天城縦走路 踊子歩道


- GPS
- --:--
- 距離
- 45.9km
- 登り
- 2,132m
- 下り
- 2,099m
コースタイム
- 山行
- 11:00
- 休憩
- 1:20
- 合計
- 12:20
20:30 河津浜駐車場 20:50
21:20 立ち寄り温泉 伊豆高原の湯 22:30
24:30頃に小田原厚木道路の大磯PAで眠気が限界、仮眠後帰宅したのは27:00頃
前半部と後半部の歩いた箇所には多少のズレがあるかもです
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2025年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
河津は伊豆の南西部、下田一歩手前のあたりでちょい微妙な位置。東京方面からだと新東名の長泉沼津ICから伊豆中央道経由で天城越えしてくるか、小田原厚木道路から真鶴道路経由で海沿いを延々と来るかの2択になるかと思います。どちらも普通に行くと現金払い限定の有料道路を経由するのがちょい面倒です・・・。今回は往路は東名の足柄SA下りで仮眠後に前者のルートで向かった次第で、約1時間半といったところでした。 河津駅の周りにはけっこうあちこち駐車場があるのですが、今回は河津浜の駐車場を使用させてもらいました。今の時期は多少の釣り人が使用する程度でガラガラの駐車場で、周囲には何もありませんが徒歩5分程度の河津駅で色々準備も可能と思います。駅前にはコンビニもあります。 なおこのあたりは間もなくかの有名な河津桜が咲き乱れます。その時期はとてつもない混雑になると予想されるのでちょっと避けた方が良いかもです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
河津駅のあたりから天城峠まで歩いてそこからゴルフ場まで縦走し、伊豆大川駅に降りてくるというコース取りをしています。 3区間に分けてそれぞれ紹介します。 ■河津駅〜河津七滝〜旧天城トンネル〜天城峠 ほとんど舗装路歩きですが、踊子歩道というハイキングコースとして整備されている部分が多いため歩きやすいと思います。ところどころで標識もあります。 ざっと標準コースタイムで言うと7時間といったところ。まぁ長いとは言え色々な見どころもあるので案外退屈はしません。ところどころにトイレもあります。 ■天城峠〜八丁池〜万三郎岳〜ゴルフ場 天城縦走コースとして整備されている区間です。登山道は距離こそ長めではあるものの、全体的に微妙に天城の稜線を外れているため驚くほどアップダウンが抑えられています。もちろん八丁池や万三郎岳等の前後ではそれなりに昇り降りもあるのですが、基本は横移動、水平に伸びる登山道の風景にはちょっと感動しました。 ■ゴルフ場〜伊豆大川駅 ここはちょっと要下調べで、とりあえずGoogleマップが示すコースは立入禁止の私有地を含んでいて実際は通行不能です。 県道111号から大室山の方へ向かってそのまま伊豆高原駅の方へ出るという迂回が考えられますが、+5km程度要求されるのでちょっと辛い。調べてみると私有地を避けるような超マイナーハイキングコースがあることが分かり、今回自分はそちらを通ってみた次第ですが真っ暗な中ただの雑木林に突入した感じだったのでちょっと苦労しました。上部の別荘地帯も地図を頻繁に見ないとよく分からないぐらいに道が入り組んでいて、まぁ総括してこの区間を歩くのは激しくオススメ出来ないです・・・。 今回電車以外を使わなかったのでやたらに苦労していますが、実際は縦走路両端へバスでのアクセスも可能なのである程度のコース長の調整は可能です。 なお伊豆急行線は伊豆大川→河津の終電が22:36、だいたい1時間に1本以上程度は電車も来ます。伊豆大川駅の駅舎は小さいですがトイレや自動販売機もあって居心地は全然良かったです。 |
その他周辺情報 | 伊東の方へ向かって立ち寄り温泉 伊豆高原の湯へ。ここは割と遅い時間までやっているので今回の時間でも立ち寄れて有り難いところ。露天風呂も快適! |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ジャケット
ズボン
タイツ
靴下
グローブ
日よけ帽子
ネックウォーマー
雨具
防寒具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
日焼け止め
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
カメラ
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感想
天城山。おそらく多くの方がゴルフ場から万三郎岳を登ったっきり、という山なのではと思いますが、もちろん僕もそうなのでした。11年前、2014年の1月に来てみた時にはそれはもうがっつり雪山で、伊豆は豪雪地帯(?)なんだと勉強した思い出があります。
それはともかく、じゃあ他にどんなコース取りが出来るんだいと言われても特にマイカー登山者にはけっこう悩ましいのですよね。天城縦走路を歩きたいけど、やたら長いピストンにするしかないみたいな感じで・・・。何とか見繕ったのが今回のコースでしたがまぁちょっと強引過ぎる。割と長い間置いておいた計画になっていたのですが、先日の年始の阿蘇の南外輪山が似たようなノリの山行で最高に楽しかったのを受けて、こちらも決行してみようと思い立った次第でした。1月という時期も想定していたところだったのでちょうど良かったですね。
歩いてみてまず最初の感想はしんどい!いやでもこれは阿蘇とはわけが違いますね。道路過ぎる。そもそもバスに乗ればいいわけなので必要性もあんまり無いし。なんか阿蘇と似たようなノリで往くんだっていう考えに囚われていたように思います。とは言え前半の踊子歩道の方は色々面白いものが見れたので全然OK。後半部は・・・。
ともかく割と念願の天城縦走路を歩けたのは良かったです。ある程度事前に情報は見ていて少なくともド派手な登山道ではないとは知っていたのですが、チラチラ見える富士山やら平らで穏やかな登山道の雰囲気にはかなり癒やされましたね。終盤の夕暮れ時の雰囲気も良い感じで、歩いてきた工程を思うとグッと来るものがありました。長くてしんどかったというのも良い達成感になりましたし、伊豆の思い出深い山行がまた一つ増えました。
次の天城はとりあえず天城峠の西側、仁科峠方面でしょうかね。こっちは今回よりはシンプルに歩けそうに見えているのでちょっと調べてみようと思っています。
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