☆鳳凰三山 〜バスがあるうちに〜南岸低気圧の贈り物♪♪ 太平洋から日本海まで⁉〜
- GPS
- --:--
- 距離
- 21.4km
- 登り
- 2,763m
- 下り
- 2,627m
コースタイム
- 山行
- 8:44
- 休憩
- 0:52
- 合計
- 9:36
天候 | 3日 晴れ 4日 終日大快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
甲府から夜叉神峠登山口までは、山梨交通バス。 広河原から奈良田まで、山梨交通バス。 奈良田から身延まで、早川町乗合バス。 身延から名古屋までJR。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは登山口にあります。 日陰部分では、地面は凍っている箇所があります。 雪はまだありませんでしたが、今後はもうアイゼン必携です。 |
その他周辺情報 | 奈良田温泉 白根館 日帰り入浴¥1000円 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
ゲイター
着替え
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
ロールペーパー
保険証
携帯
タオル
ストック
カメラ
テント
シェラフ
|
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感想
秋の最終に、鳳凰三山からアサヨ峰、北沢峠まで歩きたいと、計画していたのですが、
天候ほか諸事情もあって、延び延びになり。
今年はもう難しいかな、と思っていたところ、
やっと、11月頭に機会を得ることができました。
2日の天候が芳しくなかったため、急遽日程をずらして、
3日・4日で鳳凰三山を満喫することにしました。
北沢峠〜広河原のバスは4日が最終。
2日では北沢峠までは歩けないので仕方ないのですが、
思いも掛けないプレゼントを頂いたような山行となりました😀
甲府駅に最終電車で降り立ち、迷いなくバス停へ。
風もなく案外過ごしやすい。
私ほか1名、ベンチで野宿でした。
甲府発4:35?広河原行き。
夜叉神峠登山口で下車。
秋の名残を感じつつ、カラマツの粉雪舞い散るなか、
勇壮な五本松を通り過ぎると、夜叉神峠へ。
そこで目の前に飛び込んできたのは、
雪を冠って、恥ずかしそうに頭を隠した白峰の峰々でした。
まさに、プレゼントを頂いたような、興奮のひと時です。
辻山から見る北岳は、今までとは少し印象が異なり、
どっしりとした雄大さを感じます。
天候のいい日には是非とも立ち寄ることをお勧めします。
南御室小屋を過ぎ、砂払岳を越えるとパノラマが広がります。
あいにく、遠方の峰々は雲が掛かっていましたが、
南アルプス側はガスも取れていい感じです。
そのまま薬師岳、観音岳、地蔵岳を巡り、
本日の宿泊地、鳳凰小屋に到着です。
3日まではあいていると思ってましたが、前日までで小屋終いされたようで、
今後は週末には開けたりされるらしいですが、
本日のテントは3張。
星空も見るつもりでしたが、あまりの寒さと疲れとで、
何度寝もするうちに、テント越しに月が出てしまい、諦めました。
きっと綺麗だったことでしょう。
朝も寝坊してしまい、目がさめると4時過ぎ。
急いで食事を済ませ、稜線まで上がります。
鳳凰小屋近道分岐へ、いつにも増して黎明のオレンジが鮮やかに感じます。
日の出は尾根筋で見えなさそうです、分岐点から観音岳側に行く時間はないので
アカヌケ沢の頭側の岩峰で360度、変わりゆく空を眺めます。
来てよかったよ‼
そのひと時を表現する言葉を、私は知りません。
甲府か奈良田か、どちらに降りようかと思ってましたが、
奈良田で温泉に入ることにしたので、広河原発が14:30。
時間は十分あります。
テントに戻り、オベリスクを目指します。
ハス?のてっぺんまでは止めておきましたが、八ヶ岳から北越の山、北アルプスの峰々。
白山、御嶽に、もちろん、甲斐駒、仙丈。北岳、間ノ岳、農鳥岳。
富士山まで、360度雲ひとつありません。
その後の稜線も、度々立ち止まり、景色に酔いしれます。
地蔵岳から同じ時を過ごした方々も同様のようでした。
高嶺を過ぎ白鳳峠が近づくにつれ、ひとつ、またひとつとお山とお別れしていきます。
そんな中、北岳は最後まで、
なんだか、今回の山行をずっと見守っていてくれているような気がしました。
また来年。バスが通る頃に、そちらにお邪魔させてもらいます。
今回も、全てのものにありがとう。
テン場でご一緒した者です。
小屋が閉まっていて不安でしたが、色々と情報をいただき助かりました。
ホントに本当にいい日に登れましたネ〜ッ
稜線上ではあっちを見てもこっちを見ても素晴らしくて…時間を忘れてひとりで大騒ぎ、いつまでも見ていたくてのんびりしました。
素敵な写真、素敵なコメント、自分の記録のように嬉しくて拝見させていただきました。
またどこかでご一緒できたらうれしいです。
sana-smileさん、コメントありがとうございます。
小屋が閉まっていたのは正直びっくりしましたが、
本当に、言葉に出来ないような2日間でしたね
稜線から下りたくない気持ち、身に染みて思いました
辻山は寄られましたか?
白鳳峠からの下り。キツかったです。
ここを登られたのかと、思いながら下ってました。
こちらこそ、またどこかでご一緒したいですね
お疲れ様でした。
fujimonさん、こんばんは〜
羨ましいくらい最高の2日間でしたね
モルゲンがまた素晴らしい
毎度 fujimonさんの写真も笑顔が素敵ですね
十分堪能されたことでしょう
お疲れ様でした(^-^)/
takaneponさん、こんばんわ。
晴天を狙って行ったとはいえ、これほどのものをとは思っていませんでした。
澄み渡ったなかの、モルゲンは初めてかもしれません。
ホンマ、空気の色が変わってるのかと勘違いしてしまいましたよ
今回も、素晴らしいお山に出会うことができました
今週末も、最後に八ヶ岳。
テン泊で編笠から権現、赤岳をと考えていましたが、天候も芳しくないようでしたし、
takaneponさんのレコも鑑み、早々に撤退することにしました
電車とバスは週末に用意されているようですので、
装備と体調を整えて、天候と相談して、ぜひ訪れたいと思います
なんと、バス停で前泊とは。
すごいですね〜
北岳から、見放題だった
鳳凰、空気の澄んだこの時期の
展望は素晴らしいですね。
上越の山は、左から
焼山、火打山、妙高山ですね。
白山まで見えるとは。
南アも、ほぼ、冬に向けて
シーズン終了ですね。
絶好のタイミングになってようで
何よりでした。
komakiさん こんばんわ!
10月ならまだしもと思っていましたが、
天候にも恵まれて、ベンチ泊も快適でした
南岸低気圧が、空気を一新してくれて、南北素晴らしい展望と、
高嶺に薄っすら薄化粧を纏った南アルプスの峰に出会うことができました。
上越のお山はkomakiさんのレコで訪れたいと思っているお山でした。
同定はできませんが、しっかりと目にすることができました
山はしばらくお休みですね。
来週、再来週とは、香嵐渓に紅葉狩りに訪れるつもりです。
赤岳鉱泉のお風呂で、お会いしたahavaと申します。鳳凰三山ときいて、懐かしく、コメントさせて頂きました。私たちは8月の頭に、青木鉱泉から夜叉神峠まで、2泊3日で歩きました。11月のアルプスは、我々にはちょっと荷が重いと思っていましたが、写真を拝見していると、なんとか行けそうな気もしてきます。ところで、テントのことで、ひとつ質問させて貰って良いでしょうか?フライシートとペグはいつも使用されていますか?風の強い稜線で、テントを張る際の注意点とか有りますか?AIR RAIZ3を買ったまでは良かったんですが、実際にテント泊を考えると、不安要素ばかりで、仕方有りません。ビビリな私としては、実際にテント泊を楽しんでいらっしゃるfujimonさんにご教授頂きたく、どうかよろしくお願い致します。
ahavaさん こんばんわ!
ご訪問、コメント有難うございます。
鳳凰三山、10月中に訪れるつもりだったんですが、
タイミングがなく、今回は、季節外れの気象状況との予報もあり、
訪れることができました。
経験不足なんですが、11月の高山は、積雪状況や、気象状況次第なのではないかと思います。
今回のタイミングだったら全然行けると思いますよ。
来週の寒気流入以降は状況が一変するんじゃないかと思いますけど。
テントですが、フライシートは常時使ってます。
ペグは、使える場所では使ったほうがいいのかなと思います。
面倒なこともあって、石があるところでは、大体石で固定して終わりなんですが、
今年の5月、稜線上の蝶ヶ岳でいつものように石だけで固定したところ
夜半からの暴風で、石が煽られて。
気がついたらすごい狭いテントになってました。
夜中に、雨のなか外に出るはめになりましたよ
石で固定するときは、大きいのがないときは、3個4個と重ねて補強するのがいいかもです。
まだしてないんですが、フライシートの入り口以外の三方は、長さを足した方が
使いやすいのかなと思っています。
そのままでは、ペグで固定できても石で固定するには短かすぎますから。
あと、そこまで風が強い中で設営したことはないのですが、
グランドシートのヒモ穴にテントとフライシートをつなげて、一体にしてから
ポールを差し込んだりしてます。
組んだあと、中にザックなどを入れればそう動きません。
我流なので、一般的でないのかもしれませんが、
ぜひ、テント泊を楽しんでいただければと思います
テントに関して、色々教えて貰い有り難うございます。要領が少し分かったような気がします。初めてのテン泊に向けそれなりの心構えが出来ました。
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