大菩薩嶺


- GPS
- 07:31
- 距離
- 16.7km
- 登り
- 1,444m
- 下り
- 1,445m
コースタイム
- 山行
- 7:02
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 7:36
過去天気図(気象庁) | 2025年02月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口から積雪。地元の人によると、2月に入って3回の降雪があり、最後は昨晩だったとのこと。 |
写真
装備
個人装備 |
バックパック 33L
トレッキングポール
コンパス
地図
ファストエイドキット
ヘッドライト
iPhone
Apple Watch
充電器
ウォーターパック2L
レインウエア 上下
防寒着
ツエルト
防水シート
熊よけ鈴
ホイッスル
ストーブ
コッヘル
食材
行動食
チェーンスパイク
防寒手袋
ニット帽
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感想
昨年6月に続き、2回目の大菩薩嶺登山。コースは前回と同じく、大菩薩峠登山口バス停から丸川峠を経由して、大菩薩嶺と大菩薩峠を通り、石丸峠から上日川峠へ向かって下山し、登山口バス停へ戻るコース。天気は快晴。登山口から積雪があり、すぐにチェーンスパイクを装着。
登り始めると体温が上がり、アウターとニット帽を脱いだが、丸川峠を越えたあたりから気温がいっきにマイナス7℃まで下がり、耳や鼻、指先の感覚が無くなり、慌ててニット帽とフードを被り、厚手の手袋を着用。大菩薩嶺の山頂に着いた頃には、身体が冷え切って、気持ちも動転してしまい、しばらく動けない。
ようやく気分が落ち着いて歩き出すが、雷岩まで歩いたところで、山頂にポールを置き忘れたことに気付いて、取りに戻る。ポールを取り出したものの、使わないまま手でかかえていたので、うっかりした。ポールは標柱の脇にきれいに並べられていた。取り戻したポールをザックにしまい、気を取り直して進む。
水を飲もうとすると、ウォーターパックのチューブの水がカチカチに凍っていた。ザックのポケットに入れたペットボトルも半分くらい凍っていたが、どうにか飲むことができた。いつも持参するコンビニおにぎりも凍っていた。冬山に対する経験不足が露呈してしまった。
前回は人で溢れかえっていた大菩薩峠周辺には、わずかな人影しか見えない。だが、展望は素晴らしい。峠の分岐で、間違えて福ちゃん荘方向へ向かってしまい、ヤマレコの警告で引き返す。石丸峠からは尾根道を離れ、上日川峠へ向けて下山。前回悩まされた笹藪が無い分歩きやすいが、トレースが消えかけており、今日は自分以外に歩いた形跡が無い。
しばらく進むと、ピョーッ!、ピョーッ!という甲高い鳴き声が間近に聞こえる。見ると、20頭ほどの鹿の群れが揃ってこちらを見て鳴いている。警戒しているのだろうか。しばらく眺めていると、皆どこかへ走り去って行った。
上日川峠付近で、獣の食べ残しだろうか、生肉やひづめが付いたままの鹿の骨が、雪の上にころがっていた。
バス停に戻ってきた時には、15時のバスが出発した後だった。16:43のバスを待つ間、近くの番屋茶屋でほうとう鍋とビールを戴く。帰りは、特急あずさで新宿までゆっくりできた。右耳がしもやけになっていた。
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