厳冬期北岳初挑戦🏔️吊尾根分岐で敗退


- GPS
- 22:49
- 距離
- 31.2km
- 登り
- 3,611m
- 下り
- 3,660m
コースタイム
- 山行
- 7:51
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 8:01
- 山行
- 10:20
- 休憩
- 0:33
- 合計
- 10:53
天候 | 1日目 晴れ、薄曇り、池山御池小屋到着時は雪 2日目 快晴、稜線は暴風 3日目 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2025年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
鷲ノ住山から吊り橋への下りは積雪箇所がありチェーンスパイク使用。 八本歯のコルは初めて通過しましたが危険を感じる事はなかったです。 |
写真
今回初めてなのでこの状況の難易度がどの程度なのか判らないが難しくはなかった。
往路はピッケル⛏️出さずにストックで通過してしまった。
復路はピッケルに持ち替えていました。
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ソフトシェル
ハードシェル
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
ネックウォーマー
バラクバラ
毛帽子
防寒着
ゲイター
着替え
アイゼン
チェーンスパイク
ピッケル
ゾンデ
シャベル
水筒(保温性)
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
ライター
笛
計画書
ヘッドランプ
モバイルバッテリー
筆記用具
ファーストエイドキット
ペンチ
発煙筒
保険証
サングラス
ツェルト
ストック
ナイフ
テント
テントマット
シェラフ
ヘルメット
補助ロープ8mm:30m
ハーネス
ビレイデバイス
安全環付カラビナ
カラビナ
スリング
ロープスリング
|
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感想
厳冬期の北岳に初挑戦‼️
最強寒波が来ているが山頂アタックする日曜日には緩む事を期待して入山しました。
携帯電波が繋がれば天気予報を確認したかったけど殆ど繋がらなかった。auは城峰付近で繋がってました📶
初めてのルート、厳冬期テント泊装備23.4kgという事もありコースタイム×1.2で計画しました。
夜叉神から1:20程歩いて野呂川下降点に到着。この時点で結構風が強くて寒かったです🥶
林道にも積雪があったので鷲ノ住山に入る前にチェーンスパイクを装着。
一気に400m程下降して吊り橋に到着。
かなり揺れると聞いていましたが想像以下でした😮💨
吊り橋を渡ってから林道に復帰する道がかなりヤバい箇所があると山行記録から情報を得ていたので注意しながら進むと、ハイ現れました!ちょっとした岩登りです♪ストックは邪魔なのでしまいましょう!林道直下は左に巻いて上がるのだがそれに気付かずに無理やり直登しちゃいました😝
帰りに通過する時はすぐにわかって、なんでココを直登したんだ?と我ながら笑ってしまった😄
あるき沢橋BSには自転車🚲が2台デポしてあった。奈良田から来たのだろう。
自転車でここまで来られるなら奈良田からの来た方が楽だと思ったが僕の所有している自転車はママチャリなので多分無理🤣
ここから800m登って小屋までのコースタイムは3:00。
結構な急登でザックも重くペースはゆっくり。休憩しながら4:20で到着。かなりキツかった~💦
後続の登山者に抜かれまくった😆
小屋には先着の登山者が多く居そうだったので適当な場所にテント設営してご飯食べて早々に寝てしまいました。
2日目は2時に起床して4時に出発🥾
トレースもあり順調に高度を上げていきます♪
途中テントが2張りありました。1日目にここまで高度を上げていたら次の日は楽なんだろうな!と思いつつ昨日の自分には小屋までで精一杯でした💦
森林限界に着く頃には太陽は出ていて朝日に染まる山々がとても綺麗だっだなぁ😍
先方の視界が開けて前を確認すると4名の先行者がいるようです。1名はスノーシューに履いてハイペースで登っているようです。僕はテント場に置いてきてしまったのでゆっくりとついて行きます♪
遠くに見えていた北岳が次第に近づいて来てテンション上がりますね!
斜度もないのでストックで八本歯のコルまで来ましたがコルを見下ろすとピッケルを出さなくでも行けそうだったのでそのままストックで通過しました。ただしピッケルの方が安全なのは間違いないです。
コルを過ぎると斜度もキツくなり風も強くなって来たのでピッケルに持ち替えます。
先行者4名の内1名は吊尾根分岐には向かわず岩陵帯を直登して行きました。
吊尾根分岐には2名のパーティとソロの男性と僕の順番で向かいます。
2名のパーティは分岐から右に進み山頂を目指したのを確認しました。先行のソロの方とは15m程の間隔を空けて分岐に向かいますが既に暴風に晒されて耐風姿勢を取らされます。
分岐に着くと風は一段と強さを増し危険を感じるほどでした。先行の2名がアタックしていたのでいけない事はないとは思いますが僕は進まないと判断しました。ソロの方も僕と同じように感じたようで2人で顔を見合わせて「これは無理しない方が良さそぅですね」と言葉を交わしてお互い下山を開始。
八本歯のコル付近まで下山すると風も弱くなり快適に歩けました。
山頂に向かった2人組が気になり、時折振り向いては分岐付近を確認していましたが、2人の姿を確認できた時は無事に降りて来たようで安心しました。岩陵帯を直登したソロの方は目視で確認できませんでしたが無事に下山していれば良いのですが。。
八本歯のコルからバットレス方面にトーストが付いていましたが翌日に登攀する方々が今日はトレースを付けに行ったようです。
https://x.com/aibotomirusekai/status/1888478170011320430?s=46&t=VIyWTZpMNeO-vmvTjYIKXg
その後のツイートで凍傷になりながらも完登されたようでした‼️おめでとうございます👏👏👏
15時前にはテントに戻りご飯を食べてこの日も早々に寝袋に潜り込みました!じっとしてると寒いからね🥶
翌日は3時起床、5:30ごろに下山を開始。
初日にこんな急登を登ったっけな?と登山あるある的な事を思いながら慎重に下ります。無事にあるき沢橋BSまで降りて来て鷲ノ住山の400mの登り返しを始めました。中程まで登った頃でしょうかヘリコプターの音が聞こえて音のする方を木々の間から見ていると発電所付近でホバリングしています。
まさか吊り橋から落ちてないよな?凍結した林道で転んだか?林道から吊り橋に降りる箇所で滑落したか?色々想像してしまいますが長い事ホバリングしていたので救助活動していたのは間違いないと思います。大した事でなければ良いのですが😨
僕もまだまだ下山途中なので気を引き締めて進みます。
野呂川下降点まで戻って来てあとは林道を駐車場まで歩くのみ。
初挑戦の厳冬期北岳は多くの経験をする事ができてとても貴重な時間でした😁
山頂こそ踏めなかったけどそれでも北岳に登った事には変わりない‼️
また行きます💪
コメント
この記録に関連する登山ルート
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といいますか、八本歯からボーコン側へ降りて来られる途中でしばし会話をしましたkgcmと申します。
当日は山頂まであと少しというところで残念でしたね😥「また遊びに来ます!」と言っておられたのが清々しくて印象的でした😌
あのあと幸い風が少し収まってたので登れましたが、翌朝は前進をためらう暴風を浴びて縦走を諦めました。いやはや、最強寒波は侮れないですね。
フォローいただきありがとうございます♪
今後ともよろしくお願いいたします🙏
コメントありがとうございます♪
あの時にお話しさせて頂いた方がKgcmさんでしたか!
「また遊びに来ます!」と言った僕の言葉を覚えてくださった事を嬉しく思います😊
Kgcmさんにはあるき沢橋BS〜池山御池小屋の間でぶち抜かれてましたね🤣
白根三山縦走を断念されたようですがまたチャレンジして下さい♪
僕も厳冬期の白根三山縦走にチャレンジしたいと思っております!
プロフィールを拝見しましたが同じ年齢で登山を始めた年も同じ頃(僕は2011年だと記憶しています)なので親しみを感じてしまいました😊
経験値と体力はKgcmさんの方が遥かに上ですが。。💦
こちらこそよろしくお願いいたします🙇
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