付き） ザック 昼ご飯 行動食 保険証 スマートフォン 時計 タオル2枚 ストック カメラ ジャージ アクエリアス 水 お風呂セット

共同装備

バーナー ガス

感想

matsuhiro1968

七面山は、富士の国やまなしのウェブサイトに「苦行の先に到達する究極の聖地 七面山へ」という言葉とともに紹介されています。掲載された写真の神々しさも含め、他の登山とは全く違う様相を見せる霊験新かな地という印象を受けました。nakanomaくんが今秋この山を登ろうと勧めてきた時は正直驚きました。自分は日頃からの不摂生と鍛練不足が祟り、登山のたびにnakanoma くんに迷惑をかけています。ほぼ彼の修行のために同行しているようなもので、負荷でしかありません。それでも毎回誘ってくれる彼が、遂に苦行を勧めてくるのです。これは(君も修業したまえ)の意味なのか、遂にクライマーズ・ハイの域に達したのかはわかりません。しかし、自分もいろいろな行き詰まりのなかで、本当に仏がいるならばあやかりたい、すがりたいとの邪推な心も入り交じって、登山参加を表明しました。
10丁過ぎた辺りから山に慣れてきた…とサイトに書かれているのを信じて行きましたが、いやいやどうですか。登り、登り、登り。整備されていなければ、それはそれはしんどくて諦めも早かったかもしれません。急登という表現よりも、確実に登り続ける登山を続けることがある意味修業なのかもしれません。
しかし、その整備状況のよさのみならず、所々寄進された看板や灯籠、ベンチなとには、そこにはいない誰かが励ましてくれている印象も受けます。nakanomaくんだけでない多くの励ましが、足を前に進ませてくれました。
登頂後の景色は壮観で、凍えるほどの外の寒さと宿坊の皆様の心の温かさに感激しました。
七面大明神を拝観し、夕朝のお勤めをしました。
願いを叶えてくれるそうです。
神様は何を応えてくれるのか。
そうもチラリと思いました。
しかし、神は何も与えてはくださらないと思いました。
登れたことに喜びを。ここまでの道のりに感謝を。
これから先も自分で道を切り開け。
背後に神がいてくれるのかもしれない。
そんな気持ちになり、縋るお願いは浮かびませんでした。
2日目の日の出も美しく、ガレが音を立てて崩れている様子は圧巻でした。山頂、奥の院、ご神木と進み、下りのみの帰路は自身のあった自分の脚力をいっぺんに奪いました。
まさに苦行。
でもその先に、なんか頑張った自分の中に無心になれたところを振り返って、これからもやっていけそうという下界での一歩を踏み出す勇気をもらった気がします。
nakanomaくん、宿坊でご一緒になった皆様、そして、敬神院の皆様に深く感謝申し上げます。

コメント

nakanoma

今までにないタイプの山行となりました。
肉魚卵乳製品は不可と知り、スーパーで買い物する際に、大丈夫な食品を探したのですが、なんとかエキスがたいていの食材に含まれていることに驚きました。大丈夫なのは、野菜（かさばる）、いも、豆、米、果物。悩んだ挙げ句、大豆ミートを試食することに。レトルトのソースでニンニクエキスのものを選んで炒め物にしたらけっこう美味しかったです。長期山行の後半の食材にしてもいいなぁと気づきました。あれこれ考えて準備するのも楽しいことを再発見しました。

そして門徒でもない部外者のわれわれを快く受け入れてくださり敬禛院の皆様には大変感謝しております。若い僧侶の方から皆さん物腰が柔らかく心が洗われる思いをしました。
お勤めもお経と太鼓の迫力に圧倒されました。貴重な経験をありがとうございました。