中山尾根

コースタイム
- 山行
- 3:40
- 休憩
- 2:30
- 合計
- 6:10
- 山行
- 11:10
- 休憩
- 1:40
- 合計
- 12:50
| 天候 | 3/14晴れ 3/15晴れ→午後から雪 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年03月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
中山尾根取り付きまではトレースあり。ルート上には余り雪は無く所々岩肌が露出 |
写真
感想
noruさんから中山尾根へのお誘い。
前より登れるようになった気はするけど、行けるかなといつもように行ける/行けない気持ちが交差する。
赤岳鉱泉でテントを張って、下見がてら、中山尾根展望台へ。初めて行ったが、横岳〜阿弥陀が迫ってくる感じでなかなかなスポットだった。
翌日。
ヤマテンは、昼から雪と前日予報より悪くなり、早めに抜けたいねと3時半過ぎに出発。トレースのお陰でさくさく稜線前に着くと、まだ真っ暗…。寒くない日で良かった。
今回のルートは上部岩壁のハングが核心との前情報。 noruさんはそこに集中してもらおうと、1ピッチ目はわたくしめが頑張ることに(ハング下で切る予定だったので順番的にもこの方が良いはず)。明るくなり取り付く段には後続もやってきた。
さて行きますか。雪が全くないので、アックスはしまったが結局氷もあり途中で出した。岩が少々被ってて登りにくい。カムをもっと持っとけばよかったと思いつつ、なんとか終了点までたどり着いた。
2ピッチ目は、左の草付きからnoruさんリードで。その後雪稜を経てプチ休憩。ここで早そうな後続パーティーに先に行ってもらった。
3ピッチ目、上部岩壁。noruさんから、天気も気になるし、行けそうならハング行っちゃっていいよとのコメント。行かないと思うけどりょーかい!と答えてクライム開始。快適な岩場で楽しく登る。最後のハングは、ハングといえばそうだが、プチチムニーみたいだった。ハーケンがたくさん打ってあり、期せずして登れそうだったのでそのまま上がった。雪があってアックスだったらまた難易度も違ったのかも。
4ピッチ目は岩混じりの草付きをnoruさんリード。
5ピッチ目のピナクル。先行パーティーは右から岩を登っていたが、私は左の草付きから。終わりも見えてきて、ここでnoruさんと写真を撮りあいこした♪。
6ピッチ目は、日ノ岳をトラバースして終了!
ここで11時。同時に小雪も舞い始めた。
登れてよかったー!
地蔵尾根を慎重に下り、大雪の中テントを撤収、重い荷物に辟易しながら車まで戻った。
数時間で10属幣綫僂發辰討り、慣れない雪道運転もなかなかだった。兎にも角にも、過去には縁もゆかりも無いも思っていた中山尾根に行け、なんか変な気持ち(笑)。noruさん、頼りなくて申し訳なかったけど、どうもありがとー!
昨年に石尊稜を登り、その時に右を見ると中山尾根がカッコよく突き上げいた。
その時には来年はアチラ、と決めていた気がする。
以降、練習を重ね、中山尾根を調べて行ってきました。
初日は赤岳鉱泉まで春の陽気の中、汗をかきながら進む。
テント設営後、偵察をば。
中山峠に行くトレースはある。初めて行く展望台へ。
物凄い良い景色!
ルートもバッチリ見える。当たり前だが下からみると凄くぶっ立って見える。
ここでよく観察。
テントに戻り、鍋をつついて就寝。
翌2時起床、ダラダラ準備をして出発。
午後からは雪予報の為、早立ち。
早立ちすぎて取り付き前で時間調整(笑)
白み初めて下部岸壁の取り付きへ。
雪が無い。
簡単な卦蕕1段降りて凹角に入るが雪が無いので離陸が厄介。
1段降りずにそのまま凹角に入るルートを選定
tamaoさんがリード。
雪が無いけれど練習の成果を発揮して、終了点へ。
次はクラック直上か左の草付き
左の草付きを選択。
今考えたらクラックに行けば良かった。
草付きは雪も少なく、草も所々露出。
幸い土が凍結しているのでアックスはよく決まる。
続く雪稜は雪も少ないが順調に高度を上げる
上部岸壁では当初は2ピッチ(凹角とハング超え)に分ける予定だったが、午後から天気が悪くなる予報に加え、思ったより短いので次のピッチのリード担当のtamaoさんに行けそうならそのままハングも行って良いよ、と。
やはり練習の成果か見事核心を突破。
雪が無いので、アックスをしまい手袋で登ります。
先人のアイゼンの爪痕が良い場所にいたるところに残ってました。
核心を超えたあとは岩混じりの雪稜
雪があれば快適なんだろうな、という感じ。
ピナクルは左から巻いて、トラバースをこなし、クライミング終了。
去年に続き念願の中山尾根を登れtamaoさんに感謝。
11時過ぎなのでスムーズに登れました。
その頃にちょうど小雪がチラつき始める。
地蔵尾根に差し掛かる頃には本降り。
地蔵尾根を下る頃にも中山尾根の上部岸壁を登るパーティーを確認。
幸い風が弱いのが救いか。
赤岳鉱泉に帰還して時間的余裕がある事と翌日の雪予報を鑑み、下山に決定。
昨日と様子の違う道をひたすら下り夕方に八ヶ岳山荘へ。
もうヘロヘロですわ(笑)
こうして急遽一泊二日の山行となりましたが、中山尾根に行けて満足です。
本音を言えばクライミングの面白いところは偶然的にtamaoさんがリードという形になり、不完全燃焼感がありますが、一緒に何度も練習してきたtamaoさんが危なげなくリード出来たのが嬉しいです。
またお付き合いお願い致します。
毎度ありがとうございます!
さて、お次はどこのお山に行きましょうか。
tamao
noru



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