龍王山、山の辺の道
- GPS
- --:--
- 距離
- 15.0km
- 登り
- 704m
- 下り
- 696m
コースタイム
- 山行
- 5:35
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 6:40
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
異常はありませんが龍王山登りの道が苔むしたところがあり、歩きにくかったです。 |
その他周辺情報 | 山の辺の道は古墳、寺社が多くあります。 |
写真
感想
奈良は古の歴史の雰囲気を感じながら歩ける道が多くとても好きなところです(ほかは斑鳩、明日香、西の京等が好きです)。今回は特に好きな道である山の辺の道と眺望のよい龍王山を訪れました。
JR柳本駅から出発です。すぐに黒塚古墳があります。三角縁神獣鏡が33面も見つかったそうです。展示館が隣接しており出土物(レプリカ)を見ることができます。
大きな崇神天皇陵を過ぎるとトレイルセンターに着きました。こちらでは地図やお茶を頂けくつろげました(まだこの時点でほとんど歩いていないですが…)。平安期に建てられた古刹長岳寺を訪れたあと、龍王山を登りました。
龍王山には戦国期の十市氏の居城である龍王山城という二つに分かれた城跡があり、まずは南城のある山頂に行きました。ここからの眺望は抜群によく盆地と雲に浮かぶ葛城山、金剛山が見えました(視界が効くときには明石大橋まで見えるそうです)。少し下ると北城があります。こちらは規模郭の規模も大きく、また道も幾重にも郭に正対するように造られておりとても見応えのある城でした。
少し下っていくと古墳と長岳寺奥の院(鎌倉期の石仏)があります。さらに下ると
計600基もある龍王山古墳群に六体地蔵仏がありました。古墳群は山腹のあちこちに造られており見つけるのがなかなか楽しいです。この古墳群はいったいどの氏族の墓なのか、なぜ古墳群の近くに石仏があるのか等分からないながらも思いを巡らして歩きました。
山道を下りると日本最古の古道の山の辺の道に合流し南下していきます。柿が多くなった田園風景を眺め、鄙びた古道を歴史を感じながら歩きました。桧原神社、狭井神社を過ぎて一宮の大神神社を参拝しました。ちょっと暗くなってきましたが何とか到着です。
古墳時代から戦国期の城塞まで歴史を感じながら、また、奈良盆地を見渡したり、穏やかな田園風景を眺めながらの気持ちのよい山旅となりました。
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