オオタギリ
- GPS
- 08:40
- 距離
- 13.4km
- 登り
- 1,119m
- 下り
- 1,123m
コースタイム
- 山行
- 6:48
- 休憩
- 1:53
- 合計
- 8:41
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
中川ハイヤー |
コース状況/ 危険箇所等 |
林道を降りるといきなり靴を脱いで膝下まで浸かって渡渉。使い古しの靴下でいいから持っていくといい。渡ったらいきなり急登。鹿除けの柵を巻くように進み、降りたら再び急登。女郎小屋ノ頭の後オオタギリへは懸垂下降で約50m。降りたらアッセンダーで30mスラブを登る。アップダウンの繰り返し。途中の山頂は、鹿除けの柵を左に巻くといいのだと思う。最後のピークは右に巻くと良い。でないと、間伐の樹木が大量にある足場の悪いところを歩くことになる。 |
その他周辺情報 | 新松田駅前さかな屋道場 |
写真
装備
個人装備 |
ドライインナー
長袖シャツ
携帯バッテリー
携帯充電ケーブル
ズボン
保険証・財布
鍵
帽子
サングラス
グローブ(軍手)
靴下
ポリエステルパンツ
心拍数計
靴
ザック
防寒着
雨具(カッパ・帰りの傘)
ファーストエイドキット
非常食
老眼鏡
近視眼鏡
トレッキングポール
着替え靴下
ウェットティッシュ
カトラリー
味噌汁 コーヒー
昼のおやつ
保温性カップ
行動食バックアップ
常備薬バックアップ(芍薬甘草湯・ビタミン類・アミノバイタル)
アバンド
コンパス
ロールペーパー
マスク
歯ブラシ
ヘッドランプ
笛
カメラ胸部固定具
計画書
ココヘリ会員証
カメラ
行動食
常備薬
ナイフ
筆記用具
携帯充電ケーブル(予備含む)
GoPro
サーモスにお湯
携帯電話
AppleWatch
名札
セルフビレイ+安全環付カラビナ
ベルソ+安全環付カラビナ
120cmスリング
60cmスリング2本
クイックドロー1
アッセンダー+安全環付カラビナ
アルパインハーネス
ヘルメット
タオル
軽アイゼン
ビレイ手袋
防寒手袋
水0.5L
おにぎり
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共同装備 |
ロープ(W50m2本S30m1本)
コンロ・ガス(小)・小型コッヘル
ツエルト2~3人用(x5)
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感想
さて今日は。会山行でバリエーションルート 。懸垂下降できるようになって初めてのバリエーション参加。ワクワクドキドキもあるけれど、付いていけるかどうか不安が先に立つ。
林道から沢へ降りるポイントで装備装着。
女郎小屋沢出合近くで玄倉川を渡渉。濡れないで渡れそうなところはない。靴と靴下を脱いで、持ってきた替えの靴下を履き、膝下まで水に浸かって渡渉する。厚手のウールの靴下を持ってきたおかげか、足裏はそんなに痛くない。裸足だったら、足裏がさぞ痛かったろう。水は冷たい。さっさと対岸に渡り、濡れた靴下を脱いでタオルで足を拭く。すぐに乾いた靴下を履いて靴を履くと、足が暖まってきた。濡れた靴下はよく絞ってジプロックへ。
支度ができたらすぐ行動再開。すぐに尾根に取り付く。道なんてありはしない。踏み跡っぽいものが最初に少しだけあった程度。後は急斜面を木に捉まりながら登っていく。だいぶ登って836mピークが近づくと、山頂付近は鹿除けの柵で囲ってある。山頂の木々を鹿の食害から守り、山頂が乾燥して山が崩れるのを防いでいるのか。鹿除けの柵の脇をなぞるように進む。その先、稼いだ高度を急な下りで吐き出した後で再び急登。歩いていればいずれ山頂に着く。やっと女郎小屋ノ頭1080m。ここまでは、陽を背に受けて昇りだったし暑かった。けれど、ピークの向こう側へ降りた途端、冷たい風が吹き、防寒着を羽織る。それでも寒さを感じる。女郎小屋乗越を降りて越え、大タル丸。ここに唯一の手製山頂標識があった。TACとある。Tanzawa Adventure Club?
さて、本日の核心大立切(オオタギリ)。切り立った乗越部分をオオタギリと呼ぶらしい。大きく立ち切れているからか。少し降りたところでロープを垂らし、順番に懸垂下降で降りていく。途中木の枝を掻い潜り、右に切れた岩の向こうに落ちないよう下に降りていく。最後も左に降りないと、乗越部分に立てない。降りていく途中上からでは良くわからない部分あり、最後は下でロープを持っている人に左だと教えてもらう。乗越は風の通り道で風が強く、日陰にもなっていて寒い。降りたら、登り返す人がアッセンダーで登っていくのをサポートするのに、昇り用のロープを持って引っ張る。砂や落ち葉が落ちてくるからずっとは上を向いてはいられない。落石もあるかもしれないから岩陰に身を隠しつつ時々上を見ては砂が落ちてくる音がしたら下を向く。
自分の順番が来て、アッセンダーを装着。少し登って利きを確かめる。後で上に登ってから気づいたことに、この時安全環をちゃんと閉めていなかった。危ない危ない。残置ロープに捉まりながらスラブを30m登っていく。尾根に上がって後続が登ってくるのを待つ。ここも日陰で寒い。おにぎりを取り出して3個平らげ、お湯を少しずつ飲んだらちょっと暖まった。
全員揃ってから移動再開。ちょっと登ったら日向があり、そこで小休止。お日様はありがたい。
ここからも、コタギリ初め、乗越が幾つもあり、降りては登り返しの連続。840mの芋ノ沢ノ頭は山頂付近に鹿除けの柵があり、左を巻く。
最後のピーク敷地山は、山頂付近は間伐した木々が切って大量に放ってあり、歩きにくい。道理で、ヤマレコのみんなの足跡では、右に巻いているはずだ。
小川谷出合に降りて、沢を渡渉。今度は、濡れそうにないところを探して対岸へ。登って林道に出て、後は玄倉まで。明るいうちに下山できてよかった。玄倉バス停に着いて帰りのバスの時刻を見ると、すぐにバスが来ることがわかり。ちょっと遅れていたバスが来て、装備をつけたまま乗車。バスの中で装備を解除してヘルメットを脱ぎ、暖かいバスの中で人心地着いた。
東海道線で帰る人たちは、谷峨や山北で乗り換えるのが便利。小田急線で帰るにしても、谷峨で乗り換えた方が早くて安かったか。心地よいバスから降りる気になれず終点の新松田駅まで。降りてから駅前にあるさかな道場で生ビール。
今回もいい山行だった。けどしんどかった。脚も攣りそうになったし。翌日前腿がちょっと筋肉痛。
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