櫟山・鍋割山・雨山・檜岳・伊勢沢ノ頭【神奈川百名山】

2024年12月08日(日) [日帰り]

• GPS: 07:00
• 距離: 19.5km
• 登り: 1,636m
• 下り: 1,627m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:10
• 休憩: 0:50
• 合計: 7:00

距離 19.5km 登り 1,636m 下り 1,627m

7:29 寄大橋
8:19 8:20 ウタノ沢ノ頭
8:43 8:51 櫟山
9:05 9:06 栗ノ木洞
9:19 9:20 後沢乗越
9:36 9:37 1,000m地点
10:03 10:14 鍋割山
10:16 鍋割山荘
10:23 10:37 鍋割山
10:40 オガラ沢分岐
10:51 10:52 鍋割峠
10:56 鉄砲沢ノ頭
11:11 11:12 茅ノ木棚沢ノ頭
11:29 オツボ沢ノ頭
11:42 雨山峠
12:06 12:12 雨山
12:28 12:29 檜岳
12:45 12:48 伊勢沢ノ頭
13:14 13:15 秦野峠
13:32 林道秦野峠
14:29 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

12/8 8:51

櫟山。三角点もなく地味なピークですが、表丹沢県民の森の最高地点です。松田町や小田原市の街が望めます。

12/8 9:34

鍋割山の尾根上から栗ノ木洞を振り返る。遠く海に浮かぶのは伊豆大島です。

12/8 10:02

海に浮かぶ伊豆大島

12/8 10:02

相模湾と江の島を望む

12/8 10:04

鍋割山から望む富士山。雲が噴煙のようでした。

12/8 10:24

近年大人気の鍋割山の鍋焼きうどん。大行列必至ですが、10時に到着した自分は10人目でした。

12/8 10:34

鍋割山山頂。富士山の眺望と鍋焼きうどんの山ですね。

12/8 10:47

鍋割峠付近から望む蛭ヶ岳

12/8 10:48

鍋割峠付近から望む檜洞丸

12/8 12:07

雨山山頂。雨山山稜の奥深いところにあります。寄沢の登山道が通行止めの現在、どこから登っても遠いです。丹沢で屈指の秘峰ではないでしょうか。

12/8 12:17

檜岳尾根（雨山山稜）から望む相模湾。江の島、藤沢、茅ヶ崎、湘南平、伊豆大島、小田原、箱根山などが存分に眺められます。

12/8 12:29

檜岳山頂。三等三角点峰ですが眺望はありません。玄倉川と寄沢に挟まれた尾根上の静かなピークです。

12/8 12:46

伊勢沢ノ頭山頂。雨山山稜の最高峰なのに、尾根や山稜の名前にもなっておらず、三角点もないかわいそうな山です。ここから秦野峠への下りはかなりの急坂です。

12/8 14:17

秦野峠林道を歩いているとニホンカモシカが顔を出しました。

撮影機器：

iPhone 11 Apple

感想

masa.a

　今回の山行の目的は、鍋割山の鍋焼きうどんと、神奈川百名山の4座の登頂でした。
　9つのピークを縦走する累積標高差1700m、距離20km超えのコースは、さすがに歯ごたえがありました。とにかくアップダウンはすごいですし、鍋割峠から雨山峠へ至る稜線上の鎖場も結構な直登（今回は下りでさらに難易度アップ）で、慣れていない人は尻込みしてしまうほどです。
　鍋割山へ向かう大倉からのメインコースと重なる部分以外は人は少なく、静かな山歩きが存分に楽しめました。富士山や丹沢主脈も存分に眺めることが出来ますし、相模湾や箱根山を望む景観は見飽きるほど望めました。
　今回は寄大橋から大回りをして櫟山・鍋割山・雨山・檜岳・伊勢沢ノ頭の5座に登頂しましたが、一般的には櫟山と鍋割山に登頂するコースと、雨山・檜岳・伊勢沢ノ頭を寄大橋から直登するコースに分けて登るのがおすすめです。さらに、鍋割峠から雨山峠へ至る稜線上の鎖場は初中級者にはおすすめできません。コース全体的にはよく整備されており歩きやすいですし、指導標も要所にあり、尾根歩きであるので迷いやすい箇所もほとんどないと思いました。
　今回の山行はトレランではありません（ほとんど走っていない）が、装備はほぼトレラン（食料を持つ必要がないため）、靴もトレランシューズで、ポールを使用してのスピードハイキングです。よって、一般的なトレッキングと比べると行動時間が短くなっている（ペースが早い）ので、参考にされる方は注意してください。標準コースタイムは12時間です。
　今回の山行で神奈川百名山を4つ制覇しました。残り14座となりかなりゴールが見えてきました。神奈川県の山(分県登山ガイド)は54座中48座登頂となり、残り6座となりました。近い内に完登達成したいです。