信州最南端の一等三角点の山・熊伏山
- GPS
- --:--
- 距離
- 5.5km
- 登り
- 685m
- 下り
- 675m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2015年11月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
静岡側登山口には10台ほどの駐車スペースがあります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
全く問題のない登山道です。 |
写真
感想
鬼面山に続いてこの日ふたつ目の山登りである。鬼面山の登山口である地蔵峠を下り、国道152号線を南下して熊伏山の登山口である青崩峠の信州側へ向かった。ところが事前の調査不足で信州側の林道は登山口の手前4劼曚匹里箸海蹐把鵡垰澆瓩砲覆辰討い拭1復8劼領啼司發は時間の無駄なので、急遽、静岡県側から登ることにした。
ヤマレコには静岡県側の山行記録が沢山載っていたので概要はわかっている。しかし静岡県側に行くには兵越えという峠を越えなくてはならない。昔、南アルプスの光岳登山の帰りに一度越えたことがあるが大変な峠だった覚えがある。二度と越えたくないと思っていたが仕方ない。もう一度越えることにした。
前回と違って今の車にはナビが付いていめので峠までの距離が画面で確認できる。前回のようにまだかまだかと思って走っていると目的地がやけに遠く感じるものだ。今回は思ったよりスムースに峠を越えられた。前回は1台も対向車と会わなかった兵越えなのに今回は何台もすれ違った。信州と浜松を結ぶ最短道路なので利用する人がそれなりにいるようだ。現在造っている青崩峠の下を貫くトンネルはいつ完成するのだろう。
静岡県側の登山口は実にしっかりしていた。広い駐車場はあるし登山道の最初の方は塩の道」の遊歩道として綺麗に整備されていた。
出発の準備している間に熊伏山から下山してきた男性が一人と遊歩道上で夫婦連れ一組とすれ違った。早朝出発すればもう下りてくる時間なのだ。駐車場には1台しか車がなかったのでもう今日は登山者はいそうもなかった。静かでいい。
青崩峠から本格的な登山道になる。時々信州側の展望が開け、さっき行き止まった国道152号線やトンネル工事の現場が見えた。兵越えのガードレールが所々見えたがつくづくすごいところを越えている道路だと感心しながら眺めた。
登山道の信州側は、峠の名前の由来となった大きなガレ場である。日本の土木技術でも道路が出来なかったのがよくわかる崩壊地である。その縁を登っていくのだが結構な急坂だ。顔から汗がぽたぽた滴り落ちていった。
登り初めて1時間ほどで青崩の頭の標識のある広場に出た。無粋な無線反射板の鉄塔が建っていたが休憩にはちょうどよい場所だった。ここからの道は緩やかになりブナの大木がある広場があったりして歩きやすい道だった。もう一汗かいたころに前熊伏山の看板がある観音山方面との分岐点があり、さらに小さなアップダウンを繰り返したら熊伏山の山頂に着いた。この山も登山口からほぼ2時間で山頂に立てた。
本来なら東側に南アルプス深南部の山々が見えるはずだったが今日は霧が立ちこめているため展望は全くない。ここにも一等三角点が設置してある。一日で一等三角点の山を二つも登ってしまった。
時間には余裕があったが展望はないし雨がパラつく天気だったので気温が上がらず肌寒い。記念写真を撮り、この山頂にも置いてあった登頂者名簿に名前を記入してから下山することにした。
もう信州側には行かないので道の駅遠山郷「かぐらの湯」はお預けである。その代わり浜松の「あらたまの湯」にでも寄って行こう。
コメント
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20代前半に中央構造線の圧力を感じながら登った山頂から見えた南アルプス深南部の山々。
これがきっかけで黒法師や青薙など当時は今ほど人が入らなかった南アルプス深南部に嵌りました。
youji さんのレコは渋い山が多く、腰痛で歩けない今の私には拝読するのが楽しみになっています。
ご無沙汰しています。
私が見ているヤマレコ記事にはほとんどmatch1128さんの
いいね!がついていますね。
名だたる山にも行きたいのですが、なかなか連続で好天日がないので
自然とお手頃な登っていない山になってしまうのです。
今後、登りたい山は、深南部では沢口山、前黒法師山、
黒法師山、池口岳などがあります。
信州別所温泉付近の夫神岳、独鈷山、子檀嶺岳にも行きたいと思っています。
来年の夏は、南アルプスの蝙蝠岳、鋸岳、
北アルプス船窪岳など、未踏峰の山も狙っています。
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