黒姫山BC-雪質のめまぐるしい変化にどうにか対応-


- GPS
- 07:33
- 距離
- 14.7km
- 登り
- 1,243m
- 下り
- 1,233m
コースタイム
- 山行
- 6:35
- 休憩
- 0:56
- 合計
- 7:31
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
姫見分までは前日のトレースがあり助かった。姫見分より先はトレースは薄らもしくは消失していた。また七ッ池シュート下から御巣鷹山(小黒姫)までの登りは足首もしくは脛ラッセル。鞍部から姫見分までも足首ラッセル。 |
その他周辺情報 | シールのテールエンドフックの故障により松本のブンリンへと車を走らせた。 |
写真
足首もしくは脛ラッセルとなった。
ここで今日のequipmentを紹介します。
ski: Voile Hyper V8 165cm センター107mm、bin: ATK SLR Release AT DIN6、boots: Scarpa F1 EVOです。
感想
今日は風も弱く好天のthe Dayなら行くしかない!行き先に選んだのは北信の黒姫山。大橋登山口Pも月曜なので空いていた。遅めの6時20分スタート。ずっと休日のものと思われるトレースがついていて楽に進めた。姫見分までそれほどの急斜面もなくクトーなしで登り切った。姫見分付近から広がる展望は圧巻!高妻&乙妻を初めとして戸隠連山、焼山、火打、妙高などの頸城山塊、北アなど大展望が広がっていた。姫見分から先の外輪では、風の影響もありトレースが消えたり痕跡が残っていたりで自分でルートを考えながら楽しく歩くことができた!黒姫山頂上からはよく訪れている中越の山々を見渡すことができた。守門、浅草、越後三山、巻機、そして先週苦労して頂上台地まで登り上げた苗場山。山頂でのシールオフの際に片方のスキーに付けておいたシールエンドフックのストラップのプラスチック部分が切れていてフックをどこかに紛失していることに今更ながら気づく。あまり気にしても仕方ないので以後は持参していたテーピングテープで仮留めすればいいと思う。
シールオフし西側のやや濃めの藪を少しずつ下って行く。うまく七ッ池シュート上に出た!休日のシュプールらしきものが薄らと残ってはいたものの左のスペースは全く荒らされていなかったためそこを滑走することにした。まさかの激パウで超楽しめた!あっという間に平原に降り立つ。ここでシールオンし御巣鷹山(小黒姫)を目指す。ノートレースの中背丈のかなり高いエゾトドマツの森を登っていく。足首から脛のラッセルを強いられたがどうにか登り切り御巣鷹山ピークに立つ。シールオフし滑走再開。アイスバーンの上に新雪が乗った状態で転倒が許されない状況となったが、冷静に高度を下げ、左の方へと移動すると雪質がパウダーに変化した。パウ滑走を楽しみ鞍部で今日3度目のシールオン。テーピングテープでテールエンド部をぐるぐる巻きにし姫見分まで登り切る。姫見分でシールオフし滑走再開。またもやアイスバーンの上に新雪が乗った状態。それでも緩傾斜なので全く怖くない。少し高度を下げるとモナカとなった。ちょうど一昨日八海山スキー場でモナカ雪ばかり滑っていたので今日はその応用編。中回りやモナカの藪は小回りで上手くクリア。14時前には大橋登山口Pに戻ってくることができた。
シールエンドフックの修理のため松本のブンリンへと車を走らせた。
今日のBCを振り返ってみて、激パウ、アイスバーン、パウ、モナカとこれまでで一番雪質の変化が目まぐるしかったように思う。今回の黒姫山BCでは、どんな雪質でも対応できるよう対応幅を広げていくことの大切さを痛感した。
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