記録ID: 7572933
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アルパインクライミング
比良山系
比良山系ヘク谷左岸捜索 崩落地降下
2024年12月07日(土) [日帰り]

体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 08:54
- 距離
- 7.8km
- 登り
- 685m
- 下り
- 685m
コースタイム
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2024年12月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
今回も、坂谷登山道の600m辺りから、北東のリュックのデポ場所に向かって、緩斜面を入っています。 デポ場所で、小リュックに、最低限の物を詰め、尾根を越えています。 崩落地をザイル30mを、ダブルで立木に掛け、ATC下降器を使って、降下しています。ザイルを掛ける立木を、次々と下方に移動しながら選び、谷底近くに、着地しています。 谷底の状態は、下流側に向かって、かなりの急斜面です。しかも、大岩がゴロゴロしていて、谷底を、下流側に移動するのは危険度が高いと考え、今回は、下って来た崩落地を登り返しました。小型ツルハシで、ステップを切り、打ち込み、身体を持ち上げています。 今回、坂谷登山道は、落ち葉に覆われ、踏み跡は、不明瞭な状態でした。少し迷走気味です。これは「GPS機器が必須」と考えながら歩いていました。 |
写真
炭窯跡の傍のコナラ?の大木の倒木の枝に、このカラビナとザイルが、掛かっています。3枚前の写真の右側に、ザイルがバラけた部分が写っています。カラビナは、ステンレス製の様です。かなり前の物です。遭難事故があったのでしょうか?
撮影機器:
装備
| 個人装備 |
ヘルメット
ハーネス
ザイル 30m/20m
カラビナ
スリング
アセンダー
ATC下降器
小型ツルハシ
ナイフ
山仕事用鋸
ピンクのテープ
ヘッドランプ
予備電池
地図(地形図)
コンパス
GPS2台
スマートフォン
予備バッテリー
|
|---|---|
| 備考 | 持って行けば良かったものは、50mのザイルです。立木にダブルで掛けると、30mでは、少し短く、掛け直しが大変と云う感じでした。 |
感想
前回、11月4日に登った尾根の東側の浅い谷筋の崩落地をヘク谷の谷底まで、ザイル・ATC下降器を使って、下ってみました。
降りた谷底の印象は、大岩が積み重なっている隙間を谷の水が流れている状態です。また、谷の勾配が強く、装備の無い方が、下流側に安全に下れるとは思えません。
今回、下り、更に、登り返した崩落地は、装備と経験のある方ならば、下る事が出来ると思います。登り返しには、雪山と同様に、ステップを切り、身体を引き上げるピッケル状の物が必要だと思います。今回は、小型のツルハシを使用しています。
前回、11月4日に登った尾根をそのまま下り、ヘク谷に落ち込む手前で、北側に進むと、今回の写真の様に、絶壁があります。また、北西側に進むと、地形図上では、かなりの急斜面が待っている様に思えます。
GPS機能を失った方にとって、ヘク谷の谷底・両岸は、非常に、危険な状態だと、改めて思いました。
山行きには、スマートフォンの予備バッテリー、GPS機器の予備電池も必要です。
また、冬季になれば、日暮れが早くなります。今回、葛川橋で、16時41分。もう、薄暮状態でした。未だ、手持ちのライトやヘッドライトを使う程ではありませんでしたが、後、30分、ヘク谷で、手間取っていれば、ヘッドライトを使っていたと考えています。
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