鳳凰三山(穏やかな日♪ 堰堤渡りドボン(>_<) ドンドコ沢から地蔵ヶ岳、観音ヶ岳、薬師岳を経由し中道で下山)
- GPS
- 16:54
- 距離
- 17.5km
- 登り
- 2,170m
- 下り
- 2,153m
コースタイム
天候 | 晴れ、薄曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
北陸自動車道富山IC-国道41号-神岡-国道471号-安房トンネル-国道158号-日本アルプスサラダ街道-国道20号-長野自動車道塩尻IC-中央自動車道長坂IC-武川町を経由し-国道20号宮脇交差点より青木鉱泉方面へ 【青木鉱泉には駐車せず】 青木鉱泉手前の分岐で左、林道方面(中道登山道口方面)へ進み、林道とドンドコ沢コースの登山道が最も近い付近の林道(広くなっている箇所)に駐車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
鳳凰の滝付近で登山道の崩れあり(う回路があります) 下記ドンドコ沢の渡沢以外、特に危険な箇所はないかと思います。 【ドンドコ沢登山道への渡沢】 駐車した場所から林道を少し下り、砂防堰堤上を通過しドンドコ沢を渡り、登山道へすぐ取りつきました。暗い中のスタートの場合はGPSで位置確認しながら、沢の音、水量、周囲の状況等確認し渡る必要があります。※水量が多い場合はNG |
写真
感想
【今期を締めくくるにふさわしい山であった】
今回は今期の無積雪期の締めくくりで、9月の北岳・間ノ岳
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-721525.html
から見えたあのオベリスクに会いに行くことにした。鳳凰小屋から地蔵ヶ岳、観音ヶ岳、薬師ヶ岳の3つの山を巡る間、オベリスクを象徴とする数々の奇岩、富士山、北岳、甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳など名だたる名山を見ながらの、絶景の空中散歩ができ大満足。
ただ、この時期は日が暮れるのも早い。今回はなんとか明るいうちに下山したいという思いが強く、この思いが発端となり、妻より先に先行して歩いてしまったり、自分の発言が原因で・・・妻の雷が鳴った。まさに稲妻。反省すべき山行となった。
【駐車場所からドンドコ沢コースへのアプローチ】
下山後少しでも楽しようということで、駐車は青木鉱泉ではなく、少し中道登山口方面へ入った林道脇に駐車した。ただ、登りはドンドコ沢コースのため、沢を渡る必要がある。薄暗い中、GPSに入れたgpx.のルート、沢の音、堰堤構造物を頼りに、林道とドンドコ沢コースが一番接近している付近(真新しい堰堤の下流側だったと思う)から、砂防堰堤上を右岸側から左岸側に渡りました。堰堤には管理用のラダー(ハシゴ)が設置されており、大きなコンクリートの壁を安全に降り・登ることができます。
問題は水が流れているところをどう渡るか。コンクリート上(堰堤の落差のある付近)は水深は浅いが、流れが少し早い。もしかしてコンクリート上は滑る可能性があるし、堰堤から転落すれば大変なことになる。安全を考えコンクリートの上ではなく、少し上流側を選択した。
明るければ、浅いところを探し足を置けるが、それが暗くよく見えない。勢いよくジャンプすれば渡れるところもある。
浅いところを探し、私が先行、妻が後追い・・・運悪く妻は足首から靴の中に水が入り、靴下が濡れてしまった。こんなこともあろうかと思い、予備の靴下を持ってきたいたので良かった。「濡れたーっ」と騒いでいるなか、ヘッデンを付けた登山客が登っていく。ドンドコ沢コースの取りつけはすぐ脇だということに気づき安心した。
【ドンドコ沢〜鳳凰小屋まで】
このコースは何と言っても滝である。あまり、時間もないので、登山道から近いところだけ見ることにした。 南精進ヶ滝、鳳凰滝、白糸滝、五色滝のうち、鳳凰滝はスルーした。
滝は楽しめたが、けっこう登りがキツイ。ずーっと森林内を進み、しかも滝以外の展望はなし。ようやく変化があったのは、鳳凰山荘の手前30分ぐらい。視界が開け、青空に地蔵ヶ岳のオベリスクが見えた時にはようやく感がMAX。ザレた足元、シラビソの木々、緩やかな登山道をしばし楽しみ、鳳凰小屋へ到着。ここで、大休憩。ほぼ設定していたコースタイムどおりで、早めの昼食。小屋は冬期閉鎖の準備をしており、昼食の提供はしていないようだ。素泊まりだけなのかな。
【鳳凰小屋〜薬師ヶ岳】
鳳凰小屋から地蔵ヶ岳までは1時間ちょっと。オベリスク手前のザレ場はまるで蟻地獄のよう。足元が悪く、予想以上に体力を消耗。ここを下山してきた方に、「ここ登るの大変そう、頑張ってください」と言われ励まされる。
オベリスクの横まで着くと、もう少しで稜線の反対側の山が見えるハズ。一番に岩の間から、甲斐駒ヶ岳が見えた時にはテンションが上がりました。あとは、もう、素晴らしい眺望、北岳、間ノ岳、農鳥岳の白根三山、甲斐駒、仙丈ヶ岳、遠くは北アルプス、八ヶ岳、奥秩父の山々が丸見え、まさに空中散歩。観音ヶ岳まで登れば、今度は富士山とご対面。贅沢三昧っといった感じの眺望でした。観音ヶ岳へは一度下り、登り返す必要があるが、眺望が良いこともあってそんなに苦痛ではなかった。それより、妻と・・・
【薬師ヶ岳〜中道での下山】
薬師ヶ岳から中道で下山、下山開始後すぐに森林内となるため、下山の眺望は登りと同じでほとんどなし。途中、御座石という大きな岩がある程度で、後はカラマツ林、林床に笹という感じの登山道を延々と下ります。夕方になり、時より、遠くからシカが仲間を呼ぶ時の鳴き声?が聞こえるなか黙々と進みました。
なんとかヘッデンなしでと思いましたが、結局、ヘッデンを少し使用してしまいました。林道脇に駐車してあったマイカー、約12時間半で無事ご対面となった。
帰路のドライブ、睡魔に襲われ途中仮眠。遅い時間の帰宅となってしまった。
今年最後のお山は、9月に登った北岳から見えた鳳凰山にしました。最初は欲張って
前日に丹沢山にも行こうと企画してたけど、体力的に絶対無理でした。
鳳凰山の登山ルートは、ドンドコから登り中道で降りると決めていました。車をどこに停めるか悩みましたが、青木鉱泉に停めると帰り林道を青木鉱泉まで歩くのは、きついと思い、車は中道林道の途中の堰堤を渡れる所から近い所に停める事にしました。とても静かな車中泊ができました。この先、とんでもない事になるとは思いもしませんでした。なんと、山頂で夫妻喧嘩をしてしまいます。お見苦しい場面を見た方、申し訳ございませんでした。今回の件で、私のトリセツを作りました。そして、相手を思いやる事が必要だと思いました。
今回は4時すぎに起きヘッドライトをつけて5時出発です。まずは、林道を降り堰堤を渡りドンドコに合流しなければいけません。堰堤には水は流れてなく、楽勝でした。川には水が流れてて、旦那はさっさと渡り私にアドバイスします。「石の上に飛んで苔でもあって転ぶと危険だから、ジャブジャブ入れば大丈夫」と。素直に受け止めて、薄暗い中、川にジャブジャブ入り渡ると片足の靴がびちょびちょで靴下までぐっちょり🌀。やってしまった。小学生の時に水たまりに入って遊んでたら長靴に水が入った感覚だ😰。旦那が予備靴下を持っていたのでなんとか対応。登りはじめからテンション下がる。
気をとりなおし、歩く。歩いてると靴の中も乾いてきて一安心。滝が随所にあり、丁度良い休憩スポット。鳳凰小屋手前で、オベリスクが見えて感動。靴が濡れてても来て良かったと思った😍。小屋では、昼ご飯を食べてはじめてゆっくり休憩しました。朝の川事件で、旦那には、迷惑をかけたからワガママ言わずに真面目に歩いたし、CT通りに登れた。
昼ご飯を食べ終わり、憧れのオベリスクに向かいます。皆さんが蟻地獄と言うのがようやくわかりました。登ってもずり落ちる。少しずつ少しずつ登りやっと着いた。オベリスクを見ただけで充分です。上まで登れたらすんごいだろうなぁ〜と思いました。
次は観音岳を目指します。富士山が目の前にあって絶景。ここで、なんと、夫婦喧嘩勃発です。ま、些細な事ですが、疲れが出てくるとお互い気持ちの余裕がなくなります。中道途中まで別行動。山に一緒に来て、こんな嫌な思いするなんて。なんか虚しくなってきました。
今まで、2人で3年かけて百名山45登頂してきたけどルールを決めてなかったので決める事にしました。後は、私のトリセツ。
ルール
1?遅い人のペースにあわせる
2?CTばかり気にしない
3?頂上では、看板での写真を先にとる
4?先に行く時は待つ場所を決める
5?体調を気にする
トリセツ
1?3000メートル前後から高山病になります
2?登りは、遅いです
3?早く歩いて欲しい時は食べ物で釣って下さい
4?急ぐと転びます
5?荷物が重くなると歩くのは遅いです
こんにちは〜
山頂でケンカですか
でも、仲直り出来たようでよかった
今後、ルールの遵守をお願いしますね
でも、奥様の取説には思わず笑ってしまいました
すみません。
これからは仲良くお願いしますね
では、また。
NJ-TAKAさん こんばんは!
いろいろありますが 、結局仲良し?なんです
これからは、ルールとトリセツの復唱をしてから山に登ります
ケンカ以外は 眺望が良く最高の山でした
私のトリセツに笑って頂き有難うございました。私的には、頑張って歩いているんですが、遅いと言われると困るんです。人間の生理的現象を考えるとやはり食べ物を吊るされると歩けるんですよね。パブロフの犬状態です?。
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