【清八山〜本社ヶ丸（笹子駅から反時計周り）】寒さに負けずに秀麗富嶽の山へ

2025年02月11日(火) [日帰り]

• GPS: 07:13
• 距離: 14.2km
• 登り: 1,156m
• 下り: 1,154m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:50
• 休憩: 1:17
• 合計: 7:07

距離 14.2km 登り 1,156m 下り 1,154m

7:44 笹子駅
8:04 8:05 追分バス停
8:13 追分トンネル
8:54 東山梨変電所
9:31 9:32 清八山、本社ヶ丸登山口
10:45 11:27 清八山
11:31 清八峠
12:00 12:24 本社ヶ丸
12:33 からかさ岩分岐
12:45 12:46 石切山
13:03 新道分岐
13:20 13:27 角研山
14:14 14:15 庭洞丸
14:51 笹子駅

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

電車

相模湖駅近くのコインパーキングを利用
往路：相模湖駅6:51発（中央本線）笹子駅7:35着
復路：笹子駅15:29発（中央本線）相模湖駅16:09着

コース状況／危険箇所等

標高の低いところで日当たりの良い箇所は雪はありませんが、日陰は結構あったりしてチェーンスパイクの付け外しのタイミングが難しかったです。往路は清八山登山口から着用、復路は林道を横切るところで外しました。
道標は多くありますが、ピンクテープが白く変色していて目立たなくてルートが分かりにくい箇所あり。

その他周辺情報

みどりや（笹子餅）：7:00〜19:00（売り切れ次第終了）
笹子餅…笹子峠の力餅として生まれた歴史ある笹子の名物
笹一酒造酒遊館：9:30〜18:00、カフェは10:00〜16:00（L.O.15:30、平日は11:00〜）

写真

2/11 6:52

久しぶりに電車を利用しての山登り
山梨の中央本線沿いの山は電車でアクセスしやすいです

2/11 7:40

笹子駅で下車

2/11 7:43

駅前にある「みどりや」で笹子餅を購入
山頂でのおやつにします
朝7時から開店というのが有難い

2/11 8:02

しばらく甲州街道を歩きます
歩道があるので安全

2/11 8:06

20分ほど歩いて追分バス停近くの案内に従って横道に入っていきます

2/11 8:14

トンネル内をダンプがひっきりなしに行き来していたので、安全のためヘッドランプを点けて歩きます

2/11 8:28

日陰はけっこう雪が残っています

2/11 8:57

東山梨変電所の脇を通っていきます

2/11 8:59

水路の水も氷結

2/11 9:00

清八山、本社ヶ丸の両方をポチッ

2/11 9:09

渡渉（というほどでもない…）

2/11 9:26

完全に雪道になってきたので安全のためチェンスパを装着

2/11 9:30

鹿柵を通過
開け閉めが紐を結ぶようになっているので、グローブしているとやりにくい

2/11 10:02

徐々に急登になってきました
久しぶりの登山でしんどい

2/11 10:21

上部は日陰の上、風が強くなってきて寒かった
早く尾根に上がって、日に当たりたい

2/11 10:43

清八峠に到着
右に進んで清八山へ向かいます

2/11 10:49

5分ほどで清八山山頂

2/11 10:49

今日初めて富士山とのご対面

2/11 10:56

山頂に自生している松を入れて

2/11 10:50

南アルプス会いたかった〜
オールスターで出迎えてくれました

2/11 11:26

南アルプス北部の山々
右から甲斐駒、鳳凰三山、ちょっと隠れた仙丈、北岳、間ノ岳、農鳥岳

2/11 11:27

南アルプス南部
右から塩見、蝙蝠？、悪沢岳、赤石岳、聖岳

2/11 10:57

大きな御坂黒岳と尖がっているのは釈迦ヶ岳かな

2/11 10:59

お楽しみの笹子餅
包装が渋い

2/11 11:01

開封！
笹団子が5つ

2/11 11:28

30分以上、清八山山頂を独り占め
この先の本社ヶ丸に向かいます

2/11 11:33

一旦清八峠に戻って、本社ヶ丸へ

2/11 11:40

途中、展望の良い露岩がありました
振り返って南アルプス

2/11 11:41

手前には鉄塔の立つ三ツ峠山

2/11 11:42

本社ヶ丸へは何か所か険しい岩場あり
チェンスパしているので引っ掛けないように注意しながら登ります

2/11 11:42

北側が開けて金峰山、国師ヶ岳など奥秩父の山も見えます

2/11 12:02

本社ヶ丸山頂
狭い山頂に7、8人とこちらは賑わってました

2/11 12:04

より三ツ峠山と富士山が緊密に

2/11 12:17

こちらの山頂からも南アルプス
白峰三山をアップ

2/11 12:17

荒川三山、赤石岳周回してから、もう7年も経つんだなあ
聖岳も行きたい山候補になって何年も経ちますが、いまだ実現せず

2/11 12:17

八ヶ岳は雲多めで、山頂部の雪が僅かに見えるくらいです

2/11 12:18

大菩薩嶺と小金沢連嶺

2/11 12:32

本社ヶ丸から東側の尾根は雪多めです

2/11 12:49

ピンクのテープが色あせて白っぽくなっているので、見つけにくい

2/11 13:04

八ヶ岳の雲もだいぶ切れてきました

2/11 13:23

角研山（つのとぎやま）
名前から山頂尖ってるかとおもったらなだらか
山頂に見える岩で鹿が角を研いだのが由来⁉

2/11 13:28

笹子駅へと下ります

2/11 13:40

ここからの下りが今日一番きつかったです

2/11 13:47

この不思議な物体は一体何？
たぶん、植樹をまもっている袋のようです

2/11 13:48

鉄塔に来ると真下から撮りたくなる

2/11 13:50

歩いてきた稜線を見上げる

2/11 14:16

最後に庭洞山を通過

2/11 14:42

急な下りで、道路に出てホッとしました

2/11 14:53

笹子駅に戻ってゴール

2/11 14:58

笹子駅から徒歩5分ほどの笹一酒造酒遊館に寄り道

2/11 15:03

ストーブの効いたカフェで今日のご褒美
笹一醸造ソフトクリームは酒粕の香りがほんのり

撮影機器：

E-M1MarkIII OLYMPUS CORPORATION

感想

ken_poplar

このところの寒波と大雪でなかなか山に行くモチベーションが上がらず、久しぶりの山行です。
以前から名前が気になっていた本社ヶ丸。大月秀麗富嶽十二景のうちの一座です。
笹子駅で下車したのは5人ほどでしたが、笹子餅を買っているうちに皆いなくなってました。結局、駅から清八山山頂まで一人の登山者とも会わず、というより7時間ほどの山歩きで会ったのは本社ヶ丸山頂周辺での7〜8人くらいで、本当に静かな山域でした。
清八山へは富士山とは反対側の北側斜面から登っていき、ほぼ樹林帯なのでほとんど展望がないところから、一気に展望が開けて正面に富士山というドラマチックな演出。雲一つない快晴で富士山、南アルプスの大展望。空気は冷たかったですが、思ったより風も強くなく、陽の当たる山頂では寒くなく過ごせました。
清八山から本社ヶ丸へは富士山を眺めながらの気持ちの良い尾根歩き。数か所三点支持でよじ登るような岩場もありますが、岩の上からはまた見事な展望です。
本社ヶ丸から東の尾根は結構雪が残っていて、楽しい雪上歩きですが、角研山からの急な長い下りはなかなか手ごわく、足が攣ってガクガクになって、線路沿いの道に下りてきたときはホッとしました。
久しぶりのガッツリの山登りと鉄道旅に笹子餅、笹一酒造という笹子の名物にも立ち寄ることもできて、満足な一日になりました。