勘七ノ沢～花立山荘

2025年02月15日(土) [日帰り]

• GPS: 06:09
• 距離: 13.4km
• 登り: 1,150m
• 下り: 1,150m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:34
• 休憩: 0:35
• 合計: 6:09

距離 13.4km 登り 1,150m 下り 1,150m

7:56 大倉バス停
8:33 8:38 黒竜の滝
8:46 尾関広氏の銅像
9:16 9:30 小草平の沢渡渉地点
10:19 10:26 勘七ノ沢
12:33 12:42 花立山荘
12:54 天神尾根分岐
13:05 13:06 堀山の家
13:11 13:12 堀山
13:17 13:18 駒止茶屋
13:28 一本松
13:37 見晴茶屋
13:49 観音茶屋
13:54 13:55 丹沢ベース
14:02 大倉山の家
14:05 ゴール地点

写真

2/15 8:49

バスだと二俣まで1時間くらいアプローチ

2/15 9:10

入渓してすぐゴルジュ地形

2/15 9:17

F1 7m滝

2/15 9:18

取り付きがやや悪く中間部はエッジが立ってる部分あたりがホールド豊富、最後の流芯側に右トラバースするところがちと悪い

2/15 9:22

問題にF2

2/15 9:23

右壁が見るからに脆くて微妙。大巻きしようかと一回F1まで戻ったけど結局登ってみる

2/15 9:23

抉れて洞状になってる箇所にF2の白看板があって上に残地ロープが垂れてる。あそこまで登れればいけるか

2/15 9:34

下部突破後、一息ついて下を見おろした所。
足場が悪すぎて乗った岩が2回ほどゴッソリ崩れてビビった

2/15 9:35

下部突破してここまで出れれば残地ロープもあり。でも上部は壁がほぼ垂直なので引き続き緊張感ある

2/15 9:41

振り返って一安心。F2が1番緊張した

2/15 9:43

一旦、河原が開ける

2/15 9:45

意外と釜深い。太ももより上の水深はありそう

2/15 9:46

F3ウォータースライダー。夏なら飛び込みたい

2/15 9:46

釜右を水に入らないよう壁沿いにトラバース。流木浮いてる奥あたりがリーチないと厳しいかも

2/15 9:49

F3振り返って。滑ったら楽しそう

2/15 9:52

2/15 9:55

F4 2段滝。勘七ノ沢はF5名物だけど個人的にこのF4の方が心惹かれる形

2/15 9:57

2/15 9:57

下段は右壁沿いに。上段は右壁奥に登りやすいルンゼがある

2/15 10:00

下段突破して上段を間近で

2/15 10:01

上段右のルンゼ。登りやすい

2/15 10:03

F4落ち口

2/15 10:34

2/15 10:42

F5 12m大滝。今回は巻く

2/15 10:45

写ってないが写真左のルンゼから明瞭に巻き跡辿れる

2/15 10:58

連瀑帯が見えてきた

2/15 10:59

F6 サクッと登れる。連瀑帯の玄関滝

2/15 11:00

連瀑帯2本目。滝落ち口に流木橋がかかってる

2/15 11:02

流木橋にハクビシンの糞か？生活経路になってるみたい

2/15 11:03

連瀑帯3本目

2/15 11:03

連瀑帯4本目　何段かひとまとめになってる

2/15 11:05

5本目

2/15 11:08

6本目。流芯突っ込んでみたらヌメリまくって滑ってドボンした。水冷たすぎて思わず悲鳴

2/15 11:11

堤防を越したら連瀑帯おしまい

2/15 11:27

しばらくゴーロ歩きのち、890m二俣右の小滝

2/15 11:29

2/15 11:40

1000m二俣手前の小滝

2/15 11:47

水涸れ出していよいよ涸れ沢歩きに

2/15 11:55

2/15 11:56

1070m二俣右のトイ状。落ち葉フッカフカで足場見えない

2/15 12:13

最後の1170m二俣を右に入ってすぐのCS涸れ滝

2/15 12:14

CS左から簡単に抜けれる

2/15 12:15

最後の詰めは落ち葉多し

2/15 12:19

残ってた雪が出てきて足先冷たい

2/15 12:23

脱渓して小丸尾根の方を振り返ったところ。ガスって展望悪し

2/15 12:29

脱渓完了。土曜日の大倉尾根は登山客でいっぱいだ。あとは登山道でまったり下山

撮影機器：

iPhone SE (2nd generation) Apple

感想

臥嘗

何年か前に一回遡行したっきりしっかり内容も覚えてなかったのでもう一度ソロで歩きに行った。
その時は後半の連瀑帯抜けた後すぐに大倉尾根に脱渓してしまったと思うので今回は花立山荘までしっかり遡行しにレッツゴー。

全体的に登攀要素の強い、とても良い登りの沢入門といった沢。しかし岩が脆くて乗った足場が崩れたりヒヤッとする壁が多い。
F2の右側壁は明らかに下段壁が崩れていて1番緊張感があった。これでグレードⅢ-は嘘おっしゃい！という感じ。
全般通して流芯は基本ヌメリがちでラバーソールだと滑って踏ん張りが効かずヒヤッとした回数多し。この時期でこれなら３シーズンはフェルトの方が良いかもしれない。
F5 12m大滝は前回登った記憶があるのでソロの今回は右岸のルンゼでお手軽に巻いた。
連瀑帯は楽しい小滝の連続だったけどヌメリが強くて滑って一回ドボンしてしまった。釜が意外と深いのと、雪解け水がキンキンに冷たくて思わず悲鳴が出た。

最後の詰めは落ち葉が深くて足場が見えづらく手足がズブズブ埋まるのでとても詰めづらい。ズルズルの土ザレは少ないのでしっかり踏みしめれば一歩一歩確実に進んでは行ける。
標高上がって残雪が出始めたあたりですぐ右の枝尾根に上がってそのまま脱渓、少し上がれば花立山荘裏手の風車が見えた。下山は大倉尾根で大倉バス停まで。天気は曇りがちだったけど今日も良い沢日和でした。