マウントジーンズ跡から三本槍岳、残雪期の絶景を堪能

2025年03月08日(土) [日帰り]

• GPS: 06:59
• 距離: 12.5km
• 登り: 1,063m
• 下り: 1,061m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:17
• 休憩: 0:42
• 合計: 6:59

距離 12.5km 登り 1,063m 下り 1,061m

9:11 スタート地点
10:38 10:39 那須ゴンドラ山頂駅
11:03 11:04 マウントジーンズスキー場分岐
12:17 赤面山分岐
12:33 12:34 スダレ山
13:14 13:53 三本槍岳
14:11 三本槍岳・中の大倉尾根・北温泉分岐
14:21 スダレ山
14:28 赤面山分岐
15:06 マウントジーンズスキー場分岐
15:21 那須ゴンドラ山頂駅
15:25 中の大倉山
16:10 ゴール地点

天候

晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

那須甲子道路は、所々で凍結。
マウントジーンズ跡を過ぎると顕著です。
マウントジーンズ跡の駐車場には入れませんが、入口付近に7〜8台は停められそうです。

コース状況／危険箇所等

1714Pや三本槍岳直下の急斜面は、凍っていると厄介です。
アイゼンがあれば安心ですが、ノーマルではかなりキツかったと思います。

写真

3/8 9:12

駐車場前の駐車地は一杯。
他の駐車地を探してウロウロしてみたが、結局スキー場跡の目の前に路駐。
無駄に20分過ごしてスタート。
この遅れは致命的！？

3/8 9:13

風はほとんどないので、アウターは脱いでいく。
足元は、とりあえずノーマルで。
スキー場跡には、建造物はほぼ残っていないのが凄い。

3/8 9:28

結構急なので、息が切れる。
踝くらいまで沈み込むが、しばらくはノーマルでも十分そう。
向かう先は青空だが、いつまで持つか？

3/8 9:54

遮るのもがないので、雲が多いものの振り返れば展望が良い。
かなり汗をかくのでフリースも脱ぐ。

3/8 9:55

深いウサトレース。

3/8 10:05

スノーシューのトレースと合流後、足首くらいまでの踏み抜きが続くのでワカンを装着。
踏み抜きは浅くなったが、それ程楽にならない。

3/8 10:05

よく見ると、ヤドリギが多い。

3/8 10:39

山頂駅があった辺りに到着。
何もない。

3/8 10:56

展望台があった所で小腹を満たす。
展望台くらいは残しておいても良さそうだが、管理ができないから取り壊したんだろうねぇ。

3/8 11:02

三本槍岳方面へのトレースは、思ったよりも濃くない。

3/8 11:22

茶臼岳や朝日岳が見えてくる。
曇っているけど、それなりに景色は見られそう？

3/8 11:24

反対には赤面山。

3/8 11:45

1714P辺りからの登りが大変なんだよね。
前を行く人が随分苦労していたが、後で本人に聞いたらスキー靴で登っていたかららしい。
ところで空が青くなってないかい？

3/8 11:55

斜面はカリカリなので、あるいは滑落するかも。
空が随分青くなった。

3/8 11:58

休み休み登っていく。
横を見れば、磐梯山なんかが見えている。

吾妻山あたりも良く見える。

3/8 11:59

朝日岳、1900m峰。
西の方が天気が良さそう。

3/8 12:03

赤面山の左側は安達太良山か。
三本槍岳から戻ってきた人の話だと、その人が山頂にいた頃はどんより暗かったとのこと。
遅く来てラッキー？

3/8 12:08

シュカブラ。

3/8 12:08

ちょっと角の取れた霧氷が出てくる。

3/8 12:09

結構発達した霧氷も。
今日はこれが見られると思っていた。

3/8 12:13

こんな場所にまで。
なんでこんな風に付いたのか？

3/8 12:13

空が青いし、楽しいねぇ。

3/8 12:14

福島側も青空優勢。

3/8 12:22

道標に付く霧氷。

3/8 12:22

雪面にも霧氷。
誰かのレコで見た気がするが、本当にこんな風になるんだねぇ。

3/8 12:29

着雪と思えるくらいの霧氷の塊。
ちょっと寒くなってきたので、フリースを着る。

3/8 12:31

なぜか一部は地面が露出。

3/8 12:32

大岩にもビッシリ霧氷。

3/8 12:32

出た、甲子旭岳。
見事な白さだ。
その向こうには飯豊連峰。
今日見たかった景色の一つ。

3/8 12:34

スノーシューのトレースを追っていたら、スダレ山？方面に向かっていた。
雪面が随分硬いので、これなら楽に登頂できるか？
予定はしていなかったが、向かってみる。

3/8 12:34

左を見れば、朝日岳。
ちょっと青空が減ってきたか？

3/8 12:43

赤面山。
ミニ裏那須と言える？

3/8 12:43

雪庇の辺りが山頂か？

3/8 12:44

山頂付近から三本槍岳。

3/8 12:45

歩いてきたところ振り返る。
時々膝まで踏み抜いたが、かなり楽に登頂できた。

3/8 12:53

薄いトレースに合流したあたりで、シュカブラに付く霧氷。
一度ボツボツが出来た上に霧氷が付くのかな？

3/8 12:53

最後の難関、急斜面に取り付く。
トレースが随分少なく見えるが、今日の登頂者は案外少ない？

3/8 13:03

雪面はかなり硬い。
硬い雪面に新しい雪が積もった場所は、油断するとずり落ちる。
アイゼンが有効そうだが、ワカンのまま進む。

3/8 13:08

太腿の付け根が痛くなってきた。
休み休み、モコモコなんかを見つつ・・・

3/8 13:14

誰もいない三本槍岳に登頂。
結構疲れた。

3/8 13:17

まずはこれを見ないと・・・の裏那須。
青空がほとんどなくなってしまい残念。
やはりスタートが遅れたのは痛かった。
とは言え、今日の天気予報で午後でこれだけ晴れてくれれば上出来か。

裏那須アップ。

その左は会津駒ヶ岳あたりか。

浅草岳とか？

3/8 13:17

この景色も見逃せない。

いつかは行きたい、冬の甲子旭岳。

飯豊連峰も行ってみたいねぇ。

磐梯山や吾妻山にも行ったことがない。

安達太良山さえも。
那須でさえ遠いのに、福島まではねぇ（汗）。

3/8 13:18

大佐飛山塊。

背後に日光連山。

高原山。

3/8 13:18

茶臼岳。
ひとしきり眺めて昼食休憩。
風は無いとは言えないが、休憩するには問題ない。
ちょっとゆっくりする。

3/8 13:46

疲れているのか、思ったよりも食べられなかった。
最後に裏那須を撮影して下山する。

3/8 13:58

写真では良く分からないが急斜面。
スダレ山？に向かって、行きより南側を降りていく。

3/8 14:01

モフモフで楽しい場所あり、硬い雪面で緊張する場面あり。
隣のトレースは、どうやらソリのもののよう。

3/8 14:04

行きに通らなかった平な場所。
ハッキリしたトレースが少ない。
どこを歩いても大丈夫だが、たまに膝まで踏み抜く。

3/8 14:31

行きに苦労した急斜面。
三本槍岳直下ほど急ではないし、少し雪面は緩んだようだが、滑落しないように注意する。

3/8 14:50

行きよりハッキリしているトレース。
外すと、時々脛まで踏み抜く。

3/8 14:59

汚れた霧氷・・・ではなくキノコ。

3/8 15:03

立派なダケカンバ。
足に来始めて攣りそうになる。
足に錘を付けての長時間歩行は辛い。

3/8 15:24

山頂駅近くの展望台跡から茶臼岳。

3/8 15:26

戻りは波線ルートを歩いてみる。
トレースをそのまま追うと北温泉に向かいそう。

3/8 15:29

足首くらいの沈み込みは、下りでは楽しく歩ける・・・が、足の付け根の疲労が何ともし難い。

3/8 15:34

この辺はゲレンデ跡？
ボードらしきシュプールが続く。

3/8 15:41

なかなかの急斜面。
場所によっては三本槍岳直下レベル。

3/8 15:47

振り向く。

3/8 16:03

重機が沢山。

3/8 16:06

ここから車道に降りてゴール。
車を走らせたら、雪がチラつき始めた。

撮影機器：

iPhone SE (2nd generation) Apple

感想

dappe0409

日曜日の方が天気は良さそうですが、風は土曜日の方が無さそうなので、早起きは辛いですが土曜日に那須岳に行くことにしました。
茶臼岳〜三本槍岳の周回も考えましたが、体力に自信がないので、とりあえず三本槍岳だけ目指す計画としました。

頑張って早起きしましたが（大して早くもないのですが・・・）、予定より出発が遅れた上に駐車地探しで随分時間のロス。
午後は曇り予報でこの遅れは致命的なのですが、致し方なしとマイペースで登っていきます。
11時前には曇り出してしまい、まぁこんなもんかと思っていたのですが、12時前には青空が広がり出して嬉しい誤算。
福島側の山は見えるし、育った霧氷も見られて、かなりの満足感。
しかし、スタートの遅れがやはり響いてしまい、三本槍岳登頂時にはほとんど青空がなくなってしまい残念。
それでも、案外遠くの山並みまで見えて、十分景色を堪能出来ました。
ついでにスダレ山？まで登頂できて満足の山行でしたが、ワカンを付けての長時間歩行は足に来ました。
体力と共に筋力もかなり落ちているのかも。