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Yamareco

記録ID: 7551028
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
屋久島

宮之浦岳・黒味岳/荒川登山口より 主稜線をピストン。一生ものの思い出です!

2024年11月17日(日) ~ 2024年11月19日(火)
 - 拍手
体力度
8
2~3泊以上が適当
GPS
--:--
距離
45.3km
登り
2,770m
下り
2,775m

コースタイム

1日目
山行
5:35
休憩
0:55
合計
6:30
5:54
51
6:45
6:50
32
7:22
7:28
70
三代杉
8:38
8:55
26
9:21
9:30
76
10:46
11:04
80
2日目
山行
10:22
休憩
3:12
合計
13:34
3:01
140
5:21
6:00
32
6:32
8:00
110
9:50
9:55
33
10:28
10:51
27
11:18
139
13:37
14:14
20
14:34
121
3日目
山行
6:03
休憩
1:07
合計
7:10
5:28
79
6:47
11
6:58
7:20
87
縄文杉
8:47
9:10
29
9:39
9:55
103
11:38
11:44
54
12:38
荒川登山口
天候 17日:晴れのち曇り一時雨 18日:霧のち晴れ 19日:曇り一時晴れのち雨
過去天気図(気象庁) 2024年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
荒川三叉路〜荒川登山口は一般車両の乗り入れが規制されます。(毎年3月1日〜11月30日)
この期間は荒川登山バスやタクシー等でアクセスします。

荒川登山バスの出発地である安房近郊の屋久杉自然館前(登山者用駐車場有り)に駐車。
自分の場合は屋久島滞在中レンタカーにて移動していますが、その他の場合は路線バスや宿泊施設の送迎、ツアー参加等が考えられます。

荒川登山バスの乗車にはバスチケットの購入、及び乗車券への引き換えが必要です。
バスチケットは屋久島観光協会案内所(屋久島空港、安房、宮之浦)等で事前購入します。購入できなければ当日乗車前に、バス乗り場で係員より購入も可能。
係員は4時より業務開始されていました。

バスチケット:往復券4000円(バス代2000円+協力金2000円※)
※協力金は日帰り入山の場合1000円、山中で宿泊予定の場合は2000円。
荒川登山バスを使用しなかった場合は片道分、往復分と返金可能。


定番の縦走ルートの起点である淀川登山口へは今夏の台風被害による復旧工事中で、人も車も立入不可となっています。
2024年11月現在、宮之浦岳への登山は荒川登山口、または白谷雲水峡が一般的な選択肢になるでしょう。
登山開始日の11月17日は前日まで大雨となっていたため、渡渉を伴う白谷雲水峡からの入山は危険と判断。荒川登山口からのピストンで臨むと前日に決めました。
コース状況/
危険箇所等
たいへんよく整備された登山道です。トロッコ道や登山道に点在する木道は濡れると滑りやすいので注意。
岩場は花崗岩主体なので基本的に滑りにくいけど、苔や泥が付いていると油断できません。
荒川登山口〜縄文杉間は入山者が非常に多く、時期によっては計画に余裕を持たせることが大事と感じました。
その他周辺情報 楠川温泉(鹿児島県熊毛郡屋久島町楠川1364−5)にて汗を流しました。
地元の方々が通っている地域密着型の温泉です。入浴料:300円、貸バスタオル:100円。
タイミングによって、めちゃくちゃ熱くなっていて埋めないと入れなかったり、ちょっと熱いくらいと湯温が異なります。
(滞在中に2回入浴しました)
【最初に】 屋久島旅行のプロローグから始めています。山行記録は12枚目の写真からとなります。

〜 プロローグ 屋久島へ波乱万丈の旅の始まり 〜

まず今回の屋久島行きはとにかく波乱万丈でした。
出発前日に予報が変わり、宮之浦岳登山が滞在後半に延期になる可能性が出てきたこと。所持万端整った後でいきなりの予報修正は青天の霹靂でしたがもう後戻りはできない。なるようになると言い聞かせて出発するのでした。

11/15 23:20 長野駅前より神戸行き夜行バスにて出発。
11/16 6:00 大阪駅桜橋口到着。元々兵庫県出身の自分にとって、大阪駅はけっこう見慣れた景色。いつ以来だろうか。

6:40 伊丹空港行きバスにてハービス大阪前を出発
7:10 伊丹空港到着。
【最初に】 屋久島旅行のプロローグから始めています。山行記録は12枚目の写真からとなります。

〜 プロローグ 屋久島へ波乱万丈の旅の始まり 〜

まず今回の屋久島行きはとにかく波乱万丈でした。
出発前日に予報が変わり、宮之浦岳登山が滞在後半に延期になる可能性が出てきたこと。所持万端整った後でいきなりの予報修正は青天の霹靂でしたがもう後戻りはできない。なるようになると言い聞かせて出発するのでした。

11/15 23:20 長野駅前より神戸行き夜行バスにて出発。
11/16 6:00 大阪駅桜橋口到着。元々兵庫県出身の自分にとって、大阪駅はけっこう見慣れた景色。いつ以来だろうか。

6:40 伊丹空港行きバスにてハービス大阪前を出発
7:10 伊丹空港到着。
この先、不安を感じずにはいられないどんよりした空模様の伊丹空港。
西側には数え切れないほど歩いている真の地元の山である六甲山。
どうか見守っていてほしい。

一つ、パッキングで失敗したことを付記しておくと、ガスバーナーは機内持ち込みの手荷物に入れておきましょう。
預け荷物の75Lザックに入れていたことで呼び出しを食らい、開封してガスが抜けていることを確認する必要が生じました。
去年の利尻・礼文では使わなかった登山装備。今回はテント泊も含むため背負ってきたのです。
この先、不安を感じずにはいられないどんよりした空模様の伊丹空港。
西側には数え切れないほど歩いている真の地元の山である六甲山。
どうか見守っていてほしい。

一つ、パッキングで失敗したことを付記しておくと、ガスバーナーは機内持ち込みの手荷物に入れておきましょう。
預け荷物の75Lザックに入れていたことで呼び出しを食らい、開封してガスが抜けていることを確認する必要が生じました。
去年の利尻・礼文では使わなかった登山装備。今回はテント泊も含むため背負ってきたのです。
9:47 伊丹空港を離陸。まずは鹿児島へ。

屋久島へは伊丹から直行便もありますが、接続の問題から鹿児島での乗り継ぎとしました。

旅先での空模様に不安は尽きないものの、飛行機はあっという間に離陸。
六甲山が西側に大きい!
9:47 伊丹空港を離陸。まずは鹿児島へ。

屋久島へは伊丹から直行便もありますが、接続の問題から鹿児島での乗り継ぎとしました。

旅先での空模様に不安は尽きないものの、飛行機はあっという間に離陸。
六甲山が西側に大きい!
地元の人には馴染み深い昆陽池公園の上空を通過。北向きに離陸した飛行機は大きく旋回して南へ。
地元の人には馴染み深い昆陽池公園の上空を通過。北向きに離陸した飛行機は大きく旋回して南へ。
自分にとってここも超地元の阪神尼崎駅付近上空を通過。
この先で雲に入り、次に下界が見えるのは鹿児島上空でした。
自分にとってここも超地元の阪神尼崎駅付近上空を通過。
この先で雲に入り、次に下界が見えるのは鹿児島上空でした。
11:00過ぎ 鹿児島空港着

先行機が鳥にぶつかったらしく、上空待機でしばらく旋回の上での着陸。
飛行機は好きなので搭乗時間は増えること自体は嬉しいけど、この時ばかりは旅先での波乱を感じずにいられませんでした。
11:00過ぎ 鹿児島空港着

先行機が鳥にぶつかったらしく、上空待機でしばらく旋回の上での着陸。
飛行機は好きなので搭乗時間は増えること自体は嬉しいけど、この時ばかりは旅先での波乱を感じずにいられませんでした。
どこを飛んでるのかよく分からないうちに鹿児島空港に到着。
屋久島行きの飛行機を搭乗待ち中です。

ここで「屋久島行きの飛行機は視界不良のため引き返す条件付きで飛ぶ」との案内が入りました!
こんなに波乱万丈な旅の幕開けはかつてなかったこと。でも機長さん達に任せるしかないのでもうなるようになると開き直ります。

ちなみに天気が良ければ、ここから霧島連山がよく見えることを一週間後に知ることになります。
どこを飛んでるのかよく分からないうちに鹿児島空港に到着。
屋久島行きの飛行機を搭乗待ち中です。

ここで「屋久島行きの飛行機は視界不良のため引き返す条件付きで飛ぶ」との案内が入りました!
こんなに波乱万丈な旅の幕開けはかつてなかったこと。でも機長さん達に任せるしかないのでもうなるようになると開き直ります。

ちなみに天気が良ければ、ここから霧島連山がよく見えることを一週間後に知ることになります。
遂に屋久島行きへの飛行機に乗り込みます。後ろから乗る機材は初めてでした!

11:40頃 鹿児島空港出発
遂に屋久島行きへの飛行機に乗り込みます。後ろから乗る機材は初めてでした!

11:40頃 鹿児島空港出発
約30分後には最終着陸態勢に入り、人生で初めて見た屋久島の景色はこの海岸線でした。
約30分後には最終着陸態勢に入り、人生で初めて見た屋久島の景色はこの海岸線でした。
12:20頃 屋久島空港到着!!

飛行機は引き返すことなく屋久島空港に無事に辿り着きました!機長さん達に感謝しかありませんでした。

土砂降りの中、屋久島へ降り立ちます。傘を貸してくれるのでひどく濡れることはありませんが、
無事に着いたら着いたで、いきなり雨の多い屋久島の洗礼を浴びた格好。

預け荷物の75Lザックを受け取り、レンタカー会社の方のお出迎えを受け、7日間の相棒となるハスラーを借りました。
7ヶ月前から予約、そして度々予約変更させていただいたお礼を言いました。
スタッフの方から好天を祈ります、と気持ち良く送り出してくれました。

先はどうなるか分からないけど、とりあえず必要物資を買い込んでから、初日の1泊だけ予約していた宮之浦の民宿へ。
12:20頃 屋久島空港到着!!

飛行機は引き返すことなく屋久島空港に無事に辿り着きました!機長さん達に感謝しかありませんでした。

土砂降りの中、屋久島へ降り立ちます。傘を貸してくれるのでひどく濡れることはありませんが、
無事に着いたら着いたで、いきなり雨の多い屋久島の洗礼を浴びた格好。

預け荷物の75Lザックを受け取り、レンタカー会社の方のお出迎えを受け、7日間の相棒となるハスラーを借りました。
7ヶ月前から予約、そして度々予約変更させていただいたお礼を言いました。
スタッフの方から好天を祈ります、と気持ち良く送り出してくれました。

先はどうなるか分からないけど、とりあえず必要物資を買い込んでから、初日の1泊だけ予約していた宮之浦の民宿へ。
夕方の天気予報で狂喜乱舞!

夕方、天気予報を恐る恐る確認すると、なんと日月火まで好天予報に!!結果的に元どおり修正されていました。
この予報で通してくれていれば、こんな胃が痛い思いをせずに済んだのにまあ良いでしょう。
とにかく滞在前半に狙いどおり宮之浦岳を目指す目途がたち、心機一転、テント泊山行のパッキングを行いました!

この日は緊張と興奮でなかなか寝付けませんでした。
羊が一匹、羊が二匹…

〜 プロローグ終わり 〜



夕方の天気予報で狂喜乱舞!

夕方、天気予報を恐る恐る確認すると、なんと日月火まで好天予報に!!結果的に元どおり修正されていました。
この予報で通してくれていれば、こんな胃が痛い思いをせずに済んだのにまあ良いでしょう。
とにかく滞在前半に狙いどおり宮之浦岳を目指す目途がたち、心機一転、テント泊山行のパッキングを行いました!

この日は緊張と興奮でなかなか寝付けませんでした。
羊が一匹、羊が二匹…

〜 プロローグ終わり 〜



11月17日(日) 1日目

屋久杉自然館前 5:00発 荒川登山バスに乗車
荒川登山口   5:35着

自分は初発で乗れましたが、待ち客全員は乗れず増便が出ていました。日帰りできない宮之浦岳への登山者は少数で、
縄文杉までの入山者が殆どのようでした。


5:54 荒川登山口(600m)出発!

トイレや準備運動を済ませてから出発。初発に乗車していた方々はほぼ出発されたタイミングで、夜明け前の静かなトロッコ道へ。

すぐにスイッチバックのように方向転換。真っ暗な橋を渡ります。
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11月17日(日) 1日目

屋久杉自然館前 5:00発 荒川登山バスに乗車
荒川登山口   5:35着

自分は初発で乗れましたが、待ち客全員は乗れず増便が出ていました。日帰りできない宮之浦岳への登山者は少数で、
縄文杉までの入山者が殆どのようでした。


5:54 荒川登山口(600m)出発!

トイレや準備運動を済ませてから出発。初発に乗車していた方々はほぼ出発されたタイミングで、夜明け前の静かなトロッコ道へ。

すぐにスイッチバックのように方向転換。真っ暗な橋を渡ります。
対岸へ渡るとすぐに照明付きの隧道へ。軌道歩きは長いとは思うけど、鉄道好きとして楽しめる面もあります。

縄文杉へのツアー客や日帰り装備の方が殆どで、この先数え切れない方々に道を譲ることになります。
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対岸へ渡るとすぐに照明付きの隧道へ。軌道歩きは長いとは思うけど、鉄道好きとして楽しめる面もあります。

縄文杉へのツアー客や日帰り装備の方が殆どで、この先数え切れない方々に道を譲ることになります。
隧道は一ヶ所のみで、あとは安房川の右岸に沿う軌道を歩きます。
いくつもの支谷を鉄橋で渡りますが、ガードのない鉄橋の高度感はかなりあり。ここは一歩一歩慎重に進みます。


6:46 小杉谷集落跡(650m)

長い鉄橋で安房川の左岸へ渡ったところが小杉谷集落跡。休憩される方も多く、ここでの写真は載せません。
今回の行程はピストンであり、帰路もここを歩きます。この後も基本的に写真は落ち着いて撮れそうなときは撮る方針でいきます。
隧道は一ヶ所のみで、あとは安房川の右岸に沿う軌道を歩きます。
いくつもの支谷を鉄橋で渡りますが、ガードのない鉄橋の高度感はかなりあり。ここは一歩一歩慎重に進みます。


6:46 小杉谷集落跡(650m)

長い鉄橋で安房川の左岸へ渡ったところが小杉谷集落跡。休憩される方も多く、ここでの写真は載せません。
今回の行程はピストンであり、帰路もここを歩きます。この後も基本的に写真は落ち着いて撮れそうなときは撮る方針でいきます。
7:22 三代杉(740m)

一見してもよく分からないのですが、初代、二代の切株の上に三代目が伸びている三代杉です。
この先もいろんな屋久杉を観ながらの行程となります。ちなみに屋久杉は樹齢1000年以上のものを指すようです。
タダ乗りで申し訳ないけど、周囲のツアーガイドの方々が説明されていることが自然に耳に入ってきます。
7:22 三代杉(740m)

一見してもよく分からないのですが、初代、二代の切株の上に三代目が伸びている三代杉です。
この先もいろんな屋久杉を観ながらの行程となります。ちなみに屋久杉は樹齢1000年以上のものを指すようです。
タダ乗りで申し訳ないけど、周囲のツアーガイドの方々が説明されていることが自然に耳に入ってきます。
時に前後に人けが無くなる時もありました。朝のトロッコ道は良い雰囲気でした。
なお鉄道は傾斜に弱いので緩やかに敷かれていて、トロッコ道は地味に登っていってるという負荷でした。
時に前後に人けが無くなる時もありました。朝のトロッコ道は良い雰囲気でした。
なお鉄道は傾斜に弱いので緩やかに敷かれていて、トロッコ道は地味に登っていってるという負荷でした。
8:15 仁王杉(860m)

周囲を威圧するかのように立つ仁王杉でした。
8:15 仁王杉(860m)

周囲を威圧するかのように立つ仁王杉でした。
8:40 安房森林鉄道終点(920m)到着

何やら大賑わいのところに来たなと思ったらトロッコ道終点でした。
ここまでほぼ標準CTどおりでした。
突き当りの建物はトイレ。付近には水場もあって、重要な休憩スポットとなっています。
8:40 安房森林鉄道終点(920m)到着

何やら大賑わいのところに来たなと思ったらトロッコ道終点でした。
ここまでほぼ標準CTどおりでした。
突き当りの建物はトイレ。付近には水場もあって、重要な休憩スポットとなっています。
8:55 大株歩道入口(920m)出発

軌道終点の少し手前に戻って、いよいよ本格的な登山道へ。いきなり急登!
人の流れが途切れた僅かな瞬間で、落ち着く間もなくシャッターを切ったため手ブレを起こしております。
8:55 大株歩道入口(920m)出発

軌道終点の少し手前に戻って、いよいよ本格的な登山道へ。いきなり急登!
人の流れが途切れた僅かな瞬間で、落ち着く間もなくシャッターを切ったため手ブレを起こしております。
最初こそ急登だけど、沢沿いの程好い登りとなります。
森の風景がようやく屋久島っぽくなってきました。
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最初こそ急登だけど、沢沿いの程好い登りとなります。
森の風景がようやく屋久島っぽくなってきました。
9:21 ウィルソン株(1040m)

登山道に入ってから30分。豊臣秀吉の命により伐採されたというウィルソン株に到着。
ちなみに京都の方広寺大仏殿造営に使用されたようで、慶長伏見地震で倒壊した行く末を考えると木にとって
不運だったと言わざるを得ません。

巨大な切株の前は小広い広場となっていて休憩適地。このあと頑張りどころの今日一番の急登が控えているので
やや長めの休憩を入れました。

なおウィルソン株はハートが現れることで有名だけど、この時は混んでいたので帰りに見ることにしました。
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9:21 ウィルソン株(1040m)

登山道に入ってから30分。豊臣秀吉の命により伐採されたというウィルソン株に到着。
ちなみに京都の方広寺大仏殿造営に使用されたようで、慶長伏見地震で倒壊した行く末を考えると木にとって
不運だったと言わざるを得ません。

巨大な切株の前は小広い広場となっていて休憩適地。このあと頑張りどころの今日一番の急登が控えているので
やや長めの休憩を入れました。

なおウィルソン株はハートが現れることで有名だけど、この時は混んでいたので帰りに見ることにしました。
急登は実のところ標高差80m程度。しかしツアーのパーティー、単独、多くの方々に紛れて登ったので、
ペース配分や休憩を入れるタイミングがいつになく難しかったです。
急登は実のところ標高差80m程度。しかしツアーのパーティー、単独、多くの方々に紛れて登ったので、
ペース配分や休憩を入れるタイミングがいつになく難しかったです。
名前の付いていない屋久杉も多いのでしょうか。この木はニュージーランドで見たカウリの木の「三姉妹」のようでした。
名前の付いていない屋久杉も多いのでしょうか。この木はニュージーランドで見たカウリの木の「三姉妹」のようでした。
今夏の台風で現れた真新しい崩壊地のようです。

まとまった登りはウィルソン株の上側のみでしたが、その後は山腹道となり小刻みにアップダウンするので
やはり重装備ではたいへんな道のりです。
今夏の台風で現れた真新しい崩壊地のようです。

まとまった登りはウィルソン株の上側のみでしたが、その後は山腹道となり小刻みにアップダウンするので
やはり重装備ではたいへんな道のりです。
大王杉

大き過ぎて写真のアングルが難しいです。縄文杉発見前は最大の屋久杉とされていました。
大王杉

大き過ぎて写真のアングルが難しいです。縄文杉発見前は最大の屋久杉とされていました。
夫婦杉

この頃になるとだいぶ疲れてきて、縄文杉到着まで長く感じました。
おそらく人の流れに沿うことで、自分にとってややハイペースとなっていたかもしれません。
夫婦杉

この頃になるとだいぶ疲れてきて、縄文杉到着まで長く感じました。
おそらく人の流れに沿うことで、自分にとってややハイペースとなっていたかもしれません。
いつ縄文杉に着くのかと感じた山腹道の果て、まるで清水の舞台のようなものが見えてきました!
どうやら縄文杉に着いたようです。長かった…。
いつ縄文杉に着くのかと感じた山腹道の果て、まるで清水の舞台のようなものが見えてきました!
どうやら縄文杉に着いたようです。長かった…。
10:48 縄文杉(1300m)到着!

荒川登山口からほぼ標準CTどおりに縄文杉に到着しました!
見上げれば写真などで観たことのある縄文杉。これまで観てきたどの木よりも大きくて神がかった貫禄でした。
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10:48 縄文杉(1300m)到着!

荒川登山口からほぼ標準CTどおりに縄文杉に到着しました!
見上げれば写真などで観たことのある縄文杉。これまで観てきたどの木よりも大きくて神がかった貫禄でした。
写真では貫禄、大きさを表現しきれないと感じます。
現場で実際に観た時の大きさと感動には遠く及びません。
写真では貫禄、大きさを表現しきれないと感じます。
現場で実際に観た時の大きさと感動には遠く及びません。
11:03 縄文杉出発

縄文杉前での15分間でだいぶ元気になったので出発します。
ここが目的地となる日帰り登山の方々がたいへん多かったですが、
このあと荒川登山口へ戻ることを考えると決して楽な行程ではありません。
縄文杉日帰りは本格的な登山といって差し支えないです。
11:03 縄文杉出発

縄文杉前での15分間でだいぶ元気になったので出発します。
ここが目的地となる日帰り登山の方々がたいへん多かったですが、
このあと荒川登山口へ戻ることを考えると決して楽な行程ではありません。
縄文杉日帰りは本格的な登山といって差し支えないです。
11:13 高塚小屋(1330m)

縄文杉から少し登ったところにある高塚小屋に到着。ここに宿泊すれば縄文杉登山として余裕を持てるでしょう。

なお屋久島の山小屋は営業小屋ではなく、実質的に避難小屋であり食事は自炊、寝具は持ち込みとなります。
ここの最寄りの水場は縄文杉付近。
11:13 高塚小屋(1330m)

縄文杉から少し登ったところにある高塚小屋に到着。ここに宿泊すれば縄文杉登山として余裕を持てるでしょう。

なお屋久島の山小屋は営業小屋ではなく、実質的に避難小屋であり食事は自炊、寝具は持ち込みとなります。
ここの最寄りの水場は縄文杉付近。
高塚小屋を過ぎると一気に人けが無くなり、本来の山の静けさが戻ってきました。
しかも屋久島にはくまさんが居ないので、今回は鈴を持ってきていません。
いつも以上に静かに山と向き合えるとても良い時間でした。
高塚小屋を過ぎると一気に人けが無くなり、本来の山の静けさが戻ってきました。
しかも屋久島にはくまさんが居ないので、今回は鈴を持ってきていません。
いつも以上に静かに山と向き合えるとても良い時間でした。
縄文杉辺りまで晴天でしたが、俄かに雲が沸き始めて森が霧がかってきました。
名前は付いていないけど、たくさんの巨木を目にしながら歩いていきます。
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縄文杉辺りまで晴天でしたが、俄かに雲が沸き始めて森が霧がかってきました。
名前は付いていないけど、たくさんの巨木を目にしながら歩いていきます。
11:37 新高塚小屋まで1.2km、宮之浦岳まで4.7km

縄文杉から新高塚小屋まで標高差160mながら、けっこうアップダウンがあるので長く感じます。
11:37 新高塚小屋まで1.2km、宮之浦岳まで4.7km

縄文杉から新高塚小屋まで標高差160mながら、けっこうアップダウンがあるので長く感じます。
新高塚小屋までで最後の登り。どうやら小高塚岳の登りに入ったようです。ここは標高差120mほど。
新高塚小屋までで最後の登り。どうやら小高塚岳の登りに入ったようです。ここは標高差120mほど。
12:24 新高塚小屋(1460m)到着!!

小高塚岳の南山腹を巻いたら、待望の新高塚小屋に着きました!
荒川登山口を出発してから6時間30分。標準CT6時間10分なので、2ヶ月半ぶりのテント泊装備なのに驚きの早さでした。
おそらくツアーガイドさんがたのペース配分に結果的に沿ったことでスピードアップしたものと思われます。
でも感覚的には荒川登山口から長くて、けっこうな疲れ方でした。
山小屋の先客は外国人2名のようです。
12:24 新高塚小屋(1460m)到着!!

小高塚岳の南山腹を巻いたら、待望の新高塚小屋に着きました!
荒川登山口を出発してから6時間30分。標準CT6時間10分なので、2ヶ月半ぶりのテント泊装備なのに驚きの早さでした。
おそらくツアーガイドさんがたのペース配分に結果的に沿ったことでスピードアップしたものと思われます。
でも感覚的には荒川登山口から長くて、けっこうな疲れ方でした。
山小屋の先客は外国人2名のようです。
新高塚小屋・キャンプ指定地

新高塚小屋を左手から回り込んだところに広がるテラスがキャンプ指定地となります。
今日の行程はここまで。さっそくテントを設営!
なお水場はテラスを過ぎて左手すぐの沢、徒歩1分以内にあります。滾々と湧き出していました。

テントを設営し終える頃から雨が降ってきました!この後終始降ったりやんだり、
たまに晴れたりと変わりやすい屋久島らしい空模様が続きました。
新高塚小屋・キャンプ指定地

新高塚小屋を左手から回り込んだところに広がるテラスがキャンプ指定地となります。
今日の行程はここまで。さっそくテントを設営!
なお水場はテラスを過ぎて左手すぐの沢、徒歩1分以内にあります。滾々と湧き出していました。

テントを設営し終える頃から雨が降ってきました!この後終始降ったりやんだり、
たまに晴れたりと変わりやすい屋久島らしい空模様が続きました。
新高塚小屋・キャンプ指定地でのあおいとひなた

#ヤマノススメ
2
新高塚小屋・キャンプ指定地でのあおいとひなた

#ヤマノススメ
11月18日(月) 2日目

2:00頃 起床

テントから出てみると雨は降ってないけど、周囲は濃い霧に覆われていました。

3:01 新高塚小屋・キャンプ指定地(1460m)出発

一昨日の予報によると今日は登山日和となるはず。ここまで来たら信じて進むしかないと自分を奮い立たせます。

濃い霧の影響で、ルートファインディングは慎重を要しました。
たぶん明るい時間帯は何気に歩けるでしょう。
11月18日(月) 2日目

2:00頃 起床

テントから出てみると雨は降ってないけど、周囲は濃い霧に覆われていました。

3:01 新高塚小屋・キャンプ指定地(1460m)出発

一昨日の予報によると今日は登山日和となるはず。ここまで来たら信じて進むしかないと自分を奮い立たせます。

濃い霧の影響で、ルートファインディングは慎重を要しました。
たぶん明るい時間帯は何気に歩けるでしょう。
5:21 焼野三叉路(1784m)

結局、霧が晴れないまま焼野三叉路に到着。新高塚小屋からの標準CT2時間50分のはずが2時間20分で到着してしまいました。
山と高原地図を参照しているとたまにあることです。この三叉路では先着の方々が日の出待ちで待機されていました。
この日の日の出は6:48。山頂まであと30分ということで、自分も時間調整の待機に入りました。
標高を上げるにつれて風も出てきて、この三叉路で待機していても寒かった。

待機中、一度雲が抜け月と星が見え、希望が出てきました。
雲が沸いているのは地表に近いところだけで、上層は晴天であることが分ったからです。

6:00 出発

山頂に着く頃には明るくなっているだろうということで出発します。
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5:21 焼野三叉路(1784m)

結局、霧が晴れないまま焼野三叉路に到着。新高塚小屋からの標準CT2時間50分のはずが2時間20分で到着してしまいました。
山と高原地図を参照しているとたまにあることです。この三叉路では先着の方々が日の出待ちで待機されていました。
この日の日の出は6:48。山頂まであと30分ということで、自分も時間調整の待機に入りました。
標高を上げるにつれて風も出てきて、この三叉路で待機していても寒かった。

待機中、一度雲が抜け月と星が見え、希望が出てきました。
雲が沸いているのは地表に近いところだけで、上層は晴天であることが分ったからです。

6:00 出発

山頂に着く頃には明るくなっているだろうということで出発します。
6:32 宮之浦岳山頂(1936m)到着…

遂に今回の屋久島旅行で最も楽しみにしていた宮之浦岳山頂に着きました。
しかし霧は晴れないままで、自分のテンションは完全に下がり切っていました。
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6:32 宮之浦岳山頂(1936m)到着…

遂に今回の屋久島旅行で最も楽しみにしていた宮之浦岳山頂に着きました。
しかし霧は晴れないままで、自分のテンションは完全に下がり切っていました。
6:48 霧の向こうからご来光

山頂はやはり風が強く、雲が目に見える速さで北から南へ動いています。
晴れないままながら、ご来光は一応観ることができました。
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6:48 霧の向こうからご来光

山頂はやはり風が強く、雲が目に見える速さで北から南へ動いています。
晴れないままながら、ご来光は一応観ることができました。
永遠とも感じた1時間ほど、雲と青空とのせめぎあいが続きました。寒かったけど祈る思いで待ちました。
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永遠とも感じた1時間ほど、雲と青空とのせめぎあいが続きました。寒かったけど祈る思いで待ちました。
7:31 青空が優勢に!!!

登頂から1時間後、北から流れ込み続けてきた雲がようやく途切れてきました!
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7:31 青空が優勢に!!!

登頂から1時間後、北から流れ込み続けてきた雲がようやく途切れてきました!
晴れました!!!(泣)
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晴れました!!!(泣)
歓喜と感動…
瞬く間に広がる屋久島の絶景!
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瞬く間に広がる屋久島の絶景!
永田岳の手前には影宮之浦岳!
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永田岳の手前には影宮之浦岳!
三岳の一峰である永田岳もその姿を現しました!
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三岳の一峰である永田岳もその姿を現しました!
長野から遠路はるばるやってきた甲斐がありました。
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長野から遠路はるばるやってきた甲斐がありました。
宮之浦岳山頂でのあおいとひなた

#ヤマノススメ
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宮之浦岳山頂でのあおいとひなた

#ヤマノススメ
一等三角点
点名:「宮之浦岳」
標高:1934.92m
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一等三角点
点名:「宮之浦岳」
標高:1934.92m
8:00 宮之浦岳山頂出発!

ここで晴れ待ちするためピストンの断念も頭をよぎったけど、しっかり景色を観れたので予定どおりに黒味岳へ向かいます!
宮之浦岳〜黒味岳は往復5〜6時間。新高塚小屋への下りも含めて日没までに行動を終えられるでしょう。
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8:00 宮之浦岳山頂出発!

ここで晴れ待ちするためピストンの断念も頭をよぎったけど、しっかり景色を観れたので予定どおりに黒味岳へ向かいます!
宮之浦岳〜黒味岳は往復5〜6時間。新高塚小屋への下りも含めて日没までに行動を終えられるでしょう。
屋久島中央部の亜高山帯の絶景。最高です!
奥から2番目の朝日が当たっている、中央やや左寄りのピークが黒味岳。
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屋久島中央部の亜高山帯の絶景。最高です!
奥から2番目の朝日が当たっている、中央やや左寄りのピークが黒味岳。
宮之浦岳から黒味岳分れまで概ね下り傾向であり、翁岳の手前辺りまで標高差200mにわたり長く続く下りとなります。
絶景の中、軽やかに下っていきますが、帰りのことを考えると頑張らないといけない区間です。
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宮之浦岳から黒味岳分れまで概ね下り傾向であり、翁岳の手前辺りまで標高差200mにわたり長く続く下りとなります。
絶景の中、軽やかに下っていきますが、帰りのことを考えると頑張らないといけない区間です。
下りが一段落すると、稜線西側の山腹道となります。
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下りが一段落すると、稜線西側の山腹道となります。
どこを観ても絶景。遥か眼下には東シナ海が見えているようです。
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どこを観ても絶景。遥か眼下には東シナ海が見えているようです。
東の太平洋側へ続く沢の源頭部。正面には屋久島滞在中に登山予定の太忠岳が見えています。
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東の太平洋側へ続く沢の源頭部。正面には屋久島滞在中に登山予定の太忠岳が見えています。
安房岳を回り込む辺りまで来ると、黒味岳がだいぶ近付いてきます。
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安房岳を回り込む辺りまで来ると、黒味岳がだいぶ近付いてきます。
9:07 目指す黒味岳が眼前に

筑紫岳(投石岳)を回り込む辺りまで来ると黒味岳が遮るものなく見えてきます。
この辺りはロープの掛かる急坂が連なり、少し慎重を要しました。
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9:07 目指す黒味岳が眼前に

筑紫岳(投石岳)を回り込む辺りまで来ると黒味岳が遮るものなく見えてきます。
この辺りはロープの掛かる急坂が連なり、少し慎重を要しました。
堂々とした山容の黒味岳

このあと黒味岳の東側から回り込むので、なかなか辿り着かない行程です。
ロープの掛かる激下りを経て、再び山腹道に入りました。
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堂々とした山容の黒味岳

このあと黒味岳の東側から回り込むので、なかなか辿り着かない行程です。
ロープの掛かる激下りを経て、再び山腹道に入りました。
9:50 黒味岳分れ(1680m)

宮之浦岳から1時間50分で黒味岳分れまでやってきました。
できればキリ良く花之江河まで南下したかったけど、登山には余裕を持たせるのが大事と諦めました。
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9:50 黒味岳分れ(1680m)

宮之浦岳から1時間50分で黒味岳分れまでやってきました。
できればキリ良く花之江河まで南下したかったけど、登山には余裕を持たせるのが大事と諦めました。
黒味岳分れから黒味岳への登りへ入ります。この間の標準CT、登り45分、下り35分。
分岐からしばらくはロープの掛かる激登りが続きます。ここは下りでは両手を空けるほうが良さそう。
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黒味岳分れから黒味岳への登りへ入ります。この間の標準CT、登り45分、下り35分。
分岐からしばらくはロープの掛かる激登りが続きます。ここは下りでは両手を空けるほうが良さそう。
10:04 森林限界を越える

急登が一段落すると早くも周囲が開けました。
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10:04 森林限界を越える

急登が一段落すると早くも周囲が開けました。
深い森に覆われた屋久島南部の山々が一望できます。
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深い森に覆われた屋久島南部の山々が一望できます。
あれが黒味岳山頂かな。
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あれが黒味岳山頂かな。
南側から回り込んでいきますが、最後に急登が待っていました。
でも目指す黒味岳まであと少し、あと少し、もう一歩前へ!
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南側から回り込んでいきますが、最後に急登が待っていました。
でも目指す黒味岳まであと少し、あと少し、もう一歩前へ!
10:28 黒味岳山頂(1831m)到着!!

着きました!!
黒味岳山頂は高度感抜群の狭い岩頭であり、宮之浦岳以上に全方位大展望!
北側には早朝に登頂した宮之浦岳(左から二番目)と、これまで歩いてきた主稜線上の山々が並んでいます。
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10:28 黒味岳山頂(1831m)到着!!

着きました!!
黒味岳山頂は高度感抜群の狭い岩頭であり、宮之浦岳以上に全方位大展望!
北側には早朝に登頂した宮之浦岳(左から二番目)と、これまで歩いてきた主稜線上の山々が並んでいます。
感動で何も言葉が出ませんでした。
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感動で何も言葉が出ませんでした。
黒味岳山頂でのあおいとひなた
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黒味岳山頂でのあおいとひなた
厳つい山容の永田岳。
いつの日か屋久島を再訪できれば、次は永田岳を目指したい。
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厳つい山容の永田岳。
いつの日か屋久島を再訪できれば、次は永田岳を目指したい。
宮之浦岳。
正確には双耳峰となっていて左側が山頂。
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宮之浦岳。
正確には双耳峰となっていて左側が山頂。
宮之浦岳の南側には栗生岳。
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宮之浦岳の南側には栗生岳。
主稜線上の山々。
左から翁岳、安房岳、少し離れて右側が筑紫岳のようです。
主稜線の縦走路は全てのピークを巻いていきます。
主稜線上の山々。
左から翁岳、安房岳、少し離れて右側が筑紫岳のようです。
主稜線の縦走路は全てのピークを巻いていきます。
屋久島東側。山々に遮られて海岸線は見えないようですが、奥に種子島は明瞭に見通せました。
昨年訪れた利尻島、礼文島と全く違う地形です。
屋久島東側。山々に遮られて海岸線は見えないようですが、奥に種子島は明瞭に見通せました。
昨年訪れた利尻島、礼文島と全く違う地形です。
ピラミダルな愛子岳。いつの日か屋久島を再訪できればここも登りたい。
ピラミダルな愛子岳。いつの日か屋久島を再訪できればここも登りたい。
太忠岳かなと思うのですが、西側からだと天柱石が目立って見えないようです。
太忠岳は今回の滞在中に登ります。
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太忠岳かなと思うのですが、西側からだと天柱石が目立って見えないようです。
太忠岳は今回の滞在中に登ります。
南側の眼下には日本最南端の高層湿原である花之江河。
自分のペースがもう少し早ければ、あそこまで到達できたかもしれない。
南側の眼下には日本最南端の高層湿原である花之江河。
自分のペースがもう少し早ければ、あそこまで到達できたかもしれない。
やや雲が沸き立ってきている屋久島南部の山々。
手前の山々で見えませんが、海岸線近くにあるモッチョム岳には今回の滞在中に登ります。
やや雲が沸き立ってきている屋久島南部の山々。
手前の山々で見えませんが、海岸線近くにあるモッチョム岳には今回の滞在中に登ります。
屋久島西側の眺望。東シナ海が青く輝いています。さすがに中国大陸は見えない。
屋久島西側の眺望。東シナ海が青く輝いています。さすがに中国大陸は見えない。
手前の岩峰は西黒味岳。(登山道はない)
手前の岩峰は西黒味岳。(登山道はない)
僅かに海岸線が見えています。
僅かに海岸線が見えています。
半島状の地形から栗生周辺だと分かります。予定どおり10月に屋久島に来れていたら、
栗生にある屋久島青少年旅行村(キャンプ場。営業期間4月〜10月)を利用することを考えていました。
半島状の地形から栗生周辺だと分かります。予定どおり10月に屋久島に来れていたら、
栗生にある屋久島青少年旅行村(キャンプ場。営業期間4月〜10月)を利用することを考えていました。
あまり長居できない黒味岳でしたが、限られた時間でしっかり撮影、そして目に焼き付けました。
またいつの日か!
あまり長居できない黒味岳でしたが、限られた時間でしっかり撮影、そして目に焼き付けました。
またいつの日か!
10:51 黒味岳山頂出発!

ポールは一旦収納して、再び宮之浦岳目指して北上します。
10:51 黒味岳山頂出発!

ポールは一旦収納して、再び宮之浦岳目指して北上します。
黒味岳からの下りも絶景の連続。なかなか先へ進みませんでした。

11:18 黒味岳分れ(1680m)

黒味岳山頂から下りは約30分で黒味岳分れ。ここから再び主稜線を戻っていきます。
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黒味岳からの下りも絶景の連続。なかなか先へ進みませんでした。

11:18 黒味岳分れ(1680m)

黒味岳山頂から下りは約30分で黒味岳分れ。ここから再び主稜線を戻っていきます。
筑紫岳を巻くまでは険しいアップダウンの連続。
筑紫岳を巻くまでは険しいアップダウンの連続。
投石平。小規模ながらここも高層湿原のようで、あちこちから水が沸いています。
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投石平。小規模ながらここも高層湿原のようで、あちこちから水が沸いています。
ロープの掛かる急登を越えていきます。
ロープの掛かる急登を越えていきます。
筑紫岳西側を巻くようになると、快適な山腹道が多くなります。
北側には次第に近付く宮之浦岳。
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筑紫岳西側を巻くようになると、快適な山腹道が多くなります。
北側には次第に近付く宮之浦岳。
景色を眺めての小休止が心地良いです。
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景色を眺めての小休止が心地良いです。
筑紫岳の北側では稜線の東寄りを進みます。正面の山は安房岳。
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筑紫岳の北側では稜線の東寄りを進みます。正面の山は安房岳。
巨岩が点在する安房岳南側の沢地形。
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巨岩が点在する安房岳南側の沢地形。
安房岳を西から巻いていくと、宮之浦岳が一際近付いています。
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安房岳を西から巻いていくと、宮之浦岳が一際近付いています。
翁岳西側の沢地形を緩やかに下っていきます。
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翁岳西側の沢地形を緩やかに下っていきます。
登山道脇にきれいな水が流れています。足跡はヤクシカさんのようです。
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登山道脇にきれいな水が流れています。足跡はヤクシカさんのようです。
直後、ヤクシカさんと鉢合わせ!?
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直後、ヤクシカさんと鉢合わせ!?
親子のようで二頭居ました。本州のシカに比べて一回り小さく、また警戒心もやや薄いようです。
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親子のようで二頭居ました。本州のシカに比べて一回り小さく、また警戒心もやや薄いようです。
この辺りからは栗生岳が大きく見えてきます。宮之浦岳は栗生岳の後ろで隠れています。
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この辺りからは栗生岳が大きく見えてきます。宮之浦岳は栗生岳の後ろで隠れています。
12:46 水場

主稜線上にも水場があるのが、雨の多い屋久島ならでは。
途中で給水できるので、あまり水を多く持たなくても大丈夫です。
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12:46 水場

主稜線上にも水場があるのが、雨の多い屋久島ならでは。
途中で給水できるので、あまり水を多く持たなくても大丈夫です。
自然の造形美を楽しみつつ歩きます。
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自然の造形美を楽しみつつ歩きます。
栗生岳へのやや急な登りに差し掛かりました。
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栗生岳へのやや急な登りに差し掛かりました。
急登が落ち着くと正面には新たなピークが。でもあれも偽ピークです。
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急登が落ち着くと正面には新たなピークが。でもあれも偽ピークです。
宮之浦岳山頂はここから見えていません。
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宮之浦岳山頂はここから見えていません。
13:13 栗生岳

巨岩の鎮座する栗生岳を通過。
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13:13 栗生岳

巨岩の鎮座する栗生岳を通過。
栗生岳から一登りでようやく宮之浦岳への最後の登りへ。
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栗生岳から一登りでようやく宮之浦岳への最後の登りへ。
東シナ海に島々が重なるように見えていました。
あとで調べてみると、右から口之島、中之島、諏訪之瀬島のようです。
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東シナ海に島々が重なるように見えていました。
あとで調べてみると、右から口之島、中之島、諏訪之瀬島のようです。
振り返ると朝に宮之浦岳を出発した時の光景が広がっていました。
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振り返ると朝に宮之浦岳を出発した時の光景が広がっていました。
中央やや左に黒味岳。シルエットがかって時間の経過を感じます。
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中央やや左に黒味岳。シルエットがかって時間の経過を感じます。
黒味岳への主稜線の往復。良き山旅でした。
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黒味岳への主稜線の往復。良き山旅でした。
二回目となる宮之浦岳山頂まであと少し、あと少し、もう一歩前へ!
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二回目となる宮之浦岳山頂まであと少し、あと少し、もう一歩前へ!
13:37 宮之浦岳山頂(1936m)再到着!!

着きました!!
14時前の到着を見込んでましたが、ほぼ予想どおりでした。
朝と違って風もすっかり止み、気温も上がって心地良い山頂です。
新高塚小屋までの下りを残しているけど、できるだけ長く滞在して景色を観ておきたい。
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13:37 宮之浦岳山頂(1936m)再到着!!

着きました!!
14時前の到着を見込んでましたが、ほぼ予想どおりでした。
朝と違って風もすっかり止み、気温も上がって心地良い山頂です。
新高塚小屋までの下りを残しているけど、できるだけ長く滞在して景色を観ておきたい。
二度目の宮之浦岳山頂でのあおいとひなた
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二度目の宮之浦岳山頂でのあおいとひなた
永田岳。
薩摩硫黄島。美しい火山が見えますが登れないようです。
薩摩硫黄島。美しい火山が見えますが登れないようです。
永田岳の後ろに口永良部島。
永田岳の後ろに口永良部島。
屋久島北東部の山々。海の向こうに種子島。
屋久島北東部の山々。海の向こうに種子島。
愛子岳。登りたかったけど今回の滞在では手が回らなかった。
愛子岳。登りたかったけど今回の滞在では手が回らなかった。
宮之浦岳から南側。昼前に登頂した黒味岳。
宮之浦岳から南側。昼前に登頂した黒味岳。
黒味岳まで往復するために2泊3日行程としたので、天候に恵まれて本当に良かったです。
黒味岳まで往復するために2泊3日行程としたので、天候に恵まれて本当に良かったです。
午後の日差しで東シナ海が輝いています。
午後の日差しで東シナ海が輝いています。
一見、一つの島のようでしたが、口之島、中之島、諏訪之瀬島と複数の島が連なっています。
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一見、一つの島のようでしたが、口之島、中之島、諏訪之瀬島と複数の島が連なっています。
時間の許す限り、いつまでも観ていたい。というか立ち去り難い。
時間の許す限り、いつまでも観ていたい。というか立ち去り難い。
新高塚小屋は見えていませんが、あの正面の尾根を左から歩いていくようです。
新高塚小屋は見えていませんが、あの正面の尾根を左から歩いていくようです。
朝の分と合わせて滞在2時間で宮之浦岳山頂を出発します。
こんなに好天の日に登頂できて、本当に一生の思い出です。
再訪できるかは分からないけど、またいつの日か。
朝の分と合わせて滞在2時間で宮之浦岳山頂を出発します。
こんなに好天の日に登頂できて、本当に一生の思い出です。
再訪できるかは分からないけど、またいつの日か。
14:15 宮之浦岳山頂出発

ようやく重い腰を上げて下山開始します。まずは焼野三叉路までやや急な下り。
この先は夜明け前に強風と霧の中を歩いた区間。どんな景色が待っているのか楽しみです。
14:15 宮之浦岳山頂出発

ようやく重い腰を上げて下山開始します。まずは焼野三叉路までやや急な下り。
この先は夜明け前に強風と霧の中を歩いた区間。どんな景色が待っているのか楽しみです。
14:34 焼野三叉路(1784m)

日の出に合わせるために40分ほど待機した焼野三叉路。ここから永田岳まで往復2時間10分。またいずれ来るなら次は春が良いかも。
14:34 焼野三叉路(1784m)

日の出に合わせるために40分ほど待機した焼野三叉路。ここから永田岳まで往復2時間10分。またいずれ来るなら次は春が良いかも。
だいぶ下ってきても見通しの良い笹原が続きます。宮之浦岳はだいぶ下からずっと見えていたのでした。
だいぶ下ってきても見通しの良い笹原が続きます。宮之浦岳はだいぶ下からずっと見えていたのでした。
15:12 平石岩屋付近(1707m)

屋久島、並びに九州地方最高峰として貫禄十分な山容です。
15:12 平石岩屋付近(1707m)

屋久島、並びに九州地方最高峰として貫禄十分な山容です。
平石岩屋を過ぎると樹林帯に入っていくようです。
けっこうアップダウンが多く、下りもそれなりに大変です。
平石岩屋を過ぎると樹林帯に入っていくようです。
けっこうアップダウンが多く、下りもそれなりに大変です。
ビャクシン岳(坊主岩)

こんなユニークな岩が登山道のすぐ横にあったのかと驚きました。
ビャクシン岳(坊主岩)

こんなユニークな岩が登山道のすぐ横にあったのかと驚きました。
ビャクシン岳(坊主岩)
ビャクシン岳(坊主岩)
15:56 新高塚小屋まで0.9km

長い二日目の行程も終わりが見えてきました。ちなみにこの日の日没時刻17:17。

15:56 新高塚小屋まで0.9km

長い二日目の行程も終わりが見えてきました。ちなみにこの日の日没時刻17:17。

まだまだ頻繁に現れる登り。
まだまだ頻繁に現れる登り。
巨岩の間へ続く登り。
巨岩の間へ続く登り。
16:12 第一展望台(1575m)

夜明け前には当然スルーしていた第一展望台に到着。
山頂出発から2時間弱。だいぶ下ってきましたが、再び宮之浦岳を見ることができました!
16:12 第一展望台(1575m)

夜明け前には当然スルーしていた第一展望台に到着。
山頂出発から2時間弱。だいぶ下ってきましたが、再び宮之浦岳を見ることができました!
斜光でシルエットになった宮之浦岳。なお左側の岩峰は翁岳でしょうか。
斜光でシルエットになった宮之浦岳。なお左側の岩峰は翁岳でしょうか。
屋久島らしい巨木が目に付くようになってきました。
屋久島らしい巨木が目に付くようになってきました。
16:35 新高塚小屋・キャンプ指定地(1460m)到着!!

着きました!!
日没まで40分を残しての到着でした。達成感、安堵感、いろいろこみ上げてきます。
16:35 新高塚小屋・キャンプ指定地(1460m)到着!!

着きました!!
日没まで40分を残しての到着でした。達成感、安堵感、いろいろこみ上げてきます。
テントの周りで三頭ほどのヤクザルが出迎えてくれました!
本土のサルより一回り小さいようです。刺激しないよう遠巻きに見守りました。

到着から程なくして日没を迎え、急激に気温も低下。放射冷却でこの夜は前日よりも冷え込みました。
台風などの影響で延期を重ねた結果、11月後半になって屋久島旅行が実現しました。
宮之浦岳に雪が降り始める前に登れて良かったです。
テントの周りで三頭ほどのヤクザルが出迎えてくれました!
本土のサルより一回り小さいようです。刺激しないよう遠巻きに見守りました。

到着から程なくして日没を迎え、急激に気温も低下。放射冷却でこの夜は前日よりも冷え込みました。
台風などの影響で延期を重ねた結果、11月後半になって屋久島旅行が実現しました。
宮之浦岳に雪が降り始める前に登れて良かったです。
11月19日(火) 3日目・最終日

3:30頃 起床

宮之浦岳、黒味岳に無事好天で登れて安堵したからか、約9時間熟睡できました。

5:28 新高塚小屋・キャンプ指定地(1460m)出発!

2泊お世話になったテラスのテン場を撤収。最終日、荒川登山口まで長い下り。気合を入れて下ります!
高塚小屋の手前までアップダウンの連続で、意外にCTが長く感じます。
11月19日(火) 3日目・最終日

3:30頃 起床

宮之浦岳、黒味岳に無事好天で登れて安堵したからか、約9時間熟睡できました。

5:28 新高塚小屋・キャンプ指定地(1460m)出発!

2泊お世話になったテラスのテン場を撤収。最終日、荒川登山口まで長い下り。気合を入れて下ります!
高塚小屋の手前までアップダウンの連続で、意外にCTが長く感じます。
6:47 高塚小屋(1330m)

縄文杉に着く頃に明るくなるよう出発したので概ね予想どおり。
薄明るくなるにしたがって気付いたけど、今日の天気は曇りっぽい。
昨日の完璧な好天が唯一日の貴重なものだったことに改めて気付きました。
1
6:47 高塚小屋(1330m)

縄文杉に着く頃に明るくなるよう出発したので概ね予想どおり。
薄明るくなるにしたがって気付いたけど、今日の天気は曇りっぽい。
昨日の完璧な好天が唯一日の貴重なものだったことに改めて気付きました。
6:58 縄文杉(1300m)到着!

高塚小屋からまもなくで縄文杉に到着。
一昨日の喧騒から一転、朝霧と静寂に包まれた縄文杉との対面となりました。
6:58 縄文杉(1300m)到着!

高塚小屋からまもなくで縄文杉に到着。
一昨日の喧騒から一転、朝霧と静寂に包まれた縄文杉との対面となりました。
落ち着いた状況で見ると、改めて縄文杉の貫禄に圧倒されました。
落ち着いた状況で見ると、改めて縄文杉の貫禄に圧倒されました。
縄文杉のテラスにて
縄文杉のテラスにて
縄文杉前でのあおいとひなた
縄文杉前でのあおいとひなた
7:20 縄文杉出発

20分の滞在で縄文杉にしっかりパワーをもらって出発します。
縄文杉からしばらく小刻みにアップダウンする山腹道なので、下りも楽ではありません。
7:20 縄文杉出発

20分の滞在で縄文杉にしっかりパワーをもらって出発します。
縄文杉からしばらく小刻みにアップダウンする山腹道なので、下りも楽ではありません。
往路は落ち着いて観ることができなかった巨木が立て続けに現れる区間へ入ります。
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往路は落ち着いて観ることができなかった巨木が立て続けに現れる区間へ入ります。
7:50 夫婦杉

枝が伸びて合体している夫婦杉でした。
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7:50 夫婦杉

枝が伸びて合体している夫婦杉でした。
一昨日、幹の中が空洞になっている話をガイドさんがしていましたが、その大王杉に着いたようです。
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一昨日、幹の中が空洞になっている話をガイドさんがしていましたが、その大王杉に着いたようです。
7:56 大王杉

縄文杉発見前は屋久島で最大の屋久杉とされていた大王杉です。それでも桁違いの大きさには違いない。
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7:56 大王杉

縄文杉発見前は屋久島で最大の屋久杉とされていた大王杉です。それでも桁違いの大きさには違いない。
大王杉を過ぎると急な下り。高架の階段は余所見厳禁です。
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大王杉を過ぎると急な下り。高架の階段は余所見厳禁です。
ウィルソン株に向けて激下り

縄文杉を出発して山腹道を抜けるまで1時間20分ほど掛かっています。
登りの時の分まで巨木群とゆっくり向き合えたことが大きいです。
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ウィルソン株に向けて激下り

縄文杉を出発して山腹道を抜けるまで1時間20分ほど掛かっています。
登りの時の分まで巨木群とゆっくり向き合えたことが大きいです。
8:47 ウィルソン株(1040m)到着!

激下りを終えてウィルソン株まで下りてきました。
一昨日と違って貸し切り状態なので、株の中に入ってみます。
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8:47 ウィルソン株(1040m)到着!

激下りを終えてウィルソン株まで下りてきました。
一昨日と違って貸し切り状態なので、株の中に入ってみます。
ウィルソン株のハート

終生単独行の自分にはある意味ちょっと痛いけど、まあきれいなハートです。
ハートに見えるのは切株に入って右側手前。ごく限られたアングルであり、
これも一昨日にガイドさんに間接的に教えていただきました。
それにしても最初に気付いた人はすごいなと思いました。


9:07 ウィルソン株出発

これから登られる方とお話ししたりして、少し長めの休憩となったウィルソン株でした。
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ウィルソン株のハート

終生単独行の自分にはある意味ちょっと痛いけど、まあきれいなハートです。
ハートに見えるのは切株に入って右側手前。ごく限られたアングルであり、
これも一昨日にガイドさんに間接的に教えていただきました。
それにしても最初に気付いた人はすごいなと思いました。


9:07 ウィルソン株出発

これから登られる方とお話ししたりして、少し長めの休憩となったウィルソン株でした。
9:16 翁杉(1000m)

登りの時は気付かなかったけど、この株が翁杉です。
山と高原地図によると2010年に寿命を迎えた模様。
今では株だけになってしまったけど、それでも貫禄は充分です。
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9:16 翁杉(1000m)

登りの時は気付かなかったけど、この株が翁杉です。
山と高原地図によると2010年に寿命を迎えた模様。
今では株だけになってしまったけど、それでも貫禄は充分です。
ウィルソン株からはずっと沢の左岸を下っていきます。
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ウィルソン株からはずっと沢の左岸を下っていきます。
9:39 大株歩道入口(920m)到着!

まだ暗い新高塚小屋を出発してから4時間余。ようやく登山道を抜けました!
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9:39 大株歩道入口(920m)到着!

まだ暗い新高塚小屋を出発してから4時間余。ようやく登山道を抜けました!
トロッコ道を下る前に一息入れておきます。
この頃よりけっこう日射しが出てきて、晴れる気配がありました。
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トロッコ道を下る前に一息入れておきます。
この頃よりけっこう日射しが出てきて、晴れる気配がありました。
9:55 大株歩道入口・安房森林鉄道終点出発

トロッコ道は荒川登山口まで下りで2時間40分。
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9:55 大株歩道入口・安房森林鉄道終点出発

トロッコ道は荒川登山口まで下りで2時間40分。
トロッコ道も同じく静寂に包まれ、屋久島の自然にじっくりと浸ることができました。
トロッコ道も同じく静寂に包まれ、屋久島の自然にじっくりと浸ることができました。
僅かに傾斜の付いたトロッコ道の下り。このS字カーブは良い鉄道写真を撮れそう。
僅かに傾斜の付いたトロッコ道の下り。このS字カーブは良い鉄道写真を撮れそう。
いくつもの橋を渡っていきます。
いくつもの橋を渡っていきます。
高度感はあるけど両側に柵がある橋はまだ安心感があります。
高度感はあるけど両側に柵がある橋はまだ安心感があります。
10:57 三代杉(740m)

トロッコ道を歩き始めて1時間で三代杉に到着。ここまで来ると楠川分れは近い。
10:57 三代杉(740m)

トロッコ道を歩き始めて1時間で三代杉に到着。ここまで来ると楠川分れは近い。
11:09 楠川分れ(727m)

今回は選択しなかったけど、ここから辻峠を経て白谷雲水峡へ向かうこともできます。
11:09 楠川分れ(727m)

今回は選択しなかったけど、ここから辻峠を経て白谷雲水峡へ向かうこともできます。
楠川分れを過ぎれば、荒川登山口まであと1時間半ほど。
先ほどまでより直線の部分が多くなってきます。
楠川分れを過ぎれば、荒川登山口まであと1時間半ほど。
先ほどまでより直線の部分が多くなってきます。
ヤクザルさんがトロッコ道を塞いでました!
ゆっくり近寄ると脇へ避けてくれました。
ヤクザルさんがトロッコ道を塞いでました!
ゆっくり近寄ると脇へ避けてくれました。
11:38 小杉谷集落跡(650m)

1970年に廃村となるまで最盛期には540人が生活していたという小杉谷集落に到着。
小中学校の校門の石柱が往時を偲ばせてくれます。

小杉谷集落跡から荒川登山口まで50分。2泊3日の山旅も終わりが近付いてきました。


11:44 出発
11:38 小杉谷集落跡(650m)

1970年に廃村となるまで最盛期には540人が生活していたという小杉谷集落に到着。
小中学校の校門の石柱が往時を偲ばせてくれます。

小杉谷集落跡から荒川登山口まで50分。2泊3日の山旅も終わりが近付いてきました。


11:44 出発
小杉谷橋を渡って最終的に右岸へ。
小杉谷橋を渡って最終的に右岸へ。
安房川の河原は巨石がごろごろ。先程まで時折晴れていましたが、空模様は完全に曇りとなっていました。
安房川の河原は巨石がごろごろ。先程まで時折晴れていましたが、空模様は完全に曇りとなっていました。
柵の無い橋はかなりの高度感。足運びは慎重に。
柵の無い橋はかなりの高度感。足運びは慎重に。
一昨日はまだ薄暗かったため気付かなかったけど、川面からかなりの高所を進んでいます。
一昨日はまだ薄暗かったため気付かなかったけど、川面からかなりの高所を進んでいます。
この辺りは武庫川沿いに走っていた国鉄旧福知山線の光景を思い出しました。
木材を運んでいた森林鉄道に乗れていたら、車窓は絶景の連続だったことでしょう。
この辺りは武庫川沿いに走っていた国鉄旧福知山線の光景を思い出しました。
木材を運んでいた森林鉄道に乗れていたら、車窓は絶景の連続だったことでしょう。
12:30 隧道!

遂に隧道まで戻ってきました!
12:30 隧道!

遂に隧道まで戻ってきました!
発破によって開通させた隧道とのこと。もう荒川登山口が近いので達成感がこみ上げてきます。3日間よく歩きました。
発破によって開通させた隧道とのこと。もう荒川登山口が近いので達成感がこみ上げてきます。3日間よく歩きました。
最後の鉄橋を進みます。
最後の鉄橋を進みます。
一昨日は真っ暗で見えなかった荒川。少し下流側で安房川に合流します。
一昨日は真っ暗で見えなかった荒川。少し下流側で安房川に合流します。
12:38 荒川登山口(600m)到着!!!

着きました!!
新高塚小屋を出発して7時間余。なぜか登りより30分長く、7時間余掛けての下山でした。
2泊3日の行程での達成感が胸に溢れ、思わず万歳でした。
12:38 荒川登山口(600m)到着!!!

着きました!!
新高塚小屋を出発して7時間余。なぜか登りより30分長く、7時間余掛けての下山でした。
2泊3日の行程での達成感が胸に溢れ、思わず万歳でした。
下りの荒川登山バスは15時以降となるので、タクシーを依頼しました。
旅先での時間はたいへん貴重なものであるし、何よりこの後明るいうちに
キャンプ場でテントを設営したいという切実な事情がありました。

行動中は曇り一時晴れでしたが、タクシーを待っている間に雨が降ってきました!
さすがに屋久島。一日のうちにどこかしらで雨は降るようです。


13:30頃 依頼したタクシーにて出発

依頼してから約40分ほどで安房から上がってきてくれました。
以前は登山をしていたという運転手さんから、いろいろと屋久島のお話をしていただきました。
下りの荒川登山バスは15時以降となるので、タクシーを依頼しました。
旅先での時間はたいへん貴重なものであるし、何よりこの後明るいうちに
キャンプ場でテントを設営したいという切実な事情がありました。

行動中は曇り一時晴れでしたが、タクシーを待っている間に雨が降ってきました!
さすがに屋久島。一日のうちにどこかしらで雨は降るようです。


13:30頃 依頼したタクシーにて出発

依頼してから約40分ほどで安房から上がってきてくれました。
以前は登山をしていたという運転手さんから、いろいろと屋久島のお話をしていただきました。
14:00頃 屋久杉自然館前・荒川登山バス乗り場(180m)到着!

けっこうな降りの中、懐かしの屋久杉自然館前に到着。お世話様でした!
14:00頃 屋久杉自然館前・荒川登山バス乗り場(180m)到着!

けっこうな降りの中、懐かしの屋久杉自然館前に到着。お世話様でした!
早朝にはバスの待機場所となる屋久杉自然館前・荒川登山バス乗り場。
夜明け前から列を作って待機したことが遠い昔のようです。

まずはさておき温泉へ直行します!
早朝にはバスの待機場所となる屋久杉自然館前・荒川登山バス乗り場。
夜明け前から列を作って待機したことが遠い昔のようです。

まずはさておき温泉へ直行します!
楠川温泉

屋久島空港と宮之浦間にあります。
ワイパー全開のしっかりした雨降りの中を辿り着きました。
この道で合ってる?といった感じの少し奥まった場所に隠れています。
300円@大人。100円@貸バスタオル。
地元民御用達の昔ながらの銭湯といった感じです。この日の湯温はやや熱め。
でも今日はベースキャンプ設営のため、ゆっくり入ってはいられません。とりあえず汗を流せればよいのです。
楠川温泉

屋久島空港と宮之浦間にあります。
ワイパー全開のしっかりした雨降りの中を辿り着きました。
この道で合ってる?といった感じの少し奥まった場所に隠れています。
300円@大人。100円@貸バスタオル。
地元民御用達の昔ながらの銭湯といった感じです。この日の湯温はやや熱め。
でも今日はベースキャンプ設営のため、ゆっくり入ってはいられません。とりあえず汗を流せればよいのです。
オーシャンビューキャンプ場 波音が凄い!

宮之浦にある屋久島観光センターにてキャンプ申し込みを済ませ、
浜辺にあるオーシャンビューキャンプ場へ。800円@1泊。(5泊で4000円)
水場、トイレといった最小限の施設しかない硬派でワイルドなキャンプ場です。
この日は自分のほかに自転車旅の外人さん一人のみ。
今日から屋久島を発つ日までここをキャンプ地とする!


16:51 テント設営完了

幸いなことにテント設営中はほぼ雨は上がっていました。
拠点を確保できたことでようやく落ち着くことができ、改めて2泊3日の山行の余韻を楽しめました。

今回の旅で確保した滞在期間は計7日。最初の3日間で最重要の山行を首尾よく終えることができました。
あと4日、屋久島での貴重な時間を大事に使いたいものです。 【完】
オーシャンビューキャンプ場 波音が凄い!

宮之浦にある屋久島観光センターにてキャンプ申し込みを済ませ、
浜辺にあるオーシャンビューキャンプ場へ。800円@1泊。(5泊で4000円)
水場、トイレといった最小限の施設しかない硬派でワイルドなキャンプ場です。
この日は自分のほかに自転車旅の外人さん一人のみ。
今日から屋久島を発つ日までここをキャンプ地とする!


16:51 テント設営完了

幸いなことにテント設営中はほぼ雨は上がっていました。
拠点を確保できたことでようやく落ち着くことができ、改めて2泊3日の山行の余韻を楽しめました。

今回の旅で確保した滞在期間は計7日。最初の3日間で最重要の山行を首尾よく終えることができました。
あと4日、屋久島での貴重な時間を大事に使いたいものです。 【完】

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 予備靴ひも サンダル ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 調味料 飲料 ハイドレーション ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS アマチュア無線機 筆記用具 ファーストエイドキット 針金 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック ナイフ 一眼レフカメラ 広角ズームレンズ 望遠ズームレンズ ポール テント テントマット シェラフ 三脚 折畳みイス ねんどろいど(あおい・ひなた)ガス缶とライター※現地調達

感想

去年、利尻と礼文を訪れたことを契機に、この際行ける時に屋久島へ行こうと決意。
今年4月頃から屋久島旅行の計画を立て始めました。
台風が落ち着く頃の10月半ばを想定しましたが悪天で計3回延期。
元々延期も織り込み済みで正規料金で航空券を手配していましたが、本当に根競べの日々でした。

屋久島到着早々、好天の日に宮之浦岳へ登れそうと判断。
初日に宿泊した宮之浦の民宿を3時頃出発。屋久杉自然館より荒川登山バスにて入山。乗客、及び入山者は縄文杉への日帰り行程の方々(個人・ツアー様々)が大半でした。

テント泊装備を担いだのは9月初め以来で、いつにも増してスローペース。数え切れない方々に道を譲りながらの縄文杉への道のりでした。縄文杉の貫禄は他の屋久杉と異次元であり、縄文杉への登山が屋久島の一大アクティビティであるのも納得できました。自分の感覚ではこの日もすごかったけど、ハイシーズンは撮影待ち1時間とかになるらしく縄文杉の人を惹きつけるパワーは計り知れない。

縄文杉を過ぎると本来の静かな登山者のみの世界へ。
新高塚小屋へは昼過ぎ着とほぼ読みどおりで初日の行程を終えました。

肝心の二日目、テントを開けた途端に濃い霧。
ナイトハイクのルートファインディングも難易度が上がるほど視界が悪かったです。
登るにつれて北寄りの風も強くなったけど、ここまで来たら好天を信じて登るしかないと自分を奮い立たせて登頂。
到着後1時間経った頃に劇的に晴れ渡り心底安堵、そして感動でした。
この後は終日快晴の稀有な登山日和で、予定どおり黒味岳までピストン。
森林限界を越えているので、絶景の連続で夢のような時間でありました。
屋久島の背骨にあたる主稜線を往復したということで良き思い出となりました。
淀川登山口が普段どおり使えれば、南から北へと縦走できたのですが、
来れる時に来ないといけないし、ピストンという変則的な行程も良きでした。

3日目は初日の喧騒と打って変わって、静寂に包まれた巨木の森を下山。
人間の短い寿命を遥かに超越した木々との対面はたいへん心に残るものでした。

自分は単調な道が苦手(例:上高地から横尾など)でトロッコ道も覚悟して臨みました。でも森林鉄道の軌道歩きは鉄道好きの自分にとって、退屈さをあまり感じない楽しいものでした。

行動中は全く降らなかった雨でしたが、荒川登山口に到着してまもなく本格的に降り始めました。
依頼したタクシー乗車中は本降り。自分は恵まれ過ぎている、慎まねばならんと思ったものです。

屋久島滞在期間7日のうち、最初の3日で最重要の山行を終えることができ、
本当に気持ちが楽になりました。
残り4日で日帰り登山2回を計画しており、早くも次の登山準備に掛かるのでした。

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コメント

お疲れさまでした。
 ゆっくり拝見します。(⌒∇⌒)
2024/12/7 23:15
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1
mayasanpoさん、こんにちは。いつもありがとうございます。
長いのでご都合の良い時にゆっくりご覧いただけましたらと思います。
今は太忠岳の山行記録作成に掛かっています。
2024/12/8 12:27
知り合いの方が 3年連続で 屋久島へ行かれました。
雨で増水やいろいろで 2年は 縄文杉までいけず、
3年目にやっと 念願かない 縄文杉へ行けたそうです。

loonさん お天気ハラハラでしたが、
首尾よく歩けて、よかったですね。

山深ーい 山なのですね。
3日間で 45KM歩かれて。すごいです。
小屋はあるが 避難小屋で テント泊装備がいるのですね。
なかなか 入れない 難易度が高い山ですね。
新高塚小屋では 2泊されたんだ。
食料を用意しなくてはならないし大変。
重い水は現地で 調達できるようで 助かりましたね。

まずは夜行バスで 大阪へ。
伊丹から鹿児島へ飛ばれて、1時間13分で鹿児島
早いですね。
屋久島へは12時20分到着。
無事飛べてよかった、よかった。
民宿で泊。と 1日目は忙しかったですね。
2024/12/8 19:20
mayasanpoさん、コメントいただきましてありがとうございます。

10月初め〜11月初めにかけて3度の延期。当初の予定から1ヶ月遅れでやっと実現した旅です。
去年の利尻・礼文の時もでしたが、毎回天気にはハラハラさせられます。
でも今回ばかりは正直終わったと思いました。猫の目のように予報は変わり過ぎです。

夜行バスは夏に母が長野への往復にいつも乗ってる便でした。
熟睡ではなかったけど一応睡眠はとれました。京都、大阪まで案外早く感じました。
それと飛行機は本当に早いですね。もうちょっとゆっくり乗っていたいんですけどね。
いろいろあったけど、宮之浦岳で好天に恵まれ、本当にプレッシャーから一気に解放されました。

宮之浦岳へは南側の淀川登山口が最寄りでして、長丁場とはいえ日帰り行程が可能となります。
しかし今年8月末〜9月初めに日本の南でウロウロしてた迷走台風の被害で
淀川登山口への道路が損壊してしまい現在復旧工事中。ということで、今回のように
やや遠い荒川登山口が起点となったわけです。普段でしたら淀川登山口→荒川登山口へと
1泊2日で縦走するのがモデルプランです。実際に自分も当初縦走する計画でした。
来年は道路も復旧するでしょうけど、今年と同じように行けるかは分かりません。
変則的な行程となったけど、行ける時に行かなければと決行しました。

小屋泊とすればもう少し軽く行けるんですけど、やはりテントで過ごしたい思いが強いですね。
今回、新高塚小屋で2泊したのですが、小屋泊の方々もそれなりに居られましたよ。
日本一雨の多い島なので、水場が豊富なのが有難いですね。
2024/12/9 21:44
3度目の正直で縄文杉へ行かれたお知り合いの方が居られたのですね!

荒川登山口へ入るバスですが、警報が出た場合は運休になってしまいます。
これは以前に道路が大雨で寸断され、入山者が孤立状態になってしまったことがあったらしいです。
元々雨の多い島なのですが、縄文杉は観光というより登山。どうしても天気によって左右されますね。
でも3年目で御無事に縄文杉と対面できて良かったですね!
2024/12/9 21:49
そうでしたか、一般道は工事中でしたか。
悪天候で延期、工程変更と  大変でしたが
無事あるけ 宮之浦岳でも 絶景となられ ほんとによかったですね。
あと2座も登られたのですね。
随分と お仕事後に 調べられたことでしょう。
ほんとに 歩けて良かったですね。
2024/12/9 22:11
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1
mayasanpoさん、長い山行記録にお付き合いいただきましてありがとうございます!
台風による道路損壊と登山計画の変更、10月の風邪と度重なる予約変更と、
生みの苦しみといった感じの実現までが長い旅でした。
計画、下調べを始めたのは、まだ骨折が治り切っていない今年4月のことでした。
縄文杉と宮之浦岳、太忠岳の天柱石くらいしか知らなかった屋久島の諸事を調べ尽くしたといってよいです。
2024/12/10 22:14
そうなんです
縄文杉に会いたくて
足を鍛えたいので
私とハイキングでした。
だんだんと晴れて
ご来光から、絶景となられて
なんて言うか、
私のヘタレ文では
文字にできない感動ですね
ほんとうに、おめでとうございました
2024/12/10 11:44
いいねいいね
1
ご友人の方は縄文杉との出会いを目標に頑張られたのですね。
やはり目標を持つことは大事と思いますし、力を与えてくれますよね。
母を観ても同じことを感じています。

宮之浦岳山頂ではガスガスから1時間で晴れ渡るまで、本当に祈ることしかできない長い時間でした。
絶景に感動するのはもちろんなんですが、本当に心底遠路はるばる来た甲斐があったと胸をなでおろしました。
去年の利尻・礼文に続いて、一生の思い出といえる経験となりました。
本当にありがとうございました。
2024/12/10 22:19
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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体力レベル
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