ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 7905232
全員に公開
アルパインクライミング
八ヶ岳・蓼科

中山尾根

2025年03月14日(金) ~ 2025年03月15日(土)
 - 拍手

コースタイム

1日目
山行
3:40
休憩
2:30
合計
6:10
8:50
220
八ヶ岳山荘
12:30
13:30
0
赤岳鉱泉
13:30
15:00
0
中山展望台まで偵察
15:00
赤岳鉱泉(幕営)
2日目
山行
11:10
休憩
1:40
合計
12:50
3:40
30
赤岳鉱泉(幕営)
4:10
60
中山尾根分岐
5:10
5:35
25
稜線手前で明るくなり待ち
6:00
300
取り付き
11:00
11:20
115
日ノ岳一般道合流
13:15
14:10
140
赤岳鉱泉
16:30
八ヶ岳山荘
時間は記憶を頼りに適当。
天候 3/14晴れ 3/15晴れ→午後から雪
過去天気図(気象庁) 2025年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
中山尾根取り付きまではトレースあり。ルート上には余り雪は無く所々岩肌が露出

9時前に出発
春の陽気を思わせる天気で薄着で
2025年03月14日 11:00撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
3/14 11:00
春の陽気を思わせる天気で薄着で
2025年03月14日 12:00撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
3/14 12:00
2025年03月14日 12:20撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
1
3/14 12:20
中山展望台
初めてきた!ta
2025年03月14日 14:09撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
1
3/14 14:09
中山展望台
初めてきた!ta
翌日のルートを確認。ここからよく見えます。ちょうど上部岸壁にクライマーが見えました。
翌日のルートを確認。ここからよく見えます。ちょうど上部岸壁にクライマーが見えました。
昼寝したくなる(笑)
2025年03月14日 14:09撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
1
3/14 14:09
昼寝したくなる(笑)
2025年03月14日 14:10撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
1
3/14 14:10
2025年03月14日 14:20撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
3/14 14:20
取り敢えず乾杯!
2025年03月14日 15:14撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
1
3/14 15:14
取り敢えず乾杯!
2025年03月14日 15:14撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
1
3/14 15:14
2025年03月14日 18:51撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
3/14 18:51
2025年03月14日 18:56撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
3/14 18:56
明るくなるまで時間調整
2025年03月15日 05:32撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
3/15 5:32
明るくなるまで時間調整
1p 凹状壁(写真なし)
2p 左側からの草付き。写真は草付き上がったとこ
2025年03月15日 07:54撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
1
3/15 7:54
1p 凹状壁(写真なし)
2p 左側からの草付き。写真は草付き上がったとこ
2025年03月15日 07:55撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
3/15 7:55
雪稜の後、ハイマツ交じり登りはコンテで。
2025年03月15日 07:55撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
3/15 7:55
雪稜の後、ハイマツ交じり登りはコンテで。
3p目 上部岩壁
3p終了点
2025年03月15日 08:41撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
1
3/15 8:41
3p終了点
4p 岩混じり草付。てっぺんにnoruさんが小さく見えてる ta
2025年03月15日 09:35撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
1
3/15 9:35
4p 岩混じり草付。てっぺんにnoruさんが小さく見えてる ta
眼下
2025年03月15日 09:35撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
3/15 9:35
眼下
5p ピナクルは左の草付きから回り込んだ。終了点より赤岳バックに撮影 ta
2025年03月15日 10:36撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
2
3/15 10:36
5p ピナクルは左の草付きから回り込んだ。終了点より赤岳バックに撮影 ta
2025年03月15日 10:36撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
1
3/15 10:36
2025年03月15日 10:36撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
3/15 10:36
あとはトラバースを残すのみで一安心
あとはトラバースを残すのみで一安心
6p トラバース。先行パーティーが終了場所にいる
2025年03月15日 10:38撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
3/15 10:38
6p トラバース。先行パーティーが終了場所にいる
トラバース中
日ノ岳
2025年03月15日 10:38撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
3/15 10:38
日ノ岳
クライミング終了!と同時に小雪が舞い始めた。ぎりお天気ももったし登れて良かった!
2025年03月15日 10:59撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
1
3/15 10:59
クライミング終了!と同時に小雪が舞い始めた。ぎりお天気ももったし登れて良かった!
一気に雪が増えた
1
一気に雪が増えた
車にも雪
2025年03月15日 17:31撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
1
3/15 17:31
車にも雪
撮影機器:

感想

noruさんから中山尾根へのお誘い。
前より登れるようになった気はするけど、行けるかなといつもように行ける/行けない気持ちが交差する。
赤岳鉱泉でテントを張って、下見がてら、中山尾根展望台へ。初めて行ったが、横岳〜阿弥陀が迫ってくる感じでなかなかなスポットだった。

翌日。
ヤマテンは、昼から雪と前日予報より悪くなり、早めに抜けたいねと3時半過ぎに出発。トレースのお陰でさくさく稜線前に着くと、まだ真っ暗…。寒くない日で良かった。

今回のルートは上部岩壁のハングが核心との前情報。 noruさんはそこに集中してもらおうと、1ピッチ目はわたくしめが頑張ることに(ハング下で切る予定だったので順番的にもこの方が良いはず)。明るくなり取り付く段には後続もやってきた。
さて行きますか。雪が全くないので、アックスはしまったが結局氷もあり途中で出した。岩が少々被ってて登りにくい。カムをもっと持っとけばよかったと思いつつ、なんとか終了点までたどり着いた。
2ピッチ目は、左の草付きからnoruさんリードで。その後雪稜を経てプチ休憩。ここで早そうな後続パーティーに先に行ってもらった。

3ピッチ目、上部岩壁。noruさんから、天気も気になるし、行けそうならハング行っちゃっていいよとのコメント。行かないと思うけどりょーかい!と答えてクライム開始。快適な岩場で楽しく登る。最後のハングは、ハングといえばそうだが、プチチムニーみたいだった。ハーケンがたくさん打ってあり、期せずして登れそうだったのでそのまま上がった。雪があってアックスだったらまた難易度も違ったのかも。

4ピッチ目は岩混じりの草付きをnoruさんリード。
5ピッチ目のピナクル。先行パーティーは右から岩を登っていたが、私は左の草付きから。終わりも見えてきて、ここでnoruさんと写真を撮りあいこした♪。
6ピッチ目は、日ノ岳をトラバースして終了!
ここで11時。同時に小雪も舞い始めた。
登れてよかったー!

地蔵尾根を慎重に下り、大雪の中テントを撤収、重い荷物に辟易しながら車まで戻った。
数時間で10属幣綫僂發辰討り、慣れない雪道運転もなかなかだった。兎にも角にも、過去には縁もゆかりも無いも思っていた中山尾根に行け、なんか変な気持ち(笑)。noruさん、頼りなくて申し訳なかったけど、どうもありがとー!

昨年に石尊稜を登り、その時に右を見ると中山尾根がカッコよく突き上げいた。
その時には来年はアチラ、と決めていた気がする。

以降、練習を重ね、中山尾根を調べて行ってきました。
初日は赤岳鉱泉まで春の陽気の中、汗をかきながら進む。
テント設営後、偵察をば。
中山峠に行くトレースはある。初めて行く展望台へ。
物凄い良い景色!
ルートもバッチリ見える。当たり前だが下からみると凄くぶっ立って見える。

ここでよく観察。
テントに戻り、鍋をつついて就寝。

翌2時起床、ダラダラ準備をして出発。
午後からは雪予報の為、早立ち。
早立ちすぎて取り付き前で時間調整(笑)

白み初めて下部岸壁の取り付きへ。
雪が無い。
簡単な卦蕕1段降りて凹角に入るが雪が無いので離陸が厄介。
1段降りずにそのまま凹角に入るルートを選定

tamaoさんがリード。
雪が無いけれど練習の成果を発揮して、終了点へ。

次はクラック直上か左の草付き
左の草付きを選択。
今考えたらクラックに行けば良かった。
草付きは雪も少なく、草も所々露出。
幸い土が凍結しているのでアックスはよく決まる。

続く雪稜は雪も少ないが順調に高度を上げる
上部岸壁では当初は2ピッチ(凹角とハング超え)に分ける予定だったが、午後から天気が悪くなる予報に加え、思ったより短いので次のピッチのリード担当のtamaoさんに行けそうならそのままハングも行って良いよ、と。
やはり練習の成果か見事核心を突破。
雪が無いので、アックスをしまい手袋で登ります。
先人のアイゼンの爪痕が良い場所にいたるところに残ってました。

核心を超えたあとは岩混じりの雪稜
雪があれば快適なんだろうな、という感じ。
ピナクルは左から巻いて、トラバースをこなし、クライミング終了。

去年に続き念願の中山尾根を登れtamaoさんに感謝。
11時過ぎなのでスムーズに登れました。
その頃にちょうど小雪がチラつき始める。

地蔵尾根に差し掛かる頃には本降り。
地蔵尾根を下る頃にも中山尾根の上部岸壁を登るパーティーを確認。
幸い風が弱いのが救いか。

赤岳鉱泉に帰還して時間的余裕がある事と翌日の雪予報を鑑み、下山に決定。

昨日と様子の違う道をひたすら下り夕方に八ヶ岳山荘へ。
もうヘロヘロですわ(笑)

こうして急遽一泊二日の山行となりましたが、中山尾根に行けて満足です。
本音を言えばクライミングの面白いところは偶然的にtamaoさんがリードという形になり、不完全燃焼感がありますが、一緒に何度も練習してきたtamaoさんが危なげなくリード出来たのが嬉しいです。

またお付き合いお願い致します。
毎度ありがとうございます!

さて、お次はどこのお山に行きましょうか。


お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:257人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら