真冬の社山に登ったけど雪がない!!!
- GPS
- --:--
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 678m
- 下り
- 678m
コースタイム
天候 | 晴れのち小雪のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場は除雪してあります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
○狸窪の民家までは除雪してありました。 ○狸窪から阿世潟、阿世潟から阿世潟峠までは雪がありますがしっかり踏み固めてありました。稜線上は、地表と雪面とが半々くらいです。 ○軽アイゼンで十分です。 |
写真
感想
去年の6月に、社山から黒檜岳へ縦走したとき、ネットに投稿された社山の冬姿を見て、是非、冬の社山をこの目で見たい、登ってみたいと思っていた。
厳冬期なのでいろは坂のチェーン規制を覚悟して出かけてみたがここ数日は降雪がないようで、ノーチェーンで歌ヶ浜の駐車場まで行けた。
予定通りの好天で男体山が一層大きく見える。気温は氷点下6度だが、中禅寺湖の湖面が波立つ程度に風があるのでちょっと寒い。ウインドブレーカーを着て歩き始める。
狸窪までの林道は除雪がしてあるので歩きやすい。その先、阿世潟までも積雪はあるもののしっかり雪がしまっているのでもぐることなく夏時間で歩けた。ここでアイゼンを着けて阿世潟峠まで登った。
夏もそうだったが、阿世潟峠は風の通り道らしく風が強い。立ち止まっているとひと汗かいた体がすぐに冷えてしまう。峠から先は思ったより雪が少ない。少ないというよりかないといった方がいいだろう。所々地面が出ている。
展望の良いアンテナピークに着く頃には男体山にガスがかかってすっかり曇ってきてしまった。さっきまで見えていた白根山方面は完全に見えなくなっている。反対側の足尾側も、足尾の街並みは見えているのに山にはガスがかかっていた。
それでも社山への稜線はしっかり見えているので急がず、慌てず、バテないようにゆっくりと登った。
ほどほどに雪の積もった社山の山頂には当然誰もいなかった。皇海山は見えないものの男体山だけはかろうじて顔を見せていた。小雪が舞い始めたものの青空も時々顔を出すので日差しが出るのを見計らって記念写真を撮った。
のんびりしたい山頂だが、天候がころころ変わるので気が休まらない。さほど寒くはなかったが、今日はこの先、できれば半月山まで行きたいと思っているので重い腰を上げて阿世潟峠まで戻ることにした。
いつものことだが下りは早い。一時間半かけて登った道だが半分の時間で峠に戻ってきた。山頂では青空も見えていたのに峠に戻ったときには小雪が舞う曇り空に変わっていた。
半月山まで行ってその展望台から八丁出島の先にそびえる男体山を見たかったがこの天気では到底その希望はかなえられそうもなかった。最近撤退の判断は早い。判断が早いと言うよりかあきらめが早いのだ。昔だったら展望があろうがなかろうが、計画したコースは何が何でも歩き通したのだが近頃は歳のせいか無理をしたくなくなったのだ。まあ、単独行が多いのでこれでいいと思っている。
冬の社山に登ったのだから一応目的は達したのだから未練はない。帰るとなったら早い。さっと峠を下り、阿世潟に着いき一服してたいたら、さっきまで降っていた雪はやみ、再び青空が戻ってきた。もう一度、登り返す気力などはない。半月山は紅葉の時期にでもアレンを連れて登るとしよう。
しっかり汗をかいたので着ているものがずいぶん湿気っぽい。やしおの湯で暖まってさっぱりした服に着替えよう。なぜか今日はお腹が空いた。
そうだ、今日の夕食は、羽生パーキングの鬼平江戸処で鰻重でも食べよう。温泉とグルメ巡りも山へ出かける楽しみのひとつなのだから。
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