【1日目】
おはようございます。
とうとう、念願の大峯奥駈道にチャレンジする時がやってきましたよ…名古屋駅からは特急南紀1号で、いざ新宮へ!
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【1日目】
おはようございます。
とうとう、念願の大峯奥駈道にチャレンジする時がやってきましたよ…名古屋駅からは特急南紀1号で、いざ新宮へ!
ホームに降りた途端、味のあるお出迎え。
昔はSLが走ってたのかな。
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ホームに降りた途端、味のあるお出迎え。
昔はSLが走ってたのかな。
駅前の観光情報センター前からバスに乗車して、熊野本宮大社へ向かいます。
一応、駅前のコンビニで飲料水だけ確保しました。
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駅前の観光情報センター前からバスに乗車して、熊野本宮大社へ向かいます。
一応、駅前のコンビニで飲料水だけ確保しました。
小一時間バスに揺られ、熊野本宮大社に到着。
ここが大峯奥駈道、順峯の起点となります。
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小一時間バスに揺られ、熊野本宮大社に到着。
ここが大峯奥駈道、順峯の起点となります。
お、手水舎には八咫烏。
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お、手水舎には八咫烏。
本殿で旅の無事を祈念してスタート。
さて、ここから長い道のりを行きますよ〜
※門から先は記念撮影OKでも、SNSへのアップはお控え下さい、とのこと。
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本殿で旅の無事を祈念してスタート。
さて、ここから長い道のりを行きますよ〜
※門から先は記念撮影OKでも、SNSへのアップはお控え下さい、とのこと。
旧社寺跡の大斎原(おおゆのはら)の鳥居先から、熊野川を渡渉するルートがとれますが…
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旧社寺跡の大斎原(おおゆのはら)の鳥居先から、熊野川を渡渉するルートがとれますが…
ちょっと水量が多くて、確実にドボンしそうなので迂回して橋を渡ることにします。
逆峯のラストだったら、気兼ねなく渡渉できそうだなぁ。
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ちょっと水量が多くて、確実にドボンしそうなので迂回して橋を渡ることにします。
逆峯のラストだったら、気兼ねなく渡渉できそうだなぁ。
備崎橋を渡ったら、一度橋下をくぐるようにして登山道に入ります。
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備崎橋を渡ったら、一度橋下をくぐるようにして登山道に入ります。
最初のビバークポイント、七越峯までゆるく上がっていきます。
なんだかんだで水を担いだら荷物は23kgくらいか…重いな(笑)
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最初のビバークポイント、七越峯までゆるく上がっていきます。
なんだかんだで水を担いだら荷物は23kgくらいか…重いな(笑)
七越峯は寝心地良さそうな広場。
ビバークするにはまだ早いので、少しでも先に進もう!
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七越峯は寝心地良さそうな広場。
ビバークするにはまだ早いので、少しでも先に進もう!
一時間ほど進み、山在峠(やまありとうげ)に着きました。
この先のポイントまで進むと日没を迎えそうだったので、今日はここでビバークですね。
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一時間ほど進み、山在峠(やまありとうげ)に着きました。
この先のポイントまで進むと日没を迎えそうだったので、今日はここでビバークですね。
林道を少し上がったところに中々雰囲気のある一角…
すみませんが、ここで一夜を過ごさせてください。
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林道を少し上がったところに中々雰囲気のある一角…
すみませんが、ここで一夜を過ごさせてください。
樹木があると、ツェルトは非常に手早く立てられ、安定感があります。
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樹木があると、ツェルトは非常に手早く立てられ、安定感があります。
中はこんな感じ。
ガイド必携装備の大型ツェルトなら、大人2人が横になっても余裕のサイズ感。
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中はこんな感じ。
ガイド必携装備の大型ツェルトなら、大人2人が横になっても余裕のサイズ感。
ガス節約のため、時短クッキングです。
大葉のパスタソースに塩こんぶを乗せたら、絶妙にマッチング♪
みそ汁は乾燥野菜でかさ増し〜
1日目、終わります。
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ガス節約のため、時短クッキングです。
大葉のパスタソースに塩こんぶを乗せたら、絶妙にマッチング♪
みそ汁は乾燥野菜でかさ増し〜
1日目、終わります。
【2日目】
昨夜は風の音が大きかったですが、9時間以上横になっていたので、体は十分休まりました。
さて、今日も天気が良さそうなので、出来るだけ先に進んでおきたい所です。
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【2日目】
昨夜は風の音が大きかったですが、9時間以上横になっていたので、体は十分休まりました。
さて、今日も天気が良さそうなので、出来るだけ先に進んでおきたい所です。
アズマシャクナゲですかね。
目にも鮮やか〜
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アズマシャクナゲですかね。
目にも鮮やか〜
大峯奥駈道には修験の行所として七十五の靡(なびき)があります。
一部、離れた新宮や那智にも靡があるのですが、そのほとんどはこのルートを辿ることで寄ることができます。
まだ六、なんだね…
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大峯奥駈道には修験の行所として七十五の靡(なびき)があります。
一部、離れた新宮や那智にも靡があるのですが、そのほとんどはこのルートを辿ることで寄ることができます。
まだ六、なんだね…
シャクナゲの原産地はコーカサス地方なんだって。
たくましいよなぁ、いつも枝が強くて痛いんだよ(笑)
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シャクナゲの原産地はコーカサス地方なんだって。
たくましいよなぁ、いつも枝が強くて痛いんだよ(笑)
時折、修験のみちらしい一面が見え始めます。
それでもこの南奥駈は樹林帯が中心だと思うので、まだ歩きやすいか。
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時折、修験のみちらしい一面が見え始めます。
それでもこの南奥駈は樹林帯が中心だと思うので、まだ歩きやすいか。
下に人里は見えますが、とても山深いです。
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下に人里は見えますが、とても山深いです。
6時間ほど歩き、玉木神社の麓に到着。
このあたりで日帰りハイカーの姿もチラホラ見かけました。
私の背負う大型ザックを見て、みな興味深々そうでした…
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6時間ほど歩き、玉木神社の麓に到着。
このあたりで日帰りハイカーの姿もチラホラ見かけました。
私の背負う大型ザックを見て、みな興味深々そうでした…
玉木神社の手水舎で水を頂戴いたします。
ここでしっかり補給しておかないと、あと1日以上持たないので!
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玉木神社の手水舎で水を頂戴いたします。
ここでしっかり補給しておかないと、あと1日以上持たないので!
週末ということもあり、一般の参拝客が多かったですね。
トイレや休憩所の設備もしっかりしており、立派な神社でした。
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週末ということもあり、一般の参拝客が多かったですね。
トイレや休憩所の設備もしっかりしており、立派な神社でした。
休憩後、神社境内を抜け、玉木山山頂(1076m)へ。
空気が爽やかだ〜
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休憩後、神社境内を抜け、玉木山山頂(1076m)へ。
空気が爽やかだ〜
進んで玉木神社展望台。
ここは道中のビバークポイントになってます。
展望台や東屋の下だったら、雨凌げますね。
併設するトイレは故障で使用不可でした。
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進んで玉木神社展望台。
ここは道中のビバークポイントになってます。
展望台や東屋の下だったら、雨凌げますね。
併設するトイレは故障で使用不可でした。
しばらくは林道と交差するように北上します。
ヤマザクラが目に優しいです。
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しばらくは林道と交差するように北上します。
ヤマザクラが目に優しいです。
樹林帯をひたすら北上し、2日目の宿泊地「塔ノ谷峠(貝吹金剛)」に到着。
ここから先はちょっと難所っぽいので、ここでビバークですね。
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樹林帯をひたすら北上し、2日目の宿泊地「塔ノ谷峠(貝吹金剛)」に到着。
ここから先はちょっと難所っぽいので、ここでビバークですね。
なかなか平坦な場所がなかったですが、なんとか転げ落ちない程度に設営完了!
地面がフワフワの腐葉土だったので、ペグよりも枯れ枝が良く刺さりました。
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なかなか平坦な場所がなかったですが、なんとか転げ落ちない程度に設営完了!
地面がフワフワの腐葉土だったので、ペグよりも枯れ枝が良く刺さりました。
夕食は、フリーズドライのカレーリゾッタにボイルしたウインナー添えと、野菜増し納豆汁。
山で食べる、みそ汁のありがたみが最近良く分かってきた…
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夕食は、フリーズドライのカレーリゾッタにボイルしたウインナー添えと、野菜増し納豆汁。
山で食べる、みそ汁のありがたみが最近良く分かってきた…
【3日目】
さて、ここまで順調に早3日目。
翌日の天気が午後から崩れそうと分かったので、この日は出来るだけ先に進んでおくことにします。
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【3日目】
さて、ここまで順調に早3日目。
翌日の天気が午後から崩れそうと分かったので、この日は出来るだけ先に進んでおくことにします。
最初のピーク、香精山(こうしょうやま:1121m)
ここから先が一応、破線ルートになっているんですよね。
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最初のピーク、香精山(こうしょうやま:1121m)
ここから先が一応、破線ルートになっているんですよね。
東屋岳から地蔵岳、槍ヶ岳の稜線上を抜けるルート。
多少のアップダウンと岩場があるとのこと。
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東屋岳から地蔵岳、槍ヶ岳の稜線上を抜けるルート。
多少のアップダウンと岩場があるとのこと。
「峯中安全」「世界平和」「験門繁栄」
先人たちの祈りの数々に、身が引き締まります。
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「峯中安全」「世界平和」「験門繁栄」
先人たちの祈りの数々に、身が引き締まります。
数ヶ所のクサリ場を通過。
アブミが付いたクサリもありますが、基本は安定した岩のホールドを手掛かりに、慎重にクライムダウンします。
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数ヶ所のクサリ場を通過。
アブミが付いたクサリもありますが、基本は安定した岩のホールドを手掛かりに、慎重にクライムダウンします。
おお〜、これが事前に見知っていた「6m垂直の壁」ですね。
よく観察するとステップやホールドがあり、岩も湿っていないので、大きな問題はなさそうです。
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おお〜、これが事前に見知っていた「6m垂直の壁」ですね。
よく観察するとステップやホールドがあり、岩も湿っていないので、大きな問題はなさそうです。
カベを越えるとお地蔵様。
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カベを越えるとお地蔵様。
手掛かりに出来る木の根張りもありますが、中には朽ちている根もあるので、気は抜けません。
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手掛かりに出来る木の根張りもありますが、中には朽ちている根もあるので、気は抜けません。
笠捨山(1352m)で小休止。
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笠捨山(1352m)で小休止。
前半の山場は過ぎました。
ここからは行仙岳を越え、さらにいくつかのピークを越えていきます。
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前半の山場は過ぎました。
ここからは行仙岳を越え、さらにいくつかのピークを越えていきます。
新緑にヤマツツジが鮮やか。
春は正に「山笑う」ですね。
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新緑にヤマツツジが鮮やか。
春は正に「山笑う」ですね。
行仙宿山小屋に到着。
このあたりの小屋は新宮山彦ぐるーぷさんが管理されており、とても綺麗。
悪天候の時などは本当に心強い山小屋です。
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行仙宿山小屋に到着。
このあたりの小屋は新宮山彦ぐるーぷさんが管理されており、とても綺麗。
悪天候の時などは本当に心強い山小屋です。
水場から得たであろう置き水もありますが、利用する際は煮沸が必須ですかね。
とはいえ、危急時に有難いことに変わりはないですね。
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水場から得たであろう置き水もありますが、利用する際は煮沸が必須ですかね。
とはいえ、危急時に有難いことに変わりはないですね。
この日は風も少なく、日差しの強さを感じるほど。
山笑う道を、ただひたすらに歩みます。
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この日は風も少なく、日差しの強さを感じるほど。
山笑う道を、ただひたすらに歩みます。
倶利伽羅岳(くりからだけ)、転法輪岳(てんぽうりんだけ)を越え、平治ノ宿に到着。
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倶利伽羅岳(くりからだけ)、転法輪岳(てんぽうりんだけ)を越え、平治ノ宿に到着。
中の様子。
ここには薪ストーブや非常食の備えもあり、危急時は有難いですね。
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中の様子。
ここには薪ストーブや非常食の備えもあり、危急時は有難いですね。
ブナやミズナラの美しい森をさらに北へ。
淡い色のヤマザクラは本当に良いですね〜
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ブナやミズナラの美しい森をさらに北へ。
淡い色のヤマザクラは本当に良いですね〜
持経(じきょう)ノ宿に到着。
この日は小屋を管理する方がいらしてました。
しばし談笑し、この山のことを色々と教えて頂きました。
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持経(じきょう)ノ宿に到着。
この日は小屋を管理する方がいらしてました。
しばし談笑し、この山のことを色々と教えて頂きました。
小屋から林道を400m下ったところに水量豊富な水場あり。
ここの水は甘くて本当に美味しかった〜
この先に備え、タンク満タンに補給します。
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小屋から林道を400m下ったところに水量豊富な水場あり。
ここの水は甘くて本当に美味しかった〜
この先に備え、タンク満タンに補給します。
小屋番さんの好意で、持経ノ宿内を撮影。
通常は無人だけど、たまに小屋に風を通すため上がってかられるそうです。
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小屋番さんの好意で、持経ノ宿内を撮影。
通常は無人だけど、たまに小屋に風を通すため上がってかられるそうです。
阿須迦利岳(あすかりだけ)を越えたところで、なんとガイド仲間とすれ違い!
事前に私が順峯で歩くことを話していたので、彼は逆峯ならどこかで会えるかな〜と私を探しながら歩いていたようです(笑)
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阿須迦利岳(あすかりだけ)を越えたところで、なんとガイド仲間とすれ違い!
事前に私が順峯で歩くことを話していたので、彼は逆峯ならどこかで会えるかな〜と私を探しながら歩いていたようです(笑)
彼は超健脚なので3日間で熊野本宮まで行くそうです。
この先もお互い、峯中安全で!
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彼は超健脚なので3日間で熊野本宮まで行くそうです。
この先もお互い、峯中安全で!
証誠無漏岳(しょじょうむろうだけ)への道はクサリ場あり。
知人に出会えたことで、何だかパワー貰えましたよ。
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証誠無漏岳(しょじょうむろうだけ)への道はクサリ場あり。
知人に出会えたことで、何だかパワー貰えましたよ。
更にこの先の涅槃岳(ねはんだけ)を越えたところにある「乾光門」が今日の目的地。
が…あとひと踏ん張り、という所で行動食が不足していたせいかシャリバテ気味に…
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更にこの先の涅槃岳(ねはんだけ)を越えたところにある「乾光門」が今日の目的地。
が…あとひと踏ん張り、という所で行動食が不足していたせいかシャリバテ気味に…
涅槃岳までの最後の登りがキツかった…
ここで倒れるわけにはいかないので、エネルギー補給して少し休んだら復活できました。
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涅槃岳までの最後の登りがキツかった…
ここで倒れるわけにはいかないので、エネルギー補給して少し休んだら復活できました。
無事に目的地の乾光門に到着!
今日はここでビバークですね。
バイケイソウの無い平坦地で設営しましょうか。
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無事に目的地の乾光門に到着!
今日はここでビバークですね。
バイケイソウの無い平坦地で設営しましょうか。
良い具合に樹木があったので、上手く設営できまたね。
翌日は天気が下り坂なので、早めに休みましょう。
3日目、終わります!
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良い具合に樹木があったので、上手く設営できまたね。
翌日は天気が下り坂なので、早めに休みましょう。
3日目、終わります!
【4日目】
午後からの降雨を危惧して4時スタート。
ほど近い滝川辻にもビバーク者あり。
お互い安全に、頑張りましょうね。
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【4日目】
午後からの降雨を危惧して4時スタート。
ほど近い滝川辻にもビバーク者あり。
お互い安全に、頑張りましょうね。
空の雲が重めですね。
何とか午前中は持ってくれ…
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空の雲が重めですね。
何とか午前中は持ってくれ…
大峯の中でも登山者の多い釈迦ヶ岳でしょうか。
まずはあそこで水の補給じゃ。
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大峯の中でも登山者の多い釈迦ヶ岳でしょうか。
まずはあそこで水の補給じゃ。
途中の嫁越峠での道標。
なるほど、昔は結婚のため山を越えることも普通だったんだよね。先人の生活を偲べば、何だか現代社会が可笑しく思えてきますね…
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途中の嫁越峠での道標。
なるほど、昔は結婚のため山を越えることも普通だったんだよね。先人の生活を偲べば、何だか現代社会が可笑しく思えてきますね…
大峯奥駈道の南北分岐点、「太古ノ辻(たいこのつじ)」に到着しました!
写真は振り返ってのものですが、ここからが私にとっては後半戦ですね。
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大峯奥駈道の南北分岐点、「太古ノ辻(たいこのつじ)」に到着しました!
写真は振り返ってのものですが、ここからが私にとっては後半戦ですね。
釈迦ヶ岳南麓の深仙ノ宿に到着。
先ほどまで南下する方とすれ違ったので、ここを利用した方が多かったのかな。
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釈迦ヶ岳南麓の深仙ノ宿に到着。
先ほどまで南下する方とすれ違ったので、ここを利用した方が多かったのかな。
内部の様子。
あまり広くはなかったけど、火も炊けるようにはなっているみたい。
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内部の様子。
あまり広くはなかったけど、火も炊けるようにはなっているみたい。
山頂へは水補給のため、千丈平をい経由して向かいます。
テント泊のハイカーさんが数組、支度中でした。
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山頂へは水補給のため、千丈平をい経由して向かいます。
テント泊のハイカーさんが数組、支度中でした。
ちょっと分かりにくい場所だったのですが、テント泊のハイカーさんに教えていただき何とか「かくし水」を発見。
目的地の弥山小屋で入手できるか微妙だったので、ここで満水に補給しました。
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ちょっと分かりにくい場所だったのですが、テント泊のハイカーさんに教えていただき何とか「かくし水」を発見。
目的地の弥山小屋で入手できるか微妙だったので、ここで満水に補給しました。
釈迦ヶ岳に着きました。
良く写真で見かけるお釈迦様の立像ですね。
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釈迦ヶ岳に着きました。
良く写真で見かけるお釈迦様の立像ですね。
山頂周辺は遮るものもなく、景色が良いですね。
雲が増えてきたかな…
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山頂周辺は遮るものもなく、景色が良いですね。
雲が増えてきたかな…
お釈迦様のご尊顔。
長い人生、辛い時こそ笑みを忘れないようには心掛けたいですね。
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お釈迦様のご尊顔。
長い人生、辛い時こそ笑みを忘れないようには心掛けたいですね。
釈迦ヶ岳(1799m)
お?気が付いたら七十五の靡も半分を過ぎてましたね!
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釈迦ヶ岳(1799m)
お?気が付いたら七十五の靡も半分を過ぎてましたね!
釈迦ヶ岳からは馬ノ背と呼ばれる稜線を通過します。
地図を見ると「杖捨て」「両部分け螺摺り(つぶすり)」など、ちょっと恐ろしそうな名前がありますね…
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釈迦ヶ岳からは馬ノ背と呼ばれる稜線を通過します。
地図を見ると「杖捨て」「両部分け螺摺り(つぶすり)」など、ちょっと恐ろしそうな名前がありますね…
コース上はさして危険個所もなく通過。
孔雀岳あたりで、しっとりとしたツガの森になりました。
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コース上はさして危険個所もなく通過。
孔雀岳あたりで、しっとりとしたツガの森になりました。
更に北上、楊子ヶ宿(ようじがしゅく)小屋に到着。
周囲にテントを張るには良さそうな土地が多数。
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更に北上、楊子ヶ宿(ようじがしゅく)小屋に到着。
周囲にテントを張るには良さそうな土地が多数。
中も広くて綺麗ですね。
ここで宿泊しても良かったのですが、弥山小屋まで3時間ちょっと。天気が荒れてこないうちに進んでおこうと決心。
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中も広くて綺麗ですね。
ここで宿泊しても良かったのですが、弥山小屋まで3時間ちょっと。天気が荒れてこないうちに進んでおこうと決心。
さて、午後になって少し雨がパラつき始めました。
そびえる五鈷峰の岩場が存在感たっぷり…
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さて、午後になって少し雨がパラつき始めました。
そびえる五鈷峰の岩場が存在感たっぷり…
長い登りのトラバースが続きます。
途中、崩落している箇所もあり、足を滑らせないよう慎重に進みます。
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長い登りのトラバースが続きます。
途中、崩落している箇所もあり、足を滑らせないよう慎重に進みます。
弥山辻の分岐あたりで、一層雨脚が強くなってきた。
それよりも西からの断続的な風が冷たくて、あんまりのんびりはしていられないですね!
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弥山辻の分岐あたりで、一層雨脚が強くなってきた。
それよりも西からの断続的な風が冷たくて、あんまりのんびりはしていられないですね!
最高峰の八経ヶ岳(1915m)に到着。
滞在1分、サッサと小屋に向かいます…また来るよ!
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最高峰の八経ヶ岳(1915m)に到着。
滞在1分、サッサと小屋に向かいます…また来るよ!
弥山小屋に到着〜、思ったより濡れましたね…
この日は野営は諦めて、避難小屋を利用させてもらいます。
テント泊の方々もあまりの寒さに避難小屋に入ってましたね…
夕方になり、翌日からの小屋開けに向け小屋番さんが来てくれ、そこで水を購入することが出来ました!
ここで水が得られなかった場合は、翌朝にいったん狼平まで降りようと思っていたので、非常に助かりました〜
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弥山小屋に到着〜、思ったより濡れましたね…
この日は野営は諦めて、避難小屋を利用させてもらいます。
テント泊の方々もあまりの寒さに避難小屋に入ってましたね…
夕方になり、翌日からの小屋開けに向け小屋番さんが来てくれ、そこで水を購入することが出来ました!
ここで水が得られなかった場合は、翌朝にいったん狼平まで降りようと思っていたので、非常に助かりました〜
【5日目】
雨は夜通し続き、気温もかなり下がりました。
朝の外気温はマイナス2度ほどでしたが、北風の影響で体感はそれ以下でした。
さて、この日は徐々に前線が遠のいて天気は回復する予報。
夜明けを待ってスタートします。
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【5日目】
雨は夜通し続き、気温もかなり下がりました。
朝の外気温はマイナス2度ほどでしたが、北風の影響で体感はそれ以下でした。
さて、この日は徐々に前線が遠のいて天気は回復する予報。
夜明けを待ってスタートします。
聖宝ノ宿跡を通過。
東側に向かって高度を落としていますが、西から山越えしてくる風が意外と冷たかったですね。
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聖宝ノ宿跡を通過。
東側に向かって高度を落としていますが、西から山越えしてくる風が意外と冷たかったですね。
高度1600m付近、弁天ノ森あたりまで降りてくると風も弱まって、空が明るくなってきました。
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高度1600m付近、弁天ノ森あたりまで降りてくると風も弱まって、空が明るくなってきました。
一ノ垰(たわ)まで降りてくると、太陽が顔をのぞかせてくれました。この暖かさに、ホッとする〜
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一ノ垰(たわ)まで降りてくると、太陽が顔をのぞかせてくれました。この暖かさに、ホッとする〜
雰囲気の良い稜線を通します。
前日が曇天だっただけに快適です!
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雰囲気の良い稜線を通します。
前日が曇天だっただけに快適です!
行者還(ぎょうじゃがえり)避難小屋に到着。
ここは逆峯で進む人にとっては重要な宿泊ポイントですね。
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行者還(ぎょうじゃがえり)避難小屋に到着。
ここは逆峯で進む人にとっては重要な宿泊ポイントですね。
中は大きく二つに間仕切りされており、内部は非常に清潔でした。大峯を歩く登山者のマナーが良い証拠だね!
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中は大きく二つに間仕切りされており、内部は非常に清潔でした。大峯を歩く登山者のマナーが良い証拠だね!
山が多くあれば、それ以上に沢も充実しているようです。
聞けば、このあたりの沢はかなり上級者向けとのこと。
いつか遡行で来れるかな〜
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山が多くあれば、それ以上に沢も充実しているようです。
聞けば、このあたりの沢はかなり上級者向けとのこと。
いつか遡行で来れるかな〜
天気もすっかり良くなり、次の大普賢岳を目指します!
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天気もすっかり良くなり、次の大普賢岳を目指します!
七曜岳(ひちようだけ)からの山並み。
風はまだ冷たいけれど、山並みからは暖かさを感じました。
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七曜岳(ひちようだけ)からの山並み。
風はまだ冷たいけれど、山並みからは暖かさを感じました。
大普賢岳が近づいてきました。
この辺りではすれ違う登山者も多めでした。
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大普賢岳が近づいてきました。
この辺りではすれ違う登山者も多めでした。
水太ノ覗からの景色。
息を呑むような、素晴らしい景色です。
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水太ノ覗からの景色。
息を呑むような、素晴らしい景色です。
大普賢岳(1780m)に到着。
今回の道中では、初めて山頂で休んでいる人に出会いました。
聞けば同じ神奈川から来ていた方で、写真まで撮っていただきました。ありがとうございました。
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大普賢岳(1780m)に到着。
今回の道中では、初めて山頂で休んでいる人に出会いました。
聞けば同じ神奈川から来ていた方で、写真まで撮っていただきました。ありがとうございました。
斜面にはまだ残雪がたっぷり。
やはり南よりも北奥駈のほうが気温が低いんですね〜
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斜面にはまだ残雪がたっぷり。
やはり南よりも北奥駈のほうが気温が低いんですね〜
阿弥陀ヶ森分岐には、山上ヶ岳に通じる女人結界門があります。
いまでも正式に、この先は女性が歩くことは禁じられているようです。
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阿弥陀ヶ森分岐には、山上ヶ岳に通じる女人結界門があります。
いまでも正式に、この先は女性が歩くことは禁じられているようです。
小笹ノ宿の水場に到着。
ここで最終日の分までたっぷり水を補給します。
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小笹ノ宿の水場に到着。
ここで最終日の分までたっぷり水を補給します。
小屋もありますが、周囲はテントを張るのに適地がたくさん。
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小屋もありますが、周囲はテントを張るのに適地がたくさん。
行所としてはかなり威厳ある場所でした。
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行所としてはかなり威厳ある場所でした。
地蔵岳を越え、宿坊のある山上ヶ岳へ。
今回の旅では、この山がひと際明るい印象でした。
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地蔵岳を越え、宿坊のある山上ヶ岳へ。
今回の旅では、この山がひと際明るい印象でした。
山頂部の宿坊に到着しました。
どうやら5/3の行事に合わせて、その前夜に行者の方々が多数上がってくるようで、この日はまだ準備のためひっそりとしておりました。
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山頂部の宿坊に到着しました。
どうやら5/3の行事に合わせて、その前夜に行者の方々が多数上がってくるようで、この日はまだ準備のためひっそりとしておりました。
山頂部の「お花畑」
おそらくお坊さんと思しき方に教えていただき、この先の「日本岩」を経由して下山することに。
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山頂部の「お花畑」
おそらくお坊さんと思しき方に教えていただき、この先の「日本岩」を経由して下山することに。
山上ヶ岳(1719m)にて。
今回の旅を通じて、いつも以上に考える時間が持てたのですが、色々と反省することばかり(笑)
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山上ヶ岳(1719m)にて。
今回の旅を通じて、いつも以上に考える時間が持てたのですが、色々と反省することばかり(笑)
自分の弱さを反省したり、支えてくれる方たちに感謝したり…
私自身、山は良い意味でひとりになるために登っているのだと、改めて実感。
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自分の弱さを反省したり、支えてくれる方たちに感謝したり…
私自身、山は良い意味でひとりになるために登っているのだと、改めて実感。
お?あれが日本岩ですね。
ここまで来ると、だいぶ吉野が近づいてきたと実感します。
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お?あれが日本岩ですね。
ここまで来ると、だいぶ吉野が近づいてきたと実感します。
山上にはたくさんの宿坊が建っていました。
歴史ある信仰の山、今も昔も人が山に抱く想いは、何よりも大きなものですね。
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山上にはたくさんの宿坊が建っていました。
歴史ある信仰の山、今も昔も人が山に抱く想いは、何よりも大きなものですね。
いわゆるクサリで繋がれて下に垂らされる「西の覗岩」
疑似的に死を体験して、生まれ変わったように精進せよ、という事らしいですが…私こそやってみるべきか(笑)
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いわゆるクサリで繋がれて下に垂らされる「西の覗岩」
疑似的に死を体験して、生まれ変わったように精進せよ、という事らしいですが…私こそやってみるべきか(笑)
洞辻(どろつじ)茶屋。
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洞辻(どろつじ)茶屋。
まだ営業前なので、ここでビバークさせてもらうこともありですが、この日は時間的に余裕があるので五番関まで降りることにします。
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まだ営業前なので、ここでビバークさせてもらうこともありですが、この日は時間的に余裕があるので五番関まで降りることにします。
途中のビバークポイント今宿跡を通過。
この時間に登ってくる方は、今朝吉野を発ってきた方でしょうか。
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途中のビバークポイント今宿跡を通過。
この時間に登ってくる方は、今朝吉野を発ってきた方でしょうか。
五番関の女人結界門に到着。
5日目はここでビバークとします。
お疲れさまでした!
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五番関の女人結界門に到着。
5日目はここでビバークとします。
お疲れさまでした!
平坦なのは良かったけど、風の通りが良すぎて寒かったな〜
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平坦なのは良かったけど、風の通りが良すぎて寒かったな〜
最後の晩メシは、いつものベーコン&野菜チップカレーです。
食糧を消化して、だいぶザックも軽くなりました!
5日目、終わります。
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最後の晩メシは、いつものベーコン&野菜チップカレーです。
食糧を消化して、だいぶザックも軽くなりました!
5日目、終わります。
【最終日】
いよいよ奥駈、最終日です。
夜明け前に出発したおかげで、素晴らしい朝焼け空が見れました。
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【最終日】
いよいよ奥駈、最終日です。
夜明け前に出発したおかげで、素晴らしい朝焼け空が見れました。
そういや、この旅初めてのご来光だったか…
この6日間を振り返ると何だか少し、目頭が熱くなってきちゃったな。
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そういや、この旅初めてのご来光だったか…
この6日間を振り返ると何だか少し、目頭が熱くなってきちゃったな。
山が暁色に染まってきました。
いつもはすぐに終わってしまうこの時間が、この日はとても長く感じました。不思議だな。
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山が暁色に染まってきました。
いつもはすぐに終わってしまうこの時間が、この日はとても長く感じました。不思議だな。
大天井ヶ岳(1439m)にて。
最終日にして素晴らしい夜明けよ…ありがとう。
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大天井ヶ岳(1439m)にて。
最終日にして素晴らしい夜明けよ…ありがとう。
さて、この調子なら午前中のうちには吉野まで辿り着きそうです。最後まで、ケガには注意してっと。
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さて、この調子なら午前中のうちには吉野まで辿り着きそうです。最後まで、ケガには注意してっと。
途中の二蔵宿小屋。
水場も近くにあるようで、宿泊されていた方が居たようです。
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途中の二蔵宿小屋。
水場も近くにあるようで、宿泊されていた方が居たようです。
全体的には高度を落としてはいますが、まだまだ登るピークがいくつかあります!
四寸岩山、面白い名前ですね。
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全体的には高度を落としてはいますが、まだまだ登るピークがいくつかあります!
四寸岩山、面白い名前ですね。
この辺りでは、林道と登山道が何度か交差しています。
5秒で分かる…アスファルトの硬さってやつが!
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この辺りでは、林道と登山道が何度か交差しています。
5秒で分かる…アスファルトの硬さってやつが!
最後のピーク、青根ヶ峰を越えて「金峯神社」に着きました。
ここから先は吉野の観光エリアに入るようです。
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最後のピーク、青根ヶ峰を越えて「金峯神社」に着きました。
ここから先は吉野の観光エリアに入るようです。
途中のベンチで風に当たっていたら、何やら下から見覚えのある方が…
なんと、これから逆峯を行くMahitoさんでした!
聞けば3日間で踏破のスピードハイク、いってらっしゃーい!
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途中のベンチで風に当たっていたら、何やら下から見覚えのある方が…
なんと、これから逆峯を行くMahitoさんでした!
聞けば3日間で踏破のスピードハイク、いってらっしゃーい!
吉野水分神社は七十二番目の靡。
長かった靡をたどる旅も終盤です。
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吉野水分神社は七十二番目の靡。
長かった靡をたどる旅も終盤です。
中千本エリアに着いたところで、とうとう我慢できなくなって食事処に吸い込まれるように…
まだ営業時間には早かったと思うのですが、快くお招きいただきました。最高のテラス席や〜!
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中千本エリアに着いたところで、とうとう我慢できなくなって食事処に吸い込まれるように…
まだ営業時間には早かったと思うのですが、快くお招きいただきました。最高のテラス席や〜!
吉野といえば葛。
ということでイチオシの「葛うどん定食」を頂きます!
とろっとろお出汁の葛うどん、葛と出汁とゴマだけで作られたゴマ豆腐、そして柿の葉寿司!
6日間、ちょっとは頑張ったので自分へのご褒美ですよ!
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吉野といえば葛。
ということでイチオシの「葛うどん定食」を頂きます!
とろっとろお出汁の葛うどん、葛と出汁とゴマだけで作られたゴマ豆腐、そして柿の葉寿司!
6日間、ちょっとは頑張ったので自分へのご褒美ですよ!
お店の方にお礼を伝え、食事処を後にします。
そして金峯山寺(きんぷせんじ)に着きました。
一般の参拝客も多く、ここも奥駈道における最重要ポイントです。
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お店の方にお礼を伝え、食事処を後にします。
そして金峯山寺(きんぷせんじ)に着きました。
一般の参拝客も多く、ここも奥駈道における最重要ポイントです。
6日間、無事に歩けたことをご報告。
これで一応は奥駈順峯、達成かな。
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6日間、無事に歩けたことをご報告。
これで一応は奥駈順峯、達成かな。
さて、完了報告が終わったところで汗まみれの体を洗います!
もう…これ以上ないくらい最高・最適なロケーションにあるんですよ、日帰り入浴「吉野の湯」が!
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さて、完了報告が終わったところで汗まみれの体を洗います!
もう…これ以上ないくらい最高・最適なロケーションにあるんですよ、日帰り入浴「吉野の湯」が!
入浴を済ませ、これ以上ないくらい爽やかな風に吹かれながら、ちょっと吉野界隈を散策…
和菓子屋「萬松堂」さんで、草もちと桜羊羹を土産に購入。
桜餅と柏餅もふっくらしてて最高でした〜
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入浴を済ませ、これ以上ないくらい爽やかな風に吹かれながら、ちょっと吉野界隈を散策…
和菓子屋「萬松堂」さんで、草もちと桜羊羹を土産に購入。
桜餅と柏餅もふっくらしてて最高でした〜
続いて道中の「花屋」さんの軒先で桜もちソフトを食す!
地元の方と色々と交流できて、勉強になりました〜
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続いて道中の「花屋」さんの軒先で桜もちソフトを食す!
地元の方と色々と交流できて、勉強になりました〜
さて…吉野観光を満喫したところですが、実は奥駈道の旅はまだ終わってなかったのです。
七十五ある靡はまだ二つ残っており、それを最後までたどることにしました!
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さて…吉野観光を満喫したところですが、実は奥駈道の旅はまだ終わってなかったのです。
七十五ある靡はまだ二つ残っており、それを最後までたどることにしました!
吉野神宮には七十四番目の丈六山があります。
ここも立派な社殿でした。
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吉野神宮には七十四番目の丈六山があります。
ここも立派な社殿でした。
山道を降り、最後の靡を探して下山します。
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山道を降り、最後の靡を探して下山します。
途中でちょっと迷いながらも何とか最後の七十五靡「柳の宿」に辿り着きました。
こんな小さなお堂だけど、これを苦労して辿ってきた先人たちが沢山いたのだと思うと、何だか胸が熱くなりました。
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途中でちょっと迷いながらも何とか最後の七十五靡「柳の宿」に辿り着きました。
こんな小さなお堂だけど、これを苦労して辿ってきた先人たちが沢山いたのだと思うと、何だか胸が熱くなりました。
美吉野橋で吉野川を渡ります。
スタートで熊野川を越えたのが、もうずいぶん前のことのようだ。
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美吉野橋で吉野川を渡ります。
スタートで熊野川を越えたのが、もうずいぶん前のことのようだ。
そして、ここが本当に大峯奥駈道・北の起終点「柳の渡し」
美吉野橋が出来るまでは、ここで川を渡り多くの人が奥駈へ出向いたのでしょう。
これにて私の大峯奥駈道・順峯トレイル、おしまい!
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そして、ここが本当に大峯奥駈道・北の起終点「柳の渡し」
美吉野橋が出来るまでは、ここで川を渡り多くの人が奥駈へ出向いたのでしょう。
これにて私の大峯奥駈道・順峯トレイル、おしまい!
5分程で近鉄六田駅に到着。
ここから橿原神宮前を経由して京都へ向かいます。
6日間の旅、お疲れさまでした。
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5分程で近鉄六田駅に到着。
ここから橿原神宮前を経由して京都へ向かいます。
6日間の旅、お疲れさまでした。
実は山行前はお酒を控えていたのですが…
やっぱり我慢できなくなってビールと鯖寿司、いっちゃいました!
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実は山行前はお酒を控えていたのですが…
やっぱり我慢できなくなってビールと鯖寿司、いっちゃいました!
道中はあんなに長かったけど、京都から2時間あまりで横浜に戻ってきました…
久しぶりに見た夕方の富士山が、とても美しかったです。
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道中はあんなに長かったけど、京都から2時間あまりで横浜に戻ってきました…
久しぶりに見た夕方の富士山が、とても美しかったです。
★おまけ★
ちなみにコレが今回持参した6日+予備1日分の食糧たち。
とにかく高カロリーでかさばらないモノを選びましたが、実際には4分の3位の消化でした。
合計13,000kcalくらいの摂取だったと思うのですが、ちょっと山行中はカロリー不足だったかも?
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★おまけ★
ちなみにコレが今回持参した6日+予備1日分の食糧たち。
とにかく高カロリーでかさばらないモノを選びましたが、実際には4分の3位の消化でした。
合計13,000kcalくらいの摂取だったと思うのですが、ちょっと山行中はカロリー不足だったかも?
★おまけ★
こちらは弥山小屋でゲットした手ぬぐい。
ちょうど営業開始前の荷上げに入っていたらしく、今シーズンは私が初めて購入したと思われる(笑)
良き思い出の品になりました。
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★おまけ★
こちらは弥山小屋でゲットした手ぬぐい。
ちょうど営業開始前の荷上げに入っていたらしく、今シーズンは私が初めて購入したと思われる(笑)
良き思い出の品になりました。
★サムネイル用★
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★サムネイル用★
自分の山楽しめてない奴がガイドなんて出来るのか?!の思いに同感です!!これからも楽しみましょう、先ずは鶏冠山やろっ!!!
ただいま!無事に戻りましたよ〜
山行中、いまココでウォッチしててくれてありがとうございます。
いつでも天から見守られてる安心感がありましたよ(笑)
我々はこれからも「自分の山」、楽しんでいきましょー
こんにちは!
大峯奥駈道やりましたね!
役行者もビックリの事前の準備と、水の確保に気を使われたのだろうとわかる大作レコでした。
私も故郷が近いのでいつかはと思っておりますが行動に移せるかなんともです!
最後に水を差す様で申し訳ないのですが、本宮本殿は無許可ですと写真撮影禁止・SNSアップ禁止となっておりますのでご確認された方が良いかと。。
帰宅してからもうすぐひと月経ちますが、いまだに6日間の旅の記憶が残っており、改めてこのタイミングで行けたことが本当に貴重でした。
熊野古道はいつでも歩けるかな…なんて思ってましたが、全て歩くとなるとかなり時間を費やすことも分かり、日本に多々ある古道の奥深さを感じました。
写真の件、教えていただきありがとうございます。
スタート前で気持ちが高ぶっていたのか、看板の注意書きに全く目が行ってませんでした(笑)
写真は差し替えたので、これで問題ないかと!
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