テント泊で巡る雪の九重17サミット


- GPS
- 14:19
- 距離
- 34.1km
- 登り
- 2,576m
- 下り
- 2,580m
コースタイム
- 山行
- 5:47
- 休憩
- 0:54
- 合計
- 6:41
- 山行
- 6:47
- 休憩
- 1:41
- 合計
- 8:28
天候 | 1日目:曇りのち雪、2日目:雪後快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2025年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
全コース、チェーンで巡りました。ただ、久住分かれから北千里、北千里から法華院、大船山山頂手前はちょっと怖かったです。 |
その他周辺情報 | 筋湯温泉、いつでもいい湯です。 |
写真
装備
個人装備 |
チベット
モンベル冬パンツ
アウター
ミレーアミアミ
どまドーム
ISUKA480
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感想
2年ぶりの久住極寒キャンプ。今回はしっかり17サミットを巡りました。スタートはいつものように長者原の駐車場から。天気予報が今ひとつでしたが、思いのほかに多くの登山者。皆さんここからどこに向かうのでしょう?というのも牧ノ戸峠へ向かったのは私だけでした。車道から離れるとだんだん雪が深くなり、いつチェーンをつけようかと思案しているうちに牧ノ戸峠に到着。入り口から急登の登山道をみたら真っ白!ここからずっとチェーンをつけて巡りました。大分テレビ?がカメラで登山道を撮っていたので、もしかしたら後ろ姿が写っていた?
テントにシュラフで80l越えのリュックになってしまったので、初めはデポして星生山はピストンと考えていたのですが、折角なので重いリュックを背負っていつもの窓がくぐれるかチャレンジすることに。第1座の星生山の登頂後、雪でいつものルートが判らなくなりましたが、なんとか無事に窓を通過!することができした。その後は避難小屋でお昼を食べ(風が強かったので、こういうときは本当に有り難いですね。最後はたくさんの人で、激混みでした。)、2座目の久住山に。小石が雪に埋もれていて歩きやすい!つまずかない!山頂後の神明水への降りも雪のおかげで、滑ることなくいつもよりも楽に降りられました。登り返して3座目の稲星山を経て、白口岳に。夏はミヤマキリシマのトンネルに近い状態ですが、雪のかさ上げで、枝がもろに顔のあたりに!サングラスは取られる、帽子はたたかれる、などなどいつにも増して攻撃が激しかったです。中岳の登りはいつも通りの感じですが、天狗が城の登りは雪でコースが判りやすいのは良いのですが、結構急でチェーンでギリギリでした。上から見た御池は完全凍結。親子がソリでカーリング?して遊んでいました。
久住分かれから北千里への降りは、雪で大岩が埋もれていて、こちらも歩きやすかったです。北千里はまるで厳冬期のシルクロードの感じを醸し出してました。(行ったことはありませんが)法華院への降りは途中に雪のトラバースがあり、落ちるとちょっと大変そうです。いつにも増してここは慎重に降り、無事に坊がツルに到着。小雪舞う中、なんとかテントを設営して、中に入ってびっくり。こんなに狭かったっけ?う〜ん、講習で作った雪洞って広かったんですね。天井も高かったし。夜は結構な風でテントが思い切り煽られてました。雪洞ならきっと静かだった?坊がツルが積雪1mを超えたら雪洞にします!(温暖化でまずなさそうですね)
翌朝は4時に起きて、5時過ぎに出発。まずは大船山に。昨夜、山頂付近はそこそこの積雪だったようで、トレースがかなり消えていました。夏の記憶を頼りに暴風の中、なんとか7座目の山頂に。段原に戻って、次は8座目の北大船山に。この先、うどん越え経由で平治岳も考えていたのですが、ちょっと時間がかかりそうだったので、代わりに立中山に。山頂に到着するころにはかなり雲がとれて、白口岳が見え隠れするようになりました。鉾立峠〜法華院を経て、坊がツルに戻り、テントを撤収して、再度法華院経由で諏訪守越えに。大きな荷物はここにデポして、最後の三俣山群に。昨日見たときは雪はなく、赤茶けていたので、雪解けでベトベト?と覚悟していたのですが、まだ雪は溶けず、土もほぼ凍った状態で、汚れることなく助かりました。西〜本峰〜南〜IVと経るごとに天気が良くなり、IV峰に到着することには久住に大船山も雲がとれて、絶景が広がっていました。その後は諏訪守越えでデポした荷物を回収して、林道経由でのんびり長者原に戻りました。
2日に分けて、じっくり巡る雪の17サミット。最高でした。
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