山上ヶ岳 深雪のラッセル登山


- GPS
- 09:02
- 距離
- 11.8km
- 登り
- 992m
- 下り
- 987m
コースタイム
- 山行
- 7:56
- 休憩
- 1:07
- 合計
- 9:03
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
一本松茶屋から先の新道はトラバース区間 |
その他周辺情報 | 洞川温泉ビジターセンター |
写真
感想
三連休、休みなら前日泊で大山へと思っていたが土曜はお仕事だったので近場の山上ヶ岳へ深雪リベンジ登山。
先日、狙っていたモンベルの安いスノーシュー、アルパインスノーシュー56買ったのでそれを試したくて雪深いところへ。
積雪期の山上ヶ岳は2年前に登ったが、雪が思ったより少なかったので雪の多い今年、寒波が来て良いタイミングだと思い挑みましたが、想像通りたっぷりの雪の量でした。
清浄大橋から1人分のつぼ足のトレースがあったが、前日のものらしく新雪が降り積もって薄くなっていた。
自身も序盤はつぼ足で臨んだが、一本松茶屋を過ぎしばらく登ったあたりでラッセルが膝上まで来て著しくペースダウン。
ここでスノーシューに履き替え。明らかにワカン以上ある浮力を得てスイスイと登れました。
洞辻茶屋の手前で前日のものらしいトレースは完全に消えて、おそらく時間切れか深雪で撤退したのだろうと思う。
洞辻茶屋で防寒対策とエネルギー補給がてら10分ほど休憩。
洞辻茶屋の先は無雪期の道は埋もれて見えないのでピークへと巻いていきました。
巻き終わるとだらにすけ茶屋。数年前大雪の時期にレコに上がっていた出口が塞がる光景を自分の目で見れて良かった。
出口は吹き溜まって40cmほどしか隙間が無かったのでストックで雪を掻いて道を作って脱出。その先は鐘掛岩のトラバース区間。
スノーシューでは流石に無理だったのでアイゼンに履き替えて、ストックもピッケルに変えました。
ある程度トラバースを越えてから、少し落ち着いたところでスノーシューに戻りました。
尾根に出たが、このままのペースだと13時までに山頂は無理かなと思って、鐘掛岩の方へ向かいました。ただ、雪深くて道は埋もれてるので尾根筋を歩くも、鐘掛岩の手前でスノーシューでは進めそうになくなったので引き返しました。
西の覗きまで来て、ここで撤退かなとご飯を食べて休憩しているとスノーシューのソロの方がやってきました。
同じように休憩されていたが、片付ける準備していたところで相手のほうが少し早く出発された。
ラッセル交代しながらならもうちょい進めるかなと思って自分も行くことにしたが、西の覗きのすぐ下のトレースの切れたところでルートを探していたのか立ち止まっていたので、結局自分が追い越して最後まで先頭ラッセルで行くことに。
積雪は更に増えスノーシューを着けていても膝下から膝上まで沈み込む状態。
疲れが溜まってきていてしんどいけど、ちょっとずつ進んでは休憩しながら、楽しみながら登ってついに大峯山寺、そして山頂へ到着。後続の方もじきに来られました。
下の方からは想像出来ない雪の量で疲れたけどめちゃくちゃ達成感がありました。でも時間が時間なので写真とってすぐに下山開始。
西の覗きから少し下ったあたりで2人組の登山者とすれ違い。スノーシューじゃなくアイゼンのようで新雪をズボズボ踏み抜いて時間がかかったようで、西の覗きまで行って引き返すとのこと。
洞辻茶屋でスノーシューからアイゼンに履き替えましたが、まだスノーシューでも良かったと思いました。
一本松茶屋で5分ほど仮眠しました。
新しく導入したスノーシューが無かったら間違いなく山頂には行けて無かったと思うので、ホント買ってよかった😂
でもやっぱワカンより重いですね。ザックに取り付けてると明らかに感じる重みが違う気がします…(バランスもありそう)。
なにはともあれ数年越しの山上ヶ岳深雪ラッセル登山ができて良かったです。また行きたいです☺
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