東赤石山→八巻山 『アドベンチャールートから山友と契りを交わす編』
- GPS
- 05:39
- 距離
- 9.5km
- 登り
- 602m
- 下り
- 459m
コースタイム
- 山行
- 7:23
- 休憩
- 1:03
- 合計
- 8:26
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
積雪は20cmほどありました。 ノーアイゼンで通しましたが、不安な方は付けた方が無難です。 東赤石山山頂直下の大岩がツルンツルンに凍っていて危険です。 八巻山は雪もあって難易度が増します。 くれぐれも無理をしないように慎重に歩いてください。 |
写真
感想
しかし・・繁忙期だ。携帯の着信は1日80件を超える毎日。アレコレ処理してってもなんか終わらない。まるで耳の日とひな祭りが一緒に来たかのような感覚に襲われる。おおよその手配を付け、山に行くから電話してくんなと各方面に伝えてはいたが、ヤブの中で着信・急登で喘いでる時に着信・山頂でウットリしてると着信と全く興を削がれた事この上なかった。ケータイ、良し悪しだぬ
さてお山。今回の伴侶は
『外道の探索者・10shinranman。属性は闇』
アレやコレやとルートを提案してくるが、その全てが「ここから、こう道を外れてやな〜」とか、「この付近から華麗にヤブに突っ込み〜」的なものばかり。
『オッサン、普通に山行けんのかぃ!?』
と思いはしたがほぼ「想定の範囲内」とかいうヤツだったので八巻に行きたい事だけを告げ、細かいルートはリーダーにお任せした。
ルートの説明とか概要は10shinのとっつぁんの通り。
が、やや誇大。ワタクシが強いワケでも山慣れしてるワケでもない、10shinのとっつぁんの体調が悪かっただけー。確かにナル写真撮ってくれとは頼んだけど。
罵倒はしていない、心の中で思っただけ✌
酒は確かにとっつぁん、ショボかった。もっと飲めやー。
てか本日は登山部メンバー、ハーレム山行やらデート山行でお忙しいようだ。ワタクシだけなぜこのようなオジさんと居なければならないのか^ ^
親指、痛いっす。2,3針縫ったら治りが早いとも言われたがあまり病院には行きたくない
今日は待ちに待った、sin-kazamaとの初デート♡
瀬場登山口で前泊することになった。
一般道でのらりくらり行っていると、大野原辺りでしんくんから電話が。
下手をうって親指を飛ばしたとゆうじゃないか!
松山から瀬場へ行くには大永山トンネルがチェーンしないと通れないかもしれない。
そうなると、この指ではチェーン巻けないので、てめえがマイントピア別子まで来やがれと......
んなもん知るか!歩いて瀬場まで来やがれ!と思ったが、小心者なので言えなかった (´+(エ)+`)ウゥ
なので、明日はマイントピア別子からてめえの車で行くぞとなった。
それならハナから新居浜まで高速で行ったのに......
マイントピア別子に着くと怪しい車が何台か止まっている。
手前の待避場で様子を伺っていると、すぐ横をタイヤ泣かしながらマイントピア別子に入って行く車。
こんなヤカラに囲まれてオヤジ狩りされたら怖い ((((/*0*;)/
しんくんの到着を待って、刺激しないように離れた場所で小宴会がはじまった。
0時には寝たかったんだが、寝させてくれず、結局1時過ぎに就寝。
車は冷え切っていると思ったが、意外と暖かい。
これなら余裕で寝られそうだ。
しかし、途中あまりの寒さに目が覚める。
まるで外で寝ているかのような寒さ ((*TT*))サムイ
エンジンつけるべきか迷ったが、寒さに勝てずエンジン始動。
もう4時じゃん!
5時起床なんであと1時間しかない。
窓を叩く音がして起きると5時半過ぎているじゃないか。
大永山トンネル近辺は難なく通れた。
しかし、瀬場をあっさりスルーして6kmも行き過ぎて気づく。
結局、7時半前のスタートとなった。
予定より1時間以上遅い。
瀬場登山口からは床鍋登山口に向けて車道歩きをして、床鍋登山口に入る道を少し入った所からテキトーにアドベンチャールートに取り付いた。
1400m過ぎから傾斜がキツくなりそうなので、手前から一般登山道に合流する計画だ。
急登りもあるが、道はしっかりしていて問題ない。
最初は鉄塔保線路だった。
背丈を超えるスズタケの藪もあったけど、数分で突破。
しかし、1232P手前で結構な斜度が現れた。
戸惑うボクをよそにしんくんはスタスタと登って行った。
次の木を掴むまでの間で滑落したら怖い。
恐る恐る一歩一歩確認しながら登って行く。
だが、手首ほどある木でも腐っていて、簡単に折れてしまうものもある。
上でせせら笑うしんくんをよそに、ボクはヒヨって這い上がった。
結局、登山道に合流するまで3時間もかかってしまった。
今日は何だか最初から息が上がって進まなかった。
それがこの後ずっと続くことに。
東赤石山分岐で休んでいると、遠くから飛行機の音がする。
よく見ると三森山北面を低空飛行で戦闘機が!
これが問題となっている米軍の低空飛行か。
写真を撮る間もなく飛び去って行った。
4時間20分かかってようやく東赤石山山頂にたどり着く。
山頂で休憩していらした方に記念写真を撮っていただいて、三角点に。
山頂より三角点の方が広々として眺望もいい。
海の向こうに目をやると、なんと伯耆大山が浮かんでいた。
これだけの快晴にはなかなか恵まれない。
風もなくて気温も3℃ぐらいありそうな感じ。
ここまでヘロヘロだったので、もっとゆっくりしたかったが、鬼軍曹しんが八巻山に行くぞ!とっととついて来い!とうるさい。
しかし、この八巻山はとても素晴らしい山塊だ。
北だか南アルプスのどこだかを彷彿させるらしい。
八巻山に魅了されながらスタスタと登って行くしんくんをよそに、ボクは恐る恐る一歩一歩確かめながら進んで行く。
おい!何ヒヨってんだ!
さっさと来やがれ!
何度も鬼軍曹しんに罵声を浴びせられながら、東赤石山三角点から35分で八巻山くんにたどり着いた。
おい!ジキハゲ!ここで写真撮ってくれ。
違う!このアングルからだよ!
ナルシストしんは色んな撮影パターンを要求し、自分の世界に浸っていた。
崖に背を向けて立つナルシストしん。
崖ドンの絶好のチャンスだったが......
山仲間を崖から突き落とす、ついカッとなって......
ただでさえ汚いオッサン、これ以上手を汚すことなどできない。
雪で難易度も上がって怖かったけど、八巻山くんはとても素晴らしい岩山だった。
その後、赤石山荘まで降りて一休み。
当初、八巻山から前赤石山を経て物住頭まで行く予定だったが、そんなことは1232Pにたどり着いた時点で頭からスッ飛んでいた。
復路は登山道を外れ、アドベンチャールートを行く予定だったが、それも東赤石山山頂にたどり着いた時点で頭からスッ飛んでいた。
下りは踏み抜きに注意しながら慎重に下る。
夏道も知らない山なので、岩の間を踏み抜いて捻挫でもしたら鬼軍曹しんに何をゆわれるかわからない。
帰りの木橋で渡っている途中のしんを木橋もろとも奈落の底へと誘おう衝動に駆られたが踏みとどまる (^^;;
この下山道、ウンザリにもほどがあるほど長かった。
赤石山荘から2時間かかってようやく瀬場スチャンに降り立った。
鬼軍曹しんには着いていけないと思ってはいたが、この男やはり山慣れたヤツだった。
到底この男に着いていくことなどできやしない。
もっと体力と技術を磨かなければ!
お山よ今日も素敵な1日をありがとうございました。
色々あったけど、絶好の快晴のもと、なかなか見られない絶景を堪能し、八巻山くんに魅了され、山友しんとの愛情も深まり契りを交わした (*^^*)
カナちゃんもゆるい初心者向けバリなら行くと言ってたし、しんよアンタの人望でハーレム登山を企画しろ!
ハーレム登山を大佐に任せ、快適さが約束された大山北壁&縦走にも背を向けてマイナーな藪に汗を流すか・・・渋い、渋すぎる。男の生き様ってのはこういうもんなんですね。
かっこいいぜ、SHIN
強烈な右フックをありがとうございます( ; ; )
北壁行きたかったのですがこちらの約束が先で。
阿弥陀、約束してたらキャンセルの大失態カマすとこでした
しん!師匠の誘いを断るとはなんとゆうことを......
こんな汚いオッサンとの先約なんかドタキャンして行けばよかったのに (^^;;
雪の八巻とか怖すぎて近付く気にもならん。春を待って行ったろ。
しかし、怪我があったり毛が無かったりややこしい(笑)
mbaさん
はじめまして (*^^*)
しんくんの良きライバルですね (^^;;
ボクたちブサイクとかけ離れたイケメンで羨ましいです (^^;;
怪我と毛
上手いこと言いますね ☆⌒(*^-゜)b
親指飛ばしたゆうからこれは大変やと思って、仕方なくマイントピアまで行きましたが、翌日傷口見てみると、しょうもないかすり傷でしたわ (^^;;
これからはmbaさんのことを『サンレイの貴公子』と呼ばせていただきます (*^^*)
大したことなかったよ、八巻。
(厳冬期!八巻山!!我々だから踏破できた!)
とかてタイトルにすりゃ良かったかな^ ^
オッサンほざいてますが大怪我で・・。今にも親指ちぎれそ。毎分1リットルくらい血が流れてますわ✌
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