初登りは、日向山へしぶんぎ座流星群を見に


- GPS
- 04:42
- 距離
- 5.6km
- 登り
- 623m
- 下り
- 621m
コースタイム
- 山行
- 4:49
- 休憩
- 0:16
- 合計
- 5:05
過去天気図(気象庁) | 2025年01月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
1月4日の深夜はしぶんぎ座流星群の極大日とのことで、星空撮影が得意な友人の誘いに乗り、流星群撮影に、日向山へナイトハイクに出かけた。
午前3時、矢立石駐車場には、車が数台。あたりは真っ暗だが、上を見ると満点の星空。山頂での流星観測を期待して登り始めた。
1時間半ほどで山頂に到着。この頃はまだ満点の星空が見えていた。かじかむ手でカメラを三脚に設置。流星群撮影が初めての私は、写真の大先輩である友人に設定などを教えてもらいながら、カメラのセッティングを終えた。さあ、これから撮影開始、という時に、上を見上げると、なんと雲が!しかもだんだん厚くなる。
うーんこれは惨敗かも、と思いながら、岩陰の風を遮ることの出来る場所にて、ひたすらカメラがシャッターを切るのを待つ。そのうち、なんとパラパラと雪まで降ってきた。せめて空が少し明るくなるまでは、と岩陰でブルブルと寒さに耐えていると、何だかその状況が可笑しくて、「こんな寒い思いして何やってるんだろうねー」と、友人と笑ってしまう。
1時間弱経ち、どんどん厚くなる雲と、もはや吹雪のようになった雪を見ながら、もう良いよね、と下山開始。歩き出すと、雪は止むどころかどんどん積もっていく。行きは落ち葉で覆われていた道は、帰りは雪に覆われ、全く違う様相になっていた。登山口まで来た頃、ちょうど目の前から太陽が登り始め、朝陽の美しさに救われた。
下山してもまだ8時前。そういえば、最近良くないことばかり起こる私。そして流星群連敗中だという友人と、厄落としをしようと、富士川町の氷室神社に寄ることにした。
519段の長い石段を登ると、厳かな拝殿や、拝殿から続く舞の舞台があり、中に入ると歴代の舞の写真が飾られてあって壮観だった。周囲には推定1200年の樹齢の杉の大木や雰囲気のある水車などもあり、歴史を感じる神社だった。そこでお参りをしたのが、厄落としになれば良いのだけれど…。
家に帰って写真を確認すると、かろうじて写っていた軌跡のようなものは残念ながら人工衛星だった。それでも、雲の隙間からは確かに満点の星空が見えていて、その様子が見えるタイムラプス動画(写真⑦)にちょっと感動した。山頂の寒さと、突然の雪や吹雪には驚いたが、また星空撮影にチャレンジしてみようと思える、貴重な経験になった。
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