野根山街道全縦走〜しろがね▶︎奈半利

2025年05月07日(水) ~ 2025年05月08日(木)

• GPS: 18:05
• 距離: 39.1km
• 登り: 1,946m
• 下り: 1,937m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:14
• 休憩: 0:00
• 合計: 8:14

距離 17.6km 登り 1,416m 下り 524m

8:47 スタート地点
17:01 岩佐関所跡

2日目

• 山行: 7:45
• 休憩: 1:47
• 合計: 9:32

距離 21.5km 登り 530m 下り 1,413m

8:38 岩佐関所跡
9:02 9:12 野根山
9:30 9:37 岩佐関所跡
10:33 10:53 お産杉
10:59 11:07 装束峠
11:16 12:06 装束山
12:08 12:09 熊笹峠
12:36 羽根林道登り口
12:39 12:40 宿屋杉登り口
12:45 12:55 宿屋杉
18:10 ゴール地点

天候

1日目：野根麓は快晴、山手は薄く曇り空
2日目：雲一つない青空

アクセス

利用交通機関：

自家用車

奈半利マルナカに駐車。

奈半利⇒野根[バス停]
06:52⇒08:36
------------------------------
【所要時間】1時間44分
【運賃】IC:2,280円(きっぷ:2,280円)
【乗換】1回
▽06:52発【奈半利】
|○徒歩
▼06:54着【奈半利駅】
▽06:54発
|高知東部交通+安芸-ジオパーク線
|室戸世界ジオパークセンター行
▼07:32着【東大谷口】
|○徒歩
▼07:36着【東大谷口】
▽07:56発
|高知東部交通+室戸-甲浦線
|甲浦岸壁行
▼08:36着【野根】
■料金内訳
奈半利駅+-+東大谷口　1,020円
東大谷口+-+野根　1,260円

写真

5/7 6:48

車をマルナカにデポしておいてバスで野根に向かいます。

5/7 6:49

6：54発です。

5/7 6:57

ICでも行けますが、持っていません。

5/7 6:58

切符をとって下車時に払います。（1020円）

5/7 7:41

東大谷口で乗り換え、7：56発バスにのります。

5/7 8:37

野根で降りました。（東大谷口から野根まで1260円）バスでお遍路さんが乗ってきて、お菓子のお接待させていただきました。

5/7 8:51

この辺は歩き遍路の道でもあります。

5/7 8:54

スタートしてから登山口（しろがね峠）までダイブ遠い！

5/7 8:54

いい天気です

5/7 8:55

ここは河口です。

5/7 8:55

SEA TO SUMMIT TO SEAです。

5/7 8:58

しばらく桜並木の遊歩道です。

5/7 8:58

新米おいしいでしょうね。

5/7 9:13

小学校。廃？

5/7 9:19

まだ6.33�繊�

5/7 9:19

ここに千軒もあったんですね。

「八島千軒
野根山街道の東部は、いく度かルート変更がありましたが、いずれもここ八島で集結しています。〜略〜
「八島千軒」という地名だけが、昔の繁栄を今に伝えています。」

5/7 9:28

あと5.5�繊�もう9時半なのに登山口につかない。

5/7 9:44

水準点GET。

5/7 10:04

なんだか山のほうには厚い雲がかかって暗い。

5/7 10:14

だらだらと続くロードに、こんな俳句が楽しみをくれる。

5/7 10:20

ギンリョウソウを必死でとるおっちゃん。

5/7 10:25

水準点2こめ。

5/7 10:51

昔の人も辛かった坂なんですね。

「左手ヶ坂
この大カーブの左下方が、四郎ヶ野峠から野根へ至る旧街道の難所左手ヶ坂です。
明治三年 岩佐関所・同七年郵便路線の街道利用廃止となり、公道としての利用は終えましたが、昭和に入るまでは、生活道として利用され、今も石畳等がわずかに残っています。
また、この道は急坂のため、殿様の読かきは、蟹の横ばいのように横向きにかつがねばならなかったので、片方は左肩でかつぎました。
このため、道幅も広く作ってあり、野根の百姓は、左肩でかつぐ練習を日頃より心がけていたようで左手ヶ坂と呼ばれたものです。」

5/7 10:52

一本杉はどれかな、わかりませんでした。

5/7 11:02

ユキモチソウがたくさんありました。

5/7 11:02

つやつや雪餅。

5/7 11:07

きた！

5/7 11:07

やっときた〜、のY字バランス。

5/7 11:09

11時になってしまいました。

5/7 11:10

いよいよ！ここから入ります。

5/7 11:10

東屋とトイレがあります。

5/7 11:11

ここからのUPDOWNに備えて腹ごしらえします。

5/7 11:54

キランソウ

5/7 11:59

きれいなトレイル

5/7 12:02

ギンリョウソウがいっぱい

5/7 12:07

標識があって助かります。

5/7 12:07

新緑にパワーをもらいながらどんどん行きます。

5/7 12:15

青空があればもう少し楽しいのに。

5/7 12:50

5/7 12:50

ぎんちゃんファミリー

5/7 12:54

5/7 13:04

立派な木！

5/7 13:05

テンパクなのでザックが重くてこたえます。

5/7 13:10

ベンチ。人類の発明品にすがります。

5/7 13:10

「花折峠」駕篭にのったお殿様がかごから花がとれるほどの急登なんです。しんどいはずです。

5/7 13:28

「五代の崩（つえ）」
「崩」とかいて「つえ」と読むんですね。危険区間。

5/7 13:38

トレイルはきれいです。どんどん歩きます。

5/7 13:51

一日目はUPDOWNが多めです。

5/7 13:54

「清助地蔵」
難所にお地蔵様。信仰心の高い方がたくさんおられたんですね。お地蔵様が朽ちてしまったのは残念です。

5/7 14:05

ぎんちゃん。フリルがいっぱいつけています。

5/7 14:08

青空がほしい新緑のトンネル。

5/7 14:18

昔の街道の雰囲気あります。

5/7 14:18

大きな木。ヒトの営みをずっとずっと昔から眺めおろしていたんだろうなー。

5/7 14:20

「一の門」

5/7 14:20

分岐点。

5/7 14:20

剥げていますが方角と周辺の風景が書かれていたようです。

5/7 14:38

まだ先は長いです。

5/7 14:38

「小野御茶屋の段」
一度に数百人が休める場所！こんな茶屋が野根山街道にはいくつかあったそうです。

5/7 14:38

いまはベンチと椅子があります。

5/7 14:38

確かに平に広がっています。一休み入れたくなりますね。

5/7 14:40

シンボル的な木がたくさん。

5/7 14:40

面白くて足を止めてしまいます。

5/7 14:41

ゆっくりゆっくり

5/7 15:06

「五里塚」
一里は36町（3.9273キロメートル）。ヒトが歩くスピードとして、1時間（＝半時）に一里（4キロ）がちょうど良いというコラムを読みましたが、山の一里はしんどいぞ。

5/7 15:06

GOALまで五里（約20キロ）。

5/7 15:22

気持ちのいい樹林帯のトレイル。

5/7 15:25

5/7 15:25

5/7 15:27

5/7 15:27

5/7 15:35

5/7 15:35

5/7 15:48

次の地蔵峠で休憩しよう。

5/7 15:48

段の谷山は別の山行で行きます。

5/7 15:48

クイズ！
「本の皮に黒い斑点
枝を折ると良い香りく
和菓子の揚技に利用」さあて、なぁんだ？

5/7 15:49

クロモジです。

5/7 15:53

「地蔵峠」周りをみると大きな杉がたくさん残っています。

5/7 15:54

5/7 15:54

優しいお顔。

5/7 16:23

いいトレイル。

5/7 16:51

図根三角点。

5/7 16:51

5/7 16:53

木漏れ日気持ちいい。

5/7 16:58

やっと今日の宿泊地が見えてきました。

5/7 17:00

すこしウロっとしたのですが見当たらず、水場の確認はしていません。

5/7 17:00

「川島家屋敷跡」広くてすごい立派な家です。

5/7 17:00

5/7 17:00

御手洗があって宿泊にもってこい。

5/7 17:00

5/7 17:01

5/7 17:01

「岩佐の清水」「土佐三大清水」だそうです。

5/7 17:08

5/7 17:09

「木下家墓所」お墓は見当たりません。

5/7 17:09

東屋の中にテント貼りました。

5/7 17:09

「岩佐の関所」

5/7 17:13

古い石標も残っています。

5/7 17:13

まだ半分も来ていません。

5/7 17:13

関所の見取り図。

5/7 17:13

案内板。

5/7 17:13

「二十三士」

5/7 17:15

レコでよく見る門です。

5/7 17:15

関所にも存在感のある木が2本ありました。

5/8 9:01

テントを片付けたあと、まずは野根山ピークハント。

5/8 9:01

点名：岩佐ー983.5M

5/8 9:02

野根山ー三等三角点

5/8 9:04

朝のY字バランス。

5/8 9:08

よく見たら恐竜がいました。

5/8 9:45

「四里塚」

5/8 9:46

今日はいい天気です。

5/8 9:52

5/8 9:53

大きな杉

5/8 9:53

根上がり杉。

5/8 9:54

私がすっぽりと入ります。

5/8 9:54

木のしたでY。

5/8 9:57

苔むす

5/8 10:16

5/8 10:22

5/8 10:42

「お産杉跡」ここで一人先にお昼ご飯。

5/8 10:43

身重の身体で女一人でよく野根山越えしようとしましたよね。しかもこんな山のど真ん中で出産したのですか。すごい。

5/8 10:59

「装束峠。」ここで装束をお着がえしたのだそうです。

5/8 11:02

「お茶屋場」一般ピープルは入れなかった場所！入るなと言われると入りたくなります。お殿様のお駕篭置き場を探して石畳を奥まで歩いてみましたが、見当たりませんでした。

5/8 11:09

先へ進んで

5/8 11:11

お産杉のところで少しお昼たべたのですが、お腹すいてるのか足が前へ進みません。

5/8 11:16

ここで2回目の昼ごはんします。

5/8 11:16

装束山ー一等三角点ー点名：装束森ー1083.1M

5/8 12:00

5/8 11:16

展望所にあがります。

5/8 11:17

見下ろして。

5/8 11:21

撮っていただきました。

5/8 12:05

歌碑「うき世には、かかれとてこそ生まれけめことわり知らぬわが涙かな」

5/8 12:03

土御門上皇歌碑でした。濡れ衣です。

5/8 12:08

見晴らしがよくて気持ちいいです。

5/8 12:08

太平洋が見えていました。

5/8 12:09

「熊笹峠」

5/8 12:18

宿屋杉へ。一番みたかったのはここです。

5/8 12:18

「参勤交代の道」3月13日だけで野根山街道を駆け抜けたようですが、信じがたいです。

5/8 12:18

気持ちいがいいです。

5/8 12:34

5/8 12:35

いったん車道にでるところありました。

5/8 12:44

お昼を過ぎてしましましたが、まだ先は長いです。

5/8 12:44

宿屋杉につきました。りっぱな東屋があります。ここを宿泊地にしてもよかったです。

5/8 12:44

「宿屋杉」もとは13Mの大杉。昭和9年の室戸台風で崩壊。根元の空洞は4、5人の旅人が休めた広さ。

5/8 12:44

ヒトがすっぽり埋まります

5/8 12:45

おれた上の部分の杉です。その上に新しい植生がたくさん出ていました。

5/8 12:45

5/8 12:45

命

5/8 12:45

5/8 12:46

宿屋杉とY。

5/8 12:47

トトロも休ませます。

5/8 12:47

すこし休憩をとりました。

5/8 12:57

「三里塚」

5/8 12:57

「三里塚」

5/8 13:09

「野根山街道」50�繊�

5/8 13:10

5/8 13:16

「中岡慎太郎」歴史に疎く話が頭に入ってきません。

5/8 13:18

藩政林

5/8 13:24

散策の道がありました。

5/8 13:37

急ぎ気味です。

5/8 13:41

5/8 14:01

「笑い栂」どれがそのツガの木なのかわかりませんでしたが、怖いなと思い、急いでおりないようにします。

5/8 14:04

「お茶屋場」3つ目です。

5/8 14:05

お茶屋さん、石垣になっていますね。

5/8 14:05

私もお茶飲みました。

5/8 14:09

「六部様」

5/8 14:09

手水舎でしょうか。

5/8 14:10

5/8 14:10

お地蔵様

5/8 14:10

お社でしょうか。

5/8 14:25

「二里塚」

5/8 14:25

昨日より今日は見どころがあり、時間が押しています。

5/8 14:30

「石畳の道」

5/8 14:31

この石畳、昔は通りやすくするために施工したのでしょう。ただ私はかたい石畳（崩れているところも多々あり）だと歩きにくく感じました。ペースダウン。

5/8 14:41

5/8 14:41

5/8 14:45

遊YOUの森とは？

5/8 14:59

竹に囲まれた道まで降りてきて標高が下がった感じがします。

5/8 15:00

5/8 15:00

ぷっくり餅が出てきています。

5/8 15:02

きれいな東屋がありました。

5/8 15:02

ここが白石神社ですね。

5/8 15:02

よこには坂本神社とも書いてあります。

5/8 15:16

「白石神社」

5/8 15:17

急な階段が疲れ気味の足に応えます。

5/8 15:18

狛犬さん可愛い。

5/8 15:18

あんよ！可愛い！！

5/8 15:19

本殿の中に囲炉裏がありました。不思議。神様が囲炉裏であたたまっているのかな。とてもきれいに祀られていました。

5/8 15:39

途中の民家窓ガラスに貼られていた広告が気になりました。「赤い鯨を探せ！」とは？

5/8 15:47

奈半利の有名な動物園の動物たちにありました。

5/8 15:48

鶏さんの餌はパンの耳なんですね。けっこう食べるんですね。

5/8 15:49

頭が黒い鶏さんもいました。

5/8 15:49

めっちゃ元気でした。

5/8 15:49

ヤギさんもたくさん！

5/8 15:50

5/8 15:50

5/8 15:50

5/8 15:50

5/8 15:51

走り回る！

5/8 15:51

クジャク！

5/8 15:54

県営住宅への入居募集・・・いいなぁ。この集落のおじいさんとお話ししました。いまは2世帯しかいないそうです。仕事辞められたら、こんないいところに住みたいです。

5/8 15:54

5/8 16:05

この道、かと思って突き進んでいったら出るところが堤してあっておりられませんでした。どん詰まりです。

5/8 16:05

いまは堤で出れませんが、数年前までは使われていたのかもしれません。

5/8 16:12

戻ります。

5/8 16:28

みなさん、気を付けてください。

5/8 16:30

「一里塚」

5/8 16:30

さきへ急ぎましょう。

5/8 17:08

「朝休み場」もう少しです。

5/8 17:23

「水のみ場」飲めそうではありませんでした。

5/8 17:26

写真で奥に輝いているのは太平洋です。

5/8 17:39

キンランを見つけました。

5/8 17:41

街道の終点！

5/8 17:42

やりきりました。

5/8 17:44

青空に石碑。

5/8 17:44

5/8 17:45

山とY。空に明星の月！

5/8 17:46

野根山街道は非常時の避難場所となっていました。

5/8 17:59

デポしてある🚙まで奈半利の街をあるきます。

5/8 17:59

うだつ

5/8 18:01

旅小屋

5/8 18:01

「江戸時代の旅小屋」

5/8 18:01

趣

5/8 18:03

「高札場」

5/8 18:05

達成感が半端ないです。

5/8 18:10

無事に帰ってこれてよかったです。

やりきりました。お疲れ様でした。

お土産

5/8 23:07

四国百名山ひとつ〇つけました。

撮影機器：

iPhone 13 Apple

装備

個人装備

食事 エアマット シュラフ 長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 行動食 飲料 笛 GPS ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め サングラス タオル 虫よけ 望遠鏡 iPhone 接眼レンズ 着替え ヘッドランプ ストック

感想

天空のともちゃん

〇今回の山行目的
・四国百名山「野根山街道」参勤交代の辛さを知る
・テント泊楽しむ
・いつもの3-4倍のザックなのでゆっくり歩く

〇天気
1日目：おおむね良し
2日目：めっちゃ良し

〇アクセス
奈半利のマルナカに駐車
奈半利から野根までバス

〇ルート
迷いポイントなし
奈半利側に一部通れなくなっている箇所あり（写真後半に記載しています）

◎感想
街道に色濃く残る人の営みがあり
それぞれの箇所が興味深く歩けました。
その感想はここに書ききれませんので、
それぞれの写真をご覧になってください。

四国百名山の中でもトップクラスで
手を付けるのが億劫だったのですが
ご一緒してくれる変な山友がいて
楽しく踏破することができました。感謝します。

〇面白エピソード
・スタートして8キロのロードがきつくて野根山街道入る時点でお昼！焦る。
・もっていった行動食が腐っていた。知らずにガブリついて、、、カビの刺激が身体中に回る。ずっと口の中にカビの味が残る。夕方から腹痛。
・夜は寒かったのでシュラフにくるまって一人宴会。気分よくなりウィスキーを飲みすぎた。寝起きはしばらく頭痛に悩まされました。
・2日目の朝ごはんが少なかったのと水分がとれていなかったので、足が動かなかったが、2回の昼ごはんでみるみる復活。食べるって大事。
・夜中、山友をなんども足蹴りしたそうです。（記憶なし）ごめんなさい。

〇気になるポイント
・奈半利のおりてきたところの集落、2軒しかなくてさみしい。
・そこの自然体験学校が素敵でした。調べたら1000円で泊まれるとありました。↓↓↓

奈半利町立生活体験学校
廃校になった奈半利小学校米ヶ岡分校を利用した、宿泊可能な体験交流施設。自然豊かな山々や田んぼに囲まれ、本館と風呂棟、作業場兼野外炊飯棟に分かれている。
施設では、昔ながらの田舎暮らしが堪能でき、現荘では珍しい、釜戸での自炊や薪割り風呂等が体験できる施設となっています。
興味がある方は、気軽にご連絡下さい

https://kochi-tabi.jp/search_spot_activity.html?id=1341

https://higashi-kochi.jp/hotel/detail.php?id=92

コメント

granpa

おおっー！
一日で踏破したのか〜！
やったね＼(^^)／

天空のともちゃん

granpaさん！
私はあちこち余所見多くてペースもゆっくりのノロマハイカーなので2日かけました💦
参勤交代って街道沿いの街のみんなをあげての大行事でした。大名背負うのも大変ですねー！！