鹿島槍ヶ岳 赤岩尾根往復(冷池山荘まで)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 13.2km
- 登り
- 1,510m
- 下り
- 1,510m
コースタイム
- 山行
- 10:23
- 休憩
- 0:17
- 合計
- 10:40
- 山行
- 8:48
- 休憩
- 1:24
- 合計
- 10:12
天候 | 1/1雪のち晴れ、快晴 1/2曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
大谷原ゲートの手前まで入れず 鹿島槍スキー場駐車場に駐車 |
その他周辺情報 | 上原温泉は下山口から近くて気持ち良し おすすめ |
写真
装備
個人装備 |
冬山基本装備一式
|
---|---|
共同装備 |
ザイル2
スノーバー2(使用せず)
|
感想
11月下旬の鹿島槍岳赤岩尾根の下見時にはまったく雪がなく
信じられぬような北アでしたが、正月も全国的な暖冬。
1/1から3日間の予定で正月登山に出発。
1日は高千穂平までは届かず、直下の1950mあたりにてテントを設営。
2日は曇り空、冷池山荘避難小屋まで登る。
赤岩尾根の詰めはトラバース道を使わず、雪壁を直登する。
すでにバケツができていたので、念の為アンザイレンをする。
赤岩尾根の頭から小屋まで1時間かかる。
コルからの樹林帯の登りはちょっとしたラッセルとなる。
山頂へは届かないだろうとのリーダーの判断で往路を下山。
13:30に1950mテン場に戻る。
もう1泊の予定だったが2日で切り上げ下山する。
数年前の正月にも爺が岳東尾根から鹿島槍ヶ岳を目指したが、
強風でP3を越したあたりで下山。今回も山頂には届かなかったが
素晴らしい後立山を楽しめました。暖冬の今シーズンの鹿島槍ヶ岳の
積雪状況が多いのか少ないのか はっきりとは分かりませんが、
トレースがあれば楽ちんができます。なければ力量次第です。
赤岩尾根の詰めの雪壁。バケツが出来てなかったら、我々はトラバースをしたか、
あるいは直登していたか。壁には1mくらいの積雪はありました。
50度を越すような急な雪壁や、黒部から稜線に吹き上げる強風。
冷たかったけど元旦登山で気持ちが引き締まります。
北アはやっぱり素晴らしかったです。
堰堤トンネル近くで下山してきてすれ違った松本労山の単独の男性や
隣にテントを張った東京の単独の男性(40年ぶりだとか)、
1日のアプローチで我々を追い越していったお二人。
(一人の背中には花束がくくられていました)
みなさん鹿島槍にそれぞれの思いをいだいての正月登山なのでしょう、、、
最後にけして宣伝じゃないですが、お安い防寒テムレス。
素晴らしかったです。ネットで仕入れた知識。どなたのかは忘れてしまったけど
感謝します。今回テン場から上では使用しなかったが、薄いインナーを使うか
オーバー手袋を併用すれば高級手袋はもう不要でしょうか。
みなさんの高地での使用感やご意見も聞かせていただけると、ありがたいです。
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