信州百名山・独鈷山
- GPS
- --:--
- 距離
- 4.2km
- 登り
- 658m
- 下り
- 658m
コースタイム
- 山行
- 2:43
- 休憩
- 0:17
- 合計
- 3:00
天候 | くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
中禅寺コースは問題なし。 沢山池コースは道が不明瞭で下れず。 |
写真
感想
別所温泉には観光で行ったことがあるが、この付近の山には食指が動かなかった。しかしよく考えてみると、標高こそ低いがどの山も展望がよくて、しかも麓には別所温泉を始め色々な温泉が必ずある。
昔は銭湯を探すのも大変だったが、いまはどこへ行っても日帰り温泉があるので、風呂好きな私にとって山と温泉は切り離しが出来なくなった。ということで、今回は、気楽な山登りと温泉三昧という計画を立てた。
1泊2日で登る山は、独鈷山、夫神岳、子檀嶺岳の三山を選んだ。どれも1200メートルほどの山なので4時間前後で登ってこられる。余った時間は温泉と観光に当てる予定だ。
早朝自宅を発って最初に登るのは独鈷山だ。麓から見る独鈷山は鋸歯状の山波でちょっと面白そうな山容をしている。中禅寺口から登って沢山池に下る周回コースが出来るのも魅力的だ
登山口付近の中禅寺は国宝の薬師堂がある。広い駐車場と綺麗なトイレがあるが参詣は下山後にするとして、まずは車を登山口の虚空蔵堂前まで移動させた。お堂の前には六地蔵があり塩田平を挟んだ向かいには山頂部分が雲に隠れた子檀嶺岳が見えている。今日は午後から天気が良くなる予報なのでこの雲もいずれ晴れるだろう。
暗い植林地の中をジグザグに登っていくとパッと明るくなった唐松林に出る。ちょうどよい休憩場所だ。一息入れたあともう一度暗い林を抜けるとすっかり葉を落とした雑木林の登りになる。結構な急坂だが足場はしっかりしており登りやすい
ひとしきりの急登を終えると小尾根に出て山頂へ続く稜線歩きになる。塩田平には時折陽が差し込んでいるが周辺の山は厚い雲に隠れている。天気はなかなか回復せず山頂付近は霧に見え隠れしている。
北斜面にはいつ降ったのかかなりの雪が残っていた。独鈷山は双耳峰のようで右のピークには大岩が見えている。左が本峰のようで松の木と祠が見えている
二つのピークの真ん中が広場になっていて沢山池コースへの分岐点にもなっていた。三角点のあるピークは広場からひと登りで着いた。眼下に上信越道や塩田平の街並みが見えているが相変わらず雲は厚い。風が冷たいので記念写真を撮ったあとダウンセーターを着込んだ。今日は誰も登って来そうもない
展望のない山頂というのは手持ちぶさたである。おまけに寒いとなると長居は無用である。早く山を下りて温泉に入ることにしよう
山頂下の広場から案内板に従って沢山池コースに下り始めたがあまり人が入っていないのか登山道がはっきりしない。ピンクテープを頼りに5分ほど下ったがマーキングはなくなるし、枯れ葉が積もった斜面に踏み跡が入り乱れていた。登山者が道を探し回った様子である。これでは沢山池まで下れそうもないので来た道を戻ることにした
沢山池コースに比べたら登りに使った中禅寺コースは間違いようがないくらいしっかりした道だ。途中、地元の方のような男性とすれ違った。天気の回復を待って登ってきた様子だ。沢山池コースのことは話すと「最近あちらは人が入っていないので道が荒れているでしょう」と話していた
沢山池コースにくだらなかったので予定より1時間ほど早く登山口の虚空蔵堂に着いた。温泉に行く前に中禅寺にお参りしたがそれでもまだ12時前である。それなら明日登る予定の夫神岳に登ってしまおう。別所温泉側から登れば4時間かからないで登りれるはずである。温泉はそのあとだ。
メッセージありがとうございました。
実は別所温泉には行きつけの宿があり、そこの女将さんに教えてもらってここは何度か登ったことはあります。
標高はさほどじゃないけど独特の風貌と山頂からの絶景、今は分かりませんが女将さんが子供のころは小学生の遠足や集団登山で地元の子供は必ず登ったそうです。
コメントありがとうございます。
この日の午前中はあまり天気が良くありませんで
期待していた展望は得られませんでした。
でも、いい山には違いありません。
別所に行く機会があったらまた登りたいと思います。
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