蒲谷地〜東吾妻山2016-02-11
- GPS
- 07:29
- 距離
- 12.1km
- 登り
- 1,092m
- 下り
- 1,088m
コースタイム
- 山行
- 7:22
- 休憩
- 0:08
- 合計
- 7:30
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 帰りに中ノ沢温泉にて。大阪屋さんで入浴500円(18時まで日帰り受付) |
写真
感想
昨年に続き2回目の蒲谷地〜東吾妻山。900m〜1975mの標高差と6キロの距離に昨年は足がつったりと散々な思いをしたトラウマを払拭すべく計画し、ベテランの鈴◯さんも同行してくれることになり二人での山行となった。予報どおり高気圧がせり出して風も弱く、青空も見えるなかでのスタートに気持ちが高ぶる。
このルートはネイチャースキーのクラシックルートであり、登られてきたルートであるが、近日中に登られた形跡(踏み跡)はなく、ラッセルとなった。
【登り】
登り始めの林道でのラッセルは気温も低く、軽いラッセルであったが、時間の経過につれ、重い雪のラッセルとなり口数も減っていいた。
除雪終了地点の林道から入り、上水施設を通って山に入る。林道を過ぎると赤テープや赤ペンキが所々に付してあり、それらを目印にして、まずは1400mの台地を目指して標高を上げる。1200mで台地に上がり、そこから1600mまでは平坦な台地をゆっくりと歩く。この台地は平坦であるのに疎林で、大きなミズナラやブナが目立つ。鈴◯さんによれば、この台地までに林道がかつては存在し、伐採された跡なのだ言われ、確かに納得した。途中、木の上に大きな鳥の巣かと思った枝の集合体は、「熊棚」と教えてもらい、このようなものが数か所見られた。
この1400mの台地を過ぎるとまた登りになる。1600mの尾根、1700m、1800mを目標に標高を稼ぐが、ここに来て気温があがり、雪が重くなってきついラッセルになる。きっと一人であれば心が折れていると思うが、鈴◯さんのラッセルに励まされてなんとかついていくと、1900mを超えるとゆるやかになる。ここからうねりが強くなり歩く場所を選んで山頂を目指した。東吾妻山の山頂付近は木がなく、風もあったので、写真をとるとそうそう退散し、風の当たらない箇所で大休止とした。
【下り】
大休止のあと、シールを剥がして登ってきたトレースに沿って滑走することにしたが、しばらくはうねりが強く、我慢の滑りであった。1900mを過ぎるとうねりもなくなる。しかし、気温が上がったこともあって雪は重く、私は転ばなように滑るのが精一杯である。1400mの台地まで一気に滑り降りて、この台地では標高差が小さく、スキーも滑らないため、スキーを漕いだり、登り返したりと我慢がつづいた。1200mで小休止となる。鈴◯さんから豆大福をごちそうになる。ここでの甘いモノが体に染み渡る。ここからトレースをやや外し小沢を降りる。ちょっとしたショートカットだが、登り返しを省略する意味でとても大きい。昨年和◯さんとの山行が活きた。
作業道に出て、林道に出くわすと、上水施設となって、林道を下り、車に戻った。
【感想】
昨年のリベンジであったが、今年は昨年以上に時間がかかり、返り討ちにあった山スキーであった。
蒲谷地〜東吾妻山「バックカントリー」ではなく、「山スキー」、登った分を降りてくるルートなのだと言える。滑るのが目的ではなく、冬山に登るのが目的とする山行に向いている。自分はこの吾妻・安達太良山域のクラシックルートの再発見を目的に地元の山域を楽しむこととしたい。
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