黒岳北鎮鋸比布

- GPS
- 56:00
- 距離
- 22.2km
- 登り
- 2,142m
- 下り
- 2,143m
| 過去天気図(気象庁) | 2025年04月の天気図 |
|---|---|
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
アツい山行
〜惘清(600)―黒岳 peak(1145)―黒岳石室(1300)
札幌二時デッパ。森川いつもありがとう。層雲峡に着けばシカの洗礼。森川がビビり散ら
かしてておもろい。夏道は下部から雪あるが硬いので最初ツボのちシール。一か所ヤブヤ
ブしいところをまたもツボ。基本的に雪が硬く滑るので勾配がきつくなるとだるい。ツボ
にしたりシールで粘ったりしておのおの登る。ロプウェイ勢を抜かすことはできなかった
が、黒岳ガイドと化した高橋の RF のもと良いペースで登っていく。スキーコース内も雪
が硬かったが、その上はさらに硬い。SE を付けていく。
この辺りから天候がみるみる悪化し、雪が降ってくる。視界はないが木がずっと生えてい
るので進める。雪が硬すぎるので途中からアイゼンを履く。黒岳ピークに乗り上げると突
然の爆風。ピー写だけ撮って石室を目指す。全身を打ち付ける吹雪。滾るアドレナリン。
楽しいけどコレジャナイ。おれの思い描いていた GW はこんなんじゃない!!
とは言いつつこの強風の中でも大して寒くはないところに GW のやさしさを垣間見る。
石室は埋まり気味。入り口が分からず 20 分ほど費やす。小屋に入ればひと安心。
午後も強風なのでこのまま沈。森川の肉団子大量雑炊を食らう。
停滞
この日の停滞は前日から確定していたので NGU。石室内は暗くて時間感覚がつかめずま
さかの 9 時起床。ウンコアタックも億劫なくらいの悪天。なにも娯楽のない環境。音楽
をかけたらみんなガンギマッった。芸術不要論を唱える人はなにもない密室で一日過ごし
てみればいいと思う。
ラーメン食って肉団子雑炊、否、雑炊肉団子食って 17 時就寝。寝れるわけないだろ。
石室(415)―2020(455)―天気待ち&尾根スキー(〜800)―北鎮(905)―鋸
(1000)―比布(1130)―北鎮分岐(1245)―石室(1315〜1400)―黒岳(1445)―
層雲峡(1600)
2 時起床。放射冷却で肛門凍結人間アナルアイスマンになる。スコの先に付いた糞も一瞬
で凍った。風そこそこ視界無限の中進んでいく。
白銀の峰々に囲まれた大地形。あまりの荘厳さに目頭が熱くなる。
2020 まで行くと稜線上は風が強く視界が良くない。尾根上のラインを滑ったりお鉢平の
素晴らしい斜面を観察したりして天気待ち。次の冒険への無限のインスピレーションを与
えてくれる。風弱まったので北鎮方面へ。鋸の北東面はとてつもない斜度のかっくいい
面。Find My Fine Line してしまったかもしれない。
鋸から比布方面に伸びる岩稜は雪多く夏道みえなかたっため南まきした。雪崩のリスクが
低ければ TRV した方がいいだろう。比布登りきると安足間南東面にシュプール。高橋森
川が駄々をこねるので滑りに行く。弱テアウト。仕方がないので見るからにザラメ化して
いる比布南面の斜面を滑走する。その後は中岳方面に TRV して北鎮分岐辺りで稜線に復
帰する。
晴天高気温。白い大地形はギラギラ照る太陽光をそっくりそのまま照り返して肌と目を焼
き、流れ出す汗は日焼け止めを一瞬にして流してしまう。これだよこれが GW だよ。き
もちがいいね。
石室までのスキーも楽しい。石室についてから入り口を閉めるのに手間取り 20 分ほどロ
ス。黒岳までは夏道完全に出ていてツボで行く。黒岳からはギッタギタの東面を滑走す
る。雪悪すぎ。下部も雪悪い。最下部はなかなか急でところどころ岩だの出ているところ
をスキーで粘る。これで本山行の目的を達成したとする(?)
下山後は黒岳の湯、旭川のとしちゃん。
森川が今までで一番楽しかったと言ってくれてとてもうれしい。四年目。最後の GW 山
行。数々の大冒険をしてきた GW。今年もすてきな冒険ができた。
morik64
ひろの















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