記録ID: 809937
全員に公開
ハイキング
御在所・鎌ヶ岳
油日岳から三ツ頭山を経て経塚山、烏山(小平山)へ
2016年02月09日(火) [日帰り]
体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 10:16
- 距離
- 16.0km
- 登り
- 1,430m
- 下り
- 1,420m
コースタイム
天候 | 小雪後曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
明るくなるのを待って出発する。沢沿いの登山道を辿って行くが、最後の方は道も曖昧になり、マーキングもみられなくなったので適当に尾根を目指して行って、尾根に出て直ぐに油日岳に着く。この頃からボタン雪が降りだして、あっという間に周りは白くなる。うっすらと雪が積もった登山道をアップダウンを繰返しながら、那須ヶ原山の頂上はパスして三ツ頭山に着く。ここから南西に向かう尾根はすぐに解ったが、一応GPSで確認する。間違い無さそうだ。思ってたよりも結構痩せ尾根だが、かえって分かりやすくて良い。暫くで植林帯に入ると、マーキングが出てきたので、それを辿って下るが途中で違う尾根に入りそうになる。この頃になると、あちこちの方向に赤テープが巻き付けてあり、予定していた尾根を探してさ迷うが、断念して適当に下って行くと沢に出るが、水量は少ないので難なく渡渉して東海自然歩道に乗る。結果ちょうどいい所に出たようだ。それから暫くで地形図にある経塚山に向かう登山道との分岐に着くが、思ってた通り道は無さそうだ。沢を辿って行くと、道が出てきたが直ぐになくなり、又沢を辿って行くと、倒木のジャングルに出くわす。潜ったり乗り越えたりして行くが、ギブアップして予定より早く右の支尾根に逃げるが、結構急だ。暫く我慢して行くと、マーキングも現れ傾斜も緩くなり快適な尾根を登って経塚山に着く。展望はないので、直ぐに南にある経塚を見に行ってから、頂上から西に向かう尾根に向かうと採石場の上端に出て、少し車道を歩き、又林の中に入って行く。途中でGPS確認すると、このまま行くと林道の崖に出そうなので左に進路変更して行くとガレの上端に出て、下を見ると林道が見えるので、ここから下って行く事にする。ガレは足場が脆弱で崩れそうになるのをだましながら何とか林道に降り立つ。ここからは快適な東海自然歩道だ。暫くで大日滝の標識があったので行ってみると、歩道なんてなく沢の中を飛び石伝いに行くんだが、雨後で石が濡れているので滑らないように神経をつかう。よっぽど途中で引き返そうと思ったが我慢して行くと、何ていうこともない滝で苦労してきて損したと正直思った。時間にして5分程だが非常に長く感じた。気を取り直して次の不動滝に向かうが沢の右岸にある桟橋を渡ると岩場に突き当たるが、この岩をどうやって通過するんだろう? 沢靴履いてれば行けるかもしれないが、登山靴では無理だ。フィックスロープでも張ってあったんだろうか。ここから行くのは諦めて対岸を見ると斜面の中程に小祠があり、そこによじ登って行けば滝に着けそうだが、そんな気力もなく、滝は諦めて自然歩道を行ってると、滝の落ち口に出たので、木に捕まって沢の上に身を乗り出して何とか全貌を撮る。 さて次は小平山の取り付きを目指して自然歩道を歩いて行く。取り付き辺りにきたが歩道はありそうもないので、その辺りから尾根に取り付いて登って行くが、これが急斜面で少し歩いては立ち止まりを繰返しながら徐々に高度を稼いで行くと、はっきりした尾根に乗り傾斜も緩くなって楽になり、最後アセビの木をちょっと掻き分けて小平山に着く。 予定では旗山も行くつもりだったが、もう行く体力は残っていないので、ゾロ峠目指して下って行くだけだと思っていたら、登り返しが何度かありガクッとくる。ゾロ峠に着いてやっと安心する。峠から下り登山口近くで登山道の修復しているのに出くわす。見てみると2、3メートルの幅で崩壊しているようだ。幸い立ち木に捕まって通る事が出来たが、まだ暫く修復に時間がかかるんじゃないだろうか。それから直ぐに奥余野公園に帰り着く。 |
写真
撮影機器:
感想
前々回に高畑山から那須ヶ原山まで歩いていたので残りの油日岳までの区間を歩くのに、その間のピストンじゃなくて、何とか周回コースが出きないかと地形図を眺めていたら、経塚山、小平山に登山道があり、この2山を辿れば周回出きると解った。問題は稜線から東海自然歩道の間に登山道が無いことだ。最初は那須ヶ原山から南に行く尾根を探したが、あまりはっきりした尾根がないので、他を探すと三ツ頭山から南西にはっきりした尾根が東海自然歩道まで届いているので、この尾根に決定する。これで周回コースは出来上がった。後はネットでこのコースの記録がないかと調べてみると、三ツ頭山から南東に行く尾根を歩いた記録がいくつか見れる。尾根を辿って行くと経塚山まで繋がっているようだ、これには気付かなかった。このコースはガイド本(自分は持たない)に紹介されているようだ。一瞬こちらのコースにしようかと思ったが、やはり自分で決めたコースで行く事にする。
結果は、藪こぎも殆んどなく最後はバテバテだったが、非常に面白い山歩きだった。
なお余談だが、加太不動滝の疑問がレコを書き終えてから判明した。自分が右岸の桟橋を渡って岩場で行き詰まったのだが、2013年の記録で、その岩場の基部から対岸に桟橋が渡してあった。これがあれば滝までは簡単に行けただろう。しかし今は滝まで行くのは困難だ。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1111人
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する