鍋足山塊 - 今更ながら二つのもみじ谷の紅葉を見に行ってみた。
- GPS
- 04:02
- 距離
- 5.4km
- 登り
- 509m
- 下り
- 510m
コースタイム
- 山行
- 3:23
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 4:03
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(地元の方のご厚意で利用できる場所らしいので、農作業等に支障ないように奥側に停めましょう。) |
コース状況/ 危険箇所等 |
※変なところを歩いています。安易に真似しないでください。 ※GPS、ロープ、長袖推奨です。 ・銚子口の滝、団子岩滝がある沢(谷):技術的には高くないが、積み重なった大岩を乗り越えていくので転落注意。最後はザレの急斜面を直登。 ・笹原側もみじ谷の徘徊:稜線から延びる尾根にしろ沢にしろ、何が待ち受けていても自己解決できる覚悟(スキル)が必要。一番気を使ったのは、斜面に積もった落ち葉の下が土なのか露岩なのかだった。 ・景手前の鞍部から湯草側もみじ谷への降り:上部の急斜面は落ち葉で滑り、丸腰では降りられないためロープを出した。 |
ファイル |
計画ルート図
(更新時刻:2024/12/09 17:39) |
写真
感想
5日前(12/4)に明山下でお会いした人から「鍋足山のもみじ谷は今がピークだよ」と教えていただきました。例年なら11月末頃だったはずなので、ピークと言っても終盤なんだろうけど、どうしようか。
とりあえずキーワード「鍋足山 もみじ谷」でググってみるも、求める紅葉情報は見つからない。ただし、もみじ谷に関して意外な情報が得られました。なんと、鍋足山塊にもみじ谷と呼ばれる場所が2つあったのです。
私の認識では、景と己の鞍部から南側に降りた谷だけだったのですが、どうやら三角点峰の南側の谷も一部の人にはもみじ谷と呼ばれているようなのです。確かにこのエリアなら一般登山道からも眺められるので、多くのハイカーにはむしろコッチの方が馴染みがあるのかもしれません。
そうなのか・・・2つあるのか・・・ダメ元で行ってみるか。。。
当初は湯草側から沢を遡上し景南側のもみじ谷に至る最短ルートを考えていたのですが、三角点峰南側のもみじ谷にも行く必要が出てきたため、笹原側から2つのもみじ谷を巡ることにしました。まぁソコまでは良かったのですが、せっかくだからと未踏ルートを組み込んでしまう悪い癖が出てしまい、序盤は無用な緊張感を味わう羽目になってしまいました。(後で調べるとソコソコ歩かれているルートではありました。)
で、難所をクリアし到着した三角点峰南側のもみじ谷は、予想通り他の広葉樹は既に落葉し最後のモミジだけが残っていました。葉を落とす直前という感じで艶がなく少し縮れているようでもあります。一、二週間早ければ、他の広葉樹と共に多くの色を目にしたことでしょう。
次は景南側のもみじ谷です。久しぶりにロープを出して降りていきました。やはりこちらも同じような状態で、落葉が進んでいるのか密度が薄い感じでした。それにしても、コッチの谷のモミジは一日中太陽光が当たらない木もありそうなのに赤くなるんだなぁなどと、紅葉の仕組みはわからないけど不思議に思いました。
その後は480m級ピークを経由し景下のテラスで景色を眺めながらコーヒーを飲み(昼頃には下山する甘い見通しだったためメシの用意なし)、帰路でも紅葉が見れればとの思いから予定した沢ルートを変更し、明るいおしきびルートで下山しました。
当初は2つのもみじ谷の紅葉を見るためだけの山行のつもりでしたが、やはりソコは鍋足山、最後の紅葉を見るだけに留まらず、結果的には十分刺激ある山行になってしまったようです。
紅葉のピークは短いので、行く山の順番を前もって決めておくべきですね。来年以降の課題です。
コメント
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写真を見ても地形図を拡大して見ても岩々していて冒険心がくすぐられるルートですね
お疲れさまでした〜
それにしても、おっしゃるように紅葉のピークを見極めるのってホント難しいです。
奥久慈は岩稜には事欠かないので、岩の質は違いますがmame302さん好みではないでしょうか。私はさいたま市にいた頃から通っているので、いつかどうですか?ご希望なら案内しますよ。
日曜には我が家でも粉雪が舞い、那須連山は先週末から雪化粧です。いよいよ雪の季節に突入ですが、寒いのは歳を重ねるにつれ苦手になってきているので冬眠しようかと思っています。
南国生まれ、南国育ち、この歳までぬるま湯の中で生きてきていますので年齢とは関係なく昔から寒いのは苦手です。自分も冬の間は街歩きや里山散歩が中心になりそうです。
が、暖かくなりましたら、栃木の山を案内してください。楽しみにしております
北国育ちの方が暖房の中で生活してきたので、寒がりが多いって知らないのォ?
(そんなことで張り合ってどうする!?)
ここは本当に面白そうですね〜😊
いろんなルートが取れそうで、地形図を見てるだけでソワソワして来ます😎
ふたつのもみじ谷🍁紅葉最盛期は見事でしょうね〜🍁
奥久慈は個性的なだけに人に依るとは思いますが、少なくとも私的には相当面白い山域です。割と好き勝手に歩けるし。鍋足山を含めて、たぶん30回くらい通ったかもしれません。
ただ、決してスケールが大きいわけではない(尾根も沢も激しいけどコンパクト)のでbookoさん的にはどうかなぁ。もしこの山域に興味があるのであれば、雰囲気を感じるために笹原からの周回ルートを一度歩いてみることをお勧めします。
絶対に行くと思いましたよ 笑
それにしても、かなり手強そうなルートですね。地図を見ると地形がほんとに複雑で、これこそ奥久慈!と思ったりします。
それにしても、紅葉の時期は、どこに行くべきか迷いますよね。行ってみて一喜一憂ですし…💦
森の木々はそんな人間の思惑に関係なく生きているんでしょうけど😊
自分にはとても行けそうもない場所なので、レポ楽しませてもらいました。
お疲れ様でした。
はい、行っちゃいました。でもやはり遅かったですね。来年に期待ということで。
鍋足山塊は、奥久慈の中でも一風変わった地形のような気がしています。例えるなら、四方八方から圧力がかかってクシャって波打ったような・・・(わかります?)
> 自分にはとても行けそうもない場所なので、
変なところはお勧めしませんが、正規ルートでも十分楽しめると思うので、是非足を延ばしてみてください。
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