美ヶ原

2025年03月20日(木) [日帰り]

• GPS: 07:23
• 距離: 8.0km
• 登り: 191m
• 下り: 191m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:26
• 休憩: 1:41
• 合計: 7:07

距離 8.0km 登り 191m 下り 191m

8:52 山本小屋ふる里館
9:26 9:39 牛伏山
10:16 10:31 鹿伏山
11:17 11:35 美しの塔
13:30 王ヶ頭ホテル
13:33 13:56 美ヶ原
14:00 14:21 王ヶ頭ホテル
15:18 塩くれ場
15:29 15:36 美しの塔
15:44 15:48 山本小屋
15:59 山本小屋ふる里館

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

山本小屋ふる里館の駐車場までは、岡谷ICを下りて、国道20号から国道142号線に入り、新和田トンネルを通り、道の駅近くの交差点から県道178号線（美ヶ原和田線）を上っていきます。ちなみにICから約60分ほどで着きましたが、前日の降雪により、道路が圧雪され凍結しており、帰りも日陰の部分は同様で、冬タイヤでもスリップしました。トイレは、近くの国道沿いの和田宿ステーション（道の駅で24時間は不明）で利用できます。

コース状況／危険箇所等

新雪のため、牛伏山、鹿伏山、牧場を向かうのであれば、ワカン、スノーシューは必須です。浮力ないと足抜き多発で前に進めません。なお、夏の登山道で王ヶ頭へ向かうのなら、必要ありません。

写真

3/20 8:42

駐車場から「南アルプス」が見えます。

3/20 8:50

ワカンを背負って牛伏山へ向かいます。

3/20 8:50

新雪のため、アイゼンだけでは踏み抜きが多発。

3/20 8:55

向かう途中の霧氷がきれいでした。

3/20 9:08

霧氷の向こうに南アルプスが見えます。

3/20 9:08

長野県で晴天だと良く南アルプスが見えますね。

3/20 9:08

こちらは「蓼科山」が見えています。

3/20 9:21

登っていくと「北アルプス」も見えてきました。

3/20 9:33

「中央アルプス」が見えます。

3/20 9:37

「牛伏山」山頂です。

3/20 9:38

その山頂から「北アルプス」です。槍の穂先がはっきり見えます。

3/20 9:38

雪原の向こうに「御嶽山」が見えます。

3/20 9:39

「蓼科山」「八ヶ岳」が見えます。

3/20 9:39

「南アルプス」

3/20 9:43

「鹿伏山」へ向かいます。

3/20 9:44

12本爪アイゼンにワカンを装着。

3/20 9:50

「穂高連峰」〜槍ヶ岳に向かって登ります。

3/20 10:17

たぶん「鹿伏山」の三角点かと。

3/20 10:23

「北アルプス」が一望できます。

3/20 10:23

「中央アルプス」も見えます。

3/20 10:24

名峰が見渡せます。

3/20 10:26

「鹿伏山」のふもとで鹿がラッセルしていました。

3/20 11:01

「北アルプス」がずらりと・・・

3/20 11:02

「鹿島槍ヶ岳」が見えています。

3/20 11:20

「美しの塔」でギアを再調整中。

3/20 11:28

「富士山」が見えていました。

3/20 11:34

「白馬三山」が見えています。

3/20 11:44

「岩小屋沢岳」「爺ヶ岳」「鹿島槍ヶ岳」

3/20 11:44

「王ヶ頭」へ雪原を通っていきます。

3/20 12:23

日当たりもよく風も来なかったので、雪原の上でランチ。

3/20 12:23

この山を登っていきます。

3/20 12:45

まだ霧氷が残っていました。

3/20 12:45

風紋

3/20 12:47

結構、バテ気味です。

3/20 12:52

電波塔へ向かいます。

3/20 13:23

まずは「美ヶ原高原」に着きました。

3/20 13:43

「王ヶ頭」山頂です。

3/20 13:49

雄大な「北アルプス」に目を奪われます。

3/20 13:51

ここからも「富士山」が見えていました。

3/20 14:32

「浅間山」が見えています。

3/20 15:36

「蓼科山」「八ヶ岳」「富士山」「車山」

3/20 15:42

登った「牛伏山」が見えてきました。

3/20 15:42

こちらは「鹿伏山」です。

3/20 16:23

駐車場から「蓼科山」〜「天狗岳」〜「赤岳」「阿弥陀岳」〜「権現岳」「編笠山」「富士山」〜「車山」

3/20 16:23

「車山」のレーダーが見えています。

撮影機器：

NIKON Z50_2 NIKON CORPORATION

装備

個人装備

メッシュの下着 メリノウール長袖シャツ ソフトシェルジャケット アルパインジャケット ダウンジャケット 中厚手のズボン タイツ 極寒用靴下 耳当て帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 レジャーシート GPS 日焼け止め 携帯 時計 サングラス ネックウォーマー ツェルト 雨具 ゲイター 12本爪アイゼン ワカン インナー手袋 オーバー手袋 ウエストウォーマー

感想

京極堂

本日のルート
牛伏山　→　鹿伏山　→　王ヶ頭

前日に降った今シーズン一番の雪が、美ヶ原をまるで絵画のような白銀の世界に変えていました。期待を胸に妻とともに訪れたこの日、駐車場に着いた時の気温は-4℃。澄み渡る青空と輝く雪のコントラストが、言葉にできないほど美しかったです。

歩き出すと、新雪に足を取られることが多く、アイゼンだけでは厳しい状況に。ワカンを装着すると、雪原の上を自由に歩き回ることができ、一面真っ白な牧場を存分に楽しむことができました。周囲を見渡せば、アルプスの山々、富士山、八ヶ岳がくっきりと浮かび上がり、まさに絶景。冬ならではのこの風景に、しばし時間を忘れて見入ってしまいました。

鹿伏山への道中では気温が-7℃ほどに下がり、時折吹く風が耳を刺すような冷たさでしたが、それでも去年強風で途中断念した鹿伏山山頂に立てたことは、嬉しい達成感となりました。そこで偶然出会った鹿の姿に、「やっぱり鹿伏山だな」とほっこり。

一方で、ワカンでの歩行は思いのほか足に負担がかかり、左足の太もも裏が痛くなってしまう場面も。去年はこんなことはなかったのに……と、年齢を感じる瞬間もありましたが、それでもこの美しい雪景色をまた味わいたいと思えるほど、素晴らしい一日となりました。

美ヶ原の雪原を歩くなら、スノーシューやワカンがあるとより楽しめると再認識。春の訪れを感じるような陽射しと、冬の冷たい空気のコントラストが心地よく、忘れられないハイキングになりました。また訪れたいと思います。

なお、夏の登山道を辿るのであれば、雪上車の轍を歩けばチェーンスパイクやノーギアでも問題なく歩けそうです。