木曽駒ケ岳_お祝い登山:千畳敷駅sG
- GPS
- 03:14
- 距離
- 2.7km
- 登り
- 274m
- 下り
- 279m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2024年12月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
前回の新城旅の時にあとちょっと足を延ばせばアルプス行けんじゃねとのことで木曾駒ケ岳へ。
バタバタアクセス方法や山の状況を調べて、公共交通機関だと木曽側の福島コースか駒ケ根からのロープウェイコースの2択。
7日の山頂気温はー14℃予想、雪山にもなっているのでロープウェイコースに決定。
翌週からは山頂気温ー20℃ということで今週がリミット。
あとは出発時間ですが朝一の名古屋発便では時間無く、必然的に前泊ですが栄発18:47と速攻退社という強硬出発しかなし。
出発もどきどき、天候もBとC判定でどきどき。祈るばかり。
18:05に速攻退社に成功。無事18:47のバスに乗り込み駒ケ根に向けて出発
(・ω・)ノ
恵那前より雨が降っている。山は結構雪が降ってそう。あぁ楽しみ(*‘ω‘ *)とこの時はワクワクでした。
すずらん通り側のバスターミナルに着き、サーチ済みのクラフトビールカフェbienbienさんへピットイン。
ビールは言わずもがなで国産牛バーガーが絶品。この時点は客は私一人にて店主が背を向けた時にすかさず紙袋に顔をうずめてすーはーすーはー。
(*´Д`)えへへ最高
宿は朝食付きのちょっと離れた駒ケ根プレモントホテルさん
道中もパラパラと雨は止まず。
朝ぁ、カーテンを開けると山は曇っているが空が拝める。いいぞー。
往復のロープウェイ+バスチケットをネット予約済みだがどちらにしても並んだ順なので15分前に駒ケ根駅前着。誰もいない。
やはり前日は雪がガッツリ降っていたようで菅の台からはバスチェンジ。家族連れや登山者もここから乗り込んでくるも席には余裕あり。
雪景色の中しらび平へ。空は拝めず。チラチラと雪。
ロープウェイで一気に千畳敷駅につくとー11℃。ガッツリ雪山、視界ちょい悪い。
見渡すとほぼチェーンスパイクを装着してるので一度はチェーンにするも、慣れてる若者に聞いてみると12本が良いよとのことで履き替える。ありがとう。
10時ちょい前にようやく準備整い殿で出発。速攻で鼻毛が凍る、ワロタ。
50mほど登ると集団に合流。雪が積もっていてなかなか進まない様子。100mほどUPするとまつ毛が凍る、ワロス。
先頭集団に入った時にはラッセル区間突入、ロープもなかなか見つからずコース取り難しい。
コーナー部分は雪深く難儀。ほんのちょっとだけラッセルお手伝い。
階段部分になるもなかなか進まない。高度高く息も絶え絶え。
1時間30分ほどかけてようやく乗越浄土到着!風やべぇ。景色はグレー
100m先は見えません。
冬季は立ち入り禁止の巻道である稜線にでてみると風で体を持ってかれるは、雪?氷の粒が当たって顔面痛い。
山小屋へ戻り行けるとこまで行こうと決めて歩きはじめるも1歩づつ進むほどに戻れるか怖くなってきた。先行の2人組の後ろつけるもどんどん差がつく。
中岳下で撤退開始。この先は吹きっさらしになるので無理。
山荘が見えない。先ほど歩いてきた踏み跡が消えかかっている。
怖い。いちいち携帯を出して確認もできず、間違いようのない道だが半信半疑のまま進むとようやく山荘に戻る。たった300mなのに長く感じた。
階段部分でここも間違えようがないが10数人歩いてきたはずなのに若干回りより凹んでいるぐらいで踏み跡が消えている。
携帯でチェックしようと手袋外したら落としちゃった。強風とともに一瞬で綺麗な滑りを見せ消える ∞’’’ヾ(^o^ヾ)
来世で会おうと願掛けして青テムレスをして進むと発見!!もう離さないよ♡
なんだかんだで疲労困憊して千畳敷駅に帰り着く。生きててよかった。
13:55にロープウェイにのり菅の台で途中下車し早太郎温泉こまくさの湯へ。
お腹ペコリンコにて名物ソースカツどんをいただく。
かなり雪が舞っている中の温泉は風情があって気持ち良し。水風呂とベンチで整う。
なぜだろう、先ほどはあの寒さの中死にそうだったのに、ここでは素っ裸で寝転んでいても問題無し。風だね
バスセンターに到着し1時間弱を併設のキャンプストロベリーで過ごし無事名古屋着。
色々と今回の冬のアルプスで思うところあり。舐めちゃいないが舐めたらあかん。
・−10度以下もしくは強風のところはバラクラバ必須。
・サングラス系では口元覆うと曇って見えないのでゴーグルが良い。
・サラサラの新雪で雪と風があると踏み跡消えるのでトレースはあてにできない。
・見通しの利かない冬山でのソロは避ける。
・道具は落とさないようにゴム紐やロープなど工夫してカスタマイズ。
脱着のしやすさもカスタマイズできるといいな。慣れた若者の道具見てたけど何か違った。かっこいい
・300mほどのUPですが3000m級の冬山であることを胸に。
錆びないように道具のメンテしながら物欲と、怖かったけど早くもまた行きたくなっちゃった。山っていいね。
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