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Yamareco

記録ID: 7786569
全員に公開
雪山ハイキング
甲斐駒・北岳

仙丈ヶ岳スノトレ(柏木口in/out) ※本年6回目

2025年02月10日(月) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 長野県
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
15:30
距離
28.6km
登り
2,360m
下り
2,360m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
14:07
休憩
1:21
合計
15:28
距離 28.6km 登り 2,360m 下り 2,360m
0:22
23
0:45
13
林道交点
0:58
25
林道合流点(300m分)
1:23
17
林道合流点(800m分)
2:21
2:30
41
林道交点(アイゼン装着)
3:11
31
3:42
3:50
50
4:40
30
地蔵岳分岐
5:10
34
5:44
5:45
83
7:08
7:15
55
8:10
8:11
19
8:30
8:58
9
9:07
34
9:41
9:44
8
9:52
10:07
36
ランチ休憩地点
10:43
10:44
32
11:16
11:18
45
12:03
12:09
28
12:37
43
13:20
41
林道交点
15:15
16
15:31
地蔵尾根駐車場
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2025年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
前日、日向山から下山後、温泉経由で柏木駐車場まで乗りつけ、15時頃〜22時半まで仮眠。24時過ぎにスタート。
コース状況/
危険箇所等
2/10現在、多数の入山者により山頂までトレースがつながっており、ラッセル区間は一切ないが、大体どこもトレースを外れると膝程度のラッセルとなる。
その他周辺情報 下山後は、伊那市高遠町の信州高遠温泉さくらの湯(JAF割▲50円で550円)で日帰り入浴
前日、茅野から高遠方面へ向かう道中、北ヤツの一角!
2025年02月09日 11:57撮影 by  Pixel 9 Pro Fold, Google
1
2/9 11:57
前日、茅野から高遠方面へ向かう道中、北ヤツの一角!
北ヤツの盟主・蓼科山!
2025年02月09日 11:58撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
1
2/9 11:58
北ヤツの盟主・蓼科山!
道中、入野家で高遠そば!
辛味大根の搾り汁に焼き味噌を溶き入れた辛汁で食すのがポイント!
2025年02月09日 12:51撮影 by  Pixel 9 Pro Fold, Google
3
2/9 12:51
道中、入野家で高遠そば!
辛味大根の搾り汁に焼き味噌を溶き入れた辛汁で食すのがポイント!
道中、翌日向かう仙丈ヶ岳が青空にクッキリ!
2025年02月09日 14:25撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2
2/9 14:25
道中、翌日向かう仙丈ヶ岳が青空にクッキリ!
中央に天を突く仙丈ヶ岳!昨冬(2024年3月)は、深雪ラッセルで敗退したが、今度こそリベンジしたい!
2025年02月09日 14:25撮影 by  Pixel 9 Pro Fold, Google
2
2/9 14:25
中央に天を突く仙丈ヶ岳!昨冬(2024年3月)は、深雪ラッセルで敗退したが、今度こそリベンジしたい!
前日15時前時点で駐車7台(去年は出発時2台)。この分のトレースは期待できる!(その後、下山された方にトレースが山頂までつながっていると伺い、ガッツポーズ♪)
2025年02月09日 14:51撮影 by  Pixel 9 Pro Fold, Google
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2/9 14:51
前日15時前時点で駐車7台(去年は出発時2台)。この分のトレースは期待できる!(その後、下山された方にトレースが山頂までつながっていると伺い、ガッツポーズ♪)
昨冬同様、日付が変わるのを待ち、ここから入山します!
2025年02月09日 14:54撮影 by  Pixel 9 Pro Fold, Google
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2/9 14:54
昨冬同様、日付が変わるのを待ち、ここから入山します!
駐車場から少し逆方向に下ってみると、左奥に白い高峰が!
2025年02月09日 15:08撮影 by  Pixel 9 Pro Fold, Google
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2/9 15:08
駐車場から少し逆方向に下ってみると、左奥に白い高峰が!
威風堂々、塩見岳!
2025年02月09日 15:08撮影 by  Pixel 9 Pro Fold, Google
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2/9 15:08
威風堂々、塩見岳!
16時過ぎに下山してきた方から最新情報を頂き、22時半まで仮眠します!アタック当日は風も弱く、絶好の登山日和です♪
2025年02月09日 22:36撮影
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2/9 22:36
16時過ぎに下山してきた方から最新情報を頂き、22時半まで仮眠します!アタック当日は風も弱く、絶好の登山日和です♪
日付が変わる直前、柏木駐車場上空にはオリオン座!
2025年02月09日 23:30撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/9 23:30
日付が変わる直前、柏木駐車場上空にはオリオン座!
スノーシューズ(スポルティバ_ガッシャブルム5|855g×2)を履き、アイゼン(540g×2)+ピッケル(386g)を背負い、飲料1.8L含め8.4kgほどの装備でアタック!昨冬敗退時とほぼ同重量!
2025年02月09日 23:46撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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2/9 23:46
スノーシューズ(スポルティバ_ガッシャブルム5|855g×2)を履き、アイゼン(540g×2)+ピッケル(386g)を背負い、飲料1.8L含め8.4kgほどの装備でアタック!昨冬敗退時とほぼ同重量!
さぁ、南アルプスの湧き水とトイレを後に、いざ出発!
2025年02月10日 00:03撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/10 0:03
さぁ、南アルプスの湧き水とトイレを後に、いざ出発!
途中、月明かりの下、一部区間は林道を歩きます!
2025年02月10日 01:00撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/10 1:00
途中、月明かりの下、一部区間は林道を歩きます!
ヤマレコだと「地蔵尾根中間水場」と表示される地点の直後の空地より!
2025年02月10日 01:42撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/10 1:42
ヤマレコだと「地蔵尾根中間水場」と表示される地点の直後の空地より!
昨冬と全く同様の地点(林道交点)で、アイゼンに装換!
2025年02月10日 02:29撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/10 2:29
昨冬と全く同様の地点(林道交点)で、アイゼンに装換!
アップダウンが多く、標高をほとんど稼げない延々と続くように感じる巻き道を進む!
2025年02月10日 03:01撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/10 3:01
アップダウンが多く、標高をほとんど稼げない延々と続くように感じる巻き道を進む!
林道最終交点を通過!登り基調とは言え、ここからもアップダウン、起伏が大きい漆黒の登山道を黙々と進みます!
2025年02月10日 03:11撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/10 3:11
林道最終交点を通過!登り基調とは言え、ここからもアップダウン、起伏が大きい漆黒の登山道を黙々と進みます!
スタートから3時間半、松峰小屋分岐を通過。昨冬敗退時より25分ほど早い!
2025年02月10日 03:47撮影 by  Pixel 9 Pro Fold, Google
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2/10 3:47
スタートから3時間半、松峰小屋分岐を通過。昨冬敗退時より25分ほど早い!
昨冬は巻き道はトレースがなく、トレースに沿って地蔵岳まで登りましたが、今冬は巻き道を10分弱で楽々通過!(昨冬は登り下りで推定30〜40分は使ったはず)
なお、下り側には山頂まで登った細いトレースあり!
2025年02月10日 04:52撮影 by  Pixel 9 Pro Fold, Google
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2/10 4:52
昨冬は巻き道はトレースがなく、トレースに沿って地蔵岳まで登りましたが、今冬は巻き道を10分弱で楽々通過!(昨冬は登り下りで推定30〜40分は使ったはず)
なお、下り側には山頂まで登った細いトレースあり!
スタートから4時間50分、2400m展望地より、伊那谷の夜景を望む!昨冬はここまでトレースはあったが、地蔵岳山頂を経由して5時間50分を要し、ここで朝焼けの中央アルプスを見たので、その差は歴然!
2025年02月10日 05:10撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/10 5:10
スタートから4時間50分、2400m展望地より、伊那谷の夜景を望む!昨冬はここまでトレースはあったが、地蔵岳山頂を経由して5時間50分を要し、ここで朝焼けの中央アルプスを見たので、その差は歴然!
昨冬は野営テントでトレースが途切れてから、丸山谷ノ頭までフルラッセルでしたが、今冬はトレースに沿って楽々トラバース!(昨冬は右側尾根を直登)
2025年02月10日 05:37撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/10 5:37
昨冬は野営テントでトレースが途切れてから、丸山谷ノ頭までフルラッセルでしたが、今冬はトレースに沿って楽々トラバース!(昨冬は右側尾根を直登)
丸山谷ノ頭直下の巻き道ポイントを通過!ここより先は昨冬見れていない新たな世界に入ります!
2025年02月10日 05:43撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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2/10 5:43
丸山谷ノ頭直下の巻き道ポイントを通過!ここより先は昨冬見れていない新たな世界に入ります!
道中2ヶ所ほどで幕営テントを通過!(昨冬は最後の幕営テントを機にパタッとトレースが途絶えてました・・・)
2025年02月10日 06:04撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/10 6:04
道中2ヶ所ほどで幕営テントを通過!(昨冬は最後の幕営テントを機にパタッとトレースが途絶えてました・・・)
夜明けが近いですが、ちょこちょこカロリー補給しながら進みます!
2025年02月10日 06:14撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/10 6:14
夜明けが近いですが、ちょこちょこカロリー補給しながら進みます!
ご来光時刻は樹林帯でしたが、直後に中央アルプスが横一直線ドーンと見えるトラバース道を通過!
2025年02月10日 06:49撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/10 6:49
ご来光時刻は樹林帯でしたが、直後に中央アルプスが横一直線ドーンと見えるトラバース道を通過!
昨冬は2400m展望地で見た光景を、今冬はもっと上(2610m)で見れました!
2025年02月10日 06:50撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/10 6:50
昨冬は2400m展望地で見た光景を、今冬はもっと上(2610m)で見れました!
中央にジグザグな岩峰・仙涯嶺を据えて、右が南駒ヶ岳、左が越百山!
2025年02月10日 06:52撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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2/10 6:52
中央にジグザグな岩峰・仙涯嶺を据えて、右が南駒ヶ岳、左が越百山!
このド級の斜面を直登すると、森林限界を越え、いよいよ仙丈ヶ岳本峰に通じる稜線へ乗れます!
2025年02月10日 06:58撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/10 6:58
このド級の斜面を直登すると、森林限界を越え、いよいよ仙丈ヶ岳本峰に通じる稜線へ乗れます!
ついに、稜線へ乗り上げました!まだ仙丈ヶ岳本峰は見えず、見えるのは大仙丈ヶ岳!右奥には・・・
2025年02月10日 07:11撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/10 7:11
ついに、稜線へ乗り上げました!まだ仙丈ヶ岳本峰は見えず、見えるのは大仙丈ヶ岳!右奥には・・・
南アルプス南部〜深南部にかけての名峰たち!
2025年02月10日 07:11撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/10 7:11
南アルプス南部〜深南部にかけての名峰たち!
そして奥には伊那谷越しの中央アルプス!手前のポコポコは、丸山谷ノ頭と地蔵岳でしょう♪
2025年02月10日 07:12撮影 by  Pixel 9 Pro Fold, Google
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2/10 7:12
そして奥には伊那谷越しの中央アルプス!手前のポコポコは、丸山谷ノ頭と地蔵岳でしょう♪
進行方向を見上げると、朝7時台にして、すでに下山してくるハイカーが!(2組4名とスライド、いずれも仙丈小屋への前夜宿泊組!)
2025年02月10日 07:14撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/10 7:14
進行方向を見上げると、朝7時台にして、すでに下山してくるハイカーが!(2組4名とスライド、いずれも仙丈小屋への前夜宿泊組!)
ここまでダブルストックで登ってきましたが、稜線に出てからはピッケルへ装換!
2025年02月10日 07:26撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/10 7:26
ここまでダブルストックで登ってきましたが、稜線に出てからはピッケルへ装換!
朝7時半、ついに入山以来初めて、仙丈ヶ岳本峰を捉えた!
2025年02月10日 07:31撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/10 7:31
朝7時半、ついに入山以来初めて、仙丈ヶ岳本峰を捉えた!
仙丈ヶ岳は夏季に北沢峠(北東側)からしか登ったことないので、このアングル(北西側)は初めて!ゴツゴツとした雪と岩の殿堂だ!
2025年02月10日 07:31撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/10 7:31
仙丈ヶ岳は夏季に北沢峠(北東側)からしか登ったことないので、このアングル(北西側)は初めて!ゴツゴツとした雪と岩の殿堂だ!
仙丈ヶ岳より右側は、大仙丈ヶ岳を経由して、塩見岳まで続く仙塩尾根(未踏)!
2025年02月10日 07:33撮影 by  Pixel 9 Pro Fold, Google
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2/10 7:33
仙丈ヶ岳より右側は、大仙丈ヶ岳を経由して、塩見岳まで続く仙塩尾根(未踏)!
左手側(北東方面)には、前日見そびれた東駒ヶ岳(甲斐駒ヶ岳)や鋸岳の勇姿が!
2025年02月10日 07:37撮影 by  Pixel 9 Pro Fold, Google
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2/10 7:37
左手側(北東方面)には、前日見そびれた東駒ヶ岳(甲斐駒ヶ岳)や鋸岳の勇姿が!
長野県伊那市側から見ているので甲斐駒ヶ岳ではなく、東駒ヶ岳!
2025年02月10日 07:37撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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2/10 7:37
長野県伊那市側から見ているので甲斐駒ヶ岳ではなく、東駒ヶ岳!
ジグザグした鋸岳!
2025年02月10日 07:37撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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2/10 7:37
ジグザグした鋸岳!
そして霧ヶ峰(車山)!
2025年02月10日 07:37撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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2/10 7:37
そして霧ヶ峰(車山)!
仙丈ヶ岳が近づいて来ました!途中で見かけた野営テントの方が私を追い越して先導中!
2025年02月10日 07:45撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/10 7:45
仙丈ヶ岳が近づいて来ました!途中で見かけた野営テントの方が私を追い越して先導中!
ピックの先が仙丈ヶ岳(ヘルメットの上は大仙丈ヶ岳)!さぁ、行くぜ!
2025年02月10日 07:53撮影 by  Pixel 9 Pro Fold, Google
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2/10 7:53
ピックの先が仙丈ヶ岳(ヘルメットの上は大仙丈ヶ岳)!さぁ、行くぜ!
改めて、仙丈ヶ岳西面をドーン!
2025年02月10日 07:58撮影 by  Pixel 9 Pro Fold, Google
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2/10 7:58
改めて、仙丈ヶ岳西面をドーン!
何度も撮ってしまう東駒ドーン!
2025年02月10日 07:58撮影 by  Pixel 9 Pro Fold, Google
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2/10 7:58
何度も撮ってしまう東駒ドーン!
そして伊那谷越しに中央アルプスAll Stars!
2025年02月10日 08:10撮影 by  Pixel 9 Pro Fold, Google
2
2/10 8:10
そして伊那谷越しに中央アルプスAll Stars!
そして藪沢カールと接する地蔵岳分岐!
2025年02月10日 08:11撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/10 8:11
そして藪沢カールと接する地蔵岳分岐!
藪沢カールの下には、立ち寄りで生ビールを飲んだこともある仙丈小屋!左奥は東駒(甲斐駒)!
2025年02月10日 08:13撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/10 8:13
藪沢カールの下には、立ち寄りで生ビールを飲んだこともある仙丈小屋!左奥は東駒(甲斐駒)!
雲一つない快晴下の仙丈ヶ岳!先導するハイカーがワンポイントで絵になる!
2025年02月10日 08:15撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/10 8:15
雲一つない快晴下の仙丈ヶ岳!先導するハイカーがワンポイントで絵になる!
風上は結構な風(推定秒速5mほど)だけど、風下だとほぼ無風の地点も!
2025年02月10日 08:19撮影 by  Pixel 9 Pro Fold, Google
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2/10 8:19
風上は結構な風(推定秒速5mほど)だけど、風下だとほぼ無風の地点も!
いよいよ山頂間近!ビクトリーロードへ!
2025年02月10日 08:28撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/10 8:28
いよいよ山頂間近!ビクトリーロードへ!
仙塩尾根でつながる大仙丈ヶ岳!いつか夏季に仙塩尾根を歩いてみたい!
2025年02月10日 08:28撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/10 8:28
仙塩尾根でつながる大仙丈ヶ岳!いつか夏季に仙塩尾根を歩いてみたい!
スタートから8時間、松峰小屋分岐から4時間半、丸山谷ノ頭下(昨冬徹底地点)より2時間35分、ついに厳冬期の3000m峰、仙丈ヶ岳へリベンジ登頂!
2025年02月10日 08:34撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/10 8:34
スタートから8時間、松峰小屋分岐から4時間半、丸山谷ノ頭下(昨冬徹底地点)より2時間35分、ついに厳冬期の3000m峰、仙丈ヶ岳へリベンジ登頂!
氷点下15℃の極寒地!風速は計測時は1,2mですが、基本5m級には吹いてます!
2025年02月10日 08:42撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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2/10 8:42
氷点下15℃の極寒地!風速は計測時は1,2mですが、基本5m級には吹いてます!
まずは360℃全景!北東方面の鋸岳、東駒ヶ岳(甲斐駒ヶ岳)など!
2025年02月10日 08:56撮影 by  Pixel 9 Pro Fold, Google
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2/10 8:56
まずは360℃全景!北東方面の鋸岳、東駒ヶ岳(甲斐駒ヶ岳)など!
そして南東方面!日本の高峰No1,2,3を構成する富士山、北岳、間ノ岳!
2025年02月10日 08:56撮影 by  Pixel 9 Pro Fold, Google
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2/10 8:56
そして南東方面!日本の高峰No1,2,3を構成する富士山、北岳、間ノ岳!
そして南側!大仙丈ヶ岳より先に、南アを代表する3000m峰が多数林立してます!
2025年02月10日 08:56撮影 by  Pixel 9 Pro Fold, Google
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2/10 8:56
そして南側!大仙丈ヶ岳より先に、南アを代表する3000m峰が多数林立してます!
そして西側!伊那谷越しに中央アルプスAll Starsがドーンと!
2025年02月10日 08:56撮影 by  Pixel 9 Pro Fold, Google
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2/10 8:56
そして西側!伊那谷越しに中央アルプスAll Starsがドーンと!
改めて東駒〜鋸岳へと続くジグザグ稜線!その奥には、今日はスッキリ見えない八ヶ岳
2025年02月10日 08:44撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/10 8:44
改めて東駒〜鋸岳へと続くジグザグ稜線!その奥には、今日はスッキリ見えない八ヶ岳
鋸岳ドーン!
2025年02月10日 08:49撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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鋸岳ドーン!
東駒(甲斐駒)ドーン!
2025年02月10日 08:48撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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2/10 8:48
東駒(甲斐駒)ドーン!
昨夏、山の日(8/11)に登ったアサヨ峰ドーン!
2025年02月10日 08:48撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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2/10 8:48
昨夏、山の日(8/11)に登ったアサヨ峰ドーン!
鳳凰三山(左より、地蔵岳、観音岳、薬師岳)ドーン!
2025年02月10日 08:44撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/10 8:44
鳳凰三山(左より、地蔵岳、観音岳、薬師岳)ドーン!
改めて太陽に映える日本1,2,3!
2025年02月10日 08:44撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/10 8:44
改めて太陽に映える日本1,2,3!
左奥に富士山、右に北岳ドーン!
昨夏、北岳で百名山2周目、全山晴天時登頂を達成しました♪
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/photodetail.php?did=7110270&pid=dc0ae7970af8c44238723e267aede5c7
2025年02月10日 08:47撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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2/10 8:47
左奥に富士山、右に北岳ドーン!
昨夏、北岳で百名山2周目、全山晴天時登頂を達成しました♪
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/photodetail.php?did=7110270&pid=dc0ae7970af8c44238723e267aede5c7
間ノ岳ドーン!
2025年02月10日 08:47撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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2/10 8:47
間ノ岳ドーン!
奥は南アルプス南部All Starsの豪華キャストたち!
2025年02月10日 08:44撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/10 8:44
奥は南アルプス南部All Starsの豪華キャストたち!
伏兵と言っちゃ失礼だが、中央のジグザグの真ん中が笊ヶ岳!左は小笊、右は布引山ですね!)
2025年02月10日 08:47撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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2/10 8:47
伏兵と言っちゃ失礼だが、中央のジグザグの真ん中が笊ヶ岳!左は小笊、右は布引山ですね!)
寒さゆえピンボケ写真多く(汗)、きれいに撮れた赤石岳(中央奥)と聖岳(右奥)!左手前は荒川中岳&前岳!
2025年02月10日 08:46撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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寒さゆえピンボケ写真多く(汗)、きれいに撮れた赤石岳(中央奥)と聖岳(右奥)!左手前は荒川中岳&前岳!
そして、伊那谷越しに中央アルプスAll Stars!右下のモコモコは越えてきた(巻いてきた)丸山谷ノ頭や地蔵岳!
2025年02月10日 08:45撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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そして、伊那谷越しに中央アルプスAll Stars!右下のモコモコは越えてきた(巻いてきた)丸山谷ノ頭や地蔵岳!
とにかく寒い!撮影に興じながら30分弱いるのが精一杯でした!
2025年02月10日 08:53撮影 by  Pixel 9 Pro Fold, Google
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とにかく寒い!撮影に興じながら30分弱いるのが精一杯でした!
下山開始!山頂直下はシュカブラが発達中!
2025年02月10日 09:02撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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下山開始!山頂直下はシュカブラが発達中!
越えてきた地蔵尾根を眼下に!
2025年02月10日 09:04撮影 by  Pixel 9 Pro Fold, Google
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越えてきた地蔵尾根を眼下に!
先導するテン泊者を入れた構図で!(この後、テン場で追いつき、最後の挨拶をしました!)
2025年02月10日 09:12撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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先導するテン泊者を入れた構図で!(この後、テン場で追いつき、最後の挨拶をしました!)
さらば、仙丈ヶ岳!冬季はもう来ないけど(笑)!
2025年02月10日 09:16撮影 by  Pixel 9 Pro Fold, Google
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さらば、仙丈ヶ岳!冬季はもう来ないけど(笑)!
稜線はトレースを外して転落すると助からないので、慎重に歩を進めます!
2025年02月10日 09:17撮影 by  Pixel 9 Pro Fold, Google
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稜線はトレースを外して転落すると助からないので、慎重に歩を進めます!
改めて仙丈ヶ岳西側から望む冬季の仙塩尾根!
2025年02月10日 09:20撮影 by  Pixel 9 Pro Fold, Google
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改めて仙丈ヶ岳西側から望む冬季の仙塩尾根!
改めて丹溪新道の稜線越しに、東駒〜鋸岳へと通じるジグザグ稜線!
2025年02月10日 09:20撮影 by  Pixel 9 Pro Fold, Google
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改めて丹溪新道の稜線越しに、東駒〜鋸岳へと通じるジグザグ稜線!
右側は一部雪庇が発達!所々急傾斜もあり、ピッケルを雪に刺しながら一歩一歩丁寧に進みます!
2025年02月10日 09:20撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/10 9:20
右側は一部雪庇が発達!所々急傾斜もあり、ピッケルを雪に刺しながら一歩一歩丁寧に進みます!
森林限界上の展望地まで戻ってきました!ここからこの激坂を下ります!
2025年02月10日 09:44撮影 by  Pixel 9 Pro Fold, Google
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森林限界上の展望地まで戻ってきました!ここからこの激坂を下ります!
写真じゃ伝わらないけど所々急傾斜で、思えば往路はきつかった!(復路は楽ちん!)
2025年02月10日 10:09撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/10 10:09
写真じゃ伝わらないけど所々急傾斜で、思えば往路はきつかった!(復路は楽ちん!)
途中で山頂でご一緒したテン泊者に追いつきました!お互いの安全下山を祝して最後のお別れを!
2025年02月10日 10:32撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/10 10:32
途中で山頂でご一緒したテン泊者に追いつきました!お互いの安全下山を祝して最後のお別れを!
前方は、昨冬にフルラッセルで登頂した丸山谷ノ頭ですね。右側より粛々と巻きます!
2025年02月10日 10:39撮影 by  Pixel 9 Pro Fold, Google
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2/10 10:39
前方は、昨冬にフルラッセルで登頂した丸山谷ノ頭ですね。右側より粛々と巻きます!
だいぶ暑くなってきたので、ハードシェルを脱ぎました!(ポケットが足りず困りましたがw)
2025年02月10日 10:55撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/10 10:55
だいぶ暑くなってきたので、ハードシェルを脱ぎました!(ポケットが足りず困りましたがw)
仙丈ヶ岳から2時間弱、往路は暗い中通過した、復路の2400m展望地!後方は、(昨冬は登頂しましたが)この後巻く地蔵岳です!
2025年02月10日 11:18撮影 by  Pixel 9 Pro Fold, Google
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仙丈ヶ岳から2時間弱、往路は暗い中通過した、復路の2400m展望地!後方は、(昨冬は登頂しましたが)この後巻く地蔵岳です!
2400m展望地より、塩見岳〜荒川三山〜赤石岳〜聖岳と続く3000m稜線!
2025年02月10日 11:16撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/10 11:16
2400m展望地より、塩見岳〜荒川三山〜赤石岳〜聖岳と続く3000m稜線!
仙丈ヶ岳から2時間40分、松峰小屋分岐を通過!
2025年02月10日 12:09撮影 by  Pixel 9 Pro Fold, Google
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2/10 12:09
仙丈ヶ岳から2時間40分、松峰小屋分岐を通過!
林道付近まで下りてきました!左奥の小高いピークは復路は林道で巻きます!
2025年02月10日 12:31撮影 by  Pixel 9 Pro Fold, Google
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2/10 12:31
林道付近まで下りてきました!左奥の小高いピークは復路は林道で巻きます!
林道最終交点を通過!
2025年02月10日 12:37撮影 by  Pixel 9 Pro Fold, Google
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2/10 12:37
林道最終交点を通過!
往路は山中をトラバースしましたが、復路は林道沿いに進みます!(昨冬はこの林道も1歩ごとに脛ラッセルを強いられ苦戦)
2025年02月10日 12:46撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/10 12:46
往路は山中をトラバースしましたが、復路は林道沿いに進みます!(昨冬はこの林道も1歩ごとに脛ラッセルを強いられ苦戦)
往路でアイゼンを装着した林道交点へ!ここから再び、山中のトラバース道を進みます!
2025年02月10日 13:20撮影 by  Pixel 9 Pro Fold, Google
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2/10 13:20
往路でアイゼンを装着した林道交点へ!ここから再び、山中のトラバース道を進みます!
斜面をひた下ります!下りは楽ちん!
2025年02月10日 13:55撮影 by  Pixel 9 Pro Fold, Google
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2/10 13:55
斜面をひた下ります!下りは楽ちん!
ヤマレコで「地蔵尾根中間水場」と表示される空地まで下りてきました!ここからは林道と山道を交互に歩きます!
2025年02月10日 14:00撮影 by  Pixel 9 Pro Fold, Google
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2/10 14:00
ヤマレコで「地蔵尾根中間水場」と表示される空地まで下りてきました!ここからは林道と山道を交互に歩きます!
朝0時に出発し、仙丈ヶ岳まで8時間、仙丈ヶ岳から6時間、トータル14時間、最後は廃人のようなゾンビウォークで柏木駐車場に帰還!
2025年02月10日 15:38撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/10 15:38
朝0時に出発し、仙丈ヶ岳まで8時間、仙丈ヶ岳から6時間、トータル14時間、最後は廃人のようなゾンビウォークで柏木駐車場に帰還!
下山後は、昨冬の仙丈ヶ岳撤退時と同様、信州高遠温泉さくらの湯へ立ち寄り!
2025年02月10日 16:40撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/10 16:40
下山後は、昨冬の仙丈ヶ岳撤退時と同様、信州高遠温泉さくらの湯へ立ち寄り!
そして、特急待ちの時間で、茅野駅近の中華料理店で一人祝杯!この後、水餃子も追加オーダー!(茅野〜新宿間は爆睡!)
2025年02月10日 18:16撮影 by  Pixel 9 Pro Fold, Google
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2/10 18:16
そして、特急待ちの時間で、茅野駅近の中華料理店で一人祝杯!この後、水餃子も追加オーダー!(茅野〜新宿間は爆睡!)
【おまけ】1月に食べた松屋の水煮牛肉にインスパイアされ、地元の紅虎餃子房にて本場の水煮牛肉をオーダーし、再度登頂祝い(笑)!普通にうまかった♪
2025年02月11日 11:44撮影 by  Pixel 9 Pro Fold, Google
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2/11 11:44
【おまけ】1月に食べた松屋の水煮牛肉にインスパイアされ、地元の紅虎餃子房にて本場の水煮牛肉をオーダーし、再度登頂祝い(笑)!普通にうまかった♪

感想

昨冬(2023年3月)、朝0時発でアタックするも、丸山谷ノ頭手前からフルラッセルとなり、映えある撤退となった厳冬期の仙丈ヶ岳!
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6520723.html

昨冬の経験を踏まえ、ラッセル前提だとワンデーは無理、でも泊前提だと荷物が重くなりペースが落ち厳しい、ということで再挑戦はないかも・・・と昨冬のレポでは弱気発言をしていたものの、今回2/10の連休中日を年休とし、自身は4連休。しかも仙丈ヶ岳は4日連続晴れ予報。ということで、2/8,9の土日トレースをアテにし、4連休3日目、2/10(月)の朝0時アタックで再挑戦する計画を立て、前日は近隣の日向山で軽く足慣らしを。

前日15時頃に柏木駐車場入りすると7台停まっており、この時点ではヤマレコ/ヤマップ共に直近レポは上がっていないものの、土日2日間で推定10人近いトレースが期待できることを把握。そうこうするうちに、16時過ぎに1組2名(ヤマレコ”山の申し子”さんでした)が下りてこられたので、道中のトレース具合をお尋ねすると、この2日間で結構な入山者がおり、自分たちは途中でフルラッセルをしたが、すでに山頂までトレースがつながっていると貴重な情報をご教示頂き、このリベンジマッチに期待が灯ります!

計画通り日付が変わった0時過ぎに柏木駐車場を発ち、昨冬と変わらぬ真っ暗な景色の中、黙々と山道、林道を交互に歩きながら標高を上げていきます。途中で山中をトラバースするのですが、アップダウンが多く、全然標高が上がりません。昨冬と全く同じ場所、標高1940m辺りの林道交点でつぼ足→アイゼンへ装換し、松峰小屋分岐を目指しますが、これまた上がっては下がるを繰り返し、無情に時間だけが過ぎていきます。とは言っても松峰小屋分岐到着までに要した時間は3時間半と、昨冬比で25分ほど短縮されておりました。

その後、昨冬は地蔵岳を巻くトレースがなく、やむを得ずトレースに沿って地蔵岳のピークを踏みましたが、今冬は巻き道トレースがバッチリ機能しており、わずか10分で地蔵岳を巻けました(昨冬は30〜40分かけて地蔵岳へ無駄に登り下り・・・)。そして、スタートから4時間50分(5:10頃)、2400m展望地に達するも、伊那谷の夜景奥はまだ暗すぎて中央アルプスAll Starsが見えません!昨冬はここまで地蔵岳山頂経由で5時間50分を要し、ここで朝焼けの中央アルプスAll Starsを眺めたので、今冬はやはり順調です♪

そして鬼門の丸山谷ノ頭ですが、昨冬はその少し手前の野営テントをもってトレースが途切れ、そこからフルラッセル祭となり、「丸山谷ノ頭まで登って引き返そう!」と決意したので、敢えて巻かずに丸山谷ノ頭(2460m)への尾根筋を直登したんです。今回は見事にピークの巻き道トレースができあがっており、なんの苦労もなく丸山谷ノ頭を巻き、ついにまだ見たことのない世界へ突入します!その後、森林限界前までに野営テント2張りを通り過ぎました!ここまで重たい幕営グッズを担ぎ上げる体力、すごいですね!

2650m辺りから森林限界(2700m)にかけて、超弩級の激坂が始まります。2日前に”山の申し子”さん達が必死の思いでトレースを築いてくださったおかげで、たいした労もなく踏破できました。自分の力量では、もしここがフルラッセルだったら、丸山谷ノ頭の直登路よりも斜面は急なので、ここで撤退していたと思います。”山の申し子”さん、本当にありがとうございます。

そして、森林限界に達するとちょっとした休憩スポットがあり、仙丈ヶ岳本峰は見えないものの、大仙丈ヶ岳がお出ましで、その奥には荒川中岳&前岳〜赤石岳〜聖岳と続く南ア南部All Starsの3000m稜線がドーンと見えます!そして、ピッケル片手に慎重に山頂方面から下りてくるハイカーも視認でき、朝0時発でここまで6時間45分登ってきましたが、いよいよここから稜線に乗り、核心部に入っていくことがわかります!

稜線に乗ると、所々急斜面もあり、斜面に転落したら奈落の底という緊張を強いられる場所もあり、ダブルストック→ピッケルへ装換し、慎重に進みます。ある程度進むとついに仙丈ヶ岳本峰に加え、東駒ヶ岳(甲斐駒ヶ岳の長野県側から見た呼称)や鋸岳が眼前に見えてきます。仙丈ヶ岳の西面はこれまで見たことありませんでしたが、先週の冠山や、剱岳同様、見るからに「雪と岩の殿堂」で、人を簡単には寄せ付けない感じが伝わってきます!そうそう、森林限界を越えた稜線以降は風速にして5,6m程度だと思いますが、風上エリアは強風も吹きつけてくるので、気をつけながら進みます!

そして、藪沢カールに接する地蔵尾根分岐まで登ると、眼下のカール下に夏季に生ビールを飲んだ仙丈小屋が見え、仙丈ヶ岳本峰は目と鼻の先!そして雪煙舞い上がるビクトリーロードを登りあげると、朝0時スタートから8時間、松峰小屋分岐から4時間半、丸山谷ノ頭下(昨冬徹底地点)より2時間35分、ついに厳冬期の3000m峰、仙丈ヶ岳へリベンジ登頂に成功しました!登頂時の気温は氷点下15℃。自身の体力と根性もさることながら、昨冬のフルラッセルからの撤退を鑑みるに、今回の登頂成功は紛れもなく、”山の申し子”さん達をはじめとした先人トレースのおかげです、本当にありがとうございました!

登頂して初めて、日本の高峰1,2,3を形成する富士山、北岳、間ノ岳が見えるんですね!北沢峠から小仙丈ヶ岳を経由するメジャールートだと、早い段階から1,2,3が揃い踏みなので、この地蔵尾根ルートだと登頂して初めて1,2,3が見えるというのも、山の神様が仕組んだ中々ニクイ演出ですね♪。どうしても鋸岳〜東駒(甲斐駒)〜富士山〜北岳〜間ノ岳とメジャー峰に目が行くんですが、昨夏の山の日(8/11)に登ったアサヨ峰も甲斐駒以上に眼前に迫り、かなりの迫力です。向こうからも仙丈ヶ岳って本当に眼前に見えましたもんね♪。

山頂では写真撮影を中心に30分弱滞在しましたが、望遠レンズで撮影した南ア南部群の写真がことごとくピンボケしており、その場でピンボケに気付けない、撮り直せない、その過酷な環境に改めて気付かされました。でもまぁ、1〜2月の厳冬期にアルプスの3000m峰に登頂したのは多分自身初で、青空の下での360度眺望と合わせ、大変よい経験となりました!

さぁ、下山です。来た道(トレース)を辿って戻るだけですが、永遠とも思えるほど長い長い・・・。最終的に8人とスライドしましたが、復路も全然ペースが上がらず、適度に飲み食いしながら、まったりゾンビウォークで下っていきます。最終的に朝0時に出発し、仙丈ヶ岳まで8時間、仙丈ヶ岳から6時間、トータル14時間かけて柏木登山口まで帰還を果たし、昨冬のリベンジを果たしましたが、このルートでの冬季仙丈ヶ岳に2度目はないですね、過酷すぎます。ただ、TJARのルートともなっている本コース、夏季に仙塩尾根へ抜ける前提で再アタックするのはアリかもしれません。ほぼほぼ樹林帯ですが、真っ白な景色しか見たことないので、グリーンシーズンの見え方には少しだけ興味あります(笑)。

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コメント

きっちり0時出発でワンデーで登りたのですね。
登頂おめでとうございます。
そして山歴がハンパじゃない💦
私も負けない気持ちを持ってさらに頑張らねば。
2025/2/11 19:02
山の申し子さん、改めて森林限界へ登り上げる急坂のラッセル(トレース作り)、ありがとうございました。お二人のトレースがあってこその無事登頂です。ロープワーク含めて、ガチのヤマヤさんだったんですね。冬季は中々思うようにいかないことも多いですが、まだ見ぬ絶景を探しに、無理のない範囲で登り続けたいと思います!
2025/2/11 20:14
happygoさん♪こんばんは🌠

冬季仙丈ヶ岳リベンジ!
おめでとうございます。

わたしは金曜日から4連休でしたが、寒波の影響で高速道路やアクセス路が通行どめだとか、気温が−20℃、風速が20が嫌だな〜とか、なんだかんだ理由をつけて、遠征を諦めたヘタレです…。レコをうらやましく読ませていただきました。

本当に美しい景色、わかりやすいレコ、山座同定バッチリ!いつになるかわからないけど、冬季仙丈ヶ岳狙いたいので参考にさせてください。

次は何処に行かれるのかな〜
レコ、楽しみにしています。

2025/2/11 21:48
アヤチャン🐱さん、いつも丁寧に読んでいただき、ありがとうございます。関西方面は疎いのですが、三重&奈良のキレイな氷瀑を拝めたようでナニヨリですぅ!冬季仙丈ヶ岳はトレースがないと厳しく、中々己の実力だけで登れる山ではありませんが、ツンデレ女王がふとした拍子に見せる笑顔に魅せられ、2冬連続で挑戦してしまいました!botchiさんほどではないですが、アヤチャンさんもアルプス遠征は遠そうなので、強力な相棒と好天狙って来れるとよいですね〜!
2025/2/11 22:05
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ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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