足尾 松木川 黒沢
栃木県
sawagurui
chicken_man
ばにこ
mooree
団栗林 権蔵
- GPS
- 10:19
- 距離
- 15.7km
- 登り
- 1,335m
- 下り
- 1,327m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 10:10
- 休憩
- 0:08
- 合計
- 10:18
| 天候 | 晴れ時々曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年05月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
利根川水系 松木川黒沢 体感2級上 水量多い ラバー向き 雪渓上部にちょっと 詰め悪い ■アプローチ 松木川左岸を歩き、3号堰堤の手前で右岸から出合う沢が黒沢。対岸に渡るには堰堤の上から渡渉して、薄い踏み跡を追うと黒沢の出合いに容易に降りられる。 歩き出しから黒沢出合いまで90分。 ■黒沢遡行 無名沢に比べると滝の数は少ないが、デカい滝が4個程ある。 滝の巻きはそれ程大高巻きにはならならない事や、遡行距離が短い事などから遡行グレード的には2級上としたが、今回の水量で全ての滝を直登するなら体感的にはもう少しある。 詰めの悪さも天下一品というのも、その理由の一つ。 ■下山 登山道合流から下山まで、一般登山道で2時間半。 |
| その他周辺情報 | 中華料理 栄山 |
写真
時間短縮のため、モーリさんとKCは巻いた。
ば）団栗林さん、モーリさんとリードしたから次はKCでしょ！と団栗林さんとモーリさんにそそのかされぶっこむことになった哀れなKC。。。モーリさんはKCの勇姿を撮影するためにフリーでいった
1
ば）何度かトライするが水流が強く断念。モーリさんにバトンタッチするが断念。団栗林さんもいくが断念。まずい！と思い鶏さんに我々二人で巻いて、ロープを上から垂らそうか？と相談していると。。。
1
ば）クライムダウン出来る所があったので、モーリさんとKCを引き戻し残っている二人とギアを回収するため巻く。ゴボウで登りながら登攀の攻略をする団栗林さんはさすがだと思った
2
ば）鶏さんがなかなか上がってこれず最後はみんなで一本釣り。あまりの寒さにガタガタしてた。沢始めなのに。。。最年長なのに。。。哀れだ。。。（笑）
ば）優しい団栗林さんがダメだったらロープだすよ！って言ってくれたけどロープを持っているのは私です(∀｀*ゞ)エヘヘ不安になったからお助けもらった（笑）
不安になったからお助けもらった（笑）
装備
| 個人装備 |
50ｍザイル ガチャ類 ビバーク装備
|
|---|
感想
最近立ち上げられた謎組織、東北遡行同人ゴルオヂにお誘いいただき足尾の沢へ。
九州遠征で謎の感染症にかかり、発熱してダウンしていたが、強いオジサンたちがたくさんいるからついて行くだけなら何とかなるだろうと誘いに乗る。
現地集合して出発、アプローチ長い。ようやく入渓すると早速連瀑帯。F1は巻く、F2は途中からロープ出す。
自分は巻いたが、小さく巻きすぎて登攀ラインの上部をフリーソロするハメになった。
F3は乾いた壁を快適登攀、F4は記録で見ていたよりも水量多く寒そうなので巻くつもりでいたが、直登しか頭にないゴルオヂさん達に唆されて登ることに。結果ドシャワーで顔も上げられず、シャワーを浴びるだけ浴びて敗退。ゴルオヂさん達に代わるも全員震えながら戻ってきた。大人しくクライムダウンして高巻く。
その後はヤバイガレ地帯となり、神経をすり減らしながら登った。下山は快適そのもので爆速で下りて夜勤に何とか間に合った。みなさまお疲れさまでした。またお誘いお待ちしてます。
つい何日か前まで滑ってたのが沢初めでいきなりのドシャワー。あげく低体温症で滝の中でまともに登ることが出来なくなり、自分史一二を争うヤバさでした。
最近寒さに弱い体になったなあとは思ってましたが改めて年齢は正直でした。以後反省を踏まえつつ精進の日々。
ちなみに黒沢そのものは詰め意外は登りやすくダイナミックで楽しいところでした。もう少し暖かくなったらもっと楽しめそうですがかなり鹿が多いのでダニやヒルがとんでもなく多そうな気もするのでどんなモノでしょう。
季節感がないモーリさんと団栗林さんにKCまで混ざってきたら遡行祭りになると思った。
そんな中、沢始めの最年長の鶏さん。
初めての足尾の沢に心が躍っていたのに冷たいどシャワーの洗礼をうけることになった。かわいそうに。。。（笑）
KCもF4は巻くと思っていたのに最初にぶっこまされるとは思っていなかっただろう。かわいそうに。。。（笑）でも内心は楽しんでたはずだ！
これを見て低体温症になりたくないからモーリさんが来ているウェット？を買おうと心に決めた。
脳がバグっている。
3月初旬から沢に入り、もちろん体は徐々にヒートアップ。
5月初旬の今時期に、既に体は出来上がっている。
気持ち的には既に夏本番のような沢選びだが、前回も前々回もその前も、水に触れて初めて、
「あ、まだ4月だった」
「あ、まだ5月か」
と思い知らされる。
滑稽極まりない。
バグっているのだ。
脳と体と季節のズレが生じている。
そんなバグり沢ヤに付き合わされて、沢始めに低体温になりかけてた鶏氏はあまりにも悲惨だ。
数十分シャワーに打たれ続けながら必死でロープにしがみつく姿を見ると、ウチの長老をもう少し労らねばと少し反省した。
がしかし、低体温になろうとも超人的回復力で爆速で下山して行くと姿を見ると、今シーズンも長老は健在だなと安堵した。
そんなバグりゴルオヂ達をよそに、松木川黒沢は良き沢であった。
松木川右岸の沢はこれで4本遡行したが、それぞれが別の顔を持ち、そのどれもが素晴らしき渓であった。
詰めのクソガレもまた、松木川右岸の象徴。
個人的にはこれで松木川流域は一旦一区切りにさして頂きます。
楽しい時間をありがとうございました。
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